初代アルシオーネ リフレッシュ計画
2009年 03月 02日
アルシオーネリフレッシュ計画が進行中だ。

かなり紹介できるレベルまでプロジェクトも達したので
見ていただこう。
現在所有している初代アルシオーネ(通称XT)は
全部で4台。
一台はスペアカーで残り3代のうち
2台はS・A・Bで展示中だ。
http://www.takenet.or.jp/~subaru/top_topics_event_02/top_topics_event_02.html
ここで紹介しているように、既に2台とも
我がスタッフの手により走行可能な状態に蘇って
館内に棲息している。
下の2枚の画像を見て
4WDとFFを見分ける事ができたら
あなたはかなりの「スバリスト」だ。


さすが、マリオは、
一発で見分けた。
しかし、当時は
同じクルマでも、駆動方式が異なると、
かなり、印象も異なる。
森PGM曰く「なんて曲がらない」
車だった。
これだけで曲がらないのを、テクニック曲がるように出来ると、
これはこれで気持ちよいし
腕は絶対に上がると思う。
FFはシンプルな内装。
同じガングリップでも4WDの切り替えスイッチが無い。

軽々走って楽しい。

やっぱりターボは最高だ。
当時の車は最大過給に達すると
グリーンのランプが点く。

こちらは4WD

やはりエアサスや、「オート4WD」など
隠し球満載のため
サテライトスイッチも賑やかで
そそられる。

デジパネは
こんな風に楽しい。
加速すると
3D風に左がタコメーター
右が過給圧メーター

グラフが遠近表示されて
演出効果を出す。

そして面白いことに
エアサスの車高調整機能を使って
車体を上昇させると
こんな風にぴょこんと
クルマの表示が持ち上がる。
キーにはリモコン風のボタンがあるが
まだ当時はそんなものは無く
発光ダイオードのランプが仕込まれている。

スペアキーも整っていて
このFF車には前オーナーの愛情を強く感じる。
このままでは、
面白くないので
様々な手段で、
ドンドン新車に蘇らせる。
先ず、4WDはエアサスを完全に蘇らせ
新車時の昨日をほぼ全面的に回復させる。
FWDは車検整備を施し
オーナーにかわいがられていた
その良さを最大限に引き出し
永久に動態保存する事にした。
譲って欲しいというお客様が
先日わざわざ東京からお越しになり、
随分気に入っていただいた。
その人のお父さんは富士重工の元社員だった。
アルシオーネに新たに仲間が加わった。
そのノーマルメーターの4WDXTを使って、
先ずエンジンを完全リフレッシュする。
エンジン搭載まで、あとわずかの所まで来た。
その間にボディを素っ裸にして、