WRX tSに思う意識改革の大切さ
2011年 02月 01日

昔流の言葉では電動鉛筆削りだったか。
実はこれを手に入れることは
長い間「憧れ」だった。

しかし、
一度も買うことなく大人になってしまった。
高校生ぐらいになるとペンテルの水性ペンにはまり、
緑色のインクでノートを書いていたので
鉛筆は全く使わなくなった。
しかし、この5年くらい一日に書く文字の量が急激に増えた。
社員と交換ノートもしている。

それで
間違いが正し易いシャープペンシルを使うようになった。
一日の仕事を進める中で、
どれくらい字を書くか数えた事があったが、
2000字くらいが平均値だと思う。
パソコンで文字を入力する事も多いが、
何と言っても手書きが一番良いと思っている。
そして、シャープペンシルはしょっちゅう芯を折ってしまう。
書き方に問題があるのだろうが、ちょっともったいない。
だから、
ちょっと意識を変えて、
鉛筆を使うのを楽しみたいと想い
妻に相談すると、
早速見つけてくれたのがこのシャープナー。
金額を聞いて驚いた。
僅か1800円ほで手に入った。
子供の頃の印象は
ステレオタイプとして染み付いていて、
我慢しなければならない、
贅沢品だった。
価格破壊も、ここまで来たのかと思うが、
小学生の頃、なかなか買うのに勇気の必要だったアイテムを、
こうして手元に置くのも悪くない。

使いやすい。
小まめに削ればシャープペンシルより書きやすい。
かわら版を作るときも、最初のドラフトは全て鉛筆で書く。
そして
その構図や、エクセルデータを基に
岐阜にある平和印刷さんで、短期間にかわら版が誕生する。
最新号はこれだ。

インターネットの時代だけれど、
こうして紙媒体を手にすると、
作り手の自己満足かもしれないが感覚は全く異なる。

人間の知識のインプットが読む事だとすると、
アウトプットは書く事なので、
この両方が上手くバランスしていないと、
良い判断は出来ないと思う。
今回は愛読者の方限定で(当社の近辺でチラシを手にする人も含め)、
フォレスターtSの試乗も行なう事にした。
と言うのも辰己仙人による
これほどの作品を、僅か300人だけしか味わえないのは、
どう考えても惜しいと思うからだ。
彼ほどクルマを醸成させることのできる逸材は少ない。
辰己さんの努力に、僅かでも報いる事ができればと願っている。
そのために、
軽自動車なら3台以上買うことが出来る金額で、
決してたくさんの人に買ってもらえるわけではないが
STIブランドに拘る。
なぜか、
まず、それは自分自身が愛して止まないからだ。
苦しい時ではあるが歯を食い縛って続けたい。
前回のブログにあるSVX360さんのコメントに対して、
少し突き放したような回答をしたかもしれない。
もし不愉快な思いをされたならこの場でお詫びしたい。
しかし、軽自動車の生産から撤退する事は、
もう以前に決まったことで、納得している。
納得できない人が多いことも知っているが、
そんな事は実際もうどうでも良い。
なぜなら、前を向いて歩いているからだ。
軽自動車に頼って、商売を続けるのも大切だ。
しかし、
贅沢品が贅沢品で無くなった現実を知り、
意識を変える事もとても大切だ。
ここに紹介する同志たちは、
どの人も、スバルに対してはプロ中のプロ。

右から京都のスバルショップ福知山の伊東社長、
続いて東四国スバルの緑川社長、
そして越後のスバルショップ柏崎の前川社長の左隣は、
FHI国内営業本部 販売促進副部長の小島敦さんだ。
前列は奥方様である。
本気でスバルを愛し、
スバルを良く知る人ばかりだ。
意識レベルは非常に高い。
特に
以前から小島さんとは出会いが多く、

楽しい時間を過ごす事がたびたびある。
彼が握り締めているバナナに注目して欲しい。
実は我が妻は非常に愛嬌があり、
変わったものを好む。
その典型が「変な男の人」だ。

このうれしはずかしを、

とくとご覧いただきたい。
こうした細かな配慮の行き届くところが、
小島さんの素晴らしさで、
今年も会うのが楽しみだ。
みんな前向きにスバルのこれからを考えている。
軽自動車に話を戻すと
作る場所は変えるのだが、売る事を止める訳ではない。
この後、
ステラも
サンバーも
プレオも
ディアスも
ルクラだって、
ずっとフルモデルチェンジを続け、お客様に提供していく。
このような方向性が決まってから、
悪い事ばかりでは決して無い。
たとえばカーボンルーフ。
このクルマが世に出るのは夢のまた夢の実現で、
本当に嬉しい。
贅沢品だったこのようなアイテムが、
容易に手の届くところに降りてきた。
意識を変える必要がある。
昨年ドイツに行った時に、
BMWに対して唯一感じたコンプレックス(笑)

