新型レガシィの変貌に驚愕する
2012年 05月 08日
ようやく息を吹き返したスバル1000。
1966年に誕生したスバルのフラッグシップだ。
ばらばらに分解して外装修理を始める前に、
エンジンとブレーキだけは整備を終える。
このような姿によみがえらせる作業を、
本当に地道にコツコツ続けている。
以前のスバルはレガシィ誕生に合わせ、
数々の世界記録を塗り替えることに心血を注いだが、
今は全く違う。
富士重工の広報部長
副島さんの言葉を借りれば、
「安全への取り組みの重要性は完全に社内に定着しています」
ということなので、今後もスバルからデビューする車には、
十分な安全思想が盛り込まれることだろう。
したがって、今回のビッグマイナーチェンジに先だち
このように安全面で表彰されるということは、
レガシィの着実な成長とともに、
現実社会におけるクルマの有用性に沿った改善が着実に続けられている証拠だ。
副島部長(向かって左端)の誇らしげな顔が素敵だ。
テレビのニュースでも流れたのでご覧になった方も多いと思う。
ここで注目したいのは、
今でこそ各社がこぞって衝突試験を繰り返し、
安全性をうたい文句にしているが、
スバルにとって、それは創業当時から当たり前の事であった。
というのも、スバル初の乗用車である、
「すばる1500」は20台以上作られたのにもかかわらず、
現存するのはわずか1台だ。
その理由はスバル360を開発する中で、
衝突実験の相手方として使い切ってしまった。
スバル360やサンバーでコツコツ力を蓄え
ようやくスバル1000を世の中に出したとき、
富士重工の中にそうした安全性能を極める考え方や、
サスペンションの基礎実験など、
ほかの自動車メーカーより遥か先を行く思想が既に浸透していた。
さて、発表されたばかりの新しいレガシィを見てみよう。
まずアウトバックだ。
ラインナップはほぼ同じだが、
このようなお洒落カラーが仲間に加わった。
フロントマスクに手が加えられ
ヘッドライトも小変更されている。
こちらのブラックベゼルの仕様の方が変化が大きくわかる。
グリルも変わり顔つき自体が端正になった。
それに対して、リヤビューには全く手が入っていない。
フロントセクションも期待したほどのお色直しではなかったが、
それを吹き飛ばすほどの内容の濃さを持っている。
他社ならフルモデルチェンジと言わしめるような、
大きなマイナーチェンジはスバルの素晴らしい伝統だ。
クレードル構造のシャシー改善をはじめとする、
胸を張れる熟成を進めているが、
かなりお金がかかっているにも関わらず、サラリと当たり前程度の仕事に見せている。
その上でパワーユニットをほぼ全面刷新した。
2.5リットルエンジンを新型に置き換えることは予想していたが、
まさかダウンサイジングで2リットル直噴ターボを登場させるとは全く予想していなかった。
この情報管理はお見事の一言に尽きる。
その上、トランスミッションも全面刷新。
新リニアトロニックが2.5リットルまで対応することにも驚いたが、
これまでのリニアトロニックを全面的に作り直し、
高トルク対応リニアトロニックとして誕生させるということも、
全く予測していなかった。
3つになるかもしれないとは思ったこともあったが、
スバル技術本部は素晴らしい頭脳の持ち主が多いから、
あっと驚く優れたCVTを誕生させた。
テストコースで自由自在に乗って構わないとキーを渡された。
久しぶりにspecBが戻ってきた。
しかもDITという名前で。
安全面も質感も良くなって
動力性能までしっかり磨いてきた。
そしてこのエンジンには驚愕の事実が数多く隠されている。
前置きはこれくらいにして、
これからリアルワールドで、今度のレガシィの本当の実力を試そうと思う。
まず手始めにこれから一気に600キロ走るつもりだ。
その結果を楽しみにしていてほしい。
そして来週は北海道までロングツーリングに出かける。
中津川から青森県の八戸までドライブして、
真のGTがどういうものなのかじっくり語ろうと思う。
まず600キロのテストレポートを楽しみにしてほしい。
1966年に誕生したスバルのフラッグシップだ。
ばらばらに分解して外装修理を始める前に、
エンジンとブレーキだけは整備を終える。
このような姿によみがえらせる作業を、
本当に地道にコツコツ続けている。
以前のスバルはレガシィ誕生に合わせ、
数々の世界記録を塗り替えることに心血を注いだが、
今は全く違う。
富士重工の広報部長
副島さんの言葉を借りれば、
「安全への取り組みの重要性は完全に社内に定着しています」
ということなので、今後もスバルからデビューする車には、
十分な安全思想が盛り込まれることだろう。
したがって、今回のビッグマイナーチェンジに先だち
このように安全面で表彰されるということは、
レガシィの着実な成長とともに、
現実社会におけるクルマの有用性に沿った改善が着実に続けられている証拠だ。
副島部長(向かって左端)の誇らしげな顔が素敵だ。
テレビのニュースでも流れたのでご覧になった方も多いと思う。
ここで注目したいのは、
今でこそ各社がこぞって衝突試験を繰り返し、
安全性をうたい文句にしているが、
スバルにとって、それは創業当時から当たり前の事であった。
というのも、スバル初の乗用車である、
