とんでもない奴が紛れ込んでいた(大笑)

この時、画像で解ると思うが、
ステラの後方で
研究会に参加いていただいた、
中津川市
生活環境部環境政策課、
鈴木唯仁氏に熱心に急速充電の説明をしていた。
だが、
全く気付かなかった。
神出鬼没の危ない奴だ。
しかし、娘の出すお茶に眼が眩んだ様で、
望桜荘の囲炉裏の間で、思わずスッピンを晒していた。
本人の名誉のためにも
恥ずかしいモザイクをかけて、
謎めいたままにしておこう。

今回のプラグインステラのプレスカンファレンスには、
先ほど紹介した中津川市以外の自治体の関係者の方をはじめ、
岐阜新聞社 中津川通信局の森川記者
また、自動車評論家のマリオ高野氏など紙媒体に関わる皆さんだけでなく、
多方面のメディアの皆さんにご参加いただき、
大変活発に意見交換できた。

そもそも22Bオーナーズそのものが、
ブロガーとして活発な活動をしているし、
本職そのものが
医療関係、またケーブルテレビやプロカメラマンなど、

多彩な業界に関わっておられるので

非常に内容が濃くなる。
今回は、
僭越ながら説明担当を努めさせていただいた。
岐阜新聞の森川さんからは、
積極的な質問も数多く寄せられた。
既にご存知の方も多いと思うが、ステラに先駆け、
R1eを東京電力に40台納入し、
首都圏を中心に実証試験を重ねている。
また、モーターショーで活躍し、
以前のブログで紹介した、
試作車も5台ほど各地で活躍中だ。
そして洞爺湖サミットの開催に合わせ、2008年の7月に製造された
6台のうちの1台が今回中津川にやってきた。

この車は40Kwのモーターを搭載した
市販バージョンより少しパワーが少ないものだが、
驚くほど優れた動力性能を発揮する。
静岡県でメディア関連の仕事に携わる中田氏の
この表情を見れば一目瞭然だろう。

そして今年の6月4日に市販を開始した
プラグインステラは順調に7月23日より納入を開始し、
初年度の170台の納入予定を目指し現在も生産中だ。
それに先立ち
47Kwの市販バージョンは、本年4月に15台が試作された。
それは、環境省にサンプルとして提供され、
様々な試験を受けている。
着々と進んでいるようではあるが、
中には「遅いじゃないか」と思われる人も居るだろう。
しかし、これには持論がある。
こういうときほどあせってはいけない。
過去に、一番乗りを急ぐあまりに、
他社に良いところだけ
掬い取られた例は枚挙に暇がない。
それは、
等速ジョイントに始まり、
エアサスやCVT、
等、スバルらしさを象徴するものばかりだが、
「後だしジャンケン」で煮え湯を飲まされた、
その事を、数多く知っているからだ。
さて、肝心の研究会だが、
このイベントの面白いところは、
アメーバのように色々とつながること。

SABの前には、
恒例の桜茶屋が店開きし五平餅を当社の山本部長自らが振舞う。
長蛇の列だった。

マリオは「美味いですね、これ!」と我武者羅に頬張りながら、
スバルから借りてきた
チューンド バイ STIのエクシーガで飛び出す。

何かと思えば、
隣のコンビニの駐車場で
22Bの編隊が中津スバルを発進する瞬間を

撮影するためだった。
数日間で5000回以上再生されるという、
凄い勢いでYou tubeにアップされている。
http://www.youtube.com/watch?v=aUsGQi_vZQo&feature=player_embedded
最高の環境車を味見したあとに、
良い旨みのタップリ詰まった22Bで、
スバルの故郷を訪れ、

最新のレガシィに用いられたシャシーを隅々まで確認。
クレードル構造の素晴らしさを説明する。

このときの、
ビジターセンターの菅谷さんまで、
あっけにとられた
熱のこもった説明で

少なくとも22Bオーナーズの皆さんは、
スバリスト
たるもの
1.レガシィの大型化は正当な技術改善の姿であり、
その性能の向上に大いなる敬意を払う。
2.トヨタの資本参加が良いほうに向かってベクトルを向け、
モノづくりの最先端で大きな躍進を遂げている。
という我が持論の2点に関して、
納得の上、賛同いただけたと確信している。
また、忘れてはいけないのが、
地味でもピリリと光る優秀な技術があることだ。
このロボットは、ラッパを吹いたり
踊ったりしないが、
よっぽど人間のために役に立つ
RFS-1だ。
愛知万博でも活躍したので
ご存知方も居られるだろうが、
此処に来て久し振りに最新型を拝見し、
驚愕した。
なんと顔がついている。

しかも、眠っていたのに、
センターの御姉さんが起こしたら
このように眼を覚ました。
単に液晶の顔が付いただけだと、
あなどってはいけない。
これは、薬品などを自動的に運搬する、
台車連結式搬送ロボットの開発に関わり、
実用化された分野で、
既に、漢方薬で有名な、
ツムラの新鋭工場に導入されて稼動しているはずだ。
RFS-1は青山元さん率いる、
エコテクノロジーカンパニーの代表作。
一度お会いした事があるが、
豊かな知識で相手を魅了する、
優れた御人柄だった。

2006年のロボット大賞を受賞している。
当時の甘利経済産業大臣と竹中前社長だ。

この技術は、地雷探知ロボットの誕生にもつながり、
国際貢献の一翼を担った。
顔がついたことを、此処に来て初めて知ったが、
より愛嬌が出て、ほほえましい。
そして、いよいよ、最高に盛り上がる宴会では、
インプレッサの開発担当、いわゆる「父」と酒を酌み交わす。
これ以上の至福があるだろうか。

マリオの土下座が妙に崇高な一夜だった。
これほど神経を使うと、ハングアップぎりぎりになるらしい。
3次会の席上で写真をねだられて、
ポーズを決めたらしいが、
もはや限界!!
