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ボルボから超弩級のスーパーセダン誕生

豊田から中田さんがオイル交換にいらっしゃった。
愛機のCO7は絶好調だ。
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美味しいお土産を戴いた。
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始めて見る限定仕様の松平饅頭だった。
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いつもありがとうございます。
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明日の楽しみにします。

京都から近藤さんがオイル交換と簡単な点検で来訪された。
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バタバタしていたら、
お見送りする事が出来なかった。
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大変失礼いたしました。

いつもお土産をありがとうございます。
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明日の楽しみにします。
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ボルボが満を持して特別限定車を出して来た。
500台限定のS90はボルボのフラッグシップに位置づけられる。

結論から言おう。最近のボルボは凄い。

S90に乗ると、
最新のスバルかと思うくらい、
クルマの出来が良い。(笑)
ボルボ自身が新世代のボルボだと胸を張るように、
先日試乗したポールスターとはまるで違う上質さを持つ。

SGPを展開するスバルは、
まずベーシックカーのインプレッサから新世代のシャシーに切り替えているが、
ボルボは真逆の戦略だ。

最新のプラットフォームを上から下に展開するので、
下から上に展開するスバルに対して動力性能が一際際立つ。

それぞれ意味がありどちらが良いとは簡単に言えないが、
明らかにボルボの方が「苦味」があって大変美味しい。

B4より一回り大きいが、
全高はG4より更に10mm低いのでとてもスポーティでスタイリッシュだ。

T6とはグレードを指し、
T5と識別する。

両車の差は動力性能だ。
T5は直噴ターボだが、
T6は更にツインチャージャーシステムを持つ。

Rデザインはクルマの個性を示し、
もう一つのインスクリプションと棲み分けている。
スバルで言うところの「typeS」と「typeL」の違いの様な差かと思ったが、
そんな生易しいものじゃない。
「STI SPORT」と「スポルヴィータ」ぐらいの差だと思えばよい。

このクルマは、
Rデザインだけに用意されたパースティングブルー・メタリックを纏っていた。



まずスペックを紹介しよう。
動力性能に驚くはずだ。

【車名】
ボルボS90
【駆動方式】
AWD(全輪駆動)
【型式】
DBA-BP420
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4965×1880×1445
ホイールベース(mm):2940
トレッド前/後(mm):1615/1620
最低地上高(㎜):155
車両重量(kg):1810
最小回転半径(m):不明
乗車定員 5名
【エンジン】
B420/直列4気筒2.0L DOHC16バルブ AVCS インタークーラー付ターボチャージャー&スーパーチャージャー
内径×行程(mm):82.0×93.2
圧縮比:10.3
最高出力kW(PS):235(320)/5700rpm 参考S207:241(328)/7200rpm
最大トルクN・m(kgf・m):400(40.8)/2200-5400rpm 参考S207:431(44.0)/3200-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
電子制御8速A/T
【燃費】
12.5km/l (JC08モード)
【税抜車両本体価格】
6.935.186円
ボディカラー:パースティングブルー・メタリック
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T6は20インチのホイールを標準装備し、
255/35という幅の広いタイヤを付けている。

ただしRデザインとインスクリプションではホイールのデザインが異なる。
タイヤはピレリのPゼロだ。

ワイパーも素晴らしい。
この部分にウオッシャーノズルが内蔵され抜群の拭き心地を実現した。

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驚くほどしなやかなワイパーブレードだ。
動画をご覧いただきたい。




動作感にほれぼれした。
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セルフ給油が当たり前の欧州では、
給油口にも一工夫ある。
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スバルも早急にこのタイプを採用してほしい。

タンクキャップが無いのでとても楽だ。
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ボルボは光物の扱いが上手い。
グリルも緻密に作られているので嫌味が無く、
メッキにしか出せない上質感がある。
それがエクステリアだけでなくインテリアでも際立っている。

とにかくスバルが絶対に勝てない分野は灯火器だ。
前後とも理想のシステムを搭載し、
悔しいと言うよりむしろ天晴だ。
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アクティブベンディング機能付き、
フルLEDヘッドライトシステムは、
30度スイブルするだけでなく、
LEDを緻密にコントロールし、
ハイビームのまま対向車を照射する部分だけ見事に配光をカットする。


