人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る

BRZの開発陣が
ピュア ハンドリング ディライトの他に、
もう一つ標榜するのがピュアレスト フォーム
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_12245626.jpg

水曜日にもう一度モーターショーに行く。
インプレッサの写真を撮るためだ。
30日のプレスディで会場で竹内PGMや
トランスミッションを開発に関わられた
スバル技術本部トランスミッション設計部の主査
平本真さんに解りやすいティーチングを受けているうちに夢中になってしまった。
次はインプレッサを深く取り上げたいと思う。
さてBRZのエンジンをまず語る。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_7161972.jpg

2つの最新エンジンが並行して発表された。
BOXER D4-Sはリッター当たり100馬力を達成。
低燃費性能と両立させ環境性能も驚異的な値を示す。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_719386.jpg

指をさしている部分が筒内噴射のインジェクターで
左上に見える頭が橙色の部品がポート噴射用のインジェクターだ。
2系統の燃料ラインを持つ
ノーマルアスピレーションの直噴水平対向エンジンだ。
トヨタの非常によく研究された最新の筒内噴射システムに86×86のボア/ストローク比を持つ、
スクエア型の平対向エンジンFA20に組み合わせた。
これはFB20と比較して高回転型になる。
オイルパンもエキマニも低重心化に沿って新設計だ。
斜め下から見ると本当に美しい。
そして誤解の無いように区別して欲しいが、
こちらが1.6リッター直噴ターボの水平対向4気筒エンジンだ。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_12324199.jpg

ボアピッチなど全て共通で
見た目は似ているが、こちらは100%スバル独自の技術でまとめられた、
今流行のダウンサイジング過給器付きバージョン。
ディーゼルの国内デビューも待ち遠しい。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_12341058.jpg

スバルお家芸のフラットトルク。
350N・mを1800-2400rpmで発生させている。

ところでスバルブースは混雑する。
見どころが満載だ。まず、ジャパンプレミアのインプレッサ。
発表前に2000台も受注しているので、大ヒットの予感だ。
ワールドプレミアが2つ。
まずアドバンスド ツアラー。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_22382922.jpg

熟成が続いている。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_22385168.jpg

将来もう一クラス上にもしレガシィが移行すると
国内専用にツーリングワゴンとして投入されるかもしれない。
そして「BRZ]だ。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_224918.jpg

パールホワイトのマットに塗装された。
プレスブリーフィングは過去に例を見ないほどの人だかりだった。
スバルブースに佇んでいると、
やーっぱりココに居たね!とばかりに、ニコニコ顔で菰田潔さんが現れた。
嬉しい再開だ。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_22391812.jpg

思わずお互いに満面の笑顔になる。
徳大寺有恒さんにも16年ぶりにお目にかかった。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_2202994.jpg

クルマの細部を見てみたい。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_12434657.jpg

開発に関わった人たちは4代目レガシィで100kg軽量化という高いハードルに果敢にチャレンジし、それを成し遂げた猛者たちだ。
そんな苦労をしたから、すっきりさわやかで愉しいクルマを編み出した。
フロントデフもフロントのドライブシャフトも無いから、ストラットタワーは小さくなり前に出た。パワ-トレーン全体で考えると、
何とかフロントミッドシップの範疇には収まった。今まで何度も苦労したバッテリーも、難なく後ろに引っ込んだ。フロントデフがないとこれぐらい設計の自由度が上がる。
ただし操縦安定性の面では、かなり味付けに苦労したのかもしれない。
ストラットタワーとバルクヘッドが既に最初から締結されている。
エンジンを見るとエアクリーナーが前にあり前方吸気になった。
こういう小細工も可能になる。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_12582275.jpg

サウンドクリエーターと言って、エンジンの吸気脈動だけを取り出し中で増幅させ、
小気味良い音だけをチューブから、
運転席の足元に放り込んでくれる。
サイドビューに目を移す。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_1304757.jpg

フロントアクスルを可能な限り前に出し、スバル車としては例が無い程フロントオーバーハングが小さい。
フロントサスペンションの構成部品として定評のあるL型ロワアームは逆向きに付けられることになった。
したがってフロントブレーキのキャリパーは前軸の前に取り付けられた。
マスターバックはタンデムではなくシングル。
ここにも軽量化の努力が見える。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_1535757.jpg

散々、4WDだのターボだの言われているので、
はっきり言っておく
これまでも解っていたことだが、今日は明快に言おう。
4WD化なんて馬鹿なことは100%無い。
ターボをつけたら露骨につまらないクルマになる。
なのでターボ化も100%無い
アルミのボンネットフードなので、フロント軸重も軽そうだ。
但し重量配分は前53:後47と、当初想像していたより1%悪くなっている。
但し、これは許せる
SVXで試したことと同じ事をメーカーもやったのだなと、
嬉しくなった
SVXを軽量化して、100キロまで極めようとした時、どんどん続けると、フロントより後ろのほうが、軽くする要素がたくさんあることに気が付いたからだ。
最新型のレガシィでも同じことをやって、後ろが軽くなった。
だから、以前その説明をした富士重工の社員のことを「コドモ」と称した。
年度改良の場合はそんなことではいけない。後ろを軽くしたら、前も軽くする努力を続けて欲しい。
軽く出来る要素が、まだちゃんと残っているから。
BRZは誕生に際し、その産みの苦しみの中で、軽量化を極めたら、更に軽くなり前後重配が少し悪化した。だから許せる。
だって軽さは性能だ。
軽さを追求せずに、前後の配分が5対5に近づいても何の意味も無い。
1260kgのインプレッサで散々愉しくドライブしたので
1200kg前後のこのクルマの愉しさを想像できる。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_13183363.jpg

