慌しくもスバルまみれになりながら楽しく過ごせた9月を振り返る
2009年 09月 16日

これのシーズンだ。
七福さんは、今年も本当にいい味を出されている。

出来立ての旬の味は、是非中津川に来て楽しんで欲しい。
9月は東京を含め関東への出張が重なり、慌しい一ヶ月だった。
13日からは新幹線で往復。
しかも会議の場所は東京駅の丸の内北口の真ん前にある、
最新鋭の電脳ビルだ。
ここの利便性は抜群で、設備も整っている。

ヴィジターパスが無いと、
エレベーターにすら乗ることのできない完璧なセキュリティが施され、
ビジネスに関わる環境は抜群だ。
しかし、このビルに出入りする若者達に何とも覇気が無い。
体が傾いていたり、足を引きずるように歩く人がやたら目に付く。
自分自身、ここにいるととても疲れる。

勝手に思い込んでいるだけだが、フロアーの場所によって、やけにしびれるように感じるところがある。
下の画像は、弁当を撮影しようとして、
偶然写ったのだが、左手の色を見て欲しい。

いつも、おおよそ3時間経過すると、手のひらがやけにピンクになり浮腫んだ感じもする。
電磁波の影響があるのではないかと、
勝手に想像しているが、
会議の後、新幹線に乗り、
中央西線に乗り換え、振り子電車で帰宅すると、
「むかむか」と肩が凝った様な、やたら脳幹の血液が粘るような錯覚に捉われる。
だから、
東京から帰るといつも、
体が自然に御嶽山を求めて向かって行こうとする。
ところで、話がそれるが、
先日、ある雑誌に掲載される記事の取材を受けた。
8月の夏休みイベントで「マリオの部屋」を開催した時、
終わった後に、
お礼の意味を込めて、中津川温泉に湯治に行った。
その時S402を使用したところ、同乗したマリオが、
「このクルマは、凄く燃費がいいですね」と驚いた。
正直な話「エコラン」などした事が無いので、
余り気にも留めてなかったが、
結構飛ばして、9キロ台の後半だ。

それで取材を受けた時は、
ちょうど仕事で神奈川県座間市まで往復し、
途中で一般路もアチコチ駆け巡ったばかりで、自然な燃費が出たところだった。
その時の、正真正銘の燃費がこれだ。

そんな事もあり、今日は、高速道路を全く使わずに、
あの標高の高いところをスポーツ走行したら、
一体どんな事になるのかなと、
楽しみにしながら、秋晴れの木曽路を北上した。
いつもなら、国道19号線を木曽福島の手前で左折し、
三岳の交差点を右折して、開田高原に向かう。
ところが何故か、
今日は、何か惹きつけられるように、
左折してしまった。
行く途中には
図々しい野生の猿が
ウジャウジャいて

何とも、ホノボノしい。
開田村(現在は木曽町開田)より、西側に開けた王滝村は、
以前、大地震で大きな被害を受けた場所だ。
地震の直後に、大規模な崩落が発生した。
この辺りでは、もう痕跡はほとんど見かけない。
地震の発生直後に、友人と此処を訪れ、
もう少しで、道路もろとも谷底に真っ逆さまに落ちるところだった自分としては、
この場所に来ると、当時の恐怖が蘇る。
たとえば

この擁壁。
御嶽の山肌がとてつもなく大規模に崩れ落ち、
時速70キロの速度で何もかも飲み込みながら、

下っていった場所で、道路は毟り取られ、アスファルトの上層部だけが空中に残っていた。
夜、その上に何も知らずに立ち、
明るくなってからニュースの画像でその周辺を見たときは、
背筋が凍りついた。
いま、また再びそこに立つと慰霊碑が下のほうに見える。

何十年ぶりに此処に来て見て、
更に上に行きたくなり、途中で道を尋ねると、
「今日は田の原の登山道まで車でいけますよ」
と、親切に教えてくださった。
よくよく考えてみれば、既に自分自身が、御嶽山の中腹以上にいるわけで、
開田側から見た景色とは、相当に異なる風景には、
強烈な
凄みを感じる。
これは、行った人にしか解らない。

