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菰田潔さんからGC8インプレッサWRXクーペのバックスピンターンを猛特訓!

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Photo by Y.YAMAMOTO


まるで浮かんでいるような美しい御嶽山の雄姿に別れを告げ、
WRXクーペで女神湖に向かった。

特に女神湖へに行きたいわけでは無かった。
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このクーペ身体能力をいつまでも味わいたくて、
気が付いたら足が向いていた。

このクルマの印象をフィギュアスケートで例えるなら、
まさしく安藤美姫だろう。
乗れば乗るほど
しなやかさを感じる。
ステアリングを「クッ」と切り込んだ時のなんともいえない反応が忘れられない。
このクルマの特筆すべき美点だ。

その走りを楽しみつつ女神湖に到着した。
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氷上にはとっても贅沢なクルマがウジャウジャと集まっていた。
何事だ?
早速湖面に降りてみたら、
とてもチャーミングな女性に出会った。

その女性をこの施設の従業員と勘違いした。

何の集まりか聞こうと声をかけたとたん、
その人がスッテンとこけた。

これは大変だと手を差し伸べる。
「私、ドラシューだから滑っちゃったー」と、
その口からとても単なる女性とは思えぬセリフが飛び出した。
これはタダモノではない予感がする。

そして次にブルーのアウディTTを、
お洒落に乗りこなすナイスガイに会った

今日は何の集まりなんですか?
と言う問いに対して、
菰田潔さんのドライビングレッスンです」と答えが返った。
何と言う偶然、また何と言う幸運だろう。

以前からFHIの関係者から、
菰田さんのクルマに対する評価は極めて信頼性が高いと知らされていた。
また、
ある時は菰田さんからレッスンを受けなさいと助言された。

その理由は、
ドライビングに悪い癖があるからだった。
どんな悪い癖かと言うと、
自分では気が付かないだけで、
まるで女の体をまさぐるようなイヤラしいステアリング捌きらしい。

忠告を受けたのは、
インプレッサの父と尊敬する伊藤健さんだ。
改善を命じられ意識して見ると、
確かに恥ずかしいステアリングワークだった。
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昨年の22Bオーナーズのオフ会を、
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望桜荘で開催した時だ。
得意気に御嶽山のテストコースを
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GRBで駆け抜ける車内画像を見せたとたん、
鋭い指摘を伊藤さんから受けた。

動画を改めて良く見ると、
最新のビルシュタインサスを組み、
余りにも気持ちが良くなったWRXを、
目を覆いたくなるような厭らしい扱い方をしていた。
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その指の使い方や、
ステアリングをさする様な仕草は、
確かに客観的に見るとかなり恥ずかしい。

よーし!
このチャンスを逃す手は無い。
途中から飛び入り参加させて下さいとお願いしたら、
快く参加を認めていただけた。
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途中参加にもかかわらず、
他の皆さんにも暖かく迎え入れて戴けた。

菰田さんに初めてお会いしたが、
プロフェッサーと呼ばれるだけあり、
素晴らしい人柄だ。
参加されている皆さんも紳士淑女ばかりだった。

この月の初めに訪れた八千穂レイクで、
WRCのチャンピオンを獲得した新井選手の走りや、
GTカーに乗るプロレーサーの走りを眺めた。

クルマを横に向ける素晴らしさに目覚め、
それ以来「その走り」ばかりを求め続けた。
だからステアリングの切り方なども以前よリ丁寧になった。

そう思っていたが、
実は大きな間違いを犯していた。

走るスタイルに確かに変化が出たが、
女神湖で「おさらい」した事で過ちに気が付いた。

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途中から参加したので、
菰田さんの運転するアルピナの助手席に乗り、
氷上に設けられたコースの説明を受けた。

その時まさに目からが落ちた。
そのハンドリングやアクセラレーションは、
まさに神業的な操り方だ。
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菰田さんのドラポジは脚の先がが見えない位置になっていて、
(そうしないとあのように操れないのかもしれない)
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どう踏んでいるのか見えなかったが、
このツルツルな銀板を、
当たり前のように8の字旋回をする。

