博多からの岐路S402のGTらしさを吟味
2009年 05月 18日
グランドツーリングを語るとき
忘れてはならないことのひとつに
環境対応能力がある。
中国自動車道では往路も素晴らしかったが
これまた復路も、とんでもない魅力が溢れている。
比較的込み合っていた九州自動車道だったのに
山陽自動車道との分岐点を過ぎると
大型車は一気にそちらに流れるためか
驚くほど快適で面白い道が、それこそ延々と続くのだ。
児玉さんが22Bで中津川まで来る理由も少しはわかる。
ただ彼との大きな違いは優秀なコ・ドライバーが居るか、居ないかの違いだ。
特に、睡魔が襲った時に時間の有効活用が出来る。
これは誠にありがたい。
往路で2時間、復路で1時間
これまた「動物的勘」を溢れるほど持つ、
パートナーにステアリングを預けた。
ところで、往路でも存分に味わったはずの
高速走行性能だが、
この道路は恐るべきことに
行きと帰りで、見せる表情がかなり異なる。
これは、中央自動車道も同じ側面を持つので
ここだけとはいえないかもしれないが、
特に島根県に入ってからの
下りの「つづら折」が延々と続く場所・・・コイツはすごい。
ここにS402を購入したオーナーだけに配布されたスペシャルDVDがある。
これは驚くべきプレゼントだった。
たった402名のS402をオーダーするであろう
未来のオーナーだけのために
伊藤健氏を中心とした開発チームが
プロトタイプをニュルブルクリンクに持ち込み
最終的なセットアップを終えた事を証明した代物だ。
見たい方にはいつでも望桜荘でお見せできる。
何と、スバリストの探究心を理解した、
また何とスバルらしい、
開発姿勢だろう。
実はこのことに対して極めて感動したのだ。
当時の伊藤部長の言葉を借りれば
「ニュルのオールドコースを
ほぼ一周にわたって走行している様子が写っています。
まるで、ワインディングをドライブしているように楽に運転していますが、
メーターに注目してもらうと、ほぼ全周 160km・hから230km・hで走っているのが
お分かりと思います。
実はこの位の速度粋(もう少し早いが)でGC8で走ると
常に相当の修正舵を当てながら走る必要があります。
初期のGDBでも多少の修正舵が必要です。
それがS402ではまるでドライブです。
それが、車の進化でありこの車の偉さです」
こんな泣かせる文章が書けるのは
生みの親しか居ないだろう。
本当に、走れば走るほど
このクルマの魅力に引き込まれていく。
そして最初に述べた環境対応能力を
まさに試す偶然の機会に遭遇した。
名神高速道路集中工事!!!!
この、恐るべき一大イベントの最中に紛れ込んでしまった。
なんと!ペースカーが居る。
それも巨大だ!!!
さすが冬季の薬剤散布で低速等速走行を極めている
プロ中のプロのペースメイクによる、「超低速連続走行」という
スポーツセダン、しかもマニュアル車にもっとも過酷かと思われた
この試練を
S402は
難なく乗り越えるところが凄い。
渋滞路で
ローにさえ入れておけば、クリープ走行可能!
サードに入れておけばAT車と同じようなもんだ!!
えー~~~~である!!!
このあたりが、国内最強を謳歌して現れたGT-Rとかなり異なる。
あのクルマは周りを威圧することに対して
抜群の能力を発揮する代りに
運転が上手くなるようなクルマの包容力を感じることが出来ない。
非常にオートマチック的でありながら
深い潜在能力を持つ、男の6速MTと
DSGと耳慣れない言葉を持つが、
実はセミオートマチックのパドルシフトでは
深みという点で考え込んでしまう部分もまだ多い。
忘れてはならないことのひとつに
環境対応能力がある。
中国自動車道では往路も素晴らしかったが
これまた復路も、とんでもない魅力が溢れている。
比較的込み合っていた九州自動車道だったのに
山陽自動車道との分岐点を過ぎると
大型車は一気にそちらに流れるためか
驚くほど快適で面白い道が、それこそ延々と続くのだ。
児玉さんが22Bで中津川まで来る理由も少しはわかる。
ただ彼との大きな違いは優秀なコ・ドライバーが居るか、居ないかの違いだ。
特に、睡魔が襲った時に時間の有効活用が出来る。
これは誠にありがたい。
往路で2時間、復路で1時間
これまた「動物的勘」を溢れるほど持つ、
パートナーにステアリングを預けた。
ところで、往路でも存分に味わったはずの
高速走行性能だが、
この道路は恐るべきことに
行きと帰りで、見せる表情がかなり異なる。
これは、中央自動車道も同じ側面を持つので
ここだけとはいえないかもしれないが、
特に島根県に入ってからの
下りの「つづら折」が延々と続く場所・・・コイツはすごい。
ここにS402を購入したオーナーだけに配布されたスペシャルDVDがある。
これは驚くべきプレゼントだった。
たった402名のS402をオーダーするであろう
未来のオーナーだけのために
伊藤健氏を中心とした開発チームが
プロトタイプをニュルブルクリンクに持ち込み
最終的なセットアップを終えた事を証明した代物だ。
見たい方にはいつでも望桜荘でお見せできる。
何と、スバリストの探究心を理解した、
また何とスバルらしい、
開発姿勢だろう。
実はこのことに対して極めて感動したのだ。
当時の伊藤部長の言葉を借りれば
「ニュルのオールドコースを
ほぼ一周にわたって走行している様子が写っています。
まるで、ワインディングをドライブしているように楽に運転していますが、
メーターに注目してもらうと、ほぼ全周 160km・hから230km・hで走っているのが
お分かりと思います。
実はこの位の速度粋(もう少し早いが)でGC8で走ると
常に相当の修正舵を当てながら走る必要があります。
初期のGDBでも多少の修正舵が必要です。
それがS402ではまるでドライブです。
それが、車の進化でありこの車の偉さです」
こんな泣かせる文章が書けるのは
生みの親しか居ないだろう。
本当に、走れば走るほど
このクルマの魅力に引き込まれていく。
そして最初に述べた環境対応能力を
まさに試す偶然の機会に遭遇した。
名神高速道路集中工事!!!!
