東京モーターショーは11月4日迄!スバルブースは必見だ!
2009年 10月 31日
「バネ下重量一輪当たり4Kg軽量化!」の効果は絶大!
今年は、
地味だとか寂しいと言われているが

そうでもないぞ!!!
モーターショーは11月4日迄開催中だ!
是非、幕張メッセに行ってほしい。
今の秘密兵器はS402に比べ400万円ほど安い、
こいつを相棒にするのは2度目だ。
出来れば最初のクルマで試したかったが、
ようやく念願が叶った。
スアリングを握り、
クラッチミートして、19号線に走り出た瞬間の結論から言おう。
正直なところ、ここまで変化するとは思っていなかった。
「たいしたもんだ!」
と、愛車を褒めてやった。
その作戦とは、
インプレッサの最軽量グレードに、
可能な限り軽量なホイールを組み付け
操縦感覚の変化を味見するという事だ。

平成19年のインプレッサ発表と同時に
思いついた計画だが、
写真のホイールは発注してから半年位経って、
密かに隠していた。
それをインプレッサのマイナーチェンジ、

ワクワクドキドキしながら
中央自動車道を幕張に向かった。
結局、今月は2車種を長距離テストした。
マイナー前と後の味見でしっかり性能の変化を確認できた。
話が脇に逸れるが、一人で乗ってぶっ飛ばした時、
エクシーガの2リッターFWDと、
我がスペシャルGH2の
動力性能はほぼ互角だ。
2車の違いは排気量と重量で最も顕著だが、
排気量の差を5MTと車体重量とバネした軽量化で埋められた。
ベーシックモデルとあなどってはいけない。
室内品質も非常に高く、
柔らかいアイボリー内装は、
ブラックインテリアに比べ、極めて優雅な気分に浸れる。
正直に言うとS402で最も残念だったのは、
こういった内装の色合いや肌触りなど、
遊びに繋がる余裕のようなものを感じられなかったことだ。
中津川と横浜東京の往復に対して、
今回は、中津川と幕張の往復のため、
若干状況は異なるものの、燃費は全く同じ。
排気量が少ない一見非力なククルマを、
マニュアルシフトを駆使し、
二つも三つも上のクラスの動力性能を誇る車と、
対等に対峙させた、「1300G遣い」としての、
刀は錆びていないな、
と自己満足にふけることしきりだ(笑)
エクシーガより燃料タンクが小さいので、
やむなく諏訪SAで10L給油したが、
この10リットルを、帰着後の55リットル満タンに加えると、
必要だった燃料は65リットルだという事になる。
総走行距離の696.2Kmをこれでで割ると、
ピタリと10.7Km/Lとなった。
どういう走り方をしたかは、
解るだろう。
ご想像におまかせしたい。
この燃費には非常に満足している
FWDの走らせ方として、



なぜ最高で、どうして普通で、どうやって失敗したのか、
来月のブログでスペックCの評価とともに説明したい。
ところで、
モーターショーのスバルブースは
例年にも増して輝いている。
確かに出展社数が激減し、スカスカではあるが、
極めて解り易い展示で、効率良く見学できる。
余分な物があまり無く、
本当にエッセンスだけが展示されている。
スバルは元気だ。
しかも理想のコーディネイト。
出展車は「パールホワイト系」に全て統一されている。
レガシィ3兄妹が中央に「デーン」と据えられ、
コンパニオンが花を添えている。
エクシーガのアイサイトと、インプレッサA-Lineが両脇を固め、
スバルの新世代ラインアップが遂に完成した。
報道関係者も目白押しで、

森社長のスピーチの熱もこもり、
ハイブリッド発表までの思いがけないデッドラインが公表された。

豊田社長の想いも述べられた。
その内容は思いもよらない事だった。
得意とするハイブリッドより、
スバルが20年間言い続けてきたことに近かった。


外国人ジャーナリストも多く、
思いがけない事に、

2度ほどクラッシュしたが(笑)
コーナリング性能は素直だ。

近接して室内を覗き、もう一度床下を覗き込んだ。
マフラーの焼けた様子から、
相当走ったものとうかがわれる。
次に、電気自動車だけで盛り上げている三菱ブースでアイミーブを語り、
持論を説明員の方に繰り広げる。
というと、
へっ?と目を見開き、
「スバルさんは量産する気がありませんからね」
というので、
いや、三菱の国家総動員的体質には感心するばかりです。
財力で勝てる企業はありません。
というと、
「いや、そんな事無いです。もう、ぎりぎり一杯です」
と言って、
更に「日産自動車さんがうらやましいです」と言った。
まるで青天の霹靂のようだ、
大胆きわまる数千億円の設備投資に踏み切る発表をした。
今後どういう計画でアイミーブを販売するのか確認すると、
2000台→7000台→15000台の順で毎年量産するそうだ。
「ところで、過去にGDIというのがありましたが、
どうなりましたか?」と尋ねると、
「風前の灯です」と遠い目をして、
「実は私はGDIの立ち上がりを担当したんです」とおっしゃった。
「確かにうちにはそういうがむしゃらでやりながら、長続きさせれないところはありますね」
三菱の社員もクルマ好きで良い人が多い。
これは直接話してみて解った本音だ。
それで、三菱が羨ましがるニッサンに向かった。
GT-Rにも久し振りに対面。
近くに居た女性の広報担当と語り合い、
これまでの総販売台数やクルマの熟成、
またトランスミッションの調達先などを尋ねると、
「それは私では解らない」と
直接開発に関わる人を探しに行った。

