人面天道虫の正体とスバルの放つ高性能自転車XB
2009年 08月 11日
大きな揺れで驚いたが、
亡くなった方は少なくて不幸中の幸いでした。
「中津スバル夏のイベント」も順調に進行している。
ご来場アンケートに「かわら版」について、ご意見を戴いているが、
おかげさまで、これまで集計させていただいた中で
Vol.125は一番お客様からお褒めの言葉をいただけた。

新型レガシィの誕生と並んで嬉しかった竜舌蘭の開花を正直な気持ちで表現したつもりだ。
花が咲いたり
虫が舞い降りたり。
自分の生命力の維持改善にも役立つ事象が連日のようにもたらされる。
ところで、富山の島田さんから、
人面天道虫の謎を解くメールが届いた。
ありがとうございました。

こいつがナナホシテントウムシのさなぎで、

こちらがナミテントウムシのさなぎだそうだ。
天道虫には種類が多いので
あんな成虫もいるのかなと思ったのだが、
脱皮の最中だったのか!なるほど納得できる。
しかし、笑ったような姿の固体に出会うこと自体、
奇遇!(笑) またこれも必然だろうか。
こんなタイミングを
千才一隅と言うのかもしれない。
この所、アウトバックにハマッている。

新型レガシィについては、
名だたる自動車評論家達が、
知ったかぶりの論調で
言いたい放題の事を垂れ流しているが、
「原稿用紙のマス目を埋める」行為にしか写らない記事も目に付く。
繰り返すことになるかも知れないが、
最新型のレガシイについて、
まずGTとして必要な「空間性能」はこうあるべきだと認めている。
だから大きすぎるとは感じない。
FHIがコツコツ努力を積み重ね、ようやく辿り着いた開花だ。
それを証明する為、御嶽山中を気ままに乗り回し、
行き当たりばったりで車中泊を試みた。
今度のアウトバックなら、車中泊が苦痛ではない。
はっきり言って、これまでの室内空間では、
その気にさえならなかった。
ここ開田高原に移住して5年目を迎える伊藤御夫妻が経営する
cafe KAZEは、夜になると楽しい居酒屋に変身する。
そこで、本田さんと飲んだくれるのが愉快でしょうがない。
また、人との出会いも事欠かず、
いつも時間を忘れるほどだ。
この日は偶然、我が母校の大先輩にめぐり合った。
ちょうどフジヤマのトビウオ
故古橋 廣之進氏が
2009年8月2日に世界水泳選手権が開かれていた、
イタリア・ローマにて客死されたことが話題になった。
すると、現役当時から、良く知るという年配の人がその場に現れた。
それが、KAZEで偶然に居合わせた、
野上 努 先輩だ。

昭和33年 日本大学卒業
武士道の精神を漂わせる、
水泳部 飛び込み「隻眼の雄」だ。
その理由は高飛び込みの繰り返しによるダメージだという。
ボクサーが徐々にダメージを受けるように、
若かりし頃の自分の肉体にも変化が現れたそうで、
当時ではどうなるのか知る由もなかったのだという。
現役時代のフジヤマのトビウオのエピソードや、
彼が客死した悲しみなど、その話題は尽きる事が無く、
奇跡の時間を過ごすことが出来たと思う。
時計が零時を回り、夜も更けた頃、
アウトバックの中で眠りに付いた。
明け方、物音に気づき目が覚める。
駐車場の前の道路にクルマが2台ほど停車していた。
ここ数日間、姿を隠していた御嶽山が、
夜明け前のセピア色の背景の中に
くっきりと姿を現していた。
この瞬間しか見る事の出来なかった絶景が、
アウトバックのリヤウインドウを額縁にして、
目の当たりに現れた。
車中泊ならではの醍醐味だった。
思わず車を止めて見惚れている人が居たおかげで、
おこぼれを頂戴できた。
6時過ぎに起床したときは、
あたりはすっかり晴れ渡っていたが、
御嶽山はとっくに姿を隠していた。
早朝の空気の清々しさを味わいながら、
30分ほど周辺をウオーキングした後、
アウトバックでラフロードを楽しむ。

近頃では、S402など車高の低さを楽しむ車に没頭し、
こうした、カジュアル且つ、
アウトドアライフを積極的に楽しむシーンから遠のいていたため、
小川のせせらぎに沿って走ったり、水溜りに飛び込むなど、

新鮮で子供心をくすぐる様な遊び感覚を手に入れることが出来た。
ところでアウトバックのコンセプトを
スバルが満を期してクロスバイクに注ぎ込んだ。
限定99台の逸品がある。
SUBARU XBだ。

今年の1月に開催された東京オートサロンでこの試作車に跨って以来、

こいつの虜になってしまった。
まず、何ともいえないシックリした人車一体感。
そして何より凄いのは、
こいつに乗ると、エンジンの気持ちが解るのだ。
クルマと全く同じように納車時に間違いなく取り扱えるようにマニュアルや付属品を確認する。
セッティングをきちんとしないと壊してしまうこともありえる。
副変速機が3段ある9速マニュアルトランスミッションだと思うと良い。

