夜桜満開!
2012年 04月 20日
二年ぶりのライトアップで
美しく浮かび上がった山桜の華麗な姿。
さくら祭りを終えいよいよクライマックスを迎えようとしている。
イベントを終えた後も多忙を極め、
BRZで久しぶりに
自動車家畜論が閃いた場所を訪れた。
北へ向かうと風が吹きすさび、寒気も蘇った。
まさに厳しい4月を象徴するような気候だった。
しかし、何度もこのような条件下を軽々と走っただけあり
BRZは全く問題の無い高速安定性を発揮した。
BRZを名馬と言って何のためらいも感じない。
このクルマに欠けている物は何も見当たらず、
すっかり力強い相棒になった。
乗れば乗るほど飽きのこない性能に酔いしれる。
上杉謙信が夜の闇にまぎれて、
武田信玄を襲った時に跨った愛馬は、
このような駿馬だったに違いない。
八幡原の桜の蕾はまだ膨らみかけたところだった。
さて、会社に戻ると
望桜荘のヤマザクラが8分咲きで迎えてくれた。
向かい側にあるSABに愛機BRZを納めると、
まるでSVXが温かく迎え入れたように見えた。
夢にまで見たSVXの後継者(車)が
立派に誕生した。
この瞬間、「辛抱して待ち続けた甲斐があった」と改めて実感した。
BRZを世界最小の4人乗りFRスポーツとして成り立たせた、
鞍型樹脂製燃料タンクはSVXのために生み出されたスバル独自の技術だ。
好調に受注を重ねるBRZ。
既に年内の生産可能台数を突破し
現在受注しても納期は来年の1月以降になる。
そしてSが受注全体の78%を占めているという。
ようやくその一番人気がショールームに鎮座する日が来た。
黒には独特のオーラがある。
もちろん、パールも気に入っている。ちなみに愛機RAの受注は4%しかないそうだ。
Rの受注が18%しかないのは意外だ。
さて、Sにはエアロパッケージを組み合わせたので、
全てのグレードで、人気の高い色とパッケージを見比べていただける環境が整った。
ショールームは今後、BRZコーナーどころではなく、
BRZ専門店の様相を呈すであろう。
ヒット車が続きスバルは嬉しい悲鳴を上げている。
けれど、
こういう時こそ「勝って兜の緒を締めよ」を心掛けたい。
この売れ方には、
持論である、
「放物曲線の法則」がピッタリと当てはまる。
しかし、心配はいらない。
こんなに素の味が素晴らしいものは、
変にこねくり回さなければ、
素直に育つ。
何故、まるで酔いしれたようにBRZにこだわるのか。
その話を続けよう。
SABの右側にあるのが
中津スバルの「環境対応型商談室」
望桜荘だ。
これらの施設が誕生したのはGRB型インプレッサSTIのデビューの直後だった。
その「こけら落とし」に
開発担当者の森宏志さんをお招きして研究会を開催した。
ついこの間のような気がする。
それからあっという間に満4年が経過した。
綺麗に芝桜が咲いた
この道路際は昨年まで荒れていた。
砕石が散乱し雑草しか生え無かったが、
それらを浄化し芝桜を移植してとても美しい環境になった。
駐車場の片隅に増やした芝桜を、
少しずつ株分けし、
このマザープラントで育成し徐々に周囲を美しく彩る。
昨年5月、幼馴染の忍ちゃんの協力で移植した植物も次々と芽を出し始めた。
4月とは思えない、じらすような寒気が遂に消滅した。
18日の水曜日にやって来た「春の陽気」は、植物を爆発的に活性化させた。
その勢いは、すさまじかった。
植物だけでなく、冬眠から目覚めていたカエルまで、
突然激しい求愛の鳴き声を上げ始めた。
無縁仏の後ろに数年前から自生した水仙まで、
一気に開花している。
まるで用意周到に進められてきた、スバルの戦略のようだ。
サードジェネレーションの水平対向エンジンへの切り替えが進み、
満を持して登場した新型車が、次々にヒット作として開花した。
ところで、花が咲くという自然現象の中でも、
フラッグシップ
に相当するような、素晴らしい開花はなんといってもサクラだろう。
望桜荘のサクラも、春の陽気に刺激されて、
一気に満開になった。
これがその瞬間だ。
ヤマザクラは面白い咲き方をする。
下のほうの枝からは若葉も一緒に出るし、
丸い花の塊のようになって枝に実るように咲く。
花が散った後も、ほのかに赤みがかった瑞々しい葉桜を楽しむことができる。
