梅雨空だ。面白いクルマが来たので、いつもの場所で撮影した。
そこに綺麗な紫陽花が咲いていた。スバルが絶対やらないセンター出しを、トヨタは躊躇わずに具現化する。
まとまりの良いアピアランスだ。
この季節に油断すると、ヒトも機械も具合が悪くなる。
3日ほど前、朝から携帯電話がおかしな表示を出していた。
ようやく時間を作ってソフトバンクの窓口へ行ったら、そこでは一切対応できないという。
iPhoneは時代を変えた傑作だ。だが一度ご機嫌を損ねると、実にやっかいな代物でもある。立ち話では無かったが、いわゆる門前払いだった。
対応した女の子が、症状を一目見ただけでハングアップしたからだ。
「この店で買ったのに不親切だなあ」と思いながらも、小さな紙切れをもらって店を出た。
他所で買ったのならともかく、そりゃあ無いだろう。
中津川にある携帯電話のショップは、以前からどこに行ってもだめだ。
少しも好きになれない。
会社に戻りアップルに電話したら、出た男性はまるでディズニーランドのキャストだった。
相手を怒らせない見事な対応だ。コールセンターの仕事も大変だろうが、あそこまでプロに徹した男性は初めてだった。
どうしてソフトバンクは、困った客を門前払いにせず、店頭で親切にWi-Fiと繋いでくれないのか。ドイツで使う事を考えると、やはりNTTの方が良かったかもしれない。
急にNTTへ戻りたくなった。
先日パソコンをウインドウズ10に乗っ取られ、
勝手に更新され、驚きのあまりOSをクラッシュさせた。これも新しいパソコンを導入して、
環境を改善しないとまずいかな。
最近あまりに便利だから、その反動で恐怖を感じる。
そのうち誰も知らない間に、命までコントロールされるかもしれない。
3日間携帯電話無しで過ごしたが、さほど不便では無かった。だが明日から出張なので、急いで復旧させた。
電子化も行き過ぎてしまった。パスワードやIDが横行し、それさえ守れば安全だと信じてる。
嫌な気分だ。出来ればネットバンキングも止めたいが、そんなことをしたら業務に大きなロスが生まれる。
感謝ディを前にして、誇らしげにBP/BLを展示した。
適度な電子化。
衝撃の軽量化。
動的魅力の昇華。
熟語で表現すると分かり易くて面白い。
歴代のスバル車で一番だという評価は伊達では無い。
朝の空気が清々しかった。川べりにある、望桜荘の庭から移植した竜舌蘭は、今年も花芽を一気に伸ばした。もう咲くばかりになった株もある。
毎朝周辺の雑草を綺麗に取り除き、手入れを続けている。
ここで草取りしていると、遙か古代に思いが巡る。
すると「雑草」という呼び方が、植物に対してとても失礼だと感じるようになる。
野蒜やカラスノエンドウは、見ただけで明らかに食用になると分かる。大きな野蒜など、六本木の居酒屋なら、喉から手が出るほど欲しい食材だ。
だが、ここでは雑草として堆肥化される。誰も持ち帰って食べようとしないからだ。
時々、抜くと香ばしい匂いを出す根がある。大概の草は、何らかの薬効成分を持つのだろう。
小さな芋を付けた草もある。芋を砕くと、明らかに食べられる匂いが漂う。
何千年も続いた縄文時代には謎が多い。当時は今よりかなり温暖だった。その当時からクマやイノシシが闊歩し、ヒトはイヌを飼っていた。
縄文時代の人類は、採取を中心とした生活で栄えた。
採取するだけで食える豊かな環境で、縄文人はもの凄く高度な文化も創り上げた。
食事も多彩だった。ツキノワグマも大事な食料だった。野生との境界線がはっきり無い時代だから、弱肉強食は当たり前だ。
ヒトはチームを組んで狩りをし、獲物には敬意を払って残さず食べた。
木の実などをすり潰して、血の一滴まで残さず混ぜ、クッキーのように調理した。
怪我をせずにクマを捕まえられたら良いが、時には怪我人や死人が出たはずだ。
クマはヒトを喰う。野生動物から身を守りながら、ヒトは文化を燻蒸させていった。数千年の時を経ても、今も同じようにクマやヒトが残った。