ちょっと想像してほしい。

たとえば、時代劇などで、
「ニジリニジリ」和服の美女が膝を崩し、
裾を広げながら殿方に擦り寄るような走りなのだ。

どうしてこのような走りが出来るのか、
その時は全く謎だった。

タイヤはスタッドレスではなく、
ウインタースポーツタイヤが装着され、
しかも駆動方式はFRだ。

後でわかったのだが、
クルマはアルピナのD3ツーリングだった。

このクルマがディーゼルだと横に乗っていても解らなかった。
フロントミッドシップの特長は、
今スバルが開発中のFRスポーツと類似点が多いはずだ。

極めてラッキーな体験だった。
いずれこの氷上をスバル版FRスポーツで思う存分走り回り、
クルマを支配下に置く野望を持っている

インプレッサクーペを女神湖内に持ち込む前に、
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所定の場所にクルマを置くと、
湖の氷に悪影響を及ぼす融雪剤を洗い流してもらえる。
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他の参加者がお昼御飯を食べている間に、
溜まっていた走る欲望を炸裂させた。

誰も居ない氷上を思う存分走らせてもらった。
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そして午後の部になると次の講座が待っていた。
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バックスピンターンの練習だ

WRCなどでスピンした後などに、
綺麗に向きを変える光景を見たことがあった。

前進でも技を要するが、
後ろ向きだとなおさら難しい。

それまで何度か試したが、
どうしても出来なかった。

後ろを向いて狙いを定め、
全開加速して速度が乗ったら、


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デクラッチして、
軽くフェイントをかけステアリングをいっぱいに切る。
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90度横を向いた時点で、
ステアリングをまっすぐに戻し、
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真後ろを向いたら2速に入れてクラッチを繋ぐ。
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たったこれだけのことだが、
頭と体が逆の事をする。(笑)

見ている菰田さんも大爆笑しながら「今のターンIQ(知能指数)5!」
厳しいお言葉が飛んだ。(笑)

練習会の最後に催された反省会でも、
その話が出たのでウケを狙った。
「これまで前向きな人生ばかり歩んできたものですから
後ろ向きの生(行)き方はとっても苦手なんです」

大爆笑の楽しい反省会だった。

何とか形になるまでに2時間半を要した。
これは結構な運動量で、
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首にも相当負荷が掛かっている。

楽しく運転を楽しめる、
丈夫な体に産んでくれた両親に感謝した。

終了まで残り30分となる頃には、
コース幅をフルに使って思う存分自由気ままに走ることが出来た。
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気温が上昇すると穴ぼこが開き、
水がピューピュー出ることもある。
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川のようになっていてスリル満点だ。

車内からはこんな感じに見えるぞ!
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さすがにここを通るのには、
FRだと尻込みするクルマも目立つ。

まさに軽量でハイパワーなインプレッサの独壇場となる。

少しも恐怖感はないし、
水遊びが楽しかった。

傍で見ている人はヒヤヒヤしたらしいが。

最後の走りを通じて左足ブレーキなどと言う技は
決して使うべきではない事も理解できた。
ほんの少しだが、
求めるべき道も掴めたように感じている。
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こうして半月間
GC8クーペと蜜月の関係を楽しんだ。

そして再びフォレスターtSとの生活を送っている。
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フォレスターは北欧の女性のようだ。
比較するとインプレッサクーペは大和撫子だな。

安藤美姫の印象から、
少し変わってきた。
また違った味わいがある。

ところでWRXに話を移そう。
インプレッサの2代目そして3代目と改善改良が続き、
遂にインプレッサからWRXは卒業することになった。

そしてカーボンルーフのtSが登場した。

このクルマは相変わらず男性的であるが、
2代目のWRXほど「男臭く」は無い。

それなのに芯の強さと洗練された魅力を持ち合わせている。

まだ本格的に走らせていないので
このクルマの本性を知らないが、
概ね想像通りだろう。
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カーボンになったルーフがどんな効果を出すか。