ザックリと血が滲んだ傷口のような、
恐るべき崩落の痕が、眼前の手の届くくらいに思える位置に、
現れるのだ。
大好きな場所
御嶽山だが、スキー以外で、此処まで来たのは初めてだ。
だから、周辺の事がさっぱりわからない。
正面には、御嶽山がそびえている。

なのに、後ろを振り返ると7合目とある。

何の気なしに、まずは7合目と案内された
三笠山を目指す。
後でわかるのだが、この山は笠を伏せたような面白い形をしている。
おそらく繰り返し噴火した火口のひとつだろう。
ところが、歩いていてもそんな感じは無く、
流石に、山岳宗教の聖地だけあって、
開田とは雰囲気が全く違う場所だ。
これは、これで非常に面白く、
体中にやる気が漲ってくる、
不思議なところだ。

簡単に、三笠山をクリアできた(笑)。
三笠山の山頂から8合目辺りを見ると、

今日ならハイキング気分でいけそうな気持ちになった。
そこで、
いよいよ、思い切って、登山道の前に立つ。

この辺りから、よくよく8合目と描かれた辺りを見ると、
何か建造物が幽かに見える。
下の画像をクリックしてみて欲しい。

山頂にも、斜めにへばりついているような人工的な建造物があり、
とても興味をそそられる。
歩き始めは平坦で、

この、近江権現までは、苦も無く来られるが、

此処から先は、
軽はずみに登ってはいけないだろう。
大昔から、沢山の人が頂上を目指しているので、
危険な場所は無いが、
普段から運動を心がけないと、
空気も薄いしかなり体には堪えると思う。
しばらく樹林帯の中をせっせと登る。
途中には、
こんな聞きたくない名前の場所もある。
ハゲしかも赤いなんて。

だが、なるほど、名の通り危険で険しい場所だ。
登りより下りが心配になるのはこの頃からだ。

ぐんぐん登り続けると、樹林帯から突然抜け出し、
周囲の見晴らしがよくなる。
此処から先は高山植物でも、特定のものしか自生できない領域だ。
8合目
まで来たのは初体験。
しかも全くの軽装。
天候に助けられて、素晴らしい経験ができた。

此処でしか見る事の出来ないもの。
いくつかの仏像があったが、

金剛童子には痺れた。
下から見るとコンクリートのようなもので囲まれているように見えたのだが、

堅牢な木枠で覆われ、
厳しい風雪に耐えてきた。

この御嶽山摩利支天尊にも心を奪われた。

此処から来た道を振り返る。

田の原の登山口の建物や駐車場。
米粒のようにS402が見える。
その後ろに、見事な形の三笠山が7合目として「デン!」と居座っている。
なるほど、これも、此処に来なければ見えない感覚。
クルマがもたらす自由で快適な生活を満喫できる喜びを大切にしたい。
さあ
体も心もクルマも健康になった。
何と!
驚いた事に

往復した燃費が10.7km/l
そして、
御嶽山の8合目で体中に溜まっていた電磁波の影響をリセットできた。
どんな効果が出たかというと、
念願の「歩くような」泳ぎが出来るようになった。
呼吸の仕方が変わり、突然ブレイクスルーした。
その帰りに、
そのまま行きつけのプールで泳ぐと、
これまで「数往復」が限度だったのに、
連続でラクラクと泳ぐことが出来た。
その日は無理なく7往復し280メートルを泳ぐ。
その後も、日増しに楽に泳げる。
一回で1キロを泳げる日も間近になった。
御嶽の効能は
まさに恐るべし!

不思議なぐらいリセット(リフレッシュ)され、元気に午前様で帰宅しました。(笑)
8合目も気になるナ~♪
詳細を楽しみにしてます。
それで三岳村の交差点を右の開田方面にに曲がらず、
思わず左折してしまいました。(笑)
20数年ぶりに王滝村に行ってきました。
いやはや、その後は、自分でもあきれるくらい、
絶好調の毎日です。