ワゴンの王様と山菜の王様を味わう

「人」というものは誠に面白いもので
以心伝心という言葉があるように、
価値観に共通性がある人と、
会話を楽しむと、

心の琴線のような部分がであったり、
とても一言では表せない気持ちを、
多くを語らなくても
その振る舞いから解り合えるときがある。
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      ※ 最新型レガシィのターボを本田建設社長 本田稔さんに味見していただいた。


いよいよ真打を試す時が来た。
前回のNAを味見した時と全く同じ状況で
今度はターボを試す。
長距離テストの相棒に選んだのは
新型レガシィ2.5GT Lパッケージ

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ところで、
冒頭に述べたことが何を意味するのか。

ゆっくりと語りたい。
まず、レガシィの評価を一言で結論付ける。

ちょっと先走りしすぎて申し訳ないが・・・
極めて「ピュア」だ。

なぜか、
その前段を聞いて欲しい。

ニホンヒキガエルの事だ。

この場所に来ると、いつもそうだが、
自分の中にある「遺伝子」が共鳴するように感じるときがある。

この前レガシィを運転して「やまゆり荘」を訪れた時、
何故か露天風呂の湯が出ていない事に違和感を覚え、
勝手にバルブのチェックをしたところ、
ちょっと「ぎょっ」とした(笑)

バルブを納めている塩化ビニールのパイプの中に
何故かでかい「カエルの置物」が入れてあったからだ。
不思議に思いながら、バルブをひねったらお湯が出た。
なので、そのまま湯舟に浸かったが、
なんとも気になってしょうがない。
ひょっとしたら、ホンモノのカエルかなと
心配になって、
お湯をすくって、もう一度そこに行き、
ふりかけたら
眼を開いた

落ちたまま脱出できずに死に掛けていたようだ。
何故そう思ったかというと、
思わず手を差し伸べたら、
すがるように這い上がってきたからだ。

これはえらいこっちゃと思い、
浴室に連れ込んで、
ちょうどそこにあった「三角コーナー」に入れてシャワーで冷水を掛けた。
ようやく力を取り戻したのが
この写真だ。
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表に連れて行って逃がしてやると森の中に消えていった。
元々乾燥に強いようだが
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炎天下のパイプの中ではきっと時間の問題ではなかったかと思う。

とっさに、そういう行動に出たのには訳があって、
以前、本田さんから生き物の話をあれこれしてい時に、
自然の中に側溝や集水マスを設置すると、
蛇やヤモリが出られなくなって死んでしまう。
開田のような豊かな自然環境の中では、
今後は改善しなければいけない課題のひとつだと伺っていたからだ。

クークーと見掛けに似合わない可愛い声でなく、ヒキガエルだが、
その外観だけでなく、毒性も有するとして、
あまり人には好かれないようで、
こんなでかい奴は、あまり見た事が無い。
2年ほど前、大雨が降った時に、
会社のシャッターの前で、これくらいのが一匹死んでいた事はあったけど。

すがり付いてきた時の彼の手の感触は、
はるか昔に味わった、自分の赤ん坊の手の感触に似ていた。

次に
木曽馬の赤ちゃんは、
人懐っこく、結構気まぐれで
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厩舎に居る時はお母さんにべったりのくせに、
外に出ると、興味のある人間には近寄ってくる。

この前の横たわっている画像は、偶然生まれた頃に撮影できた。

ホントにあっという間に子馬になった。
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何の気なしに放牧場の柵に近づいていくと、

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こちらを見て興味本位に近づいてくる。

プリウスに乗った先客のご夫婦が居るのに、
見向きもせず草を食んでいたが、
何ゆえ僕には反応するのか良くわからない。
たぶんプリウスに乗って居る事
に理由があると思っている(笑)

ピュアなクルマ
こういう自然に包まれた場所に行くと、
ピュアなクルマを操っている
ドライバーも自然にピュアになるのだろう。

こういうところで有利なのは
ハイブリットカーだと思ったら大間違いで
いろいろ不自然なものを背負っているのだろう。

自然は敏感に反応する。

開田という場所は「気」が強い。
御岳カルデラという世界でもまれな
湖の無い場所で、
ギュット凝縮された自然のエネルギーに
抱かれていると、
普段電磁波に晒され続けている
体も
自然にピュアになる。

そんな場所で、
今日は本田さんに新しいレガシィを
味見してもらおうとやってきた

それと、開田ファームのオーナー田中さんと、
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自称「開田にすっかりはまった男」
二宮さんにも会いたかったので。
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今はブルーベリー狩りの準備に向けて大忙しだ。
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この二人も凄い男たちだ。
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田中さんはこの開田にブルーベリーを持ち込み
大規模な農園を造ってしまった人で
アイスクリーム工房の取締役も兼任されている。