コクピットはこの前テストした時に乗ったクルマと変化は無く、
スペックVでもなかった。
それらしさを演出するスイッチが、
基本は量産車の物がそのまま使われている。
何でこれをスーパーカーと言ったのか、
今もって謎だね。

「GT-Rは凄いけど走らせるとアダルトビデオの世界で興奮するようなものですね」
というと、
「もう、お乗りになられたんですね」
と言うので、
「一年半前の出たばかりの時に乗りました」
と答えた。
「07年モデルですね、あれから色々改善しましたから、
新しいのにも一度お乗りいただくといいですね」
とおっしゃる。
「2ペタルもいいですが、おもちゃみたいですよね」
「うーん???」
答えに困る聞き方をして申し訳ないと思ったので、
男なら誰にでも解るように言ってみた。
「グチャグチャと棒でミッションを弄りながら、
グキグキ差し込まないと本当のセックスとはいえない!」
と、クルマを他に例える持論を展開すると、
「ワハハハ、そういう話をうちの水野はとても喜びます」
と嬉しそうに親しみを持って相手してくれた。
ニッサンのこの部門だけは、
ミッションの調達先を尋ねると、
「喉まで出掛かっているが、会社名を思い出せない」と言った。
「ああいいですよ」とその場を立ち去ったが、
しばらくすると人垣をかき分けながら現れ、
スバルは外注に出さず、
これを凌駕するものをインプレッサに積みたいね。
その後ディーゼルのカットモデルの説明員熱く語った後、

これはラミリオンの電池でしょ?と話しかけた。
「そうじゃない」とおっしゃった。

「こんなの本気で売るんですか?」
と水を向けたら(笑)
目を剥いてた。
こんな普通のクルマでどうするの!と言うと、
「三菱自動車さんが日産さんが羨ましいといってましたよ」と告げ口すると、
「何を言ってるんですかぁ、三菱さんのほうが羨ましいですよぅ」と謙遜するので、
「7000億円もどこから持ってきたんですか、
ゴーンマジックですか?」とたたみかけた。

「ああいう強烈なオッサンの下でやるのは大変ですねー」
と更に畳み掛けた。
あわてて、「イヤー、オーラが出ていますよ」
と無難な回答で切り返された。
此処からは
大御所が登場するので、
少し丁寧に表現しよう。
後は大して見所も無いので、
その脚でTOYOTAブースに舞い戻り
FT-86の写真をもう一度撮ろうとすると
誰か運転席に座ってるじゃないですか・・・

ズルイ、俺も座ろうと鼻息を荒くしたが、
誰かと思えばドリキンこと土屋さんだ。
ちょくちょく見掛けるが、
話したことは一度も無い。
どうも波長が会いそうにない感じがする。
盛んにFT-86を指して「21世紀の走りだ!」
とテレビキャメラに向かって繰り返していた。
言う事も少しズレテルかなと思いながら人垣を掻き分けた。
近くで疲れた顔して座っている少しメタボなオニイサンと目が合った。
どこかで見た人だけど
誰だっけ???と思いながら、
軽く会釈してニコッと御互いに微笑み会ったら、
「どうも御久し振りです」
と挨拶されてしまいました。
五郎さんが、
「インプのフロントを外してこのくるまが成り立つんですよね」
「いや違うと思いますよ」と持論を述べた。
しかもロータリーよりエンジン全高も下がる。
あくまで
100%想像に過ぎない理想を述べると(笑)
「ああそうか」と頷いておられた。
「そういえば、昔、お父さんはロンドンシドニーラリーという、
とても嬉しそうに、
と会話が弾んだ。
短い時間ではあったが、
彼の存在は素晴らしいと思った。
居心地の良いスバルブースに戻ろうと、
閑散としたダイハツを通り過ぎようとしたら、
リッターあたり30キロも走るという話題の軽自動車を見た。
インドの「タタ ナノ」のような安っぽいクルマだな。

