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野萱草とインプレッサハウス

東京から小林さんがオイル交換にいらっしゃった。
いつもありがとうございます。
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このブログを参考に、
アルミテープをエンジンルームに貼ろうとしたら、
ブローバイガスの汚れがひどくなっていた。

日常点検の重要性が良く解る。

それで気分転換もかねて、
中津スバルにいらっしゃった。

というのも、
昨年の暮れに通勤中にトラックと接触し、
骨折するという大けがをされた。

沢山のスバルに包まれて癒されたはずだ。
厄払いになっただろう。
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沢山のお土産を頂いた。
社員全員でしっかりいただきました。
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いつもありがとうございます。

今日は朝からインプレッサハウスを清掃した。

出勤してデカイ握り飯を二つも食べた。

妻が前夜から「錦松梅」を使ったおにぎりを作り、
翌朝の活動に備えてくれた。

錦松梅は子供のころから大好きなふりかけだ。

贅沢品だからお歳暮などで頂いた時しか食べられなかったが、
あの複雑な味の組み合わせと、
香ばしくて甘い味は今でも大好きだ。

なので、
カステラとどら焼きは、
明日まで大事にとっておく。
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今週の頭からインプレッサハウスに、
ミニカーを飾るための棚を作った。

先にエンジンを建物の躯体を上手く生かして飾った。

予想以上にうまく展示できた。
それに負けないようにミニカーも工夫を凝らして飾る。

まずコンクリートの壁面を活かす。
次に飾り棚の材料を選んだ。
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安価だけれど良い材料があると、
奥村さんが教えてくださった。

ちょうど保険の更新にいらっしゃった、
お得意様でもある奥村建築さんに、
作業を快く引き受けて戴けた。

「真っ白いキャンパスに絵を描くようにインプレッサハウスを作りたい」
そう話すと、
奥村さんはイメージ通りに仕事を進め、
徐々に姿が出来上がっていった。
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テーマを決めた。
木と鉄だけを中心に、
コンクリートのインプレッサハウスを彩る。
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木の棚を作ることで、
見栄えの悪かったスイッチも綺麗に収まった。
木の本職だけあり、
仕事の収まりが見事だ。
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空間を利用して、
新たな演出も企てられる。

何かのために並んで開口部があるので、
大きな方の開口部を両側からミニカーを眺められる棚に置き換えた。
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これなら大きなミニカーから小さなものまで自在に飾ることができる。
ケースや箱もむやみに捨てずに飾ろう。
棚が仕上がりひと段落した。
やはり木の醸し出す柔らかい雰囲気は、
触感のコントラストを生む。
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せっかく本職のプロにお願いしたので、
これだけで終わらず更に仕掛けを作った。

奥村さんには大変なお手数をおかけしたが、
ちょうど良い構造物ができた。

天井までの豊かな空間を活かして、
木製のトラスを張るようお願いした。

B-factionにもワイヤーを利用したトラスがある。

その応用で鉄ではなく、
木を用いて独特の世界を作り上げた。
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すぐ何かに使うわけではないが、
照明にも利用できるし、
スピーカーを吊るすのも楽しそうだ。
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「ハンモックだけは吊らないでくださいね」と、
奥村さんに念を押された。

ハンモックがダメなら、
キャンパスを吊り下げ簡単なテントにすると、
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ブルーフレームの温かさが増す気がする。

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どんなふうに使ったら楽しくなるのか、
お客様と一緒に考えよう。

インプレッサハウスの歴史はこれから始まる。
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奥村さんにとって、
コンクリート直付けの木製トラスは、
思わぬ難儀な仕事だった。

分厚いコンクリートなので強度は十分だが、
下からアンカーボルトを打ち付けるのは大変だった。

本当にお疲れ様でした。
室内の置物にカバーをかけてくれたが、
どれも真っ白になるほど粉が付着した。

難儀な様子が想像できた。

なので心を込めて掃除した。
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隅々まで掃除機をかけ、
床に置いた備品をか片づけた。
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そして本館に移動中だったインプレッサWRXを再び飾った。
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うーん最高だ。
真っ青な空の下インプレッサが生き生きとしていた。

扉を閉じて会社に戻った。
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社屋に入ろうとして、
ふと気が付いた。

周辺が随分春めいてきた。

花粉もいっぱい飛んでいる。

楽しさと苦しさの両方がやってくるのも、
早春の特徴だ。

春の気配を強く感じたので、
インプレッサハウスの周りをどう整えるのか、
その手法が頭をよぎった。

芝生も良し、
果樹園も良し、
焚火台も良し。

ずっとあれこれ考えていたが、
しばらく放っておく。

そう決めた。

なぜか。

もちろん手入れするし、
むやみに雑草の生えない工夫もする。
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この10年間で得た財産は、
自然との対話力を社員全員が身に着けたことだ。

ブルーベリーも元気だし、
リュウゼツランも増え続けている。

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やせた土地で強い植物は、
冬でも青々と元気だ。

似たような花の咲かせ方をするのに、
真逆な植物もある。

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霜が降りたように白く枯れた植物は、
理由絶欄の増殖と同時に増え始めた野萱草だ。

若芽の誕生を確認し、
その後の様子を観察した。

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枯葉の周りを調べたが、
目立って大きなものはない。
少しかき分けると、

