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最新版:雪の開田高原!ラフロードで新型フォレスター直噴ターボをテスト

森の番人
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その言葉がぴったりの美しいワンシーン。
開田のフォトグラファー「二宮和年」入魂の構図だ。

ラフロードを走るというと、
すぐ環境破壊だとアホなことを抜かす奴が居る。
この写真を見て勘違いをしないで欲しい。
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畑を荒らし回っているわけじゃ無い(笑)。
環境を破壊するのは、オフロードをむやみに「オフロードヴィークル」で駆け巡ること。
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フォレスターの新しいCMはとてもセンスが良く、
かっこ良い。

但し、一部に勘違い人間が生まれると困るので、
ここで整理しておこう。
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日本にオフロードなど、ほぼ存在しなくなった。
あるのはラフロードだ。
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このブログのタイトルに「ラフロード」という名前を付けたのは、
その観点で読んで欲しかったからだ。
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SUVがアメリカで生まれ日本に定着した理由は、
まず第一にオフロードの性能より、ラフロードにおける安定性を重視したことだ。
たとえばこの様に、
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地方に行けば雪が降ったとたん、あちこちラフロードだらけになる。
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中津スバルの周りも
そのままアウトドアに通じるから、
条件は同じだ(笑)。

二つ目の理由を挙げよう。
SUVは高い位置に着座点があるので視界が良く運転しやすい。
また、スカートをはいた女性や年配の方の乗り降りが非常にし易いことだ。
これが良い評判を呼び、しっかりとカテゴリーを形成した。
世界中のメーカーが、
このセグメントにひしめくのはそういう理由からだ。

そのように考えると、
助手席側のドアミラーに注目だ。
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TOYOTAの方がここは一歩先に出ていた部分だと思うので、
ようやく追いついた感がある。

ドアミラーのデザインはTOYOTAの方が数段上手い。
BRZを見ると良く解る。
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RAなので素地の黒だが、ステキだ。
これに対してインプレッサSPORTは、
ほぼ同時の開発だが、
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どのように感じるだろうか。

さて展示場のフォレスターを眺めてみる。
二代目
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三代目
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そして最新型
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この様に変遷を辿ると面白い事実が浮かび上がる。

女性に優しくなるためには死角を減らす必要がある。
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良く気の付く男がモテるのと一緒だ。
石田純一を見ると良く解るだろう。人間性より「徹底的な気配り」が女を引きつける。
本当にこういう人は居る。

身近な設計士に意外なほどモテル男が居る。
いつもあっけにとられるほど女性にモテる。

決して偶然とは思えない。
名字まで一緒だ。

ドアドミラーに内蔵されたアンダーミラーはこの様に機能する。
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さて、
エンジンについて少し触れよう。
概要をざっと見てみよう。
レガシィに続きフォレスターに採用された直噴ターボDITは、
フォレスターの踏破力を高いレベルまで持ち上げている。
それでいてJC08燃費は13.2km/l。
最高出力280PS、最大トルク350ニュートンのエンジンとしては優れた数値だと思う。

ここをクローズアップしたい。
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これはBRZに続いて標準装備された、
アルミ製のアンダーガードだ。
空力も考えとても奇麗に装着されている。
但し、これはターボチャージャー本体をガードするのが目的だ。

フロントフードもアルミで作られているし、
以前のスバルに見られた意欲的な軽量化が再び始まった。
「しばし待て」と森前社長によって足下を固めさせられ、
次のステップに向かって検討を重ねた上で、
いよいよ機が熟したと言うことだろう。
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レガシィで経験し究極を求めて開発したことが役立っている。
ツインターボでは重量とタイムラグによるハンディに加えコストが高い。
反応の良いチタンターボも生産性が悪くコストが高すぎる。
直下ターボにすることで、欠点を解消し良さだけを身に付け、
更にターボのコストも下がる。
すると他の部分の品質向上に予算が回る。
それにしても、このヘッドライト、
LEDのアクセントがとてもカッコイイぞ!
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スカッとした端整な顔立ちだ。

