改定版:FWDエクシーガを再考する
2012年 08月 10日
真冬に見る水墨画のような光景も良いが、やっぱり夏の風景は素晴らしい。
御岳山の雄大な山体を背景にすると、エクシーガのどっしりとしたスタイルがバランス良く映える。
「Cafe Kaze」の駐車場から眺めた朝の御岳山だ。
トータル670キロの距離を走り、「捨てられてしまったFWD」を改めて振り返ろうと思う。
月初めに開田高原でストリップドアウト(RA)と別れの余韻を楽しんだ時、
美しい満月が彼女の体を玉虫色に染めた。
BRZを降りてから、魂が抜けたような毎日を送っていたが、
出張の供を「さて何にしようかな」と考えていた時、
BRZ全く対角線上にある水平対向エンジン搭載機に目が留まった。
そういえば面白い奴がいるじゃないか。
大雲前PGMが胸を張ったミニバンのカテゴリーにおける
フロントドライブのハイパフォーマンスカー。
久しぶりにじっくり乗って、最新の2.5iと比べてみた。
中津川から関東を回り伊那谷から木曽谷へ。
この時のフィーリングは次のブログで伝えよう。
久しぶりに友人たちと酒を酌み交わし、開田の夜を楽しんだ。
マスターの伊藤さんと、本田さん、
そしてフォトグラファーの二宮さん。
それにしても皆真っ黒だ。
健康そうに日焼けした姿が羨ましい。
マスターの奥さんの恵子さんだ。
宴会は夜が更けるまで続いた。
早朝に目をさまし、雲一つない快晴の御嶽を眺めながら、
美味しいモーニングコーヒーを楽しむ。
そして
美味い空気を吸いながら木曽馬の里まで降りて、
おみやげお食事センターのパーキングにクルマを置いて
雄大な風景をカメラに収める。
そこから木曽馬牧場に向けてクルマを移動する。
大きなコナラの樹の周りに
ブルーベリーが山ほど実っている。
振り返るとおみやげお食事センターの駐車場が見える。
ブルーベリーの周りにはすでにお客さんが沢山居て
楽しそうに完熟した実を集めていた。
馬たちも待ってる。
柵に沿ってクルマを走らせると
左手に放牧場が見える。
そのまま真っ直ぐ突き当りまで行くと、
この奥に体験乗馬の受け付けがある。たった500円だからぜひ触れ合って欲しい。
放牧された雌馬たちだけでなく、種馬にも会ってやってほしい。
さて、ブルーベリーを食べよう。
今来た道を戻り、正面右手にコナラを見ながら、kaidaファームの駐車場まで車で行く。
この様に入り口が見えたらラインに沿って車を置く。
一杯なら案内に従い他の場所に置けば良い。
少しくらい遠くても大して気にならない。
歩くことさえ楽しいからだ。
開園時間は9時。料金は一律で750円だ。
どれだけ食べても叱られることはない。
受付の脇にある柵には二宮さんの作品が綺麗に展示されている。
写真展もぜひご覧いただきたい。
ところどころにスバルが混じっている。
これは秋のスバル。
そして冬のスバル。
これが春のスバルだ。
夏のスバルは、あなた自身の手で心に収めてほしい。
受付の横に心得が記されている。
正しく守って楽しもう。
美味しい食べ方はこういう具合さ。
受付で750円払うと
緑のバケツが渡される。これが入場チケットの代わりを務める。
これでは小さすぎると思ったら
受付で大きなバケツを借りて欲しい。
しかし、忘れてはいけない。
一番大きな入れ物は自分自身の胃袋だ(笑)
この空気を吸い
この太陽の下で
もぎたてを頬張るから、
ひときわ美味しいんだ。
見てくれ!この凄い実り方を。
丁寧に摘んで「むさぼる」ように食べるが良い。
こんな光景がずっと続くんだゼィ。
たっくさんのブルーベリーが待ってるぞ。
心得には従って欲しい。
しかし、
食べ方は人それぞれだ。
自分流の楽しみ方を紹介したい。
まず指定された範囲内から絶対に出てはいけない。
吹き流しを見ればそれはすぐわかる。
歩きながら完熟実を少しずつつまみ食いする。
隣の列同士で全く味が違うから驚くだろう。
ブルータ
ノースブルー
ノースランド
パトリオットなど、いろいろな品種がズラリと並んでいる様は例えようもなくわくわくドキドキの連発だ。
背の高い樹は2メートルくらいになっている。
一部の早生品種は既に完熟実を食べつくされ、
淋しそうに佇んでいるが、
今年の凄さといったら只事ではないので、
一生の思い出に見てくることも良いだろう。
高い所にある房が気に入ったら
枝を折らないように気を付けて
周りに積んであるウッドチップの上に落ちないように乗ればよい。
一粒味を見てみる。
そして美味しければ、
その房から一粒たりとも残さず丁寧に摘み取る。
樹を大切にして、
傷つけないよう注意して欲しい。
全て綺麗に摘みとれたのが解るかい。
掌に乗るだけ集めたら、
それを一気に頬張る。
ガハハハハ
という具合だ。
持ち帰りもできるので
たくさん摘むと良い。
二宮さんがコツをいくらでも教えてくれる。
中津スバルのブログを見たというだけで充分話しかけるきっかけになるだろう。
後は目を合わせて高度な意思の疎通をしてほしい。
近くのおばさんのバケツを見たら、
ご覧のとおり。
100グラム210円でいくらでも持ち帰り可能だ。
甘いのはノースランド。
特に今が一番甘い。
ブルーベリーに対する概念が変わるはずだ。
でもパトリオットも「ワイルドだぜぃ」
ちなみにジャムを作るのなら、
単一品種でなく、いくつかの個性ある味を混ぜ合わせる。
前回は一樽ごとの個性を楽しむ話だったが、
今回は一品種ごとに一本一本異なる個性を楽しんでほしい。
木曽馬の里の楽しみ方には色々ある。
ここでは蕎麦打ち体験もできる。
駐車場に戻ったら
こんな楽しいことをしている母と子に会った。
そして
汗をかいたら
やまゆり荘まで足を延ばしてほしい。
温泉を飲んでリフレッシュ。
そのあとは「ざる蕎麦」に舌鼓を打つべきだろう。
数多くある蕎麦屋の中から
中西屋さんを推薦したい。
その訳は、
1.仕事が早い。
2.味がいつも均一でレシピがしっかりしている。
3.オヤジが面白い。
座敷もあるので大勢で行っても大丈夫。
営業時間も長いので
開田高原のピーク時でも安心してお勧めできる。
あらかじめ電話で尋ねるのも良いだろう。
0264-42-3231
中津スバルのブログを見たと言えばすぐ通じる。
今日は2枚で1300円のざる蕎麦を楽しんだ。
良い香りと、ここならではの食感がたまらなく良い。
そこで出会った
常連らしき老夫婦の粋な食べ方に感動した。
杖を突きながら歩く渋いご主人。
クルマを運転するのは奥さんの様だ。
天ざるの食べ方が楽しそうだった。
美味しそうに天ぷらをつまみに
そのご主人は、きっちり日本酒を一合飲み干した。
蕎麦まえの酒は粋な楽しみだ。
これ以上美味しい蕎麦の味わい方を知らない。
日本酒が飲める人は、ハンドルキーパーを用意してほしい。
中西屋に行かれたら、
さぞかし開田の楽しみが
また広がるだろう。
かなり高齢だと思われるそのご主人は、
かなり一刻なオヤジだった(笑)
社長からの案内状が!!
我慢リミッターがそろそろ限界です。
続編でイってしまいそうです…
度肝を抜く楽しい仕入れ?中古車でしょうか
私も盆明けから少し多めに仕入れてみようと思ってますが
どんな素晴らしい商品を仕入れられたのでしょう。
BRZはお客様に売れたのでしょうか?
私の方、今年の夏はトラヴィックで旅に出る予定でしたが
本日壊れてしまいまして(部品の手配が出来ず)
BRZと過す夏に急遽変更をしました。
FWDエクシーガの再考についても
我々九州勢の為の商品が出たと当時は喜んだものですが
結果、今回のFWDの廃止です。
我々の努力不足だったのかと実は少し落ち込んで居たりします。
続編楽しみにして居ります。
結構シャキシャキした楽しいクルマでした。
続編でその当たりをしっかり描きます。
お盆休みに入って安定しない天気になってしまいましたね。
我が家の太陽にも雲がかかってしまい、現在雨降りです。
予定では本日出撃しようと気持ちはカタパルトに乗っていましたが、
残念ながら出撃延期になってしまいました。
たわわに実ったブルーベリーの画像を見ながら、口の中に頬張った味を想像するのみです(涙)
次のプルーンが着々と実ってきているようなので、またスッキリ晴れて元気になったら家族で出撃します。
ご心配とお気使い頂きありがとうございます。
そして被災された方にはお見舞い申し上げます。
そちらの方でもすごい雨だったのですね。
今年も九州などでひどい水害があったり、自然の厳しい部分をまざまざと見せられている気がします。こんな時の人間の非力さも。
でも、近くの高校球児達がボランティアで片付けの手伝いをしてくれていたり、近所の方が率先して片づけをしていたりしている姿を見ると、人間の強さも同時に感じています。
我が身も居ても立ってもいられず小さな事をしています。
また改めて自然の恵みの部分に癒されに遊びに寄せて頂きます。