世界唯一のパッケージは、1300ミリの車高で1775ミリの車幅なので、
非常にワイドアンドローに感じる。
インプレッサよりエンジンの中心高が60ミリ、上端から120ミリも下がった。
そして車体後方に240ミリ引っ込んでいる。2+2で世界最小らしい。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_13222564.jpg

ルーフに特徴があり、まっ平らでは無く、パゴタルーフと呼ぶ。
空力特性の向上と頭上高の確保に当てている。
パゴタという言葉は遊牧民の使う幌の事らしい。
後席に座ると、広くは無いがカバンしか置けないと言うほど小さくも無いので、
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_1459329.jpg

緊急時に4人の大人が乗ることは、問題ない。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_14462257.jpg

その秘密は、スバルの開発した樹脂性の燃料タンクによるところが大きく、
鞍型のタンク形状にあわせ、座面は大きく窪んで後席の居住性を確保した。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_14452660.jpg

トランクも意外なほど大きく、背もたれを倒せばゴルフバッグが縦に二個入る。
カップルで行動しても不自由しない容量を確保している。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_14522630.jpg

それより、これを見た途端、オープンカー化が容易に出来ると確信した。
この大きさがあれば、畳んだルーフを簡単に収納できる。
運転席に座ってみよう。
ベールを脱いだ「スバル BRZ」の詳細を語る_f0076731_14534294.jpg

Commented by なべ田 at 2011-12-05 12:51 x
全く同感です!
「ハチロク」は「スシ」「フジヤマ」に通ずると私も思いましたし
中高校生に感想を求めたところ彼らの心には響いてるみたいですから
今後の5年や10年先の事を考えるならばふさわしい名前ですよ。
今更セリカとかレビンだったらがっかりでした。
それからスバル側としては余り派手に事前PRを行わない方針だったそうですが最近のトヨタの動向に刺激され方針を改めるみたいですね。。
何だか急に熱くなって来ているみたいで・・・
ちなみに「月販どの位売れると思いますか?」と聞かれましたが
「安定期でトヨタ3000、スバル100では?」と答えたら
とても嫌な顔をされました(笑)
本音はトヨタ500、スバル50だと考えますが・・・・

個人的にFRのスポーツカーって言う物には全くときめきは感じません
しかしこんな時代に旧来のFRスポーツとは生い立ちが違うFRの企画が通り実際に世に出て来たことに対し「イイね!」を贈りたいです。
ですから自分の車として買って乗るつもりです。

ところで社長は新型インプレッサいつ頃から乗られます?
Commented by b-faction at 2011-12-05 16:13
なべ田さん、こんにちは。
世界を相手にするクルマですので、
蓋を開けないと解りません。
出た当初は凄まじい品不足でしょうね。
いつまで続くかは商品次第です。

スバルの販売目標は、
当初月800台でした。今は知りません。

ドミンゴなどと同じ計画だなぁーと感じた覚えがあります。
でも、
こんなに良いクルマが売れないはずは無いですよ。
あっ!売れるクルマと良いクルマは違う!と
言ったばかりでしたね(笑)。

インプレッサですが
車が来なけりゃ乗れねぇ~~~
まだ入荷の目処が立ちません。
九州や北海道とから順次配車だと言ってますが、本当でしょうか。
車庫証明は出てますが。
かわら版まで入れたのに、どうしてくれるんでしょうか。
困っています。
明日はtSだと雪が降ると怖いので
久しぶりに3.6Rでシュワッチと出張してきます。

ブログが途中から表示されなくなっちゃいました。
一番面白い部分が隠れてしまいましたが
何度やっても回復しないので、今日はあきらめます。
続きは楽しみにしていてください。
Commented by タク at 2011-12-06 20:29 x
土曜日はお世話になりました。アルミボンネットが羨ましいです。今日、15インチのスタッドレスに交換したのですが16インチの時よりギヤの入りがいいというか、繋がりがスムーズになった様な気がします。
以前社長が青GH2に履いていた、エンケイ製の白いホイールの行方が気になります。
Commented by なっちー at 2011-12-07 04:55 x
いつもお気使いいただきありがとうございます。やはり日本の航空機には日の丸が似合います。
むつみ様、富嶽は爆撃機です。山の名前の戦闘機はないですよ。剣というのがありましたが、剣岳からではなく刀から取りました。なにしろ特攻専用機(!)でしたから・・・
Commented by b-faction at 2011-12-08 06:46
タクさん、おはようございます。
出張から戻りました。
クルマのご機嫌がよいようでとても喜ばしいですね。
ホイールは展示してありますよ。
良かったらご覧くださいね。
Commented by b-faction at 2011-12-08 06:49
なっちーさん、おはようございます。
こちらこそありがとうございます。アジアで唯一の「まともな」航空機技術を、
今後も生かし続けて欲しいものです。モーターショーではやはりダイムラーの血統のベンツのエンジン展示には他とは違う凄みがありました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by b-faction | 2011-12-05 12:40 | Comments(6)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31