この、恐るべき一大イベントの最中に紛れ込んでしまった。
なんと!ペースカーが居る。
それも巨大だ!!!
さすが冬季の薬剤散布で低速等速走行を極めている
プロ中のプロのペースメイクによる、「超低速連続走行」という
スポーツセダン、しかもマニュアル車にもっとも過酷かと思われた
この試練を
S402は
難なく乗り越えるところが凄い。
渋滞路で
ローにさえ入れておけば、クリープ走行可能!
サードに入れておけばAT車と同じようなもんだ!!
えー~~~~である!!!
このあたりが、国内最強を謳歌して現れたGT-Rとかなり異なる。
あのクルマは周りを威圧することに対して
抜群の能力を発揮する代りに
運転が上手くなるようなクルマの包容力を感じることが出来ない。
非常にオートマチック的でありながら
深い潜在能力を持つ、男の6速MTと
DSGと耳慣れない言葉を持つが、
実はセミオートマチックのパドルシフトでは
深みという点で考え込んでしまう部分もまだ多い。
S402の前編・後編を読み、Sシリーズの素晴らしさがヒシヒシと伝わってきました。
パフォーマンス・パッケージを纏ったS-GTの豹変振りからも大いに想像できます。
TunedByまでですが。(笑)
スペシャルDVDは研究会で見れなかったので、来月伺った時に是非見せて下さいネ。
パフォーマンス・パッケージを纏ったS-GTの豹変振りからも大いに想像できます。
TunedByまでですが。(笑)
スペシャルDVDは研究会で見れなかったので、来月伺った時に是非見せて下さいネ。
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b-faction at 2009-05-20 17:42
willy Jr さん、いつもありがとうございます。
セットしてありますから、いつでも大丈夫です。
一度、家で酒飲みながら見ていたんですが、
危なく事故りそうでした(笑)
結構、自分で運転しているような気持ちになる
面白いDVDです。
また、助手席で飄々としている辰己さんも面白いですよ。
セットしてありますから、いつでも大丈夫です。
一度、家で酒飲みながら見ていたんですが、
危なく事故りそうでした(笑)
結構、自分で運転しているような気持ちになる
面白いDVDです。
また、助手席で飄々としている辰己さんも面白いですよ。
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at 2018-11-24 17:47
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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b-faction at 2018-11-24 20:45
大島さん、今晩は。BL5やBLEのリアドアは基本的な寸法は最後まで変更在りません。コンプリートを含めても変わりません。ただし互換性については何とも言えません。その車種固有の特性があるのでディーラーに赴き相互利用できるか車体番号から検索してもらってください。S402のトレッドはタイヤ性能を大幅の向上させたので大きくなりました。ノーマルのシャシーではタイヤに負けるしFフェンダーが当たるので履けないのです。そのための拡幅です。
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大島 凜
at 2018-11-24 20:55
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代田社長
こんばんわ。
素早いご回答ありがとうございます。
固有の差、があるという点にまで気を利かせてくださり、恥ずかしながら目から鱗でした。
是非、アドバイスを活用させていただきます。
この度はありがとうございました。
機会がございましたら、ぜひお世話にならせてください。
こんばんわ。
素早いご回答ありがとうございます。
固有の差、があるという点にまで気を利かせてくださり、恥ずかしながら目から鱗でした。
是非、アドバイスを活用させていただきます。
この度はありがとうございました。
機会がございましたら、ぜひお世話にならせてください。
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b-faction at 2018-11-24 21:16
大島さん、どういたしまして。いつでもお越しください。
by b-faction
| 2009-05-18 21:53
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Comments(6)