新型インプレッサとBRZの同位性を観察する
2012年 01月 22日
地域に折り込んだ
かわら版159号は大ヒットした。
BRZの価格も決まり、順調に受注も入っている。
加えて新型インプレッサも受注好調で
既に4月以降の納期になりつつある。
このところ100%2リットルモデルを受注しており、
潜在需要の大きさに驚いている。
これは、小学校の給食で慣れ親しんだ
たこちゃんウインナーが入った愛妻弁当だ。
昨年暮れから弁当どころではい程忙しかったが、
妻にも余裕が出来た。
今月も残り3分の1だ。元気良く過ごそう。
今年の開田高原は例年より雪が少なかったが、
ここ数日の大雪で帳尻が合った。
は雪上を走りインプレッサの潜在能力を引き出す。
高速道路で多重衝突が起きた。
美しい雪景色が浮かんでいた。
写真より遥かに幽玄な光景だった。
上から積もったのではなく、
筆で彩られたように、
ペットリ貼りついた雪だった。
多重衝突事故はこの雪が引き金になった。
少し時間がずれたら事故に巻き込まれたかもしれない。
事故の直後に、
高速道路を独り占めした。
日が昇るにつれて気温が上がり、
晴れ間が覗く。
誰も居ない高速道路を
激走する愉しさは格別だった。
大晦日のテストは非常に良い刺激になった。
2代目レガシィB4とG4を比較してまとめた。
インプレッサは、
2リットルと1.6リットルで全く性格が異なる。
先代のインプレッサは、
リヤサスが世界最高水準とも言える凝った構造で、
アネシスがデビューした時、
全てのバリエーションを乗り比べた。
それらはどれも性能差をあまり感じさせない地味な存在だった。
それに対して、
G4は面白いほど、それぞれに個性を感じる。
また雪上で1.6スポーツと比べると、
G4をおっとりした印象に感じた。
ところが高速領域で試すと、
400ccのアドバンテージが見事に現れる。
それに対して1.6スポーツは、
G4の2リットルエンジンを搭載したAWDは、
旧型のB4と比較すると、時々共通性を感じるのも面白い。
スポーツを徹底的に試した結果、
今回のフルモデルチェンジで、
リヤのクロスメンバーが再設計されたのは、
BRZと共用できるようにするためだろう。
そうなると更に納得いくまで走りたくなった。
縦横無尽に攻めた。
中央自動車道の復旧にかなりの時間が掛かったらしい。
大月インターチェンジで強制的に降ろされた。
遅れを取り戻そうと、
伊那谷から権兵衛トンネルを抜け、
開田高原に向かうワインディングロードで、
全てを忘れ走りに溶け込んだ。
ステアリングの応答が素晴らしく、
スロットルの開きに応じてトルクが湧き出る新型エンジンと、
我慢出来ずにECOスイッチを切ると、
SIドライブを操作した時のように、
エンジン特性と変速制御が一変した。
このドライブフィールは、
多分BRZも共通するに違いないだろう。
開田高原に駆け上ると、
野獣肉ソムリエの「まっつん」が待っていた。
cafe KAZEのマスターは、
ジビエ料理に腕を奮ったようだ。
これはイノシシ・・・ああ、共食いだ。
そう思うと、何となく箸が重い(笑)
イノシシをボタンと例えるが、
こんなに綺麗な肉なら、飾って盛り付ければ牡丹の花に見える。
猪肉は太古の昔から、日本人の食生活の中に浸透している。
この頃は肥満牛が有難がられる時代だけれど、
改めて猪肉を見ると、
日本人に合ったミネラルを持っているに違いないと感じた。
これはイノシシの肝だ。
とてつもなく精がつきそうだ。
続いて鹿肉だ。
この頃かなり日本鹿が増えたと聞く。
開田高原より一山超えた伊那谷で、
専属の調理人として「まっつん」が面倒を見てくれるので、
とてもありがたい。
彼は開田生まれだから子供のころからジビエに慣れ親しんできた。
本当に頼りになる。
さて、
これがツキノワグマの肉だ。
恐る恐る食べていると、
「なにやっとんの。そんなんじゃあかん」
と本田さんが手本を見せてくれた。
野生動物は山に住む人の重要な蛋白源だった。
仕留めたら、
感謝して胃袋に収める事が、
kazeのママはさすがに苦手だと言う。
ちゃんと食べなさいと叱られて、
恐る恐る口にしていた。
何度も煮こぼして
「あく」を抜いただそうだ。
