バードコールとS401
2012年 04月 24日
昔から好きだ。
しかし、これほど使う機会の少ないグッズを良く持ち続けていると思う。
失くすとまた買って、
また紛失しては手に入れる。
とにかく30年前から全く形が変わらないところが凄い。
ちょっとした力の加減で、
見事なさえずりを奏でる、魔法のグッズだ。
鳥の言葉がわかるようになった・・・というセリフを言うようになると
ちょっと危ない奴らしいが(笑)、
誰もいない早朝の会社で、
シャッターを開ける時に、
頭上でさえずるスズメやツバメやセキレイの声を聴くと、
何となく、何を話しているのか解るときがある。
やっぱり危ない奴なのだろう。
逆に
持っていないと危なくてしょうがないのが、
この鈴だ。
開田高原では、すべての子供が身に着けている。
いまから思えば、この場所に良くも鈴もつけず、
うかつに足を踏み入れたなと思うが、
こちらにも強力な武器があるから、
うかつに近寄ってはこなかったようだ。
こういう穴にクマがいると思われるとき、
どうやって仕留めるのか。
強烈な臭いのする物を放り込み、
たまりかねて顔を出したところをズドン!といくらしい。
クマについては、色々と見解が分かれているところだが、
猛獣であることは事実なので、
薄っぺらいヒューマニズムで、
上っ面な論評は控えたほうが良い。
数年前、クマを救うプロジェクトというものに誘われたことがある。
「何も悪いことをしていないクマ」というのが曲者だ。
わざわざ探し出して狩りを楽しむのには全く賛同できないが、
山に入ってドングリをまいたり、
やみくもに保護を論ずるのもいかがなものかと距離を置いた。
開田に行くと、野生動物と人間の境界線で暮らすことの難しさと楽しさを同時に味わえるが、
ヒグマと違ってツキノワグマは草食動物だから、
人は襲わないと思ったら大間違いだ。
雑食動物の人間と同じで
腹が減ったら何でも食べる。
お互い極限状態で動物同士として出会ったならば、
弱肉強食の厳しい世界が現れるのだと、
覚悟すべきだろう。
さて、昨晩深夜までかかって
かわら版163号の原稿を完成させた。
お手元に届くのを楽しみにしてほしい。
ものを書いたり、それを人に見せるために整えることは、
とても楽しく、
ひととき、趣味と実益の狭間で楽しませてもらっている。
すっかり散ってしまった桜だが、
周りには急に雑草が伸びてきた。
今朝はそれを手入れしながら、
鳥たちの大切な憩いの場所になることを願う。
この桜の木に実る大量のサクランボは、
鳥の大事なミネラル源だ。
中津スバルへの導入路を眺めてみる。
ここを所有していた大工さんの廃品置き場だったので、
以前ならとてもお見せできる場所ではなかった。
しかし、毎日みんなで力を合わせて改善を続けた結果、
昔がどういう風だったのか、
忘れてしまった社員も多い。
良くないことが良くなったら
悪かったことなど忘れてしまえばよい。
もっと美しく清々しく健康的にすることだけ
前を見て進めよう。
次の楽しみは芝桜。
増やした株を昨年から周辺に広げている。
befor
after
befor
after
いつの間にか
雑草だと思っていた名も知らない草に美しい花が咲いた。
これも増やしてみたい。
知っている人がいたら
教えてほしい。
開田高原が僕を呼んでいる。
二宮さんに福島さんから預かった
コナラプロジェクトの募金を届けなければならない。
BRZの写真を撮影していただく約束も果たしていない。
昨日は次期主力戦闘機が秘密基地に格納された。
スーパーウエポンで北海道上陸を企てている。
今年のスバルは本当に元気だ。
最強伝説を彩るコンプリートカーの中で
S401も忘れられない存在だ。
玄人好みのこのクルマは、
希少価値だけでなく、
開発担当だった桂田さんの最後の仕事として、
鬼気迫る執念さえ感じるメモリアルマシンだと思う。
ブレンボのオーバーホールは無事完了した。
苦労して押し込んだ6速ミッションを念入りにチェック。
エンジンルームの消耗品も細部まですべて交換し
いよいよ喝を入れ、
クルマ全体に「気」を十分に行き渡らせなければならない。
その仕事も待ったなしだ。
さっそくテストコースに連れ出す。
この辺りには、まだ春は本格的に来ていない。
固い花桃の蕾を見ながら