「すばる1500」は20台以上作られたのにもかかわらず、
現存するのはわずか1台だ。
その理由はスバル360を開発する中で、
衝突実験の相手方として使い切ってしまった。
スバル360やサンバーでコツコツ力を蓄え
ようやくスバル1000を世の中に出したとき、
富士重工の中にそうした安全性能を極める考え方や、
サスペンションの基礎実験など、
ほかの自動車メーカーより遥か先を行く思想が既に浸透していた。
さて、発表されたばかりの新しいレガシィを見てみよう。
まずアウトバックだ。
ラインナップはほぼ同じだが、
このようなお洒落カラーが仲間に加わった。
フロントマスクに手が加えられ
ヘッドライトも小変更されている。
こちらのブラックベゼルの仕様の方が変化が大きくわかる。
グリルも変わり顔つき自体が端正になった。
それに対して、リヤビューには全く手が入っていない。
フロントセクションも期待したほどのお色直しではなかったが、
それを吹き飛ばすほどの内容の濃さを持っている。
他社ならフルモデルチェンジと言わしめるような、
大きなマイナーチェンジはスバルの素晴らしい伝統だ。
クレードル構造のシャシー改善をはじめとする、
胸を張れる熟成を進めているが、
かなりお金がかかっているにも関わらず、サラリと当たり前程度の仕事に見せている。
その上でパワーユニットをほぼ全面刷新した。
2.5リットルエンジンを新型に置き換えることは予想していたが、
まさかダウンサイジングで2リットル直噴ターボを登場させるとは全く予想していなかった。
この情報管理はお見事の一言に尽きる。
その上、トランスミッションも全面刷新。
新リニアトロニックが2.5リットルまで対応することにも驚いたが、
これまでのリニアトロニックを全面的に作り直し、
高トルク対応リニアトロニックとして誕生させるということも、
全く予測していなかった。
3つになるかもしれないとは思ったこともあったが、
スバル技術本部は素晴らしい頭脳の持ち主が多いから、
あっと驚く優れたCVTを誕生させた。
テストコースで自由自在に乗って構わないとキーを渡された。
久しぶりにspecBが戻ってきた。
しかもDITという名前で。
安全面も質感も良くなって
動力性能までしっかり磨いてきた。
そしてこのエンジンには驚愕の事実が数多く隠されている。
前置きはこれくらいにして、
これからリアルワールドで、今度のレガシィの本当の実力を試そうと思う。
まず手始めにこれから一気に600キロ走るつもりだ。
その結果を楽しみにしていてほしい。
そして来週は北海道までロングツーリングに出かける。
中津川から青森県の八戸までドライブして、
真のGTがどういうものなのかじっくり語ろうと思う。
まず600キロのテストレポートを楽しみにしてほしい。
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kao
at 2012-05-08 23:59
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ふふふ・・・やはり直噴ターボ・・・
事前情報で1人でニヤリとしていたのですが
黙っているのが辛かったです。(^^”
事前情報で1人でニヤリとしていたのですが
黙っているのが辛かったです。(^^”
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b-faction at 2012-05-09 17:45
kao さん、こんにちは。まず1000キロ走ってきます。開田高原まで一周してきました。これから東京出張なのですぐ1000キロ位走ることになります。今日はコナラの様子をじっくり見てかえってきました。
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黄色のR2
at 2012-05-09 21:05
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b-faction
at 2012-05-10 11:45
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黄色のR2さん、スゴイですよ。今700キロ弱ですがターボと直噴の組み合わせがこれほど潜在能力を持っていたのだと実感中です。
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なっちー
at 2012-05-11 04:57
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連休を利用して、一足お先に八戸まで行ってきました。腰痛とオービスに注意ってとこですかね。オススメは種差海岸と蕪島です。特に蕪島にはブッ飛びました。まぁ、行けばわかります。傘をお忘れなきように。
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b-faction at 2012-05-11 07:28
by b-faction
| 2012-05-08 21:22
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Comments(6)