名残雪は聞いたことあるけど、
朝の様子を見て頭に浮かんだ言葉は「名残桜」だった。
満開になるまでに長い日数を要したのに、
暴風雨がきっかけとなり、
桜吹雪が舞い降りた。
S・A・Bの前にある、
GC8はピンク色の頬紅で化粧した。
動くショーケースとして活躍した、
SVXも桜化粧された。
でも気をつけないと、
黒いボディには染みが残る。
こうして眺めると、
これらのクルマには共通点が多々有る。
だからみんな大好きさ。
今一番お勧めするスバル車は何かと聞かれたら、
相変わらず、
答えはこれだ。
全く真逆のBRZとフォレスターだが、
どちらもSUBARUの香りがプンプン匂う。
久しぶりにフォレスターでかわら版を作りたくなった。
楽しみにして欲しい。
それにしてもGC8って、
哀愁漂うな。
名車というものは、
いつまで経っても色褪せない。
SUBARUの歴史を大きく変えた、
不滅のクルマだろう。
インプレッサはこれで役目を終えるはずだった。
二代目以降は計画されていなかったが、
今では屋台骨を支えている。
インプレッサからバトンタッチされるはずだったフォレスターは、
派生車として追加された。
これも世界中で高い評価を受け、
SUBARUの屋台骨を支えている。
そして歴史の中で様々な紆余曲折もあり、
インプレッサからBRZも生まれた。
全く異なるシャシーとは言えども、
まるで兄弟のようだ。
血は争えない。
だからフォレスターは凄いクルマなんだ。
桜を求めてフォレスターとツーリングに出た。
まだまだいくらでも追いかけることが出来る。
フォレスターに乗ると、
心からホッとする。
なぜか。
それはゆとりがあるからだ。
フォレスターと旅すると、
いつもあっと驚くものに出会い、
心が豊かになる。
樹齢115年の「しだれ桜」が美しかった。
近くでしげしげと見たのは初めてで、
花の付き方にちょっとびっくりした。
森の番人の佇まいがステキだ。
白いクルマが定番だが、
そろそろトレンドが変化するだろう。
白ならソリッドが良いし、
ブルーなら濃い方が良い。
濃いブルーはフォレスターにぴったりだ。
東京の人達が見たら驚くだろう。
まだ冬の世界が眼前に広がる。
ここまで来ないと見えないものや、
解らないことが沢山ある。
気温は摂氏三度。
いよいよ雪が降り始めた。
さあ帰ろう。
明日からかわら版を作って、
ゴールデンウイークに備えよう。
どんな内容になるか、
しっかり書き下ろす。
楽しみにして欲しい。
終わり