スペインのナカニシさんに今年も贈ろう。
この場所から眺める
河原を泳ぐ「こいのぼり」は実に見ごたえがある。
既にスタンバイだ。
クルマが元気になってきた。
S401はツインターボを極め尽くした
3代目レガシィの最も昇華したモデルだ。
4シリーズは2とは全く特性が違う。
サスペンションストロークも大きく、
GTとしての高速走行性能は2シリーズを凌駕する。
ワインディングでも
クルマのノーズの巻き込み方が
2シリーズとは全く違うので
タイヤの管理には気を使ってほしい。
2つ目のターボが働くときの味は、
吊るしのツインターボ搭載車とは格ではなく段違いのフィーリングを持つので、
楽々と時速200キロを超えていこうとする。
こういうクルマのオーナーは、
自制心をしっかり持たないといけない。
一気に山から下り、
ワインディングを楽しんだ後、川の畔にクルマを停めた。
この辺りはまだ桜が満開だ。
この場所は、一応名所らしい。
あのふてぶてしいクソガキも、
こんなにあどけないころがあったのだと、
少しほっとした。
川の水はとても澄んでいる。
この水は清内路峠から流れてきたものだ。
実は、この場所はホントに「落合」で、
奥に見える水面は、
先ほどのこいのぼりが泳いでいた川とつながっている。
約80キロのテストを終え、
無事帰還した。
バードコールのように、
ちょっとした力加減で、
自由自在に姿勢を変えることができる。
変わらないSの味わい。
STIは4シリーズをさらに上のステージまで引っ張り上げることに力を注ぐべきだ。
その理由を、
一人でも多くのスバリストに理解してもらいたい。
次にリリースすべきクルマは
S403だ。
脇目を振らずに邁進してほしい。
さくら祭りで楽しんでいただいた望桜荘。
GWフェアに向けて、
外壁にキシラデコールを塗り始めた。
毎朝少しずつ社員の皆さんががんばってくれている。
美しくよみがえる姿を眺めながら感謝感激の毎日だ。
忙しさはさらに加速。
今後の中津スバルを楽しみにしていてほしい。
しかし、これほど使う機会の少ないグッズを良く持ち続けていると思う。
失くすとまた買って、
また紛失しては手に入れる。
とにかく30年前から全く形が変わらないところが凄い。
ちょっとした力の加減で、
見事なさえずりを奏でる、魔法のグッズだ。
鳥の言葉がわかるようになった・・・というセリフを言うようになると
ちょっと危ない奴らしいが(笑)、
誰もいない早朝の会社で、
シャッターを開ける時に、
頭上でさえずるスズメやツバメやセキレイの声を聴くと、
何となく、何を話しているのか解るときがある。
やっぱり危ない奴なのだろう。
逆に
持っていないと危なくてしょうがないのが、
この鈴だ。
開田高原では、すべての子供が身に着けている。
いまから思えば、この場所に良くも鈴もつけず、
うかつに足を踏み入れたなと思うが、
こちらにも強力な武器があるから、
うかつに近寄ってはこなかったようだ。
こういう穴にクマがいると思われるとき、
どうやって仕留めるのか。
強烈な臭いのする物を放り込み、
たまりかねて顔を出したところをズドン!といくらしい。
クマについては、色々と見解が分かれているところだが、
猛獣であることは事実なので、
薄っぺらいヒューマニズムで、
上っ面な論評は控えたほうが良い。
数年前、クマを救うプロジェクトというものに誘われたことがある。
「何も悪いことをしていないクマ」というのが曲者だ。
わざわざ探し出して狩りを楽しむのには全く賛同できないが、
山に入ってドングリをまいたり、
やみくもに保護を論ずるのもいかがなものかと距離を置いた。
開田に行くと、野生動物と人間の境界線で暮らすことの難しさと楽しさを同時に味わえるが、
ヒグマと違ってツキノワグマは草食動物だから、
人は襲わないと思ったら大間違いだ。
雑食動物の人間と同じで
腹が減ったら何でも食べる。
お互い極限状態で動物同士として出会ったならば、
弱肉強食の厳しい世界が現れるのだと、
覚悟すべきだろう。
さて、昨晩深夜までかかって
かわら版163号の原稿を完成させた。
お手元に届くのを楽しみにしてほしい。
ものを書いたり、それを人に見せるために整えることは、
とても楽しく、
ひととき、趣味と実益の狭間で楽しませてもらっている。