二宮さんはフォトグラファーで、コナラの写真を撮りながら、
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その異変に真っ先に気づいた人だ。
毎日開田の情報を日記風にブログアップされ、

http://www.katch.ne.jp/~ninomiya22/

それを覗くのが今では日課になっている。


これは出来そうで、
そう簡単にできることではない。

さて前回の続きはこれくらいにして、
本題に入る。
本田さんにハンドルを渡した。
走り始めるとスーッと何かを感じられたようだ。

暫く走ると、おもむろに
「代田さん、今日時間はいいですか」

「もちろん」というと、

「シュウデをご存知ですか」
と・・・・

「何ですか、それは?」

山菜の王様です。これからそれを採りに行きませんか」

山菜の王様と聞いて、拒む理由など何も無い。

「でも、そんな場所教えていただいていいんですか」

「大丈夫ですよ、解りませんから、絶対に」

シュウデの語源は「塩出」にあるらしい。

自生地に到着すると、ホラ此処にも、あそこにも、
とドンドン採っていかれるが、見つけられそうで見つからない。

特にアスパラガス並みの大きさに育ったものを、
見つけることは困難を極める。
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眼が慣れてきて、自分でも少しだが取れるようになった。

根元から採るのではなく、
ちゃんと茎を残して柔らかい部分だけを折る。

不思議な植物で、折れた部分からが滴り落ちる。
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舐めてみて下さい、といわれ試してみると
言葉の意味が良く解った。

ほのかな塩味がするが、
イメージは良く出来た和風だしに近い。
「生でも食べられますよ」
という事なので茎の部分をそのまま齧ると
誠にみずみずしい。
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ほんのり「梨」のような香りがある。

これをお浸しや、
サッとゆでてアスパラガスのように
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マヨネーズをつけて食べるのも美味いらしい。

家で早速食卓に乗せた。
今日はピュア尽くし。
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開田のシュウデのお浸し
ゆでたマヨネーズ添えで脇を固め、
田中屋のガツンと来る木綿豆腐と、
柔らかで甘い「よせ豆腐」をダブルで配置し
豆腐鍋を正面に据えた。
わが妻自慢の鉄壁の食卓だ。
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これに中乗りさん
自家栽培米を使った
「純米無濾過生原酒」
で、もう今日は200%以上完璧な食卓に仕上がり、
100歳まで生きれそうな気持ちになる。
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シュウデの味は冒頭にも述べたように
ピュアという表現がピッタリで、
食感は
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締まった新雪を踏みしめる時の、
きゅっきゅっきゅっきゅ
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としたフレッシュな感じ。

もう山菜というより、とても新鮮で、
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歯ごたえのある野菜なのだが、
水耕栽培で育てる野菜が得られることの出来ないような、
レベルの高い、
ある意味「オーラ」の出ている代物だ。

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どうしてかというと、
シュウデとホウレンソウを同時に食べ比べると解る。
ピュアなショウデを味わったあとに、
市販のホウレンソウを食べると、
そのホウレンソウに使われている肥料の味が解ってしまうのだ。

なるほど
山菜の王様というのは
こういうものなのだ。

本田さんが、何故レガシィのハンドルを握ったとたんに、
シュウデの事が頭をよぎったのか、
深読みしすぎだと、
笑われるかも知れないが、
もう一度帰りのハンドルを握りながら、
「この味を一度知ってしまうと何とも忘れられないな」
とつぶやかれた事で、
実証されたと思っている。
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レガシィの「ピュアな味を知る」
他のクルマの雑味
イやというほど良く解る。


レガシィはその遺伝子をしっかり受継ぎながら
代を重ねて、
そのたびピュアになってきた。

二十歳になって大人になった、
という言い方も面白いが、

これは成人式を迎えた子供ではなく、
代々受継がれた
「まさに大いなる伝承物
なのだ。

総論は此処まで。
次回は各論から。
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Commented by willy Jr at 2009-06-29 23:32 x
おばんです。

前から乗っていた車のように自然に運転する人に融け込んでいく感じが、本田さんが楽しそうに運転する写真から伺えます。
きっとピュアな者同士だからなのでしょうネ♪

次なる各論のお話しを楽しみにしております。
Commented by at 2009-07-01 08:50 x
合同就職説明会が名古屋で開かれ、初めて参加しました。このところ何かと忙しく過ごしました。スバルが好きだという若者達に会えた事だけでもうれしい事でした。各論まもなくお届けします。
Commented by わかお@尾張旭 at 2009-07-01 09:05 x
昨日、車検をお願いしました。
よろしくお願いいたします。

レガシィの各論、また楽しみにしています!

ところで、かわら版届きました!ありがとうございました。セキセイ、可愛いですね~。彼らもある意味、ピュアですよね。
かわら版に載っていたコーヒーの写真、あれは高速のSAなどにある「ミル挽き」アドマイアでは???
僕も好きです。「あなたのためにドリップ中」のライブ映像、この工夫で出来上がりが楽しく待てます。笑
Commented by b-faction at 2009-07-01 14:35
ご名答!でもあの音楽を聴くとずーっと耳に残り、ある意味不快ですね(笑) かわら版を「あなたのために」送って、やっとブログを更新します(笑)

去年僕の指に留まったのはキセキレイの幼鳥でした。たまに、このあたで見かけます。スバルを好んで営巣して繁殖するのはハクセキレイです。その前後はツバメが巣立ちます。一足遅れて工房の屋根で巣作りしたスズメが巣立ちました。
それぞれ特長がありますが、スズメとツバメは学校で野外学習してますよ(笑)
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by b-faction | 2009-06-14 19:53 | Trackback | Comments(4)

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