8月になったばかりなのに
この場所には秋の気配があった。

しかし、それにしても近頃感じる事は
どこもかしこも
人も金も動いていない・・・
ということかな。
その理由は
まず道路上の車の数だ。
中央自動車道は時間帯によって気味が悪いほど車が少ない。
もうそろそろアウトバーンのような
道路行政に切り替える時がきているのではないか。
交通管理のやり方、
工事の仕方などあまりにも無駄が多すぎる。
今だからこそスイッチを入替えるべきだろう。

民営化したというだけで
組織の基本は変わらない。
1000円でいくら走れても、
その損失は全て血税で補われる。
そんな馬鹿なことは無い。
魑魅魍魎な金の動きを根本から整理すれば
もっと安くする事だって可能なはずだ。
ちなみに
今回の走行距離は739.5km。

今回の出張も数々の収穫を得た。
まず今月のイベントに使いたい目玉車を仕入れ、
思うが侭に各所に足を運び情報を集めた。

そしてリセットするために
御嶽山麓にひとっ飛び。
東京の雑踏から
4時間もすればこの世界に佇める。
クルマと言うのはなんて素晴らしい道具なんだろう。
アウトバックを
このところずっと使っていて感じることは、
「tSのエッセンスが相当注ぎ込まれているなぁ」と言うことだ。
特に、こいつに近い。

触れれば触れるほど家畜的で、
良いクルマだった。
レガシィよりもフォレスターのそれと類似性を感じるのは、
車体が嵩上げになっているからだ。
どのようなクルマなのか、
かわら版152号にインプレッションを載せている。
昨日発送したので楽しみにしていて欲しい。

tSとの大きな差を
通常ではほとんど感じないほど
新しいSパケリミテッドは良いクルマに仕上がっている。
なかなか素晴らしい、上出来だ。
アイサイトを装備し、
柔らかな肌触りの上質なレザーシートを驕って、
リニアトロニックはパドル操作が自由に出来て、
エンジンが3通りに切り替えられて、
なんと315万円!。
なんてバリューなんだ。
ネガティブ要素はほとんど無い。
しいて言えば、
しかし高速道路上にたまに現れる
路面の老化した洗濯板のパッチの上を、
方輪だけが通過したとき、
ダダダダ・・・と連続した路面からの入力が、
一定の周波数になった時に、
グリップがスッと抜ける印象がある。
シャシーが高性能になったからこそ
この次元でクルマの評価が出来るのだが、
そのときだけは、tSの「いなす」力があればなぁ、と感じる。
でもまあ、そんなに気にする事は無いか。
tSに施された、
「秘密のテンション」は、
標準車には製造ラインでヤスヤスと装備できるものではないからね。

いまや開田の象徴でもある
コナラの樹。
相変わらず痛々しさが拡がっている。
しかし自然は凄い。

しかし、元気良く葉を繁らせ、
この近くに来ると、
何か世界中の幸せな事がここに集まってくるみたいだ。

なので、触っているだけで
嬉しくなってしまう。
近くにある
ブルーベリーは
今年、例年よりかなり早く
最高の時期を迎えた。

じつは、
今月号のかわら版のトップ画像は、

特別にこの近くで撮影させてもらった時のものだ。
ブルーベリー狩りに行くと
柵に沿って写真が展示されている。
二宮さんが主催する写真展だ。
いつも見るだけだったのだが、
嬉しい事に
今度その末席を汚させて頂くことになった(笑)
これまでこの周辺で撮影してきた、
スバルと風景の融合を是非ご覧いただきたい。
10点ほど展示させていただけるそうだ。
アウトバックをそっと芝の中に入れる。
このクルマの良いところは、
踏破力があるだけでなく、路面を傷めない。
このように乗り込んでも
地面に跡さえ残さない。
ある意味、地球に優しいクルマだ。
もうひとつの御目当ての
木曽馬たちは
今日も元気良く待っていてくれた。
本日の実験は
「馬は本当に人参が好きか」というテーマで進めてみた。
良く「馬の鼻先に人参をぶらさげる」と例えられる。

大好きなそれが欲しくて、
まっしぐらに走る事を、
好物を見せる事で、効率を上げるという例えにしている。
でも漫画でしか見たことの無い世界だったので、
実際に試すのは今日が人生初だ。
さあ、始めてみよう。
種馬のマリオは今日も血走った目で干草を食べていた。
呼んだらこちらを見て近づいてきた。
まず、新鮮な草をちぎって渡すと、
旨そうに食べた。
これは
いつもの挨拶さ。

