熊出没とFB20エンジン
2010年 11月 03日
今年の初冠雪ではないかと思う。
3回降ると里にも降るといわれているので
冬の足音がヒタヒタと近づいてくる。
この仕事場の醍醐味は、右には恵那山、
後ろに笠置山を背負って、
四季の移り変わりを楽しめるということだ。
今日は大切な日でもある。
25回目の結婚記念日だ。
素晴らしいサプライズが訪れた。
富山の島田さんが、
ステキな紅白饅頭を送ってくださったのだ。
雪国らしい、
美しいお菓子で、舌触りも良い。
妻にもマリオからお祝いのメールが届いた。
彼は現在、スバル好きの女性を探し、
婚活中とのことだ。
天使の寝顔を持つ者は「善人」に間違いない。
絶対に!・・間違いなく!!・・女性を大切にする男だ。
スバル好きの方に力説したい!
ぜひ、嫁に来てやってほしい。
さて、
望桜荘の桜も
ウロコ雲が綺麗だった先月の、
少し色付いた状態から
今朝の寒気に煽られ
すっかり黄葉が楽しめるようになった。
間も無く、サーッと枯葉が一気に降り注ぐ時がやってくる。
望桜荘も先月までの賑わいは影を潜め、
閑散として、一人残されたブタの蚊取り線香入れが、
暑かった夏の名残を留めている。
トノサマガエルも全て冬眠した。
草を抜いていたら、
偶然、眠りについていたばかりのカエルも一緒にずるりと引き抜いて、
このときはビックリした(笑)
先月まで池の周りに居た奴だったので、
おお、ここが寝床か、と思わず掴んで
埋め戻したが、あの後大丈夫だったのか
少し心配している。
冬眠と聞いて、
思い出したのが「熊」だ。
先日も、北海道でこんな事件があり、
新聞を大きく飾っていたが、
この姿を「何と痛々しい!」と感じた方も多かったことだろう。
新聞には「徘徊」と書いてあるが、
熊の身になって考えれば、
本当は行きたくない、
恐ろしい生き物「人間」の
テリトリーに何かの拍子に紛れ込んだ。
もう、パニックそのもので、死に物狂いに帰る方法を考えたのだろう。
この母娘は間も無く射殺され、事無きを得たが、
人間を襲いたくて現れたのではないという事を肝に命ずべきだ。
そう思ってこの記事を読むと、二頭の熊があまりにも惨く感じる。
遂に我が社の1キロほど北の雑木林で
熊出没の情報が伝わってきた。昨日の事である。
食い物が少なくて、人間の居る場所に出てくると聞いたが、
我が社の北原課長の話によると
決してそうばかりでもないと言う。
紅葉を見るついでに
フォレスターで山に登る。
今年はアチコチに獣の糞が散乱している。
遂に、運が付いた(笑)
これでくまに出会う心配は無くなった。
さあ、
これが話題のブナの木だ。
足元を見ると、あたり一面にブナの実が落ちている。
実の形はこのようになっていて、
熊の大好物。
冬眠に備えガンガン食うのだろう。
冬眠する穴もちゃんとある。
ちょっと怖いが。
拾った実を確かめると
虫食いや、痩せて中身の無いものが多い。
確かに今年はブナの実は凶作の年だったのかもしれない。
熊に出会わないようにするために、
今年の山歩きには鈴が欠かせないという。
鈴と聞いて、岡野さんを思い出した。
これが岡野さんからいただいた「ある物」だ。
右上のジェットモグラタンクではない。
その下の緑色のキャップを被った物体だ。
テルモから発売されているので、
ご存知の方も多いかもしれない。
これは、痛くない注射針。
岡野工業株式会社が世界に誇る「オンリーワン」の技術で開発されたものだ。
これは、岡野社長に直接いただいた記念すべきものなので
大切に今でも持っている。
岡野 雅行社長の話だ。
「俺んとこで造ってるものに、鈴がある。
これは簡単そうでなかなか作れネェんだ。
こないだも、中国から見学にやってきて、ひとつくれって言うから
やったけどよ、いいか中国では絶対作れないからな、この鈴は」
と自信満々で語られたのが印象的だった。
こんな単純な物が!と思ったのだが、
そこに金属加工のプロ中のプロ、「仙人の領域」に達した男の凄味を感じた。
その注射針を腕に刺して見た。
確かに痛くない。
抜くと血が出てきた。間違いなく刺さっていたのだ。
この話は、あの時も思い出した。
それはスバルの新エンジンが発表された9月23日ごろ、
森郁夫社長が、
NHKのBizスポと言う番組に出演し、
司会の野田稔キャスターの質問に答えたときだ。
「しかし、今更エンジンを新しくすると言うのもどうなんでしょう」
と言うようなニュアンスの問いに対して
簡単明瞭
「やはり、それは先ずエンジンをキチンと開発する事が大切です」
世界でオンリーワンの技術、
このエンジンを、誰もがそう簡単に作れるわけではないぞ!