このM6のカーボンルーフにスバルのそれは
充分勝っている。

こちらは
WRX tSのものだ。

この艶を見て欲しい。
さらに良く見るとカメラが写っているがわかるだろうか。
届いたばかりのWRX tSのルーフをBMWを撮影した時のように
舐めるように撮った。
歪のない綺麗な仕上がりで素晴らしいクオリティだ。
燃料を補給してショールームに入れるために、
少しだけ移動する。
更に軽く感じる出足ではあるが、
すっかり知り尽くした感のWRXそのものである。
この程度の走り方では、
カーボンルーフの恩恵を感じることは出来ない。
ここから先は、オーナーになった人だけの珠玉の楽しみだ。

しかし、
何とか一言で言い表せないかと思案していると、
このケーキを食べながら
ハッと感じるものがあった。

これは、前述の平和印刷の石神専務が、
僕と妻のためにわざわざ購入してお土産に持ってきてくれた
ロールケーキだ。
あまり洋菓子を食べなくなったこの頃ではあるが、
こうしたホンモノは
大好きで、
いつも届くのを楽しみにしている。
ロールケーキほどピンキリのはっきりしているものは無い。
クリームをたくさん入れれば良いという物じゃないし、
かといって、スポンジケーキに難があると、
2口3口と噛み締めていく程、情けなくなってくる。
鼻腔の奥に感じる
香しさが決めてだ。
このロールケーキは、スポンジケーキの味にコクがあるばかりでなく、
クリームの熟成感に素晴らしさを感じる。
日持ちしない菓子の極意だろう。
その日の内に食べないといけないお菓子だ。
コクがある。
対して、コクが無く、まあまあ美味しくて手軽な洋菓子もある。
これはこれで良いが、
確実に冷凍され、
大量生産で均一化され誰が作っているのかさえさっぱり解らない。
先日、
おせち料理をネットで購入して、
いろいろ話題になっているが、
買うほうも悪いと思い、
同情する気になれない。
ネット通販で大量販売を目指せば、そのような業者に当る可能性もある。
或いはそうでなくても、
本来なら不必要な、
殺菌や冷凍製造設備に余分なコストがかかり、
ただでさえ比較競争の激しいネットの世界で
本物の供給は難しいからだ。
この頃の軽自動車も、そのあたりは良く似ている。
価格競争で疲弊した中に、
ホンモノは生まれにくいし、良い物が何かわからなくなってしまうだろう。
軽自動車を他に任せる代わりに、
素晴らしいもの、
いわゆる「ホンモノ」が造れるじゃないか。
そのおかげでダイハツも潤い、
トヨタが喜び、スバル単独では商売にならず諦めなければならなかった、
夢の商品が、思う存分作れる。
そういう前向きな気持ちを
先ほど紹介した
同士たちも持っている。
後述するが
面白い情報が飛び込んできた。
岐阜県のローカル局
岐阜チャンで
当社のTVCMが流れている事をご存知の方も多いと思う。
一作目は
ほとんど自分でコンテを書いたようなもので今でも愛着のある
「サンバー編」

サンバーと栗山真治が中心の楽しいCMだ。
2作目が
22Bオーナーズの取材も交えて
一気に構成した
「聖地編」

絶賛放映中(笑)だ。
そしていよいよ3作目の登場となる。
今回は
棚橋プロデューサーのたっての希望で

「全て任せて欲しい!」と胸を張る自信作だ。
「男編」と名付けた新作がもう直ぐリリースされる。

「昴整備工房」に、遠方からもたくさんのお客様がいらっしゃっるので
そうしたことを題材に考えた作品だということだ。
北原メカを狙って撮影しているが
彼の後ろに見える
GC8は

現在も八千穂レイクでの氷上走行会参加に備え、
着々と準備が進められている。

結果を楽しみにして欲しい。
「思い通りに行かない車の動き」(笑)
を楽しんで来たい。

このクルマの整備を
今後のGC8をはじめとする
リフレッシュメンテナンスに役立てるつもりだ。
そして、その面白い情報だが、
岐阜チャンはテレビ東京系の番組が多い。
ワールドビジネスサテライト(WBS)は
お気に入りの番組のひとつで
毎日確実に見る。
それでこの局でCMを流す事にしたくらいだ。
他にも意外に面白い番組が多々ある。
そこにニュースが飛び込んできた。
キー局では
2月3日(木)に放映されるあるTV番組で、
冨士重工業の森社長が