そのあと、
人参を半分に割って鼻先に見せると、
優しく唇で掴んで、
「コリッ」と
極めて気持ちの良い音を出して食いちぎった。
草ではないので、チョッとためらいながら
何をくれたのか味わっている。
どでかい大臼歯で、コリゴリと噛み潰す音が聞こえてくる。
もうその後は
想像していた通りで、
差し出すと嬉しそうに噛り付く。

「お前の分は
もう終ったよ、また来るね」
と語りかけると、
「うん」と返事をするんだ(笑)
今日は
遠く離れるまで
御見送りしてくれた。

「サービス精神の基本」を
マリオ(種馬の)はキチンと身につけている。
放牧されている一群も
いつものように草を食んでいた。
この頃、
「おーい」と呼ぶと、
寄ってきてくれる子もできたので、

早速与えてみると、
やっぱり同じように
半分前歯で食いちぎってから、
味を確認した後で、旨そうに噛み潰す。

このとき無性に人参が食いたくなって、
思わずガリッとかじってみたら、
思いのほか甘くて旨かった。
そんなことをしていると、
何か旨いものがあるらしいと、
美しい鬣の彼女が近寄ってきたが、
もう遅かった。

今日の人参は終了。
「次は呼んだらすぐおいで」、と声をかけて
そこを後にした。
しばらく隣を並んで歩いてくれるなど、
ここでも馬たちはサービス精神旺盛だったぞ。
これで、馬が人参好きなことは実証された。
是非スバリストの皆さんは、
開田に行ったら
人参を持参の上、木曽馬たちと交流していただきたい。
入場無料で楽しめる場所だ。
人参を買っていくぐらい安いものだ。
そして
僕の唱える自動車家畜論を肌で感じて欲しい。
そのために、是非試乗して欲しい。
数百円で心温まる交流が出来る。
そして、
いよいよたわわに実ったブルーベリーを食す事にする。

この時期の開田の「三大旨いもの」は、
定番の蕎麦はあえて除くと、
ブルーベリー、
トウモロコシ、
アイスクリームだと思う。
なぜブルーベリーか、
理屈抜きで食べてみれば解る。
こんなでかいのが食い放題食えて、
今まで経験した事の無い甘い果実だったら
きっと皆もそう思うに違いない。

二宮さんの剪定の苦労が実り、
今年は例年に無く最高の実の出来具合だ。
実際、真近で見て本当にどっさり大きな実が付いていて感動した。

例年よりも凄く早く完熟しているので、
今度の土曜日辺りから始まる
御盆休みのシーズンは、
近年稀に見るほど、最高の状態のブルーベリー畑になる事だろう。
今日何種類か食した中で、
一番の驚きは「ダロウ」と言う品種だった。
好条件が重なったせいか、
とてつもなく甘い。
ブルーベリーには酸味がつき物だが
今年の完熟して500円玉位の大きさになった実は、
ブルーベリーとは思えない食感だ。
香りだけ除いた
実の糖度と歯ざわりは「パパイヤ」のようだ。

スバリストの皆さん、是非中津スバルまできたら、
チョッと無理してでも開田に足を伸ばして欲しい。
あ、逆か(笑)
是非開田に遊びに行って、
帰りに中津スバルにもチョッと寄っていって下さいね。
絶対期待外れにさせない自信を今日の経験で持つことが出来た。

こんなに沢山のブルーベリーが
皆を待っている。
延走行距離も1000kmを超え、
絶好調だ。
もう、全く回転数に制限を与えず、
省エネを余り意識せず、思いっきり走って
実燃費はこれだ。

かなり良い数値だと思っているが、
さらにインテリジェントモードだけで、
法定走行に徹すれば、
驚くような数値になる事は必至だ。

今夜のノルマ???ラミネート加工終了しました。
展示用のアルミフレームもちゃんとそろえて・・・明日の出陣を待ってます。
なんとしてでも、明日中にはなんとか展示したいです!
中津スバルファンのみなさん・・・19号木曽福島あたりを通ったら
ちょっと足を伸ばして、開田高原を訪れてください。
木曽馬の里・KAIDAファーム第2農場受付付近の野外ギャラリーで写真展してます。
9:00~17:00は写真展見られます。
スバルとToshiさん私、開田高原のコラボ・・・ワクワクしちゃいます!

おはようございます。
写真展にお誘いいただきありがとうござました。
どんな風に飾られるかとても楽しみです。
熱いスバリストの皆さんも、開田高原へ足を伸ばしてみて下さい。
写真のコメントもお待ちしてます。