この百花繚乱の姿は、
苦しくて長かった冬の時代を乗り越えたスバルの姿に重なり合う。
苦あれば楽あり、
また、山あれば谷ありだ。
現在スバルのフラッグシップを担うのは
レガシィであることに間違いはない。
しかし、本来のフラッグシップは、
非日常的なハレの車であるべきだと常々思っていた。
アルシオーネに続くSVXは失敗作の烙印を押され、
富士重工業株式会社の歴史の片隅に封印されていた。
だが、いよいよ本来の
フラッグシップに絶好の素材が誕生した。
しかし、まだまだそこまでの道のりは長い。
これはあくまで野望として受け取ってほしいが、
こんな夢のあることを胸に秘めておくにはあまりにも惜しい。
だからそれを明確な形としてここに印し、
夢がかなえられる日を待つつもりだ。
「放物曲線の法則」などたやすく蹴散らす簡単な方法がある。
その一つが、安易にSTIバージョンなどを作らないということだ。
なぜなら子供じみた企画を再三繰り返し、目先しか見なかったことを反省し
STIブランドを良く見直すチャンスが来たと思うからだ。
BRZに関してSTIのタスクフォースは、
スーパーGT優勝に絞らせる。
そして優勝した暁に、
ようやくBRZのコンプリートカーを製造するハレの仕事を担わせるのだ。
その時が来るまで2度とSTIの価値を下落させるようなクルマ造りをしないことだ。
彼らSTIの精鋭たちにはレガシィとWRXという熟女だけに絞り、
価値あるクルマ作りを続けてほしい。
さて、それでは具体的なハレの仕事とは一体何を指すのか。
それは22Bの再来に通じるクルマを作る事に他ならない。
SOA(スバルオブアメリカ)の日月社長が提案したボディを見て、
頭に鮮烈な稲妻が走った。
あのワイドボディに搭載するパワーユニットは、
フラット6(ボクサー6)しかありえない。
まるで飼い殺し状態にある、
素晴らしいパワーユニットをフラッグシップにふさわしい形に整え
優勝記念車として発売する準備を今から整える。
なぜ水平対向6気筒にこだわるのか。
ターボはどうしてだめなのか。
このエンジンほどリニアで素晴らしい特性を持つものは他に無いからだ。
BRZにこれまでのスバル車に一度も与えたことのない、
100点満点を与えたが、
唯一の「やりきれなかった感」は、
昨年からくどいほど繰り返している前後重量配分の等分化が未達に終わったことだ。
6気筒化と同時に実現してほしい。
凄いクルマになる。
エンジンを3.5リットルに少しダウンサイジングすると同時に直噴化。
システムは6気筒専用に設計しピエゾインジェクターによる、超高精度な均一燃焼を実現させる。
百花繚乱を締めくくる夢だ。
STIというものは
大きな野望に向かって邁進する会社であり、
小手先の販売活性化に利用するような姑息な存在ではない、
ということをくれぐれも忘れないでほしい。
そのために爪を研ぎ牙を磨くために、当分の間はBRZには触らせるなということだ。
それが優先順位だと思う。
間違えるとろくなことにならないだろう。
1000万円を超えるクルマを造り、
世界に向かって挑戦を続けてほしい。
そんなことを考えながら、
究極の自動車ジャーナリストマリオの来訪を待った。
BRZに標準装備されたミシュラン プライマシーをいたく気に入ったそうだ。
それで彼の愛機GC8に装着するようオーダーを受けていた。
久しぶりに元気な姿を見て、こちらも顔がほころぶ。
実はめでたく念願の西武球場周辺に引っ越したそうだ。
さっそく引っ越し蕎麦ならぬ、
転居祝いのために「あお木」に行く。
彼は、今後迫りくるであろう繁殖期に備え活動の場を作ったとも言える。
なにしろ狭山周辺には素晴らしい自然がたくさん残っているから。
あお木のあるじは
良いそばを打つ。
めったに天ぷらを食べないが、
今日はお祝いなので一緒に食べた。
もともと天ぷらは二の次で
蕎麦で勝負する店だったが、
人気店はお客によって育てられるのだろう。
久しぶりに食べた天ぷらは
ことのほか美味であった。
人気ジャーナリストだけあって、
すでにBRZには十分試乗していても、
RAだけは今回が初めての試乗だそうだ。
可愛い娘を
その手にゆだねるのには少々勇気と覚悟が必要だった。
獣めいたシフト操作に、