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少しだが確認できた。
でも少しも美味そうじゃない。

乾燥しているせいだろう。

そこで直ぐ脇の石垣に行くと、
苔の間からニョキニョキと若芽が出ていた。
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すぐそばを川が流れるだけで、
たとえ数メートルでも環境に大差が出るのだろう。
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さっそく掘り出して、
茎に絡みつく枯葉を取り除いた。
美味そうじゃないか。
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食べられるのではないかと気付いたのは、
望桜荘の庭で庭で繁殖が始まった時だ。

2年ほど前、
この木の根元にニョキニョキと若芽が現れた。

その時は何かわからず、
草と一緒にむしり取った。

瑞々しくて匂いも良かったので、
本能的に食べることができると感じた。

後日それがオレンジ色の花を咲かせる野萱草だったと分かり、
調べると食用可能であることが証明できた。
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実にタフな植物だから、
まだ残っているのではないかと目を凝らすと、

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やはり若芽が現れていた。
これもきれいに抜き取り、
ヨーグルトの空き箱いっぱいまで集めた。

今夜の晩酌で、
茹でたての若芽を酢味噌で楽しむつもりだ。
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これからしばらくすると、
様々な野草がこの周りでどんどん生まれる。

食べられないと思っていただけで、
雑草という植物は存在しないと思い知らされた。

タネツケバナはピチンと種を飛ばす迷惑な草だと思っていた。
ところが、
はじける前の茎を集めて湯がくと、
アスパラガスのような味がする。

ウジャウジャ生えるカラスノエンドウは、
草刈り機に巻きつき厄介だ。

ところが、
成熟前の「さや」は、
卵とじで食べると柔らくて美味しいそうだ。

ちょっと臭いが強いが、
野蒜も美味い。
こうした自然の恵みを、
インプレッサハウスでも楽しめるように工夫する。

何しろ長い間放置され、
建物の周りはおあつらえ向きの自然繁殖状態。

それを刈り取り冬を迎えたが、
当然春の息吹で目を出しそうだ。


そこにスパイスを与えてある。

望桜荘の周りに10年ほど敷き詰めていた、
ニードフルシートを全て移設した。

かなりのミネラルや、
土壌微生物がしみ込んでいるはずだ。

食べられる植物が自然発芽し、
どんどん繁殖する要素を、
インプレッサハウスの周りに持ち込んだ。

不燃物として厄介な処分品とされるより、
インプレッサハウスの周りで第二の人生を送る。

凶と出るか吉と出るか、
それは解らないが、
実験する価値は十分ある。

なぜなら
商品作物を目指さないなら、
放っておくだけでも野菜はできるはずだと思うからだ。

野萱草の若芽を集め工房に戻ると、
大宮君から「テスト走行をお願いします」と声がかかった。
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そうだ。
明日は倉敷から石田さんがいらっしゃる。
WRXの納車日だった。

安心して高速道路を走れるよう、
最終テストに臨んだ。

ちょうど良いので、
あの場所を目指した。
恵那山トンネルを抜ければ、
あっという間に天空に着く。
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本当に気持ちが良い。
快晴が明日まで続くことを願いながら、
高速道路を快調に飛ばした。

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目的地にはすでに役者がそろっていた。

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群馬は恵比寿より100年祭に熱心だ。
そりゃそうだ。
中島知久平のお膝元だもの。

無関心なわけはない。
希望ナンバーが足りなくならないかと心配するほど、
今年は100番が増えるだろう。

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新色のアウトバックはエアドームの前に展示される。
インプレッサスポーツのほかに、
ドーム前に並ぶのは、

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新型フォレスターだ。
このクルマには高い評価を与えられないが、
そういうクルマが売れるというジンクスがあるので、
スバルにとっては良い評価かもしれない。

一般消費者の生の声が楽しみだ。

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今回の全体統括を担当する、
電通のケンジュウさんにお目に掛かれた。
カタカナで紹介したが、
決して外国人ではない。

劒重と書く凄く珍しいご苗字で、
変換することが簡単にできないからだ。

新型インプレッサの導入も担当され、
現在流れているCMだけでなく、
次のXVにも関わられている。

仕上がりが楽しみになった。

今日は暗くなってから、
ナイトドライブの仕込みを始める。
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既にプローバも待機していた。

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みんなとはすっかり顔なじみなので、
久しぶりに会えて嬉しかった。
どうも「そのうち現れるぞと」思っていたようだ。

彼らのドライブなら安心して楽しめるから、
ぜひこのフォレスターに搭載されている、
アダプティブドライビングビームを体感してほしい。


ぎょろぎょろ動く目も、
暗い場所ほど効果が良く解るはずだ。

劒重さんは明日も大忙しだ。
何しろ縦横が19m×14.6m、
高さが9mもあるドームテントを、
わずか1時間30分で設営する。

中にはエアコン5台を設置し、
ぽかぽかに暖めるそうだ。
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そしてスバル360を美しい星空を描いたバックボードの前に置く。

そこが参加者の記念撮影に用いられる場所となる。

なかなか気の利いたアイディアだ。

真っ暗だと写メが残せないからね。

さあ、
いよいよ舞台は整った。

明日、ぜひ阿智村を目指してほしい。

待っているぞ。

Commented by jjtank at 2017-03-17 19:16 x
コンクリートと白木ってマッチングするんだなぁー

光の反射がこんなに変わるなんて
Commented by b-faction at 2017-03-17 20:28
jjtankさん、香りも素敵です。
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by b-faction | 2017-03-17 21:24 | Comments(2)

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