髪はぼさぼさでネクタイは緩み、
なんか「初日なのに何故こんなに疲れてる?」
と訝しくも可愛そうにも思い、
せっかくだか話しかけた。
細かい技術の積み重ねだというので、
「御社のCVTはリダクションギアなど独自の面白い構造を持っているが、
油圧機構の内部抵抗を減らすためにポンプに何か工夫をしましたか?」
と質問したところ、目がくるくる回りだし、
「詳しいものに聞いてきます」と僅か2.5メートル右後方にいた、
スーツ姿のダンディな男性に質問事項を伝え、
その答えを持って数歩歩み寄り説明してくれた。
マア、一部始終聞いていて、
「この子もかわいそうに」と惨くなってきた。
彼の外見がくたびれ果てていた理由が
何となく解り、哀愁が漂うダイハツブースを後にした。
R1で果敢にチャレンジしIQでも具現化しようとしていた、
スズキとエッセが安っぽくコラボしたようなコンセプトに思え、
軽自動車の魅力も市場での勢いも徐々に失せるだろうと感じた。
そして、やっぱり一番スバルブースが癒される。
お昼頃の混沌とした環境では無く、
コンセプトカーもゆっくり見ることが出来た。

「御久し振り!」と声を背中に受けた。
今年の年度改良までエクシーガをキチンと仕上げ、
今はハイブリッド車の担当をされている。
大雲さんがHVの将来を担うのは頼もしい限りだ。
なぜなら、HVの性能を左右するのは、
ガソリンエンジンの性能を狙い通りに絞り、
モーターで補いながら燃費を稼ぐように磨きこむ事だ。
元々「発動機屋」の大雲さんなら、
「このコンセプトカーにドアを4枚つけ、
なるべくこのままの形でレガシィツアラーとして売ったほうがいいよ。かっこいいじゃないですか」
というと、
「そうですね、このクルマカッコイイですよね」と意気投合した。
HVの将来もこれで明るい。
彼にインプレッサ15iの脚を軽量化して、
もの凄い効果があり、
中央道を中津川から幕張まで楽しみながら走ってきた事を告げると、
「なるほどバネ下の軽量化は効きますからね。目からウロコだな」
「HVのホイールもかっこ悪くても軽くしてやろうかな、カッコイイホイールは重いんだよね」と、
話に花が咲く。

尻に描かれたB4のロゴが何となくたまらんなぁ・・、
唯一のモータースポーツの話題が


SUBARUブースーの隣で
S30Zの神様『片山豊』氏と、ユーノスの神様『平井敏彦』氏の対面が英国人歴史考証人ブライアン・ロング氏の仲介で実現したそうですね。
片山豊氏は、100歳なんですってね
代田社長も自分には、パワーを与えてもらえる神様ですV(^^)
今夜から明日にかけ「スペックC」のフルテストです。
伊那山地から御嶽山麓に向け走り回る予定です。
100歳まで生きるの事については、
僕も目標にしています。
なので、御嶽山の効能が聞いている体を、
温存しようと、
このところ毎日1キロメートル泳いでいます。
来月は遊びにいらっしゃっるんですか?
参加表明が聞こえてきませんが(笑)

なんか写真みてても、滑らかにロールしつつも、路面を離さない感じですね!そのロールも走らせ方で押さえれそうな感じにも見えますね!スペックCのテストいいですね☆
ぜひ下呂付近まで来ちゃってください(笑)!
このようなステアリングの切り方だと、マリオのDVDの社内走行画像のように「鬼門」になります(笑)
確かにリヤサスはかなりの事をやっても路面を掴んで離しません。
スペックCは無事にテスト完了です。
近くまでいけなくてごめんなさい。313.3キロ走らせました。
燃費はほぼ8キロだったので、内容の割には良好でした。
また詳しく楽しいお話を報告しますが、今回は「かわら版」の記事を優先して作ります。
デモ車として降ろす予定はありませんが、期待した走りをもたらしてくれそうです。
まだ60台目位でしたので、300台になるには時間がかかりそうです。60万円戴く以上、その金額を大きく上回る性能をもたらすはずです。東モで辰巳さんと、久し振りにお会いしましたが、相変わらず飄々としていて、仙人らしさはそのまま!
彼の名前が出る以上、「期待はずれ」はありえない。
このマーケットの特性を考えると300台はかなり「確信犯的」。
SF5にタイプMをサラッと発表した時と雰囲気が似てます。
サービスプライスで、好調なエクシーガをロケットブースターで更に加速させるような役割を担っていると思います。
スペックCには驚きました。
普通の道では、全く普通のクルマ(僕らにとってですが)。
実用上、全く問題の無いサス設定。

毎回「読み応えのある」ブログについつい読みふけってしまいます。
S402からNAインプへのスイッチにNAインプ使いの私としては嬉しい限りでもあり、社長の何かしらの「考え」があるんだろうな…と。
個人的にはスバル=4WDのイメージが強いので、乗り継いだスバル車はレガシィ、プレオ、インプレッサと四駆でしたが、久しぶりにFFも「次に乗るならアリかな?」とも。
三枚の写真の違いは… FFの走らせ方ですか? アンダー気味に回りながらクリッピングポイントを奥目に持ってくとか(すみません、知ったかぶりです)。
さて、先日の感謝ディにはお邪魔出来なかったので近日中にはDVD購入がてらお邪魔しようかと思います。
予定がつけば明日にでも(笑)
ではまた。