胸が痛むような気持ちで同乗した。
彼の操縦においても実証された。
BRZはタイヤに頼らずとも素晴らしい走りを我らに満喫させる。
すでに3500キロも走り、
その上、マリオが激走した直後にもかかわらず
予想通りリヤタイヤには新品の時のイボがまだ残っていた。
思わず発したマリオの
「〇〇膜がまだのこてるんや・・」の声を聞き逃せなかったのは、
娘を持つ身の辛さだろう。
マリオから素敵なお土産を頂いた。
狭山茶だ。
綺麗な茶葉を
少し蒸らして丁寧に注いだ。
とてもおいしくいただきました。
そう思って気が付いた。
今月を振り返ると、地元の多くのお客様にもご来店いただいたが、
遠方からもたくさんの方々にご来店いただきとても盛り上がった。
はるばる来て頂いた方を、
時系列に沿ってご紹介したい。
まず、三重の仙石さん。
学生さんにもかかわらず、お気遣いありがとうございました。
社員にお土産を頂きました。
可愛いサブレを
皆でおいしくいただきました。
大分から
田辺さんが遊びに来てくれた。
5月のロングツーリングを楽しみに、お互い仕事に励みましょう。
ちょうど留守をしていてお会いできなかったが、
ノスタルジックカーをこよなく愛する
関始さんも立ち寄ってくださった。
水戸で購入したシュークリームに落胆したのを知ってか、
最高の味のお土産、しっかり堪能いたしました。
滋賀の中瀬さんから
この和菓子が届いた。
中津川の菓子は京都をルーツとしていると、この味から感じました。
名古屋の牛尾さんは、
香港駐在中にもかかわらず、
BRZに会いに来てくださった。
好物のチョコレート、大切に毎日味わっています。
京都の福島さんは、
ご家族で中津スバルを楽しまれた。
赤福餅をありがとうございました。
また、コナラプロジェクトの募金を毎回ありがとうございます。
確かにお預かりしました。
息子さんの
レガシィの顔マネ、最高でした。
駒ヶ根の小原さんも駆けつけてくださった。
ホワイトビールをお土産に頂いた。
これは、ビールとワインの間のような幻想的な味でした。
珍しいものをありがとうございました。
そうそう、大切なことを忘れていた。
時は少し遡るが、
浜松の佐々木さんにはお酒を頂戴した。
ドイツの底力は、次のレガシィに存分に生きていますよ!
新潟から小川さんがフォレスターのメンテナンスにいらっしゃった。
帰りは東海環状道路経由で、走りを満喫されたに違いない。
そして22Bオーナーズの谷さんとBR9オーナーの南地さんが
三重から遊びに来てくれた。
ストレス解消のできるお土産だということで、
何かと思って開いてみると
相変わらず楽しい人たちです。
とてもおいしくいただきました。
富山の島田さんには錆止めパックをご用命いただいた。
スバルオリジナルの軽自動車に
末永く乗るための愛情を感じた。
社員へのお土産に加え、
大好物だとお気遣いいただき、
素敵なお菓子をありがとうございました。
遠方からのお客様はまだまだ続く。
週末は山形、
来週は安曇野から懐かしいお顔を連続して拝見できる。
先日の水戸ミッションの続きもご覧いただこう。
クルマに「気」を入れる。
単純だけれど奥が深い。
長年の積み重ねで得ることができた「輝きアップ」を施工中だ。
美しく浮かび上がった山桜の華麗な姿。
さくら祭りを終えいよいよクライマックスを迎えようとしている。
イベントを終えた後も多忙を極め、
BRZで久しぶりに
自動車家畜論が閃いた場所を訪れた。
北へ向かうと風が吹きすさび、寒気も蘇った。
まさに厳しい4月を象徴するような気候だった。
しかし、何度もこのような条件下を軽々と走っただけあり
BRZは全く問題の無い高速安定性を発揮した。
BRZを名馬と言って何のためらいも感じない。
このクルマに欠けている物は何も見当たらず、
すっかり力強い相棒になった。
乗れば乗るほど飽きのこない性能に酔いしれる。
上杉謙信が夜の闇にまぎれて、
武田信玄を襲った時に跨った愛馬は、
このような駿馬だったに違いない。
八幡原の桜の蕾はまだ膨らみかけたところだった。
さて、会社に戻ると
望桜荘のヤマザクラが8分咲きで迎えてくれた。
向かい側にあるSABに愛機BRZを納めると、
まるでSVXが温かく迎え入れたように見えた。
夢にまで見たSVXの後継者(車)が