すっかり散ってしまった桜だが、
周りには急に雑草が伸びてきた。
今朝はそれを手入れしながら、
鳥たちの大切な憩いの場所になることを願う。
この桜の木に実る大量のサクランボは、
鳥の大事なミネラル源だ。
中津スバルへの導入路を眺めてみる。
ここを所有していた大工さんの廃品置き場だったので、
以前ならとてもお見せできる場所ではなかった。
しかし、毎日みんなで力を合わせて改善を続けた結果、
昔がどういう風だったのか、
忘れてしまった社員も多い。
良くないことが良くなったら
悪かったことなど忘れてしまえばよい。
もっと美しく清々しく健康的にすることだけ
前を見て進めよう。
次の楽しみは芝桜。
増やした株を昨年から周辺に広げている。
befor
after
befor
after
いつの間にか
雑草だと思っていた名も知らない草に美しい花が咲いた。
これも増やしてみたい。
知っている人がいたら
教えてほしい。
開田高原が僕を呼んでいる。
二宮さんに福島さんから預かった
コナラプロジェクトの募金を届けなければならない。
BRZの写真を撮影していただく約束も果たしていない。
昨日は次期主力戦闘機が秘密基地に格納された。
スーパーウエポンで北海道上陸を企てている。
今年のスバルは本当に元気だ。
最強伝説を彩るコンプリートカーの中で
S401も忘れられない存在だ。
玄人好みのこのクルマは、
希少価値だけでなく、
開発担当だった桂田さんの最後の仕事として、
鬼気迫る執念さえ感じるメモリアルマシンだと思う。
ブレンボのオーバーホールは無事完了した。
苦労して押し込んだ6速ミッションを念入りにチェック。
エンジンルームの消耗品も細部まですべて交換し
いよいよ喝を入れ、
クルマ全体に「気」を十分に行き渡らせなければならない。
その仕事も待ったなしだ。
さっそくテストコースに連れ出す。
この辺りには、まだ春は本格的に来ていない。
固い花桃の蕾を見ながら
スペインのナカニシさんに今年も贈ろう。
この場所から眺める
河原を泳ぐ「こいのぼり」は実に見ごたえがある。
既にスタンバイだ。
クルマが元気になってきた。
S401はツインターボを極め尽くした
3代目レガシィの最も昇華したモデルだ。
4シリーズは2とは全く特性が違う。
サスペンションストロークも大きく、
GTとしての高速走行性能は2シリーズを凌駕する。
ワインディングでも
クルマのノーズの巻き込み方が
2シリーズとは全く違うので
タイヤの管理には気を使ってほしい。
2つ目のターボが働くときの味は、
吊るしのツインターボ搭載車とは格ではなく段違いのフィーリングを持つので、
楽々と時速200キロを超えていこうとする。
こういうクルマのオーナーは、
自制心をしっかり持たないといけない。
一気に山から下り、
ワインディングを楽しんだ後、川の畔にクルマを停めた。
この辺りはまだ桜が満開だ。
この場所は、一応名所らしい。
あのふてぶてしいクソガキも、
こんなにあどけないころがあったのだと、
少しほっとした。
川の水はとても澄んでいる。
この水は清内路峠から流れてきたものだ。
実は、この場所はホントに「落合」で、
奥に見える水面は、
先ほどのこいのぼりが泳いでいた川とつながっている。
約80キロのテストを終え、
無事帰還した。
バードコールのように、
ちょっとした力加減で、
自由自在に姿勢を変えることができる。
変わらないSの味わい。
STIは4シリーズをさらに上のステージまで引っ張り上げることに力を注ぐべきだ。
その理由を、
一人でも多くのスバリストに理解してもらいたい。
次にリリースすべきクルマは
S403だ。
脇目を振らずに邁進してほしい。
さくら祭りで楽しんでいただいた望桜荘。
GWフェアに向けて、
外壁にキシラデコールを塗り始めた。
毎朝少しずつ社員の皆さんががんばってくれている。
美しくよみがえる姿を眺めながら感謝感激の毎日だ。
忙しさはさらに加速。
今後の中津スバルを楽しみにしていてほしい。
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なべ田
at 2012-04-24 21:19