土曜日に中津スバルでオフ会が営まれた。
二代目レガシィの愛好者が、
岐阜や愛知、山形、埼玉、石川、徳島、香川県から集まった。
美しいGT-Bでお越しになった三重県の北村さん。
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お土産をありがとうございました。
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箱を開けると上品なパッケージが並ぶ。
左側の表記が嬉しい。
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日持ちしないお菓子の美味しさが見ただけで漂ってくる。
袋も開けやすく、パクリと齧り付くと、
柔らかくて優しい餅の感触が口の中に広がる。
たっぷり片栗粉がまぶされ、
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食べ心地も良くよく考えられたお菓子だ。
美しいクルマに乗るオーナーは、お菓子の味に鋭い。
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粒餡の好きな妻が随喜の涙を流した。

雨で寒日だったが、かえって良かったかもしれない。
しっとりと濡れた中仙道の風情も悪くないからだ。
望桜荘の囲炉裏にたっぷり炭を入れ暖を取れるようにした。
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まったりとお過ごしになられたようだ。

熱心にアンケート書いて頂きありがとうございました。
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事前に文書で正式にお申し込み頂いた事、
また、ご自身がわざわざ挨拶に来られたから誠意を込めてサプライズを用意した。
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杉本が施した点滴は良い結果を生んだだろうか。
愛馬の診察なら、またいつでもご遠慮無く相談して欲しい。

遠方から来られたBG愛好者にとっては、
ずけずけと、耳の痛いことを聞かされたかもしれない。
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また、色々言いたい放題され、
相当我慢された事もあっただろう(笑)。
ひょっとしたら「描いていた幻想」を、
ことごとく毒舌で砕け散らせられたかもしれない。

でも全て本当の事だ。
特に「最新のスバルが最良のスバル」には納得できないと感じた人も居られよう。

また「古いクルマだけに偏執せず、新車を買ってスバルを応援しよう。
その上で好きな古いスバルも愛する人こそスバリストだ」など、
また誤解を招くと心配される人も居るかもしれない。

これまでも言い続けてきた。

点検もろくにしない。自分で医者代わりをする。
故障に対してきちんとお金を掛けないで「だましだまし」乗り続ける。
しかも「僕の車には自然治癒力がある」などと平気で言う大馬鹿者が現実に居るから、
説教じみたことを言わねばならなくなる。
クルマが可哀想だ。
それならいっそのこと早く眠りにつかせた方が良い。
そういうドケチは、
意識を変えて欲しいと言い続けている。

笑って許して欲しい。
ここに来て、話を聞く以上、定めだったと胸に刻んでおこう。

10時間くらい滞在した人も居らっしゃるから、
毒舌もスパイスになり十分楽しめ、あるいは納得できただろう。
「中津スバルに一度で良いから遊びに行きたい!」
そういう願いを持たれることは極めて光栄で、喜んでお受けする。

