軽量化のススメ。インプレッサWRXスペックCとオニヤンマの羽化
2011年 07月 29日
カサブランカが綺麗に咲いた。
いただいた鉢植えを移植しておいたら、
今年からたくさん咲くようになった。
先週は、
季節はずれの台風の中、
遠方に出張。
美味しいものを二つ味わった。
ひとつはこの御弁当だ。
左上から抹茶をまぶした塩で食べる天ぷら。
右側が卵焼きとツブ貝を煮た物。
竹の子に凍み豆腐と生麩と野菜の煮付け。
海老と枝豆の下は煮豆だ。
どれも甘さと塩味のハーモニーがたまらなく良い。
その下の白いものは鱧だ。
左上の酢味噌につけていただくのだが、歯ごたえと清涼感がたまらなく美味しい。
御飯には牛肉などが炊き込められているが、
味を押さえ口の中で噛み締めると
ごく自然な旨みと素材の風味が鼻腔に拡がる。
その上のフルーツも三種とも手抜きの無い上質なものであった。
この弁当の出来は素晴らしく、
出している店は
タダモノじゃないと思った。
もうひとつの旨いものは
この脚だ。
この次のかわら版の記事なので、
ここでは触れるだけにする。
まあ、上の弁当くらい
旨かったという事だ。
それが旨かったのにもかかわらず、
小難しい顔をして
某所で研究会の真っ最中。
自動車ビジネスに関する、お勉強なのだが、
今日はニッサンのゴーンを、
もてはやすような風潮の発表があったので、
一喝!した。
嘘はつかずに
コミットメントはキチンと守るのが彼の信条らしい。
が、チョッと胡散臭い。
潰れた会社を安く買い叩いてやりたい放題。
そうせざるを得なかった、当時の環境に導いた日本人が結局悪いんだけどね。
かっこよく、上っ面だけを眺めて、
崇拝する連中が、
ゴーンに大枚をはたいて「講師」などともてはやすのを見ると、
どうも虫唾が走る。
彼のトップダウンで突然変異したGT-Rにも厳しい目を向けている。
元々余り好きにはなれなかった。
嘘が多いからね(笑)
だいたい、ニュルで開発する様子を散々リークしたり、
一発勝負のタイムアタックだけで速さだけを煽ったりしながら、
いざとなると本家のレースには出てこない。
こういうのを「チキン」と言うんだっけ?
そういう所にも全く狡猾なゴーンらしさがぷんぷん臭う。
見るに見かねて
誰かが
プライベートでエントリーしたらしい。
このときはこの人が誰か全く知らなかった。
お話しする機会が出来たので
「凄いですね」、と声を掛けると、
「いやー、今回はゆっくり走らせますから」と気さくに応じてくれた。
ナイスガイだなーと感心したが、
近くに居たメディアの人に
「山内さんといって、グランツーリスモを作った人ですよ」
と教えていただいてビックリ。
ここで偶然に色々な人と出会えるのがとても楽しい。
山内さん達は結局クラス優勝を勝ち取った。
山内さん、おめでとうございます。
さて、出張から帰ると
楽しいクルマが車検の真っ最中。
このタイプと同じスペックCを操る新美さんの愛車だ。
今回は車検に御預りした上に
このように美味しいスイーツをお土産にいただいた。
ありがとうございました。
プルンとした、フルーツ系の水饅頭。
中津川に無い面白い味で、
食べ応えがあるのにも驚いた。
ピーチとメロンを食したが、
どちらも美味しゅうございました。
ところでこのスペックCには
思い出がある。
その前段として忘れられない事は
このクルマのデビュー直前に、
STIが出したS202。
これは素晴らしいクルマだった。
徹底的に軽量化されたスペックに驚き購入したが
限定車だったのであっという間に売り切れた。
とても気に入った。
降ろしてすぐ1200キロも走ったのは懐かしい思い出だ。
ただし、体力の必要なクルマだった。
今でも水泳やV字腹筋で深層筋を鍛えるのは、
このクルマを愛用したからだと思う。
車を操るためだけに必要な筋肉を
必要な部分に
必要なだけ付ける、という最高の楽しみを手に入れるきっかけを与えてくれた。
散々酷評された2代目インプレッサの
特に槍玉に挙げられたのが丸いヘッドライト。
決して嫌いではない。むしろ好きな顔なので
このクルマはとても今でも気に入っている。
背水の陣を張ると
こんなすごい事をやる。
舐めてもらっては困る!と、徹底的に鍛えられている。
こういうところにスバルの魅力が溢れている。
劇的に軽量化して、
恐るべき性能のエンジンを搭載した。
切れすぎるから、ナイフではなくカミソリのような車だ。
