
Photo by Kazu Ninomiya
開田の美しい夜景が届いた。
余分な光の無い秋の夜空の中に
インプレッサが浮かび上がっている。
二宮さんの素敵な作品だ。
開田に出かけるようになってから、
自然と付き合う感覚に変化が訪れた。
それと同時にさまざまな出会いがあり、
ここ数年間に渡り仕事の環境もずいぶん整ってきた。
そして、今までは目に留まらなかったもののすばらしさが見えてきた。

例えば、銀杏の周りにやさしくコケを敷いてやる。
川べりに育っているコケを少しずつ分けてもらい、
妻が丸く敷いたのだが、ここの土だけが非常に荒れていたときのことを思うと、
ずいぶん土が癒されてきたなあと思う。

ちょっと育ちすぎて、U字溝まではみ出した芝桜を、
川べりの広々とした斜面に植えてやった。

体力があれば根付くだろう。
右に見える選定した枝を、
綺麗に焼いて、ここにも
コウリンタンポポが自然発芽しないか試してみようと思っている。
昨年まで2個以上実をつけなかった花梨が、
たわわに結実し綺麗に色づいてきた。

収穫が楽しみだ。
そして、春に植えた山菜の王様の一つ、
タラの木に花が咲いた。

実はこの花を見たのは初めてで、
地味な花ではあるものの、蟻がせっせと通う姿を見ると、

自然界の循環が、本当に面白い紙芝居のように目に飛びこんで来る。
こういう目を育ててくれたのは、
この古木だ。

木曽馬の里にあるコナラの樹。
今年の夏は一見元気そうに葉を茂らせたが、

重病人であることは変わりなく、
一刻も早い治療が望まれている。

数年前に大手術を行ったのにもかかわらず、
近寄って触るだけでその深刻さは肌に伝わってくる。
既にこの樹の半分は死んでしまっており、

放置してはいけないのだが、
樹木医さんにお願いし本格的な治療をするために大きな資金が必要だ。
そこで二宮さんや本田さんが中心となって、
既に埼玉の松井さんから募金を頂戴した。
是非ご協力をお願いします。
このような状況の中、
高速道路から開田高原のワインディングロードまで、
思う存分走りを楽しんだ。
自分の周りの環境に、
サスペンションも熟成に気を使った。
大変奇遇なことに、
足回りのコンセプトは、
高速道路でかなり大胆に鞭を入れたが、

この人馬一体感ならぬ

神奈川県の某所にある、

このオークション会場にはかなり大勢の外国人が集まる。
食堂には何種類か用意されたランチがあり、
背後で激しい音がした。
振り返ると、
まるでだだっ子のように大声で怒り始めた。
その外国人が食べ物を受け取るため並んだ時から、
「ぶちまけた」後まで見ていたが、
なぜか。
彼女はマレーシアの出身だ。
牛なら日本では想像できないようなリアルな方法で料理して食す。
彼には「郷に入れば郷に従え」の精神が無い。
イスラムの世界では豚や酒がご法度だ。
だがあえて誤解を恐れずに言うと、
彼も恐らくイスラム教徒だろう。
誰しも食べてはいけないものや、
静かに渡した人に文句を言うなり、
食堂という公共の場所で、
あまりの不愉快さに怒りが爆発したのだろう。
もっと直情的な甘えだ。
このオトコはアラーの神の教えを守ると言うより、
オトナとしての行動を阻害し、
「裏切られた」と思ったのだろう。
とても好印象だが、
このオトコに不必要なほどアテンドしていた。
ピアスがかわいいだとか、
その女性にも油断があった。
騒いだ外国人はなりふり構わず怒り続けた。
テーブル上の食べ物を、
傍らの手洗い場に行き、
母親に甘えた幼児そのものだった。
主催者はこの後どのように処理するだろうか。
いくら大きな買い物をする人物でも、
「出入り禁止」にすべきだ。
この様子を見て、
最近おぼろげに感じていた事が、
大国の支援による傀儡政権は、
大国にとって都合の悪い国民の意思を、
それがいわゆる共和国だろう。
遂に束ねきれなくなった。
それがクルマを仕入れる場でも顕著になった。
参加者も荒れる。
イスラム圏の人間が悪いと言うのでは無く、
なぜなら、
極めて不浄で不愉快な行為だ。

一番癒やされる場は動物園だ。

ここはとてもありがたい。
偶然テレビ局の取材に遭遇した。

飼育係のお兄さんが教えてくれた。

母猿の運動能力は、
暫し釘付けとなった。
それにしても賢いサルだ。

母猿は出産のベテランで、
既に5回の出産経験があるそうだ。
ちなみにオス猿はどうしているのか。
色々と邪魔をするので別居中とのこと。
動物園で証明された.
取材中のカメラマンから、
「どうぞどうぞ、喜んで」とカメラに収まった。
次に外国から来た猿では無く、

選挙が大好きな先輩が居るけど、
この暇そうな姿を見ると、

あまりに人間臭いので、
だんだん見るのが嫌になってきた。
だからペンギンで口直しだ。