それが自然の摂理だ。
縄文時代は多くの謎を抱えている。
時代の中に「ぷっつり」と途切れた部分があるからだ。なぜだろう。
草むしりをしていて、思わず草が食べたくなった時、縄文人の気持ちが何となく分かった。
激しい飢餓状態の中から、「稲」の存在に気づいたのだろう。あるいは「教わった」のかもしれない。それよりも、なぜ縄文時代とその後では、平均気温に大きな変化があるのか。
何となく恵那山を見て、ある場所を思い出した。恵那山の東方に、トンデモナイ痕跡がある。
中津川市は岐阜県の東端にある。ここからおおよそ60キロほど東側に、御池山隕石クレーターがある。
反対側の西へ向かうと、ほぼ同じ距離に可児市がある。それくらい近い場所だ。
40メートルくらいの隕石が、
数万年前に落ちたと推定されている。隕石クレーターだと証明されるまでに、
長い時間を要した。
月や火星を観察すると、たくさんのクレーターがある。ある時期の宇宙空間には、危険な小惑星がたくさん漂っていたのかもしれない。
大きな隕石が衝突したら、地上は大変なことになる。その衝突の瞬間は、核爆発どころの騒ぎでは無かったはずだ。
恵那山の背後に強烈な閃光が走り、その後強烈な振動波が襲ったはずだ。
どんな揺れ方か想像することさえ難しい。
地震より遙かに強烈な衝撃だろう。
しかも舞い上がった粉塵は、長い間太陽の光を遮る。
生き物全てにとって、深刻な事態になったはずだ。
だから天文学は奥が深い。そしてとても重要だ。
空を監視するのも大切な仕事だ。一週間後には感謝ディが控えている。
今年は50年の節目なので、大沼さんと念願の講演を企画した。昴という星座の名前を持つブランドには、
星空の講演が一番似合う。
天文学なら幅広い人達の興味も引くはずだ。ある意味地味な学問でもあるが、古くからの見知を蓄積し、全く見えない所まで人類の目が届くようになった。
素晴らしい学問だ。
自動車もそうした既存技術の蓄積で成り立つ。
最新のベストカーで、
4台目レガシィが「過去最良」のスバルと認定された理由は、
質感の高さだ。
このドアハンドルを初めて握った時、
良いクルマだと心から思った。
ドアの構造も少しずつ変わってきた。
昔は金属だった部品が、
エンジニアリングプラスチックになった。
グリスで汚れないし異音もしない。
開閉もスムーズで心地良い。
スバルはドアの大きさや用途似合わせ、
それぞれ使いやすく考えた設計をしている。
また閉めた時の音に対して、
特に注意を払っている。
BL型レガシィは、
閉めた時の音が素晴らしく良かった。
レガシィの受け皿としてレヴォーグが生まれた。
ショールームでドアを開けてみた。
まず一段目まで開き、
手応えを確かめた。
BL型レガシィと全く変わらない感触だ。
次にいっぱいまで大きく開けた。
やはり少しずつ改善され、
2段のノッチが明確に見える。
ドア越しに前を見ると、
自車の窓枠など全く見えない。
次にフォレスターのドアを開けた。
材質は同じでも手応えは別だ。
かなり形状が異なることが分かる。
ノッチの大きさと数が違う。
目線の位置には、
でかいドアのサッシが陣取る。
だからフォレスターのドアを、
他のスバルと同じように扱うと危ない。
今日は嬉しい来客があった。
何も言うことが無いほど良い。
ボンネットとルーフにトランクがカーボンに変わっている。
例えトヨタに関わる事では無くても、
クルマにとって良い事なら全て話題にする。
また土曜日には、
提供する番組でフォレスターのドクターカーを大々的に取り上げた。
懐の広い人間と付き合うと、
やはり良いことが沢山ある。
それぞれの会社にポリシーがある。
最近思うが、
付き合い出す相手は何となく似ている。
トヨタやマツダ、
ダイハツにスズキ、
どこも堅実な会社だ。
この2台にはスバルのロバスト性が脈々と受け継がれている。
実に逞しく、
またエレガントなクルマだ。