但し、道の駅、パーキングエリア、ディーラーなど、
無料奉仕が当たり前になって、
今の若者がこれで良いかと思うことも多い。

苦言を先に向けたのはスバルに対してだ。

ミニカーを只でばらまけば誰でも嬉しがるが、
天に向かって唾を吐くことだと吉永社長にも、
飯田国内営業本部長にも直々にお伝えしてある。

他にもディーラーのCS活動で「当たり前のことがきちんと出来ていない」
という理由の元に、あまりにも無駄な無料サービスが励行されている。

ディーラーの質を形骸的に高めようとしても、
本質が低ければ、当然そこに集まる相手の質も下がる。
それを「鏡の論理」と呼んでいる。

あえて、今回のオフ会に苦言を呈するとすれば、
アンケートの回収が8割だった事だ。
また、住所さえ書かない人も居た。

心構えとして覚えておこう。
人の家に上がり込むなら身分を明かすべきだ。

ディーラーにカタログをもらいに行ったらアンケートを頼まれた。
それを「いやだ」と断るのとは訳が違う。

初対面で名刺交換するように、
しっかりどこの誰かを明らかにすることで良いご縁なら更に深まる。
感想を求められたら、受けた接遇に対して丁寧に返すことは常識だ。

オフ会とセミナーでは、立場が違うと言う人も居るかもしれないが、
「僕はスバリストだ」と胸を張るような人たちと、より深いご縁を結びたい。

僅か数日前においでになった福島の皆さんを思い出した。
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ひと味違うぞ
素晴らしい葉書やお手紙を続々と頂いている。
是非、この人達の苦しみや悲しみを乗り越えた素晴らしさをお互いの手本に、苦労を楽しみに変えよう。

スバルを愛する人ならば、精神的に豊かな生活を目指して欲しい。
だからあえてここに紹介した。

さて、日曜日は他にも嬉しい来客があった。
三重県から車検で入院中のインプレッサが寂しかったのか、
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仲間を呼び寄せたかのごとく
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滋賀から中瀬さんが12ヶ月点検で来訪された。
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会うたびに大きく、そして賢く育つタイチくん。
将来が実に楽しみだ。
いつも美味しい京都のお菓子を沢山ありがとうございます。
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しばらくは夕方のおやつの時間が楽しみだ。

早速味わった。
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このお菓子は、
きな粉そのものに良い塩梅の甘みがある。

良く似たお菓子に信玄餅があるが、
糖蜜を掛けるより高度な味のバランスだ。

とても旨い。
残ったきな粉を炊きたてのご飯に掛けたら、
さぞ美味しく頂けるだろうと感じた。

ところでよく考えたら、
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K・I・Tサービスカンパニーの代表取締役
小関高幸さん(通称コヤブン)は、
心配して来てくれたのかもしれない。

あんまり無茶をするなよって。
楽しいお土産をありがとうございました。
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うどん好きの我が家にぴったりだ。しかも名前もバッチリだ。
食べるのがゾクゾクするほど楽しみなうどんだ。
ところで彼はなぜ心配になったかって、
それはこんな写真を見たからだ。
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何しろ階段上りは世界初の乗用車型4輪駆動車としてレオーネで有名だった。
レオーネバン4WDがデビューした時、
物凄い速度で神社の階段を駆け上りその高性能さをアピールした。
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その仕掛け人が、オヤブン事、
小関典幸さんだった。
スバリストでこの人の名前を知らない人は居ないはずだ。
小関高幸さんはそのご子息である。
なので、コヤブンというステキな愛称をお持ちだ。
さて、昔見た階段登りの映像が、
あまりにも強烈だったので目に焼き付いている。

新しいフォレスターが誕生したら、この階段を上ろうと密かに企んでいたので、
早速実行に移した。

もしコヤブンさんがここに居たならためらわずにチャレンジしただろうが・・・・・・、
今回はちょっと躊躇した。

まもなくデビューフェアだ。その注目の的の新車を、
いくら見えないところとはいえ、まだ傷つけたくなかった。

通る位置を考えればクリアできる場所ではあるが、
雪が降って滑りやすくなっていることも考え、
次のチャレンジに回すことにした。
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ここまで昇って、下回りを確認。

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全く問題は無い。

タイヤの前方にあるフラップには少し擦れた痕があるが、
踏破性能も相当高い。
最低地上高は220mm
アプローチアングルは25.0°
ランプブレイクオーバーアングルは22.0°
デパーチャーアングルは26.0°もある。

エクステリアにおいて、樹脂の無垢の部分は、
BRZでもXVでも無い専用のシボで仕上げられた。
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ここにもお洒落な拘りを感じる。

新型フォレスターはこの様なシチュエーションで大変便利な機能を身に付けた。
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それはX-MODEだ。

このスイッチを押すだけで、誰でも簡単に全輪駆動の持つ最大の能力を引き出せる。
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以前フォレスターのtSで開田を楽しんだとき、
深い雪だまりでVDCが働き身動きできなくなった。

