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インプレッサ1.5iの軽快な脚を南アルプスで試す

春まっただなか。
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南信州の桜を楽しんだ。
中津川周辺も美しいが、伊那谷は更に奥が深い。

ある神社の境内にある満開の桜に目が留まった。
とても綺麗だったのでWRブルーのインプレッサをその下に停めた。
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明治時代に作られた大きな灯籠が、
桜と調和し独特の世界が構築されていた。
ライトアップされた姿は、
さぞかし美しいことだろう。

その頃、
中津川で妻が望桜荘の桜を撮影した。
中仙道の向こう側の桜は満開だ。
けれどもヤマザクラはまだ満開にほど遠い。
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でも昨日は3分咲き、
今日は5分咲きと急速に花が開いている。
だから次の週末あたりからが見頃になるだろう。

「桜まつり」を開催するので、
ぜひご来場いただきたい。

さてインプレッサで色々な所を駆け回った。
この中央構造線が真下を走る場所では、
昭和30年代に大規模な地滑りが発生し、
多くの人々の命が奪われた。
その爪痕がくっきりと残っている。
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高い所から見ると、
半世紀たった今でも砂防工事が続く。
そのスケールの大きさに、
いつも見ても息を呑む。

随分前からこの風景を眺めているが、
かなり様子が変わったようだ。

狭く曲がりくねった急坂路をイプレッサの軽快な脚で、
しなやかに駆け上る。
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最新のエコタイヤEX10の悪路走行性能も試した。
ブリヂストンの自信作は良いフィーリングだ。
軽いインプレッサにぴったりの、
路面を軽快に掴み、
踊るような楽しいハンドリングを味わえる。

この日、面白い豆腐を見つけた。

大鹿村には不思議な場所がある。
それは昔から塩水が湧き出る場所だ。

しかも、ニガリ分の全く無い、
岩塩のような塩なのだ。

ちなみに、
現在のところ
日本に岩塩は存在しないといわれている。

それなのに、
ここにある温泉には塩が含まれ、
食塩を作っている。
町おこしで誕生した場所でへ、
その塩が売られている。

すぐ隣にある豆腐工房で、
名物の豆腐を買った。
1丁500円と高価だが、
地元産の豆を使ったおいしい豆腐だ。
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これに大鹿村で取れた塩をまぶすと、
とても美味しく食べられる。

何もつけずにパクパク食べても旨い。
大鹿村で三代続く豆腐屋が、
「塩の里」で売るために作った。

産直ブランドとして、
いつまでも続いて欲しい。

たかが豆腐と侮らず、
こうした贅沢にお金を投じて欲しい。

鹿塩温泉でカラダを癒したら、
次はこのフワリとした豆腐を味わい、
素敵な豆の香りを愉しんで欲しい。
豆腐の素朴な甘みが、
口の中いっぱいに広がるはずだ。
この豆腐は柔らかいのにも関わらず、
しっかりした手応えを感じる。

GH系の最終発展型は、
とても素直で扱いやすい。

その上スポーティーに走る。
このインプレッサはツインカムエンジンを搭載し、
5速手動変速機を持つ珍しいタイプだ。

以前はこの様なクルマを当たり前に乗る人が多かったが、
最近はほとんど見かけない。

インプレッサのFWDは4WDに比べ、
プロペラシャフトもリヤデフも持たない分、
駆動抵抗も少なく重量も軽い。

従ってこのクルマにしかない味の良さは、
乗らなければ解らないほど際立っている。

ところが、
それを知らない人があまりにも多すぎる。

桜もパッと咲きパッと散るから、
誰もがその美しさを本当に知り尽くしているとは言い難い。

GH系の1.5リットルエンジンを搭載したFWDも、
おそらくパッと咲いて潔く散るだろう。

その性能を隅々まで堪能し、
歴史的なクルマを記憶に留める。

これからはグローバルスタンダードがスバルの本流だ。

国内専用という無駄の極地を、
味わえるうちに味わっておくと良いだろう。

大鹿村の豆腐も無駄の極地だ。
スーパーなら100円程度で買えるのに、
ここまで来て買う価値があるのか。

比較級で考えるとそう言えるが、
絶対値だと高くない。

なぜなら材料が確かで美味しいからだ。

GH2を比較級で捉えると、
折角の良い味が理解出来ない。

絶対値で考えると、
水平対向4気筒エンジンを搭載し、
ダブルウイッシュボーンのリアサスペンションが俄然と際立つ。

これほど凝った構造を持つ「普通のクルマ」は日本のどこにも無い。

そこに目を向け、
スバルの本質的な良さを味わって欲しい。

終わり


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by b-faction | 2010-04-07 19:42 | インプレッサ | Comments(0)

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