北海道で食べたヒグマの肉を食べたことがある。
ツキノワグマの味は、
もしかしたら幼獣かもしれない。
だから癖が無くて柔らかいのだろうか。
冬眠する生き物だからなのか、
脂の量が尋常では無いほど多い。
臭みも無く、舌触りもよいが、強く手に残る。
皿の上にあるのは食べられなかった脂身だ。
マグロのトロも脂身だからあまり好きでは無い。
この量の脂を摂取する事に対して本能的に黄信号が灯った。
もし食べたら、
自分も数日間は冬眠する必要がある。(笑)
上っ面だけのヒューマニズムは持ちたくないが、
ふと去年の夏に出会ったつぶらな瞳が目に浮かんだ。
一昨年には中津川周辺にも熊が出没して騒ぎになった。
親しい人のグループが、
飢餓状態を救えば里に出なくなると考えた。
良い事とは思えないので、
確かに熊はライオンなどのように他の動物を襲って主食にしている訳ではないが、
人間と同じで、腹が減れば肉を食うのだ。
妙に感傷的になると道を誤る。
ここ開田は、野生と人里のインターフェイスだ。
ここには、
殺るか殺られるか、
あるいは食うか食われるかという壮絶な世界が今でも存在する。
それを忘れてはいけない。
さて、
これが最初で最後だそうだ。
したがってこちらの予約は諦めて欲しい。(笑)
ジビエを食べた翌日、
当然やまゆり荘で温泉に浸かった。
中の湯船と露天風呂では効能が異なる。
内風呂で温泉の効果を肌と呼吸の両方から取り込む。
外では湯に浸かりながら
高山の霊気を全身に浴び吸い込む。
これで心身ともに活性化できる。
1日経ってもどこからか香りが漂うほど、
この湯の効能は素晴らしい。
但し肌がカサカサになるので
十分保湿する事が大切だ。
特に浸透させる方法がある。
湯から出た後で大量の冷水シャワーを浴びるのだ。
こうして毛穴を引き締めると、
湯冷めもしないし、温泉成分も逃げない。
さて、
野獣の肉でカラダが目覚めた。
インプレッサを本格的に雪上で試した。
あらかじめ液晶カラー表示を切り替えると良い。
これならVDCの動作が表示され、
しかも時系列も解る。
閉鎖された圧雪路でG4の20i EyeSightと比較した。
2リッターを搭載したG4と、
圧雪路で比較すると、
1.6FWDの方がシャープで運動性能が高い。
ステアリング操作に合わせて、
歯ごたえもあるし、
タイヤサイズが効を奏している。
見栄えより性能重視を優先したい。
軽量で小排気量のクルマは、
ハンドリングを重視した方が確実に愉しい。
1.6リットルのFWDは、
まるで手のひらの上で操れるようにスポーティで、
秀逸な仕上がりだ。
ウインターロードを縦横無尽に走り回り、
このインプレッサに何を思ったか。
このクルマは限りなく楽しい。
熊肉のように脂が乗った走りを楽しめる。
これは、下手なスポーティーカーより愉しい。
あえてエコに徹するなら、
各種エコアイテムを駆使すると良い。
マルチインフォメーションメーターをカスタマイジングして、
油温を見ると良い。
アイドルストップ領域に到達するタイミングを察知できる。
このタイプは水温をワーニングランプで管理している。
そこで3連メーターの左側に油温、
中央にアクセル開度、
右に平均時速を表示する。
混雑した道路を走行する時は、
これを活用して欲しい。
走りのリズムを分析するのに好都合だ。
また、
こういうシチュエーションで是非表示して欲しいのが、
走行中は平均燃費と瞬間燃費のプラスマイナスを表示し、
停止してアイドリングストップが作動した瞬間に、
更にこの画面を使えば、
給油毎にリセットするだけで、
どれくらいアイドルストップして
ガソリンをいくら節約できたのか正確にわかる。
新しいインプレッサで開田に行くと必ず天気も良くなる。
それに気が付いた二宮さんは、
「これは晴れグルマだね」と言った。
好天が似合うインプレッサスポーツで、
次は氷上性能を試すつもりだ。
事故渋滞、お疲れ様でした。その日、渋滞にはまった同僚も、府中から韮崎まで5時間かけてやってきました。
山梨は、年に3回くらい雪が降ります。すぐ溶けちゃいますが、朝は凍ります。東京から単身赴任してる人たちはノーマルタイヤが多いので、雪の日はハイリスクです。