冷静に考えればすぐVDCを切り、正しく扱えば脱出できたが、
慌てると誰でも冷静さを失う。

スバルは最強の4WDを目指して自動車開発を進めたので、
当然のことながらニッサンやTOYOTA以上にSUVにおける走破性で優位に立っていた。
しかしエクストレールのように4WDをロックし悪路の走破力をアピールするボタンを持っていなかったため、
たとえ演出上と言えども不利な部分があった。

小手先で勝負しないところがスバルの正直で良いところだが、
訴求力で負けるのは何とも悔しい。

そこで、今回は悪路専用車両制御にX-MODEという愛称を与え切替スイッチをを設けた。
これでより逞しく変貌を遂げたことを強調し、それは多いに役立っている。
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また同時にSI-DRIVEも考え方を改めた。
NAモデルにもエンジンの特性を切り替えられるSI-DRIVEを装備。2通りのモードをステアリングの右側についたボタンで選べる。
以前からインプレッサに「S」という走行モードの切り替えスイッチがあった。
あれも考え方は同じなのになぜSI-DRIVEと表記しないのか不思議だった。
ターボは3通りでNAは2通りだから、あえて控えめにしているのだろうと思っていた。
今度のフォレスターから2段切り替えのSIドライブとして全車共通に装着した。レガシィのようにステアリングホイールの右側に収まっている。
これまでと制御は変わらない。NAの「S」もSI-DRIVEの範疇に加えられたということだ。
この改善は解り易くてとても良い。

セレクタレバーのクオリティは抜群だ。
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CVTはフォレスター専用に考えられている。
4WDシステムの基本的な構造は従来と同じアクティブトルクスプリット。
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でも内容は大きく異なる。
新型フォレスター用に新たな制御を加えると同時に、NAとDITそれぞれのパワーに合わせ湿式多板クラッチの枚数を増やした。
非常に力強くしかも滑らかに走る。

上の画像を見て欲しい。
なんともSUVらしいまろやかで力強いスタイル。サイドウインドゥ周りとサイドクラッディングにメッキモールがあるのはDITだけ。

そして後席の乗り降りも、
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このステップのおかげで楽になった。
新しいフォレスターには小さなお子様が乗り込みやすいよう、
開口部が改善された。
チャイルドシートの積み込みにも便利だ。
また、クリーンサイドシルのおかげでパネルの部分が全く汚れていないのが解る。

くどいほど注文を付けたドアのインナーハンドル。
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ようやく素晴らしい仕上がりになった。これでこそ国際車だ。
そして運転席に座るとなおさら今回の改良が良く解る。
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抜群の視界がこうしたラフロードでは大きなアドバンテージになる。

そして、ここを良く見て欲しい。
座った時、助手席側との余裕も増えたのは然だが
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右肩方向にも余裕が出来て、パワーウインドウのスイッチがよりサテライトらしくなり使い易い。

幅を広げ、内部の設計を徹底的に見直して余裕が出来るとパワーウインドウはこれくらい操作しやすくなる。

これまでに比べ36ミリ高くした新しいフォレスターのヒップポイントのおかげで、

腰を横にスライドさせればスムーズに乗り降り出来る。
そして魅力的なクリーンサイドシルのおかげでクルマを降りる際にふくらはぎの部分に汚れが付かなくなった。


忘れていけないのはX-MODEに加えられた新たな機能だ。それはヒルディセントモードと言い急勾配の下り坂をブレーキを使わずステアリング操作だけで走れる。
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もちろんアイサイトver.2を装備。全車速追従機能付きクルーズコントロールでレガシィなら長い時間停止保持したとき電動パーキングブレーキが作動するが、それ以外の性能は全く同一だ。
そして前面ガラスの大きなフォレスターのために専用のウインドゥウオッシャーノズルまで設けた。
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一部車種にパワーリヤゲートを新たに採用し、高さメモリー調整機能を設定すると、あらかじめ手で合わせた位置にゲートが来れば自動停止する。