しかし、掟破りの軽量化を積み重ねた、
まさに戦闘機メーカーの遺伝子を持つ富士重工らしいクルマゆえ、
現在のような複雑な社会の中で、
「オウンリスク」を顧客に主張するには限度があった。
400台が常識の範囲だろう。
それを踏まえた上で、
涙目のスペックCは登場した。
軽量化されたボディはそのまま活用され
安全装備をしっかり身に纏った。
フロントのサブフレームも装着され
デュアルSRSも装備。
エンジンもピーキーではなく
新世代の競技ベース車になっていた。
森PGMの以前の愛車でもある。
森さんは凄い男だと思う。
彼の情熱には心より敬意を払っている。
日本で最初にカーボンルーフの量産車が誕生したのも、
彼の努力の賜物だと信じて止まない。
森さんのスペC造りの魅力は、
ちゃんとベース車と同じように安全確保をした上で
徹底的に軽量化を極めるところだ。
今でもその事はキチンと守られ素晴らしいと思う。
そんなことから、
自分の車の軽量化に
プライオリティを置いている。
この花を見るとやる気が出てくる。
大好きなオレンジだからだ。
開田ファームの田中さんに見てもらったら
「カンゾウ」という花だそうだ。
完全に自生しているものだ。
雑草を取りながら、珍しい植物は残してきた。
その結果、
望桜荘の庭に一本あっただけなのに、
ここ数年で川べりや展示場にも
どんどん増えて、眼を楽しませてくれている。
エネルギーのある植物だから
共生している生き物も凄い。
ふと、後ろを振り返ると
こんな面白い葉っぱがある。
半分オレンジなんて、笑えてしまう。
やる気を出して、
オレンジのクルマを作ろうと企んでいる。
もちろん軽量化が最優先課題だ。
今年は成人式でもあるので、
是非華やかにしてやりたい。
ダイエット!
まだまだ!
ダイエット、ダイエット!
こんなに取れました。
この空き缶が
この重さなので
足して2を掛けた物を引けば総量が出る。
何キロダイエットしたか当てて欲しい。
数年前にダイエットした自分の体重とほぼ同じだった(笑)
これできっとイキイキと動ける様になるだろう。
今朝も
軽量化の事ばかり考えて、
望桜荘の庭で苔から草を取っていたら、
本当にラッキーなことに、
羽化したばかりのオニヤンマが現れ、
体にくっついてブローチのようになった(笑)
体の色が蛍光カラーの様に変化して
乳白色の羽がプルプル震えていた。
ヤゴから脱皮した場所が悪く
落っこちてきたらしい。
たった今ここから出てきたかと思うと
本当に神秘的。
白い糸は
へその緒のように見える、あるわけ無いけどね。
それにしても、生まれたばかりなのに図々しい奴で、
人の頭の上をあちこち移動するが
ちっとも飛んでいこうとしない。
目の前にトンボの肛門ばかり見えて、
そう、嬉しいものでもなくなったので
そっと指を出すと
ひっしと掴まって来た。
何か具合でも悪いのかもしれない。
そっと元居た場所の近くに降ろしてやる。
すると、空から天女のようなトンボが舞い降りてきた。
すかさず画像を撮ろうとカメラを向ける。
落ち着いたもので逃げようともしない。
まるで生まれたばかりのオニヤンマを心配し
寄り添うようにじっとしている。
この場は、この娘にまかせておこう...と言うことで
すぐその場を離れた。
季節が前倒しになっている。
今年はそんな気がしてならない。
夏祭りのイベントに備え、
テントにつけるヨシズを買いに行くと、
こんなものが山ほどあった。
中国も季節が前倒しなのかな。
中国産と聞くと「危険」と感じた頃が懐かしい。
今では完全に逆転している今の日本で
精一杯前向きに暮らしていこうと
気を引き締めた一日だった。
一度、ティーダを日産レンタカーで借りたことがあります。友達のリクエストで借りましたが、パワステの設定がぐにゃぐにゃで恐かった思い出が蘇りました。まさか事故車を貸すわけは無いと思いますが、事故車かと思いました・・・。
しかし、偽ポワロの魂胆があのハンドリングなら、合点がいきます・・・。
恐いですね。
個人的に、R380をデチューンした時代のGTRは好きですが、現在のそれはあまり関心が沸きません。理由は、空手の先生の一人がプリンスのレース部門にいらっしゃたこと、また、性能がレースに裏付けられていることでしょうか。
また、いらんことをコメントしちゃいました(すいません)。
Subaruもそうならないように気を引き締めるのみです(笑)