足が痛いのに、
少し良くなって調子こいてました。
砂浜まで降りると、
ここは国際都市だと実感出来た。
日本語より海外の言葉の方が沢山聞ける。
砂浜を養生していると聞いて、
福岡のポテンシャルを知った。
豊かな都市だ。
博多私立博物館にも無料で入館することが出来た。
金印に感動した。
歴史の授業で学んだ実物を、
こんなに簡単に見ることが出来た。
他にも色々な試みを見ることが出来た。
出雲大社で参拝を終え、
次の宿泊地に向かう途中、
何かがちらりと見えた。
思わず方向転換して舞い戻り、
駐車場にクルマを停めたが、
先ほど感じた気配が無い。
それもそのはずで、
建物はまるで駅舎には見えなかった。
参道を走っていた時に感じた、
香ばしい匂いはここから出ていたのだ。
保存されていた古い列車の向こうに、
どう考えても現役の列車がある。
しかし在来線のホームとも思えない。
屋外のカフェで使い什器が所狭しと並んでいた。
もう一度表通りに戻ると、
懐かしい空間を見ることが出来た。
やはり列車は運行している。
何とも言えないな。
手で回す発車時刻表は文化財だろう。
駐輪場や駐車場と、
ホームがそのまま繫がっている。
改札もステキだ。
地元住民との信頼感に溢れている。
レンタサイクルもあり、
カフェも擁する多機能駅だった。
嬉しかった。
少し先には古い駅舎も温存されている。
無理してでも、
出雲大社を目指した甲斐があった。
ここでもBRZのイエローが際立った。
良いクルマだぜ。
皆生温泉は海底から湧出する温泉だ。
一般的な温泉宿では無く、
ビジネスホテル風の宿を取った。
風呂には入れる時間が制限される代わりに、
料金は安い。
これも移動中の宿には気楽で良い。
翌日の予定は皆生温泉から大根島に向かい、
澤田さんのアドバイスにしたがってウナギを食べる予定だった。
ところが思わぬ逸品に出会ったので、
予定を大幅に変更した。
クルマで旅すると、
こういう面白い経験も出来る。
臨機応変な旅がどうなったのか、
この後も期待して欲しい。