シフトアップは指先で簡単にできるし、
深押しすると、
1段飛び越えて変速するという、
日産GT-Rにさえ真似のできない優れた変速機を持つのだ。
前後ディスクブレーキの高剛性フレーム。
フロントサスペンションは、
可変式ショックアブソーバに、
非線形スプリング特性を持つ、クルマ並みの構造だ。
リバウンド側まで調整可能なエアスプリングを装備。
しかも、指先1つでダンパーをロックできる。
オンロードからラフロードまで快適に走ることの出来る、
キモの部分だ。
更に乗りやすく仕上げるために、
自分の体重にあわせ、
付属のエアポンプでバネレートを調整できる。
アウトバックとスバルXBは良く似たコンセプトで造られている。
2つのコラボレーションを当分の間、
夫婦で楽しみたいと思っている。
ところで、望桜荘で16日におこなう予定の
「マリオの部屋」の準備のため、庭の手入れを進めた。

此処数年来、不思議に思っていた事が、
究明できたので報告したい。
一本の木には宇宙に似た世界があるのだろう。

見る角度を変えると、これまでとは違ったものが見えてくる。
これは春先の話だが、

元気になった桜の樹は、今年たくさんの実を結んだ。
鳥の気持ちになってみようと、
脚立を使ってよじ登り、食べてみた。

この樹によってもたらされる数々の生命は、
鳥だけでなく、地中で育つ「さなぎ」の多さで知ることが出来た。
昨年末の根の養生をしたときに、
多数のさなぎが土の中から現れたからだ。
夏の盛りを迎えた今、敷き詰めた藁は土に戻りつつあり、
少しめくると、良い香りがする。
その中に白い菌糸が縦横無尽に張り巡らされ、
様々な昆虫だけでなく、川から沢蟹まで集まっている。
このシーズンは、周辺に落ちる鳥の糞が全て赤い。
展示場の洗車は厄介だが、
この辺りの鳥は、随分桜に恩恵をこうむっているようだ。

桜だけでなく
天空に向かって手を合わせ拝んでいるような木の葉がある。
それが「気になる元」だった。

偶然、さなぎを見つけ、

空き瓶に保存しておいた。
かわいそうなことに、羽化した瞬間に立ち会えず、
死なせてしまったが、こういう蝶の類が生まれるのだということを初めて知った。
そう考えると、興味が沸き起こる。

早速、葉を丁寧に調べ、

めくっていく。


遂にさなぎになる前の幼虫を発見した。

こんなに小さい虫が、

※ちょっとピンボケだが体を伸ばした瞬間。小さい黄色い中央の物体が幼虫。
必死に葉の表面を食べながら、
自分の鎧を作るとは、
驚くべき生命力だ。
しかもさなぎの状態でもビクビクと動く。
脱皮直後の姿からは想像できなかったが、

良く庭を観察すると、
非常に高速で飛び回る、小さな蝶がたくさんいる。
上の画像の右下の部分を拡大したのが下の画像だ。
羽を広げると薄紫色の綺麗な蝶がかろうじて写っている。

※高速で飛び回り撮影は困難だったが遂に捉えた画像を拡大した。
こいつらに間違いない。
そういえば、昨年開田高原で、
盛んに体に纏わり付いてきた綺麗な蝶は、
この一族に近い気がする。

こうした自然の循環を、
知れば知るほど楽しい気持ちになる。
異常繁殖と循環の違いをクルマの世界にも当てはめながら、
プリウスやインサイトの異常繁殖が、
どこまで続くのか観察していよう。

指先に止まってるのは「やまとしじみ」ですな、葉っぱの幼虫とは別だと思います、やまとしじみはカタバニの葉に卵を産んで育ちますよ、でもよくあんな酸っぱい葉を食べるもんだと(笑)
葉っぱの幼虫は「紅しじみ」かな赤い色の模様の入った同じ大きさの蝶です、たぶん。
家のレオーネも車高は高いぞ(笑)、しかし先日フロントからことことと異音が、なんだろう?ブーツは切れてないし、ブッシュ類は新品に換えたはずだし・・・。
ヤマトシジミですか。ありがとうございます。
本当に可愛い蝶でした。
凄く人懐こく驚きました。
その点、望桜荘の庭にいる蝶は、そんな事は無く、
まとわり付いてきませんが。
ベニシジミなのかな?薄紫色に見て取れます。
高速で羽ばたくのではっきりしませんが、
ラベンダーブルーの羽の色が可愛いですね。
閉じているときは
そっけない色ですが(笑)
レオーネの異音は何でしょうか?
タイヤロッドエンドも点検済みですか?

豪雨や地震で大変ですね。
レオーネの異音なのですが、先日買い先で駐車場にハンドルを左にいっぱいに切った状態でしばらく置いておいたら治ってました?!
今日もしばらく乗ってみたのですが何事もなく・・・?
なにか拾ってただけなのかな?
フロントにデェフーザーが付いてるのでそれに何か乗ってたのか?
そういえば別の車ですがなにげにエンジンフード開けたら野良猫がエンジンルームで寝てました、いやびっくりでしたわ(笑)
ところで、先日の蝶の事ですが、羽化しましたが、形がなんとも変なので、ちょっと驚いてます。死んでいる姿と、羽化した生き物の形が全く違うなんて謎です。数時間放置したのですが変わりませんでした。
また、紹介しますね。