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スーパーウェポン・・・届きましたね(笑)
私の方は新型サンバーバンを買ってみました。
楽しみです。ワクワクしております。
私の方は新型サンバーバンを買ってみました。
楽しみです。ワクワクしております。
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akira
at 2012-04-24 22:18
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先週の15日は長い時間お相手して頂きありがとうございました。東海北陸道高山経由での帰り道も楽しくとても充実した一日でした。
気になるスーパーウェポンのインプレッションがとても楽しみです。地震の方もどうぞお気をつけ下さい。
気になるスーパーウェポンのインプレッションがとても楽しみです。地震の方もどうぞお気をつけ下さい。
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kao
at 2012-04-25 06:13
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b-faction at 2012-04-25 20:29
なべ田さん、こんばんは。新型サンバー、中部地方は展示車さえありません。こんな体たらくでいいのかと、少し強く注意しましたが上のほうまでは届かないでしょうね。生産終了、生産終了とさんざん煽った挙句、この有様では良くないと思います。昨年からずっと「サンバーは静かにフルモデルチェンジすべきだ」と言い続けていたのですが残念です。
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b-faction at 2012-04-25 20:30
akira さん、こんばんは。BRZの誕生にも大いにかかわりのあるスーパーウエポンですが詳細を語れるのはまだまだ先です。叱られますのでこれくらいで。
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b-faction at 2012-04-25 20:31
kaoさん、こんばんは。開田高原にいましたのでレスが遅くなりました。普通のGTデスヨ(笑)
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えーえる7D
at 2012-04-25 22:41
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スーパーウェポン・・・ですか
私もつきあいのあるデラにて見せてもらいました。
マフラーカッター(とホイール)も特徴的ですから、これもぼかしませんと、一目霊仙・・・
28日or29日に、ALの外装モール類を持参がてらお邪魔すべく画策しております。
いろいろと拝見させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
私もつきあいのあるデラにて見せてもらいました。
マフラーカッター(とホイール)も特徴的ですから、これもぼかしませんと、一目霊仙・・・
28日or29日に、ALの外装モール類を持参がてらお邪魔すべく画策しております。
いろいろと拝見させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
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b-faction at 2012-05-01 07:05
えーえる7D さん、遠くからご来店いただきありがとうございました。レオーネは置いてありませんが、思い出は山ほどあります。またぜひお越しください。お友達にもよろしくお伝えください。素性の良いフォレスターの味見をありがとうございました。
by b-faction
| 2012-04-24 16:31
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Comments(8)