そういう自信に裏打ちされた、明快な姿だった。
他社には真似のできない
最新のボクサーエンジン。
岡野工業とテルモの関係にあるコア技術のように、
スバルとトヨタの関係も、このエンジンを含む優れた技術がコアにある。
そう感じた一瞬だった。
お店に伺っても、ブログからでもお二人の仲の良さはとてもよく伝わってきます。これからも仲良く(笑)お過ごし下さい。
今回のフォレスター、FB20エンジンの発表のタイミングといい、この新型はスバルからのお二人へのお祝いのように感じています。
お祝いをありがとうございました。
FB20は本当に良いタイミングで発売になりました。
将来も楽しみなエンジンです。
秘めた力が山ほどあります。
その話は、今度お会いした時にね。
御岳も綺麗に雪化粧したようなので、熊も冬眠したでしょうね。安心(笑)
先日、永平寺や鶴岡八幡宮の巨木が倒れた話しの中で、樹齢800年の巨木には最近の自然の変化が急すぎて対応できないと言っていました。
EV車以外は内燃機を積んでいる以上はFHIのように数年先を見越したエンジン開発が必要だと思います。
かわら版を読んでFBが動力&環境性能を満たしたエンジンに出来上がっていると感じました。
FHIが次々と魅力あるクルマを出すので、浮気心を抑えるの大変です。(笑)
熊もそうでしょうが、トノサマガエルが望桜荘の庭で一気に冬眠し、
竜舌蘭を移植したら、ズルズルと一緒に出てきてビックリしました。
ちょっとかわいそうでした。来年に影響しなければ良いのですが。
良いクルマがゾクゾク出てきますね。
トレジアは、トヨタがスバル臭くなってきた初めてのクルマですね。
ご結婚25周年、本当におめでとうございます!
奥様へのメールでも宣言させていただきましたが、代田夫妻は僕にとって最高の「理想の夫婦」です。タイミングを逸してしまいましたが、またあらためてお祝いをさせていただきます〜
スバルは年末にかけて、ニュースがいっぱいありますね。乗鞍岳は山頂は真っ白です。社長さんが今年の年末はどの車で御嶽山に登るのか、今から楽しみです 笑
メールありがとうございました。お祝いは、その気遣いだけで充分感謝してます。フォレスターで激走1000キロ!その様子は、また報告します。
明日からの売り出しに備え、今朝は7時から全員集まって早朝会議でしたが、寒さでみんな震え上がりました(笑)
小雪も少し舞ったようです。
真っ白な乗鞍岳を見たいですね。
暮れに向かって新型車が目白押しです。
とりあえず真っ赤なトレジアと鮮やかなブルーのフォレスターtSが届く予定ですのでお楽しみに。1300ccの新型エンジンは、なかなかの出来栄えで、乗ったとたんに気に入り導入しました。DEXとは異なるエンジンで、このクラスにおけるトヨタの懐の深さを思い知った気持ちです(笑)
うまく連絡取れてよかったね、よろしく伝えてね。
そして、楽しんできてください。
子供の頃から注射は大嫌いでしたが、
どうしても毎日打たなければならない、難病の人には朗報ですね。
「M」もいいかもしれません、
あまりに「S」なヒト達に会い過ぎました(笑)
飯田に泊まるんだったら、一緒に飲みたいね。