Rの持つ本来の意味は「radical」
2009年 12月 21日
Rという文字に、
レコードだとか、
でも、
ラジカルという言葉に最も魅力を感じる。
最強のSTIコンプリートの座を、
これまでのIMPREZA WRX STI specC TYPE RA-Rから奪えるのか。

実に楽しみだ。
産みの親でもある伊藤健氏は、
RA(レコード アテンプト)の称号に付け加えられた「R」。
その意味を知る人がどれぐらい居るのだろうか。
そういえば、
ひとつは学生時代に聞き惚れた「ラジ」だ。
彼女のファーストアルバムは、
確か「HEART TO HEART」。
その中にHOLD ME TIGHT という名曲がある。あの時代から一歩抜き出ていた。
もう一度あのアルバムが欲しくてたまらない。
友人にレコードを借りたが、
お金が自由にならない学生時代が懐かしい。
事あるごとに思い出している。
あのボーカルの透明感をもう一度味わってみたい。
その時代にはそぐわないような、
一歩進んだ洒落たメロディ。
もうひとつは、
「娘」だ。
幼少の頃から、
誰に似たのか想像も付かないユニークな性格だ。
幼稚園児の頃から母親を手玉に取り、
見ていて非常に面白かった。
つい先日、
東京で開かれた、
恒例の研究会に娘を同伴した。
夏に代理出席させたので、
褒美代わりの意味もあった。
一緒に行くかと誘うと、
「お父さんの冥土の土産について行ってあげる」と、
ラジカルな答えが返ってきた。
その当日、
夜のパーティは一人7000円の割には淋しかった。
大した食い物も無く、
もっともガツガツ食べる場所でもない。
けれど腹が減った。
価格も意外なほどお値打ちだった。

スプーンが付いてきて、
500円ならお値打ちだろう。
東京の赤提灯はレベルが高く、
ホテルに戻る道すがらり、
そして〆に新橋の駅そばを食った。
なんだかんだた楽しみ、
何気なくサイドテーブルを見たら、
大嫌いなムカデが居た。
脚の多い生き物は苦手だ。

上野にある国立博物館にだ。
二年前にも社員とニューヨークの国立博物館に行った。
博物館から足が遠のいていたので、
この機会に是非行きたかった。
ところが娘は「アキバ」へ行きたがる。

いざ上野に着くと、
「なに?行く場所決めてたんじゃないの。
こういう場所で悩むのが一番女に嫌われるんだよ」
とまくし立てる。
「もうどうでもいいから早くしようよ、
もう別行動しようか、
と睨みつけて来る。
「まあまあ・・」と
何とかなだめながら、
国立博物館に着いた。
たまたま土偶を中心に企画展示をしていた。
入り口に大きなポスターが目立った。
それを見ると、
「お父さん、土偶なんて何が嬉しくて見るの、
もう、私イヤ!」
と、また怒る。
まさか「お前に似ているからだ」などと、
ふと見ると、
「私は建設省の(まだあったっけ?)○○だが、
係りを呼びなさい、
えらい剣幕だった。
それ以降、
反面教師に感謝しなければならない。
本館に入ると、
だから見るモノ無いと怒っていたのだ。
でもここは1日掛かりでも回りきれない。

このような場所で本物に触れると、
色々なアイディアが自分に降り注ぐ。
やっと土偶を展示した場所に着いた。
写真を撮ろうとカメラを出しすと、
そういう非常識な人間を見ると滅茶苦茶頭にくる!」と娘にド突かれた。
「ちょっと、待て待て、いいんだよ、
「そんなこたあない!ニューヨークでもフラッシュをたかなければ写していいんだぞ」
と、他国の例を持ち出した。
ラジカルでも外国に弱い日本人らしさは持ち合わせているようだ。
機嫌のよくなったところで
ツーショットしないかと言うと
「えーっ」と言いながらも
めでたく記念撮影に収まったのである。

館内を歩くと、
だから展示物をむやみに撮影できない。
世の中には個人では賄いきれない重要なものや、
人類の財産とも言うべき宝がある。
寄贈したり預けたりするのだろう。
そういう人を実際に知っているし、
「スバルに関わる宝」を受領した体験もある。
博物館に来ると、
万物に感謝する気持ちも大切にしたい。
此処は東京大空襲でも奇跡的に戦火を逃れた。
中に居るだけで、気持ちが落ち着く。
突然、娘の目の色が変わった。
「うわー、これ、すごーい」
「このそり方、ひかり方、うー、たまらん」
「お父さんは、どうせ仏像で興奮するんでしょ、
そっちへいきなよ、私はこれを見る」
などと、訳の分からない事を言い始めた。
確かに仏像は好きだが、
別に興奮しない。
こんなに興奮するとは意外だった。

「私はやっぱり、太刀が一番イイイ!」
そりゃ、国宝だから良いに決まってるわな。

など、滅茶苦茶詳しくて、
少しゾッとした。
包丁を沢山持っていることは知っているが、
なぜか刀剣類にも詳しい。
仏像を見て興奮しろと言われ、
少し癪ではあったが、
それらの美しさに惹かれ時の経つのを忘れた。

不動明王に溢れる逞しさは、

しかし、実はもっと好きな仏像がある。
それは毘沙門天。

大きな声では言えないが、
この偉そうな態度、
娘にそっくりだ。
踏みつけられている邪鬼の姿は、
なんともリアルだ。
次の「R」に求めている性能は、
この希望が叶えられる事を願っている。
娘さんがRadicalとは、蛙の子は蛙という事でしょうか(笑)
Rが発売されると限定車も含めると、インプレッサが幅広い商品構成になりますね。
またまた、ブログが楽しみになります♪
今日は久し振りに早朝ドライブ(日の出を見)に行ってきました。S-GTの軽快感に惚れ直しました。
インプレッサは(私に合った)本当にいいクルマです♪
軽さは性能です。
S402から15iに乗り換えても、一向に飽きが来ないのは,
15iが軽い事も理由のひとつです。
インプレッサは、心底良いクルマです。
大きな声では言えませんが(笑)
クルマは明日届きます。
見に来ませんか?
シリアルは018でした。

ベニヤでできているはずの落下増槽に触らせてほしいと言ったら、「立入禁止と書いてあるでしょう!」と怒られてしまいました。気が利かないですねえ。