立派に誕生した。
この瞬間、「辛抱して待ち続けた甲斐があった」と改めて実感した。
BRZを世界最小の4人乗りFRスポーツとして成り立たせた、
鞍型樹脂製燃料タンクはSVXのために生み出されたスバル独自の技術だ。
好調に受注を重ねるBRZ。
既に年内の生産可能台数を突破し
現在受注しても納期は来年の1月以降になる。
そしてSが受注全体の78%を占めているという。
ようやくその一番人気がショールームに鎮座する日が来た。
黒には独特のオーラがある。
もちろん、パールも気に入っている。ちなみに愛機RAの受注は4%しかないそうだ。
Rの受注が18%しかないのは意外だ。
さて、Sにはエアロパッケージを組み合わせたので、
全てのグレードで、人気の高い色とパッケージを見比べていただける環境が整った。
ショールームは今後、BRZコーナーどころではなく、
BRZ専門店の様相を呈すであろう。
ヒット車が続きスバルは嬉しい悲鳴を上げている。
けれど、
こういう時こそ「勝って兜の緒を締めよ」を心掛けたい。
この売れ方には、
持論である、
「放物曲線の法則」がピッタリと当てはまる。
しかし、心配はいらない。
こんなに素の味が素晴らしいものは、
変にこねくり回さなければ、
素直に育つ。
何故、まるで酔いしれたようにBRZにこだわるのか。
その話を続けよう。
SABの右側にあるのが
中津スバルの「環境対応型商談室」
望桜荘だ。
これらの施設が誕生したのはGRB型インプレッサSTIのデビューの直後だった。
その「こけら落とし」に
開発担当者の森宏志さんをお招きして研究会を開催した。
ついこの間のような気がする。
それからあっという間に満4年が経過した。
綺麗に芝桜が咲いた
この道路際は昨年まで荒れていた。
砕石が散乱し雑草しか生え無かったが、
それらを浄化し芝桜を移植してとても美しい環境になった。
駐車場の片隅に増やした芝桜を、
少しずつ株分けし、
このマザープラントで育成し徐々に周囲を美しく彩る。
昨年5月、幼馴染の忍ちゃんの協力で移植した植物も次々と芽を出し始めた。
4月とは思えない、じらすような寒気が遂に消滅した。
18日の水曜日にやって来た「春の陽気」は、植物を爆発的に活性化させた。
その勢いは、すさまじかった。
植物だけでなく、冬眠から目覚めていたカエルまで、
突然激しい求愛の鳴き声を上げ始めた。
無縁仏の後ろに数年前から自生した水仙まで、
一気に開花している。
まるで用意周到に進められてきた、スバルの戦略のようだ。
サードジェネレーションの水平対向エンジンへの切り替えが進み、
満を持して登場した新型車が、次々にヒット作として開花した。
ところで、花が咲くという自然現象の中でも、
フラッグシップ
に相当するような、素晴らしい開花はなんといってもサクラだろう。
望桜荘のサクラも、春の陽気に刺激されて、
一気に満開になった。
これがその瞬間だ。
ヤマザクラは面白い咲き方をする。
下のほうの枝からは若葉も一緒に出るし、
丸い花の塊のようになって枝に実るように咲く。
花が散った後も、ほのかに赤みがかった瑞々しい葉桜を楽しむことができる。
この百花繚乱の姿は、
苦しくて長かった冬の時代を乗り越えたスバルの姿に重なり合う。
苦あれば楽あり、
また、山あれば谷ありだ。
現在スバルのフラッグシップを担うのは
レガシィであることに間違いはない。
しかし、本来のフラッグシップは、
非日常的なハレの車であるべきだと常々思っていた。
アルシオーネに続くSVXは失敗作の烙印を押され、
富士重工業株式会社の歴史の片隅に封印されていた。
だが、いよいよ本来の
フラッグシップに絶好の素材が誕生した。
しかし、まだまだそこまでの道のりは長い。
これはあくまで野望として受け取ってほしいが、
こんな夢のあることを胸に秘めておくにはあまりにも惜しい。
だからそれを明確な形としてここに印し、
夢がかなえられる日を待つつもりだ。
「放物曲線の法則」などたやすく蹴散らす簡単な方法がある。
その一つが、安易にSTIバージョンなどを作らないということだ。
なぜなら子供じみた企画を再三繰り返し、目先しか見なかったことを反省し
STIブランドを良く見直すチャンスが来たと思うからだ。