ただし正直なところ、
これまでGRBに抱いていた情熱が
少し霞んでしまった感は否めない。

WRCを捨ててしまった損失は思いの外大きいからだ

ニュルチャレンジも期待できそうだが、
やはり一番見たいのはフィンランドにおける勇士だろう。

それがまた見たくてたまらない。
素晴らしい自然に包まれ
WRCの世界を髣髴させる、
女神湖の環境にドップリ浸かってしまった。

そうすると困った事に、
いくら前向きに生きているとはいえ、
大好きだったWRCが懐かしくてたまらなくなる。

それはいつも日常の暮らしの近くにあったのに、
遥か彼方に去ってしまった。

せめてもの救いは、
カンクネンとバーンズのワンツーフィニッシュ
永遠に我が家の中では輝き続ける事だ。

家族4人でその場に立ち会ったからね。
あれに勝る勲章は無い。

SUBARUが輝きを取り戻すのにはかなりの忍耐と努力が必要だろう。

実はこの緑のフリースジャケットは、
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そのときにフィンランドで購入したオフィシャルウエアだ。
これを着ていると色々な「ツキ」が集まってくる。
勝負服かもしれない。

最後に写真撮影でご協力いただいた、
駒ケ根市の山本佳宏さんに、
心より感謝申し上げます。

Commented by 山もっちゃん at 2011-02-26 18:52 x
点と点が、よくも繋がって行くもんだなと、びっくりしています。
必然だったんでしょうね~。
次のも、大切にして行けそうです。

新井選手のハンドルさばきも凄いと思いましたが、菰田さんのハンドルさばき、同じように凄い~!と。手足のように、ってのはコレか!と思いました。全然怖くないですよね、上手い方の運転は。今シーズンは凄い方の運転が間近で、連続で見られて、勉強になりました。

写真、撮った甲斐がありました。
いい感じで使っていただいて、ありがとうございます。
Commented by b-faction at 2011-02-26 20:13 x
山もっちゃん サン、こんばんは。菰田さんは辰己さんにニュルで勝ってます。しかも下りで。凄いですね。でも逆にいうとそれだけS402がBMWのM3とほぼ互角の性能を持つという事に他なりません。
だから僕はS402をどうしても手放せなかったんでしょうね。
乗れば解る神の領域に近いクルマです。

かわら版147号をお楽しみに。
おかげさまで凄く良い出来栄えになりました。
ありがとうございました。
Commented by マツダパンダ at 2011-03-01 23:54 x
お褒めの言葉、ありがとうございます。いや、恐縮です。

写真を撮影された方の腕も相当な物だと思いながら、文章を読ませていただきました。

自分も社長様のようにドライビングテクニックを上達したいものです。

やはり先生が良いと上達は早いんですね。私は、後ろばかり見ていたので、これからは前を向いて生きていこうと思いました(笑)。頑張って、インプレッサのtSが買えるようにします!目標は高い方が良いですから(笑)。
Commented by b-faction at 2011-03-03 11:37 x
マツダパンダさん、おはようございます。
信念を貫いて下さい。
次のかわら版の表題も「フィギュアスケーター」にしました(笑)

山もっちゃんは凄く撮影が上手いですね。
カメラが体の一部のようになってます。
クルマも手足のように操ります。「味の解る男」ですね。
Commented by SVX360 at 2011-03-03 17:54 x
なんとも贅沢な経験、羨ましい限りです☆

実際に見るのがイチバンでしょうが、この走りを動画で見てみたいものだと写真からも感じられました。

今後、FHIはジュネーブモーターショーで発表されているFRスポーツのシャシーも鍛えていくと思われますし・・・ホント楽しみでなりません(^_^)v

みんなが手に届くお値段で、可能な限りの高性能。これは他のプレミアムメーカーが絶対に不可能なことですから☆
Commented by b-faction at 2011-03-04 06:50 x
SVX360 さん、おはようございます。
FRスポーツは必ずここに持っていきます。
語れるようになったら、また色々お話しましょう。まだ、少し時期尚早ですから(笑)
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by b-faction | 2011-02-25 21:51 | Comments(6)

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