アイサイト(ver.2)を中心にスバルの技術開発と経営戦略について語る。
(1)番組名
テレビ東京系 「日経スペシャル カンブリア宮殿」
タイトル名: 「ぶつからないクルマ」の技術革新で不況を打ち破れ!
予告はこちらから
↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
(2)放送日時
2011年2月3日(木) 夜9時54分~夜10時54分
【再放送】
2011年2月9日(水) 夜9時00分~夜9時54分(BSジャパン)
これこそ、スバルのやるべき仕事を
良く知っていただける機会になると思う。
ぜひご覧になっていただきたい。
記事を見逃さないように通知を受け取りましょう
(ログイン不要・いつでも解除可能)

(仙台から)



そもそも現在の軽の税制は不自然にみえていますし、無駄に高価格化した軽四に魅力は感じません。縦や高さは広くても横幅は狭いですし(><)
選択と集中が進んだことにより、FBエンジンも産まれましたし後々直噴化もしていくことでしょう。もしかすると某ポルシェもゆくゆくは6気筒を止めて4気筒ターボとなるともウワサされていますね。やはり富士重の先見の明にはいつも脱帽させられます☆FBエンジンでの早期のターボ化、期待してますよ!
そのころにはレガシィを買い替え時と考えたりもしていますので・・・何年先かな(苦笑

そしてスズキも世界戦略として普通車とりわけ1200〜1600ccをボリュームゾーンとして、二輪はVツイン650cc〜並列四気筒1000ccで闘っていますので、逆に軽四はオマケ(新興国のエントリーに)に切り替えつつあるように思います。でもb-factionさんのおっしゃる通り「軽は所詮、軽」ですからダイハツも大差ないというのは内緒です(笑)
ホンダもおそらく実情は厳しいです。二輪も250以降はスズキやカワサキに大きく水を開けられ(教習車がないとその差はさらに広がり)、125〜250ではヤマハのスクーターに苦戦、売れるのは町の自転車屋でも買える50cc。クルマというと軽四はスズキ、ダイハツに加え、三菱(日産にOEM)という包囲網で実は苦戦。売れるのは薄利多売のFIT、実燃費イマイチというインサイトと・・・で、ジェットにまで手を出すと云う有様。実はホンダが一番危険ンな気がしてならないんですね。だから、アクティを赤帽にでも売り込む為に?と憶測をしたのです。
長々と済みません。
今後のスバルの更なる進化と発展に期待をこめて
本当は、この手のクルマは試乗させたりしなくてもパッと売り切れるモンなんです。
それが解らんから散々文句言ってます(笑)
STIの出すクルマに試乗車なんて本来要りません。
次のブログでsigeさんのコメント引用しますが、これまでのよしみで許してくださいね。
リハビリかねてこれからまた1km泳いできます。
八千穂に行ってきました。生まれて初めて氷上を走りました。9時に入りコースを一周歩きました。その後は2時過ぎまでずっと走ってました。63,5キロの体重が61,8キロになってました(笑)
結構エネルギー消費しますね。ダイエットにはバッチリです。
僕は去年、「千本ノック」状態で走ったらヘトヘトに疲れたので、今年は「前泊」して鋭気を養いました。女神湖なら、すぐ近くに素晴らしいホテルがあります(メシと温泉が最高)ので、いつかご一緒しましょう!
夢中で走っていて気がつかなかったのですが、
帰り際に電話を見ると
「クルンクルンしてるー?私もしたい」と
嫁さんからのどかなメールが届いてました。是非、女神湖に一緒に行きましょう。楽しみです。
水曜しかいけないですが、逆に空いていて良いかもしれませんね。
少しコツが掴めました。
昔コリン・マクレーが凄い勢いでサーキットを高速ドリフトして曲がっていく様子を不思議に思って見てました。
空撮した画像なのでスライドしていく様子が見事だったのですが、
あのコーナリングの力学的作用は氷上での様子に似てますね。

ところで、私も、このパソコン時代に筆記って頭を整理するのに役に立つ気がします。鉛筆を使うことに対しての再認識されている方がいらして、ちょっとうれしく思います。あと、社長様はよくホンモノを食べ物で表現されていることに気づきました。しかも、中身の濃い物が多い気がします。

動画アップについてはそういうことも可能ですよね。これまでの作品も含め検討します。というのは、ユーチューブにまだ自分でアップした事が無いんですよ。
今後の課題です。
食い物と比較すると誰にでも伝え易く、日常でも良く使います。
火曜日に中古車を見に来たお客様に、「こういう説明は始めて聞いた」と喜んでもらえました(笑)

セレモニー、喜んでいただけてとても嬉しく存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 気持ちの良い走行フィールは、僕の推薦通りでしたか。慣らしが終わった頃、また感想を聞かせて下さい。