ドアを開けると、
企業文化の違いがはっきりと判る。
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ボルボらしいかっちりした造り込みは、
昔の240や740を思い出させる共通の文化性だ。

中国企業に買収されたおかげで、
ボルボらしさを再び蘇らせることができたのだろう。

一口に中国企業と言っても様々で、
日本の企業より遥かに優れた会社も多い。

そういう会社は買収先の企業を、
自社の時間軸を短縮させるために活用する。

だから買収した企業の独自性やノウハウを大切にし、
金は出すが口は一切出さないのだろう。

ボルボの復活は、
優秀な中国企業が存在する事も同時に証明してしまった。

日本企業もダメな会社は欧米の企業と組むのではなく、
中国の企業に買ってもらうほうが良いだろう。

残念だが日産もふそうを含む三菱もまんまと欧州勢の手に渡った。
優秀な中国企業の方がましだったかもしれない。
ボルボを見て深い悲しみを彼らに感じた。

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インナーグリップだけでなく、
ドアハンドルのクオリティも高く、
バックライトで照らし出されるので夜間も使い易い。

後席の居住性も良い。
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足元の広さだけでなくシートと床の間のクリアランスも大きい。
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びっくりしたのはヘッドレストだ。
運転席から動かすことができる。
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安全に後席へ座らせるためのアイディアだろう。
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センターコンソールも特徴的だ。

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蛇腹式のコンソールリッドの横に、
エンジンスターター、
ダイヤ目のローレット、
パーキングブレーキ、
アイドリングストップ、
の順にスイッチが並んでいる。
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このダイヤ目のローレットと名付けられたボタンで、
各種ドライブモードが選択できる。


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ナビ画面の出た9インチのタッチスクリーン式ディスプレイを操作し、
色々な機能を簡単に素早く切り替えられる。
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スバルだとIとSとS#しか選べない。
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ダイヤ目のローレットを操作して、
ドライブモードの選択を開始する。
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S90もそこは同じだが、
もう一つインディヴィデュアルと言うモードが選べる。
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それを選択し、
事前にセットアップすると、
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自分だけのお好みモードが簡単に仕込める。
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基準にするモードをまず選び、
そこからカスタマイズを始める。
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漠然と決めるわけでは無いので、
セットする操作そのものが面白い。
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早速走らせて印象を確かめた。
動画をご覧いただきたい。




エンジンをスタートさせる。
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スイッチを入れると、
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メーターがスイープし目覚めた事を知らせてくる。

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中央に12.3インチの液晶ディスプレイを持ち、
4モード選択できるからナビの画面もメーター内部に出すことができる。
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スバルはナビのキャリーオーバーを基本に考えるので、
モニターが3つに分散し使い易さでかなり遅れている。

ステアリングのフィーリングがとにかく素晴らしい。
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やはりスバルに必要な要素は、
卓越した動力性能だ。

この部分を早急に強化する必要があるだろう。
これからのスバルに期待したい。

良い機会を与えていただき有難うございました。


Commented by はつ at 2017-05-14 14:14 x
社長こんにちは。
LCDオープニング、オーナー心をくすぐる演出ですね。ポールスターといい、T6.Rデザインといい、かっこいい。引き続きスバルをコアに様々なクルマの社長のインプレ楽しみにしております。
Commented by b-faction at 2017-05-14 17:22
はつさん、良い中国企業に買収されたと思います。時間軸の考え方が違いますね。
Commented by 赤坂太一 at 2017-05-14 21:04 x
社長、またまたお久しぶりです。

今回の90シリーズ、特にワゴン好きとしてはV90のスタイルが良いな、と感じてます。

ショートのV40やV60シリーズ以降、全体的に良いクルマが多いなと思います。
Commented by b-faction at 2017-05-14 21:56
赤坂さん、こんばんは。ボルボは激変しましたね。組んだ中国企業の方向性が良いのでしょうね。
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by b-faction | 2017-05-13 23:12 | Comments(4)

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