堅実な会社が作ると、
クルマはとても良く輝く。
当然BRZも同じ血が流れている。
しかし、
このBRZには別の執念が潜んでいる。
凄い凝りようだ。精魂込めて造った物は、
やはり普通では無い。
腹が減ったのでピエニュへパンを買いに行った。
いつものタンドリーチキンサンドでは無く、
こちらを購入した。
滅多にバーガーなど食べないので驚いたかもしれない。
商品説明を見ると、
和風なので気に入った。
食パン風の生地に醤油ベースの甘いたれが魅力だ。
蒸した鶏肉と相性が良く、
食べ応えもある。
奥の方からフレンチドレッシングも滲み出てる。
ステキなハーモニーだ。
飲み物が欲しくなった。
うっかり忘れていた。
平方さん、
失礼しました。
お土産のジュースとても美味しいです。
洋なしのジュースを初めて飲んだ。
梨と言うよりリンゴに近い。
瓶の底に澱が溜まっているので、しっかりシェイクしてグラスに注いだ。
7:3の割合で炭酸水を注ぐ。
ラフランスショワレの出来上がりだ。
一手間掛けるだけで更に旨味が引き出せる。
永島さんが1000km点検にいらっしゃった。
美味しいお土産をありがとうございました。
中にはびっしりと大好物が詰まっていた。
見た途端に我慢できず、
真っ先に味見した。
普通の水まんじゅうを食べて、
次に抹茶を味わった。
慌てて食べて「しまった!」と思った。
何にでも正しいやり方がある。
水まんじゅうは容器に水を入れ浮かべて食べる。
七福の水まんじゅうで試してみた。
この食べ方で、
永島さんから頂いた水まんじゅうを食べるべきだった。
でも、
水に浮かべて食べる前提で造っていないかもしれない。
それはそれで良い。
文化とはそういうものだ。
関の小森さんにも美味しいお土産を頂いた。
東京シュガーハニーは、
サクサクして歯ごたえが良く、
口の中で溶けて舌触りも良い。
岐阜スバルの杉山さんにも美味しいお土産を頂いた。
これは冷蔵庫で冷やすと美味い。
七福のお菓子「深山の雫」もそうだ。
これは夏でも栗きんとんを楽しめるように考え出された。
中津川の代表的な和菓子だ。
思わず包みを開きそのまま食べたが、
やはり冷やした皿に載せ、
楊枝などで小さく切って食べる方が美味い。
僅かな扱い方の差が、
味に大きな差を出す。
ドライブスキルも同じなんだ。
最近の傾向は、
愛車を使ったドライブエクスペリエだ。
愛車で参加したいという希望が増えた。
横浜から室井さんがいらっしゃった。
「他のメーカーのクルマでも良いですか」と、
事前に問い合わせの電話があった。、
愛車は買ったばかりのカングーだ。
1200ccのダウンサイジングターボを搭載し、
マニュアルシフトで小気味よく走る。
スバルを味わってもらう趣旨からは外れるが、
自分の運転を客観的に見直す勇気が素晴らしい。
少しでも役立てればと思い、
参加を快諾した。
重心点の高さを理解して、
クルマを正確に操縦すると、
その後には快感だけが残る。
今、
スバルは動的質感の向上に努めている。
だからこそ、
自分のクルマの「動的な魅力」をもっと引き出すために、
研鑽を続けて欲しい。
ドライブが好きなヒトは、
もっと気持ちよくクルマに乗りたいと思っているはずだ。
名古屋から大井さんが愛車のBH5で来店された。
比較的「我流」が少ないヒトほど、
真摯な気持ちで自分のスキルを振り返る。
実に柔軟性が高く、
次々と固着した癖が消えていった。
正しい扱い方を知ることは、
必ず豊かなカーライフに繫がる。
スバルのショールームで、
クルマと天体望遠鏡が共存するとは夢にも思わなかった。
それが自転車と共に実現した。
スバルのオプションを全てまかなう、
スバル用品という会社が存在する。
スバル開発本部で辣腕をふるった石堂さんが、
スバル用品の社長を務めていた時、
メローペは発売された。
当時のスバル用品は凄かった。
自転車もそうだが、
天体望遠鏡も「ホンモノ」に拘り、
富士重工として正式なプレスリリースを出した。
その中身に惚れ込んで、
早速一台購入した。
ショールームの中からでも、
簡単に土星が観察できた。
それはそれはびっくりした。
しかしよく考えると、
これまで天体望遠鏡など触れたことは無く、
正しい使い方を学んだことも無い。
そんな時、
マリオから制作者の大沼さん紹介された。
まだ直接お目に掛かったことは無いけれど、
ショールームを開設して50周年の記念に、
メローペを解説してもらえないか声を掛けた。
快く引き受けて頂けることになった。
この講演にはどなたが参加されてもかまわないので、
事前にメールか電話をいただければ席を用意させて頂く。
ドライブエクスペリエと同じで、
難しい理論や使い方では無く、
気軽な雰囲気でメローペを解説して頂く。
開発過程や製造の話も興味深いが、
その日の夜に見える星空の解説や、
特殊な望遠鏡で太陽を観察するなど、
時間と天候に遇わせ全部で5回の講演が実現した。
夜の部でもし天気が良ければ、
月や土星のリング、
それに木星や火星や重星を観察する。
6月18日(土)
1回目 10:30~11:30
2回目 14:00~15:00
場所 B-faction
夜の特別講演
6月18日(土)
18:30~20:00
場所 望 桜 荘
6月19日(日)
1回目 10:30~11:30
2回目 14:00~15:00
場所 B-faction
持ち物は特に必要ない。
太陽望遠鏡とメローぺを2台用意する。
参加者が自由に触れる望遠鏡もあるので、
参加するに当たり、
何も心配はいらない。
さて大沼崇さんのプロフィールだ。
1968年生まれ48歳。
幼い頃から、空を流れる雲や、星空に思いを馳せ、
ついには自分が理想とする天体望遠鏡を作る会社を10年前に立ち上げるまでに至った。
市場を席巻する外国製の天体望遠鏡の品質を目の当りにし、
初心者に、もっとクリアな星空を見せたいと思うようになった。
そこで日本人の職人による国内生産にこだわり、
見え味と使いやすさを追求した。
会社設立当初から確かなモノづくりを目指している。
全国各地で町おこしのためにたくさんの星空観望会が開かれているが、
そのアドバイザーとして企画にも携わっている。
氏の主宰する株式会社スコープテックは、
スバルが販売する天体望遠鏡「SUBARU Merope 80A」の製造元でもある。
参加者へのプレゼントも大沼さんが準備される。
その中には組み立て式の小型望遠鏡もあるそうだ。
スバリストは当然星に興味があるはずだ。
車名に星の名前があるのだから。
ぜひ一人でも多くの皆さんに、
メローペの良さを知って頂きたい。
既にこのブログを見た方から申し込みを戴いた。
可能な限り受け入れさせて頂くので、
お気軽に連絡して欲しい。
当社の社員も考え方はそれぞれだが、
興味津々であることに間違いは無い。
たとえば北原は、
「天体望遠鏡には全く興味が無い」と相変わらずシニカルだ。
でも「既に購入してくれたお客様には必ず連絡してご参加頂こう」と言った。
吉村は「太陽を見る望遠鏡は凄い」と今から楽しみで仕方が無いようだ。
妻は「ダーツゲームと講演会の両方重なる時の兼ね合いを考えないと」と、
既に運営面の工夫で頭が一杯のようだ。
山本部長は「大沼さんと是非お目に掛かり色々なお話を聞きたい」と、
大沼さんの人間像に感服している。
梅田は「初めて夜の部を企画したので、是非成功させたい」と意欲満々だ。
大宮は「お客様に家族も一緒に参加されるよう連絡します」と前向きだ。
そして「天体望遠鏡の基礎知識を持ちたい」と息子が二人出来た父親の貫禄を見せ始めた。
杉本は「子供の頃は凄く興味があったけれど、最近子供の頃の気持ちが失せた」と自己分析し、
「子供をたくさんお呼びしたい」と締めくくった。
ぜひお出かけください。
気になるGRMN86は、
もう一つのブログを注目して欲しい。