BRZに関してSTIのタスクフォースは、
スーパーGT優勝に絞らせる。
そして優勝した暁に、
ようやくBRZのコンプリートカーを製造するハレの仕事を担わせるのだ。
その時が来るまで2度とSTIの価値を下落させるようなクルマ造りをしないことだ。
彼らSTIの精鋭たちにはレガシィとWRXという熟女だけに絞り、
価値あるクルマ作りを続けてほしい。
さて、それでは具体的なハレの仕事とは一体何を指すのか。
それは22Bの再来に通じるクルマを作る事に他ならない。
SOA(スバルオブアメリカ)の日月社長が提案したボディを見て、
頭に鮮烈な稲妻が走った。
あのワイドボディに搭載するパワーユニットは、
フラット6(ボクサー6)しかありえない。
まるで飼い殺し状態にある、
素晴らしいパワーユニットをフラッグシップにふさわしい形に整え
優勝記念車として発売する準備を今から整える。
なぜ水平対向6気筒にこだわるのか。
ターボはどうしてだめなのか。
このエンジンほどリニアで素晴らしい特性を持つものは他に無いからだ。
BRZにこれまでのスバル車に一度も与えたことのない、
100点満点を与えたが、
唯一の「やりきれなかった感」は、
昨年からくどいほど繰り返している前後重量配分の等分化が未達に終わったことだ。
6気筒化と同時に実現してほしい。
凄いクルマになる。
エンジンを3.5リットルに少しダウンサイジングすると同時に直噴化。
システムは6気筒専用に設計しピエゾインジェクターによる、超高精度な均一燃焼を実現させる。
百花繚乱を締めくくる夢だ。
STIというものは
大きな野望に向かって邁進する会社であり、
小手先の販売活性化に利用するような姑息な存在ではない、
ということをくれぐれも忘れないでほしい。
そのために爪を研ぎ牙を磨くために、当分の間はBRZには触らせるなということだ。
それが優先順位だと思う。
間違えるとろくなことにならないだろう。
1000万円を超えるクルマを造り、
世界に向かって挑戦を続けてほしい。
そんなことを考えながら、
究極の自動車ジャーナリストマリオの来訪を待った。
BRZに標準装備されたミシュラン プライマシーをいたく気に入ったそうだ。
それで彼の愛機GC8に装着するようオーダーを受けていた。
久しぶりに元気な姿を見て、こちらも顔がほころぶ。
実はめでたく念願の西武球場周辺に引っ越したそうだ。
さっそく引っ越し蕎麦ならぬ、
転居祝いのために「あお木」に行く。
彼は、今後迫りくるであろう繁殖期に備え活動の場を作ったとも言える。
なにしろ狭山周辺には素晴らしい自然がたくさん残っているから。
あお木のあるじは
良いそばを打つ。
めったに天ぷらを食べないが、
今日はお祝いなので一緒に食べた。
もともと天ぷらは二の次で
蕎麦で勝負する店だったが、
人気店はお客によって育てられるのだろう。
久しぶりに食べた天ぷらは
ことのほか美味であった。
人気ジャーナリストだけあって、
すでにBRZには十分試乗していても、
RAだけは今回が初めての試乗だそうだ。
可愛い娘を
その手にゆだねるのには少々勇気と覚悟が必要だった。
獣めいたシフト操作に、
胸が痛むような気持ちで同乗した。
彼の操縦においても実証された。
BRZはタイヤに頼らずとも素晴らしい走りを我らに満喫させる。
すでに3500キロも走り、
その上、マリオが激走した直後にもかかわらず
予想通りリヤタイヤには新品の時のイボがまだ残っていた。
思わず発したマリオの
「〇〇膜がまだのこてるんや・・」の声を聞き逃せなかったのは、
娘を持つ身の辛さだろう。
マリオから素敵なお土産を頂いた。
狭山茶だ。
綺麗な茶葉を
少し蒸らして丁寧に注いだ。
とてもおいしくいただきました。
そう思って気が付いた。
今月を振り返ると、地元の多くのお客様にもご来店いただいたが、
遠方からもたくさんの方々にご来店いただきとても盛り上がった。
はるばる来て頂いた方を、
時系列に沿ってご紹介したい。
まず、三重の仙石さん。
学生さんにもかかわらず、お気遣いありがとうございました。
社員にお土産を頂きました。
可愛いサブレを
皆でおいしくいただきました。
大分から
田辺さんが遊びに来てくれた。
5月のロングツーリングを楽しみに、お互い仕事に励みましょう。