そしてフロアを大きく改良し、後席足下がこんなに広くなった。
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それは、フォレスターのために、中央から後ろ側のフロアパネルを新設計したからだ。

さて、ラフロードを撮影のために楽しく走り回って、
燃費など無視した結果が
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リッター当たり8.7キロだった。

そこで上松の19号線バイパスにある
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トンネルの手前でリセットして、
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ここからの通常燃費を測定した。

なんと!
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リッター当たり15,8kmを記録。
中津川までの53キロに渡る区間燃費だ。
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ちなみに、今回のテストのトータルを調べたら、
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こういう実績だった。
これはますます楽しみだ。

高速道路に持ち出す日が待ち遠しい。
Commented by 韮崎のaki at 2012-11-16 23:22 x
どのメディアよりも早いインプレッション記事を楽しく読ませて頂きました!
フォレスターの逞しい走り、良さそうですね~。

私も雪が降った時のバージンロードを走るのが好きなのですが、去年、40cmくらい積もった登坂路で、難儀しているジムニーの脇をスイスイとレガシィで走ったりしてます。(低重心で、湿ったヌルヌルの雪道でもトラクションが良い!)
エクストレイルですが、膝くらいの雪の駐車場で発進できなかったと、友人の経験談。ディーラーに故障ではないか見せたけど正常と言われ、次はスバルに戻るよということでした。
(LOCKモード以前に、CVTの保護機能が働いたのではと勘繰ってます)
Commented by akira at 2012-11-17 13:37 x
安易に前後LOCKモードじゃないところが素敵ですね。そもそもLOCKモードの必要なかった位だからLOCKモードを付けるなんてスバルのポリシーが許さなかったんじゃないかと思ってました(AT車に限って)
 秋には伺いたかったんですが手術となってしまい残念ながらお預けになりました。お正月には復帰して伺いたいです。また宜しく御願いします。
Commented by テラ乃 at 2012-11-18 22:22 x
中津スバル 代田社長様

お礼が遅くなりましたが、先日はBGレガシィのオフ会に場所を提供していただきありがとうございました。

アンケートの件、そういう事実があったとは露知らず、とは言え実際そういう事があった以上、幹事としてしっかり参加者をまとめきれなかった責任を感じております。誠に申し訳ありません。

最新のBRレガシィを前に社長様から説明していただいた話は、私にとって耳の痛い内容でしたが、
敢えて社長様から“冷や水をぶっかけて”もらったような内容のお話でしたので、丁度自分のカーライフを一考するいい機会になりました。
あのお話はBR型レガシィを理解する“入口”として、大変良く分かりました。
改めて現行BR型レガシィも毛嫌いせず、仰られたようにもっと多角的に捉えて理解しようと思います。

最後に、私のBGレガシィにしていただいた『点滴』ですが、本当に効果覿面でした。
点滴施工前の御社へ向かう際のエンジンフィール(前日にオイルとエレメントをディーラーで交換したばかりです)と較べ、軽くアクセルを踏んだ時のエンジンの吹け上がりが施工前より軽やか且つ鋭くなりました。

本当にありがとうございました。
Commented by boopapa at 2012-11-20 12:02 x
初めてコメントします。
代田社長のブログいつも楽しみに拝見しております。
私、インプレッサを6台(GC8-A,GC8-D、GGB、GDB-A、GDB-D、GRB-A)乗り継ぐスバリストですが、スバルの車造りの変化を感じつつ好きで乗り継いでおります。
単純に好きなのはGCですが、BESTロードカーはGRだと思っております。
一時期アウディ(一つ前型のRS-4アバント)を考えた時期もありましたが、BRのDITにこの2日間ほど触れてみて感動しました。確かにMTが無いことは残念ではありますが、サスペンションの動かし方、ステアフィールが劇的に向上してますね。ここから世界レベルにより昇華して行って欲しいです。
中津スバルに一度お伺いしたくて堪らないのですが、なかなかチャンスが無く、まずはメールにて失礼させて頂きました。
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by b-faction | 2012-11-18 13:45 | Comments(4)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction