「多目的ワゴン」をSTIの凄腕で逸品料理に仕上げる
2009年 12月 01日
スバル用品の板橋さん(今月カートピアに登場!)から連絡をもらうまで、
全く知らなかった。
「本日よりスバルの天体望遠鏡「SUBARU Merope」を発表・発売します
のでお知らせいたします。
詳細はスバル用品のHPをご覧になってください。
http://www.e-saa.co.jp/seihin/merope/index.html
また、カートピア12月号に「SUBARU Merope」特集がありますので、
そちらもご覧下さい」
更に
「インターネットを見ると、星空観測に適したスポットが代田さんの地域に多くあるよ
うです」
と結んであったがまさにその通りだ。
よく紹介する「開田高原」まさにそのスポットのひとつだし、
伊那谷の良く行く場所はほとんどの場所が天体観測にふさわしい場所だ。
せっかくお知らせいただいたので一つ買うことにした。
SUBARU XBと並べておくので
ご来店の上、お確かめ戴きたい。
しかし驚いた。
実は
今朝の「月初全体会議」で、
スバル用品の石藤社長の話をしたばかりで、
何か「虫の知らせ」のようなものだったのだろうか。
話した内容は、
1.中津スバル「かわら版」を君らももっと良く読んで、社長と社員の温度差を無くして欲しい。
2.スバル用品は石藤さんという素晴らしい社長が赴任してから、
自転車を出したり、アグレッシブな商品開発をやるようになったのだが、
それは彼には素晴らしい人間力があるからだ。
そういうことを理解して熱い姿勢で来店されるお客様と接しよう。
というような話だ。
ご存知のかわら版は、
簡単に言えば「たかがチラシ」だが、これには毎月相当なエネルギーを注ぎ込んでいる。
ところが足元の社員に、無関心なものが居ると、
たまたま、その人間が接客や整備をする事で、
お客様の関心や感動に水を浴びせるような行為になる、と言うのがその理由だ。
石藤さんとまだそれほど親しくも無いのに、
引っ張り出して申し訳なかったが、
長く技術本部に在籍され、商品開発を担当されていた。
いつか直接お会いしてお聞きしたいと思っている。
スバルXBは富士重工がプレスリリースを出すほど、
真剣にメーカーからプレゼンテーションされた。
これは、よほどの信頼や実績が無いとありえないと思うからだ。
今度の天体望遠鏡も、
きっと、並々ならぬ出来栄えであろう。
前回のかわら版は、思いのほか好評で、
いわゆる「チラシ効果」が昨日の受注まで続いている。
裏面の中古車もよく売れているが、
表面の記事をお客様が本当に良く読んでくださり
嬉しい限りだ。
ところが、せっかくその記事を読んで、
「凄いですね、4キロホイールを軽量化するだけで、
こんなに違うんですね」
と、声を掛けていただいても、もし社員の意識に差があり、
無意識につれない返事をしたりすると、
先に述べたような失礼な行動になってしまう。
本当は全社員に、ホイール軽量化による、
クルマの激変を、感動とともに理解して欲しかったのに、
興味を持ったのは、大宮ぐらいだ。
マリオの爪の垢を煎じて飲ませたいとつくづく思っている。
http://www.hobidas.com/blog/rosso/mjb/
実はマリオは、
先日の研究会に、来る楽しみの一つとして、
我が愛機への試乗を希望していた。なので、
どこでも乗ってきていいよ、とキーを渡すと、
ちっとも帰って来ない。
どうもアチコチで悶絶していたらしいが詳細は不明だ。
でも、自慢じゃないが、
自分の触った車は機嫌が良くなる、と思っている。
ホイールを交換しただけで、ドノーマルなのに、
マリオは
「ほんま、良い乗り味でフランス車より柔らかいというか、何と言うか・・・むにゅみゅ・・・」
と興奮しながらインプレッションを述べてくれた。
次に彼から、新発売になったチューンドバイSTIの味見を依頼されたので、
いつものコースで操縦の醍醐味を堪能した。
10キロ程度のテストではあったが、
このクルマの素性はすぐに理解できた。
それを語る前に、
実は、エクシーガについて述べておきたい事がある。
昨年のスバルビジネスミーティングの会場で、
一足早く販売に関わる物だけに御披露目戴いた時に、
「うんうん、なかなかいいじゃないか」と褒めたら、
周りに居た各地の販売店の人たちから顰蹙を買った。
一見してレガシィの匂いを感じるデザインだし、
クルマ全体も良くまとまっていると感心した。
ところが他の皆さんは、ミニバンとしてスライドドアが欲しかったようで、
エクシーガに、全く違う先入観を被せていたようだ。
だが、
良いクルマだといい続けた、その眼に狂いは無く、