火曜日は雪の量は大した事無かったのに復旧は大変だったようですね。下り線でトラックをソロリソロリと通しているのを初めて見ました。ちょっと怖い光景でした。
1.6は何とも言いようの無い良い味がします。
スロットルに対してトルクがグッと出るところが、
乗れば乗るほど気持ちよくなり、
今朝もここまで来る間、感心しきりでした。
いのししは根菜類と一緒に味噌鍋で、、、、ああ、また食べたい。
マルチインフォメーションメーター、面白そうですね。
お先に氷上を、楽しんできました。
女神湖の水曜フリー走行日は、これから無さそうです。
もうちょっとで何かつかめそうなので、あと何回か参加しようと考えています。
八千穂の水曜日フリー走行は、2/8のみだそうです。
>いのししは根菜類と一緒に味噌鍋・・・・
その通りです。焼くより絶対の美味しいと思いましたが、
焼肉も初体験なのでちょっと楽しみでした。2切れほどで十分精がつきました。これだけ揃うと、やはり少し怖気づきます。
氷上を楽しまれましたか。いよいよシーズンですね。多分これからブログを見た人も注目するでしょうからどんどん増えるでしょうね。2月3日は自由な時間は作れませんか?
そうですね、山のオールスター勢ぞろいですから!
祝日か水曜日に被ってくれれば、参加できたんですが、、、、
半日ならば休もうと思いますが、どうせなら夜の反省会まで楽しみたいです。来シーズン参加できることを、願っています。
でも、帰れなくなるかもしれないので・・・僕も悩んでます。
今回偶然ですがG4とSPORTの組み合わせが
社長の所と私のところで逆になってしまいましたが
私も兄弟間の性格の違いには深いなぁと感心しております。
今回私はG4の1.6FFと波長が合った様です。
こちらに乗るといつまでも走り続けたくなるんです。
幼少の頃、母親に散々寄生虫を見せられ脅されながら育ったので(笑)、いまだに腰が引けます。
ところで、逆ということはG4の1.6FWDはそれほどまでに素晴らしいんですね!
実はアネシスがデビューした時、色々な組み合わせで試乗して見ました。1.5リットルでも2リットルでも明確な個性を感じませんでした。
ところが、今回の新型を試乗してアイサイト装備も考慮すると
2代目B4と重なり合う部分を感じたので、一番好きだった2.0Rに相当するクルマを導入する事にしました。
ぶっ飛ばしても絶対に12キロ以上走ります。
このぶっ飛ばしての解釈が難しい(笑)
解りやすくいえば
同じシチュエーションでFWDの旧型1.5リットルは、
5MTでも7.9km/lでした。
そう思うと抜群の高燃費です。
上の画像で12キロ前後を推移してますが、
相当の悪条件です。渋滞、過激な高速走行、御岳に駆け上り、
雪上テストの結果がこのデータです。
もし80キロでずっと流したら15キロ以上伸びると思います。
もう数年口にしておりません。。
新型インプレッサの方、「G4」と言う新たなサブネームにスバルの本気を感じたのとこれまで苦楽を共にしてきたNA1.5へのオマージュから
最初の導入はG4のFF1.6I-Lとしました。
当初は一台だけのつもりでしたが1.6Lの出来に満足すると
やはり2.0Lを試してみたいと強く思い追加導入することとして深く考えずに違うボディがいいなとSPORTを選んだ次第です。
同グレードで比較したら重量もホイールベースも同じなのに
結構違うと感じましてSPORTはその名の通りに軽快な感じでして
対してG4はセダンらしいと感じます(笑)
的確な言葉がまだ見つかりませんがG4はマイルドと言いますか・・
まあ1.6I-Lと2.0I-Sでの比較ですから何とも言えませんが
1.6Lの程よい動力性能と軽快かつ静かで快適な乗り味との
絶妙なバランスに好印象を持って居ります。
先代B4の3.0Rと2.0Iの良い所をミックスして更に進化した感じとでも言いましょうか。
燃費もいいですよ。私の地域で80キロ巡航ならば20を超えます。
もう一つ付け加えるならば、FB20は1万キロ乗ると本性を現しますよね。僕は4ATとの組み合わせ(SHJ)で体感してますが、ほんの小手調べのような感じがしました。新シリーズは奥が深いので今後が楽しみですよ。