ちょうど留守をしていてお会いできなかったが、
ノスタルジックカーをこよなく愛する
関始さんも立ち寄ってくださった。
水戸で購入したシュークリームに落胆したのを知ってか、
最高の味のお土産、しっかり堪能いたしました。
滋賀の中瀬さんから
この和菓子が届いた。
中津川の菓子は京都をルーツとしていると、この味から感じました。
名古屋の牛尾さんは、
香港駐在中にもかかわらず、
BRZに会いに来てくださった。
好物のチョコレート、大切に毎日味わっています。
京都の福島さんは、
ご家族で中津スバルを楽しまれた。
赤福餅をありがとうございました。
また、コナラプロジェクトの募金を毎回ありがとうございます。
確かにお預かりしました。
息子さんの
レガシィの顔マネ、最高でした。
駒ヶ根の小原さんも駆けつけてくださった。
ホワイトビールをお土産に頂いた。
これは、ビールとワインの間のような幻想的な味でした。
珍しいものをありがとうございました。
そうそう、大切なことを忘れていた。
時は少し遡るが、
浜松の佐々木さんにはお酒を頂戴した。
ドイツの底力は、次のレガシィに存分に生きていますよ!
新潟から小川さんがフォレスターのメンテナンスにいらっしゃった。
帰りは東海環状道路経由で、走りを満喫されたに違いない。
そして22Bオーナーズの谷さんとBR9オーナーの南地さんが
三重から遊びに来てくれた。
ストレス解消のできるお土産だということで、
何かと思って開いてみると
相変わらず楽しい人たちです。
とてもおいしくいただきました。
富山の島田さんには錆止めパックをご用命いただいた。
スバルオリジナルの軽自動車に
末永く乗るための愛情を感じた。
社員へのお土産に加え、
大好物だとお気遣いいただき、
素敵なお菓子をありがとうございました。
遠方からのお客様はまだまだ続く。
週末は山形、
来週は安曇野から懐かしいお顔を連続して拝見できる。
先日の水戸ミッションの続きもご覧いただこう。
クルマに「気」を入れる。
単純だけれど奥が深い。
長年の積み重ねで得ることができた「輝きアップ」を施工中だ。
Commented
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なべ田
at 2012-04-19 20:28
x
一番乗りコメント失礼致します!
私のBRZもようやく火曜日に届きました。
先日横に乗せて頂いた節に「これは間違いなくスポーツカーだ」と確信を致しましたが、自分で走らせてみれば更に興奮の連続です。
とにかく曲がる事が楽しくブレーキのフィールも最高です。
ファンネル付きのキャブを思わせる音も小気味いい感じです。
早く回したい衝動に駆られる日々ですが慣らし運転中の走りでも充分にスポーツカーなんだと実感でき楽しい限りです。
まずは今回もオイルのマッチングテストを行ってみようと思って居ります。
それでは今夜も120Km程遠回りして帰宅することとします。
それから件の計画につきましてもそろそろ具体的にしなければなりませんよね。近日中に連絡を致します。
私のBRZもようやく火曜日に届きました。
先日横に乗せて頂いた節に「これは間違いなくスポーツカーだ」と確信を致しましたが、自分で走らせてみれば更に興奮の連続です。
とにかく曲がる事が楽しくブレーキのフィールも最高です。
ファンネル付きのキャブを思わせる音も小気味いい感じです。
早く回したい衝動に駆られる日々ですが慣らし運転中の走りでも充分にスポーツカーなんだと実感でき楽しい限りです。
まずは今回もオイルのマッチングテストを行ってみようと思って居ります。
それでは今夜も120Km程遠回りして帰宅することとします。
それから件の計画につきましてもそろそろ具体的にしなければなりませんよね。近日中に連絡を致します。
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b-faction at 2012-04-19 21:43
なべ田さん、北海道遠征楽しみです。昨日、BEAMSで式典用のスーツを買いました。
Commented
by
黄色のR2
at 2012-04-21 07:12
x
ブログに載せていただき、ありがとうございます!
あんな可愛いお菓子だったんですね。私も中身を知らなくて…
ホントは三重のお菓子をお持ちしたかったんですが(^_^;)
R2の独特のMTにも慣れてきて、中津川から帰って計ったら、リッター21.5という素晴らしい燃費でした!スバルの4気筒は素晴らしい!
時間が取れれば、GW3~5日の「イベント」にまた参ろうかと思ってます。よろしくお願いします。
あんな可愛いお菓子だったんですね。私も中身を知らなくて…
ホントは三重のお菓子をお持ちしたかったんですが(^_^;)
R2の独特のMTにも慣れてきて、中津川から帰って計ったら、リッター21.5という素晴らしい燃費でした!スバルの4気筒は素晴らしい!
時間が取れれば、GW3~5日の「イベント」にまた参ろうかと思ってます。よろしくお願いします。
Commented
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b-faction
at 2012-04-21 07:20
x
黄色のR2 さん、おはようございます。おいしいサブレでしたよ。ありがとうございました。またお会いしましょう。ぜひお出かけください。
Commented
by
sige
at 2012-04-22 09:42
x
おはようございます
久しぶりにコメントさせていただきます
社長さんのブログは毎回欠かさず見ております。
BRZの6気筒搭載についてですが
私はEZ36のエンジンのサイズは知りませんが
3.5Lにすれば、フロントアクスル内に収まる
可能性があるということでしょうか。
もしエンジン全長がフロントアクスルに
抵触すれば、レガシィのように仰角設置となり
低重心に影響するのではと思います。
BRZはフロントにシャフトを通さないので
あれほど極端にはならないとは思いますが
多気筒化はありうるのでしょうか
長文失礼しました。
久しぶりにコメントさせていただきます
社長さんのブログは毎回欠かさず見ております。
BRZの6気筒搭載についてですが
私はEZ36のエンジンのサイズは知りませんが
3.5Lにすれば、フロントアクスル内に収まる
可能性があるということでしょうか。
もしエンジン全長がフロントアクスルに
抵触すれば、レガシィのように仰角設置となり
低重心に影響するのではと思います。
BRZはフロントにシャフトを通さないので
あれほど極端にはならないとは思いますが
多気筒化はありうるのでしょうか
長文失礼しました。
Commented
by
b-faction
at 2012-04-22 10:56
x
sige さん、おはようございます。とても良いコメントをありがとうございます。排気量の差でエンジンのサイズに変わりが出るわけではありません。税制面だけしか見てませんから3.5に対する優先順位は低いです。載せる努力をするかしないかはメーカーが意地を見せるかどうかで「できる」「できない」といった問題ではありません。意地というのは、投資の大きさの事です。目先の利益だけ考えたらできないことですが、そろそろ意地を見せないと冬に早く戻る気がするからです。今後もスバルが大きな顔をしてNBRでクルマの開発をするのならBMWに互角で渡り合えるクルマをそろそろやらないとだめですね。6気筒の搭載と前後重量配分の均等化は必須課題です。これをやらずして野望は果たせません。
Commented
at 2012-04-22 20:00
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
b-faction at 2012-04-22 20:12
なべ田さん、こんばんは。素早いフットワークですね。楽しくなってきました。僕はちょっと太ったので減量を優先せねばなりません。スーツが着れなくなりました。3キロも太り増加の一途です。
Commented
by
なべ田
at 2012-04-22 20:52
x
私は4キロ痩せました・・・
実はあの時歯の痛みを抱えての旅でして帰って診察してもらったら
大変な事になっておりました(笑)
GW中には親知らずを抜いて人間も軽量化する予定です!
FAエンジンも順調に育っております。
今回は5W-30でいいみたいです。
実はあの時歯の痛みを抱えての旅でして帰って診察してもらったら
大変な事になっておりました(笑)
GW中には親知らずを抜いて人間も軽量化する予定です!
FAエンジンも順調に育っております。
今回は5W-30でいいみたいです。
Commented
by
b-faction at 2012-04-22 22:25
なべ田さん、タバコもやめたほうがよいでしょう。
by b-faction
| 2012-04-20 19:46
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Comments(10)