ぐんぐん販売を伸ばし、CVTも搭載された結果、
勢いが止まらない。
スバル用品の石藤社長は、
クルマの開発に直接関わる
「スバル技術本部」の要職を長年勤められた経歴の持主だ。
多人数乗りワゴンのキーマンとして様々なご経験をお持ちだと推察している。
そのあたりもいつか語りあいたい。
ところで、
新型レガシィに対してネガティブな印象を述べるお客様に対して、
旧型に魅力を感じるならエクシーガを買うべきですよ、
と熱く説明すると
彼らは、『レガシィはエクシーガと違う』と、
心の中で反発する。
だから中津スバルでは社員自身にもう一度良く理解するようお願いした。
それは、この話だ。
2100億円も掛けた旧型レガシィの商品力は全く衰えていない。
ただし
新車としての鮮度は限界だった。
これを並行販売するべきだという、
老自動車評論家(三本翁)もいて、
それもなかなか面白い話だが、
富士重工にはもっと頭の良い人が居る。
なぜならそれを基にして上手くエクシーガを造ったからだ。
このクルマのフロントセクションは、
旧型レガシィの良いところがふんだんに使われ、
性能に対して実に御買得。
しかもホイールベースは新型レガシィと同じだから、
室内も広く、静粛性や乗り心地は旧型レガシィより一段と優れている。
本当に凄い性能の多人数ワゴンができたものだ。
直感でそれを感じたからこそ、
初対面の時から、このクルマに対して、
留めることなくエールを送り続けてきた。
「この思いを君達社員が増幅してくれなくてはいけないぞ」
願いを込めて語った。
さて、
エクシーガのチューンドバイSTIだが、
単純に言えば
B4のチューンドバイSTI2007で感じた印象がそのまま、
見事にエクシーガで再現されていた、
という事に尽きる。
http://bfaction.exblog.jp/6246830/
実は、愚かな事に、
ミニバンで何やってんだと、
迂闊な考えを持ちそうになった。
が、
クルマは走らせて何ぼの世界のモノである。
故に、
実際に乗って、操ってみなければ解らない。
その上で、
よくよく掘り下げて、
これまで述べたように考察すると、
このような咀嚼にたどり着いた。
エクシーガの良さは、
チューンドバイSTIに乗ると、
やはり本物だと確証できる。
旧型レガシィの持ち味を、
更に昇華させ、
多人数ワゴンの形で、
蘇らせたからだ。
古い話になるが、
レガシィがデビューした頃、
「レオーネ マイア」を売った。
そこそこ売れて、商売上は助かった。
けれども、あんな惨めな車はなかった。
だが、トヨタが今それと同じ事をやっている。
分かるだろう。プリウスがそうだ。
そこを考えてほしい。
エクシーガを褒める理由、また最新型のレガシィを尊敬する理由が必ず分かる。
どうかSTIの味が凝縮されたエクシーガを良く確かめてほしい。
また、エクシーガそのものに惚れこんだ理由は、
大雲PGMの人柄が好きなこともあるが、
全車DOHCエンジンである事や、
着座位置が低いことも挙げられる。
旧型レガシィは排気系に等長等爆を採用した結果、
SOHCでも驚くほど良い性能が出て、
DOHCの必要性が霞んでしまった。
ところが、乗り比べが頻繁にできる者の立場でお話しすると、
4カム構造のヘッドを持つレガシィは、
「こじっかり」した脚に、
ピレリのようなサイドストラクチャーが硬い、
操縦性の良い靴を履かせ、
ヒラリヒラリと走らせると、
操る悦びが溢れてくる。
大きな声では言えないが(笑)
最後のほうの先代レガシィは、
ターボよりも2.0Rのほうが好きだ。
店頭に必ず「2・0R」に拘り、
今でも並べているのはそんな理由からだ。
エクシーガは、まさにそういう味を持つ多人数ワゴンだ。
デビューしたての2.0GTに乗り、
最もベーシックな2.0iを愛車として可愛がり、
9月にはCVTを搭載した2.0i-Sを導入したばかりだが、
チューンドバイSTIも売り切れる前に、
1台購入した。
スバルに次のお願いだ。
エクシーガのルーフを開くようにして欲しい。
SUBARU Merope 80Aを搭載したい。
パノラマルーフと選択できるように、
開発を急いでもらいたいものだ。
22Bの集まり、参加できなく、残念です。
次の勉強会などの企画の際には、万障繰り合わせの上、
駆けつけたいと思います。
かわら版の表面からは、オーラを毎回感じますよ。笑
ブログの抜粋ではなく、限られたスペースで効率よくパフォーマンスを
発揮する社長の言葉には、エネルギーがこもってます。
天体望遠鏡、ちょっと意外な商品でした・・・。
以前、カートピアに天体望遠鏡と星座に詳しい方が載っていましたが、
それと何か関連もあるのかな???
XB、天体望遠鏡ときて、さて次はなんなんでしょう・・・。
スノーボードの板とか、スーツケースとか出たら、個人的に嬉しいですね。
中津スバルさんに行くと、いつも気持ちよい態度でみなさん接してくださるので、とても気分よく行けます!
最近、我が愛車がMTのギア鳴りがひどいので、またお伺いするかもしれません(汗)
研究会の時間が短くて、申し訳ありませんでした。
群馬まで編隊走行ということで、
これまでで一番短い時間でした。
写真がありますので、是非見に来て下さい。
抱腹絶倒モノです。
夕べ129号仕上がりました。号外は明日印刷です。
来週には手元に届くと思いますので、お楽しみに。
STIのしなやかで強靭な脚は素晴らしいですね。
ちょっと乗るとすぐ解るのも素晴らしい。
STIのブランド戦略は良いベクトルで続いていますね。
DVD「スバリスト世界征服作戦」
何度見ても面白いです。
土日はシアターで掛けっ放しにしてますが、
楽しそうにお客様がご覧になってます。
アルシオーネの走行シーンをあのように美しく撮影していただき、
まさに一生モノの記念碑的作品だと感謝しております。
ギヤ鳴きは心配ですね。
先日、ホンダのS2000をテストした時、そのクルマにも持病がありました。
それは内服薬だけで快方に向かいました。
そういう傾向に効くギヤオイルがあるので、
ご相談下さい。
藤村君という、オイルに詳しい友人がいるので、
調合しますよ。
コメントありがとうございました。
誤解させてすみません。
カテゴリーは、
ボンバンではなく、
背高ワゴン系唯一のつもりで表現しました。
ご指摘戴き
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
夏の「マリオの部屋」でお邪魔しましたけんつーです。
先日のマリオさんのイベントにお邪魔できなくて残念です。
BP5からYA5へ乗り換えた本人として、今回の文章は印象的ですね。
レガシィに乗っていると「レガシィ至上主義」的なレガシィはオールマイティーだという意識が芽生えるんですよね(笑
ただ、今はBPの後継にYAを選ぶのは私もむしろ自然な流れではないかと思っていますよ!
私のi-SはA型なので4ATですが、BP5-Aの5ATよりむしろ賢くて官能的ですらあります。2.0DOHCもすばらしい!ターボの呪縛からも完全に解き放たれました。
とりわけ、2歳の娘が「お空の見える車」と言って喜ぶ姿を見ると、
クルマはドライバーだけが楽むべきものではない。と気づかせてくれます。
近々次女が誕生します。この子もお空が見えることに喜んでくれることでしょう。
P.S マリオさんのDVD拝見しました!社長とマリオさんの掛け合いは絶妙でした。夏にお会いした時も感じましたが、お二人は「あたたかい気持ち」にさせてくれます。
またお伺いできるときを楽しみにしております。
大変光栄な御言葉を戴きありがとうございます。
また是非遊びに来て下さいね。
パノラマルーフをショーモデルだけではなくて、実売にこぎつけたのは、
本当に素晴らしいと思います。
随分昔のモーターショーに出ていたアルファ-エクシーガというモデルを思い出すときがあるんですが、10年近くかかってデビューしただけあり、完成度は高いですね。偶然ですが、そのモーターショーには、レガシィセブンという、本当に補助席のようなサードシートが付いたものが出ていましたが、隔世の感ですね。
ただあのアルファエクシーガのドライブトレーンは、非常に魅力的でした。
イラストまで披露したのだから、不死鳥のように蘇らないかと、密かに期待しています。
すみませんなんて、とんでもないです。
また気軽にコメント下さい。
色々教えていただけると嬉しいんですよ。
また、気付いたらご指摘いただけると助かります。
ありがとうございました。
社長さんに乗っていただくなんて、僕のインプも幸せものです!
また交換をよろしくお願いします。
走行距離を感じない外観でした。
愛情を感じます。
NAなのに、なかなか良い感じの、
「WRX」的な雰囲気を持ってますね。
1.5iは高回転を使って走らせると楽しいですね。
クラッチ交換したら、
眼が覚めたように元気になると思いますよ。
いきなり修理日を変更してしまい、吉村さんにはご迷惑をかけました(汗)
吉村さんにはとても丁寧に対応していただき、クラッチの話をしている時は本当に整備に対する情熱を感じました!ギア鳴りも改善されたとお伝えください。車は生まれ変わったかのようになり、エンジンも元気になった気がします。 こんなに車が変わるとはびっくりです。ありがとうございました☆