BRZを裸にする
2012年 09月 15日
その記念品がこれだ。

「ガルウイング社長」として
すっかり有名になった
岩田社長、おめでとうございます。
ミニカーも素敵だが。
本物はやっぱりセクシー極まりない。

ちょっとひとっ走り東京まで行ってきた。
中津スバルから東京の丸の内まで
高速道路のドア トゥ ドアで繋がっている。
地味ーな首都高速の出口を出ると、
すぐ東京駅に出る。

この頃は「はとバス」までハイブリッドだ。

この場所にはまるでロンドンのように天井の無いオープンエアーのはとバスも現れるので
一度ご覧になって、ツアーを楽しまれたらいかがだろうか。
BRZで
BEAMSの脇をかすめた。

右手を見ると
丸の内と八重洲の対照的な姿がますます美しく際立ってきた。
日本の玄関にふさわしい風体を整えつつある。

中津川市民に強く訴えたいのは、
リニア開業に向け最大限の応援と協力をするのと同時に、
いち早く景観条例を施行することだろう。
外壁の色や建物はもちろん、看板の場所や高さに一定の基準を設け
中津川らしさを良く吟味した上で統一しないと
どこにでもある街が、
リニアリニアとお祭り騒ぎしているうちに
後戻りできなくなる。
特にリニアモーターカーは
地下を走ることが多いので
地上に出た瞬間、周囲が看板だらけになることも予想される。
そうしたことを
今から防がないと大変なことになるだろう。
外から大量の資本が流れ込み、
どうしようも無くなる前に、
残すべき環境はしっかり残し、
改めるモノは改め
統一したルールの下で新しい街作りをする必要がある。
会議を終え首都高速4号線に乗る。

9月半ばだというのに異常に暑い。
温度計を見て驚いた。

何かが狂っている。
目眩しそうな錯覚に陥った。

東京に来る途中、
府中で渋滞に巻き込まれた。
ここまでの走行距離は

燃費は

相変わらず高燃費だ。
風と友達になってこの数値だ。察して欲しい。
目の前におもしろい色のチンクチェントがあらわれた。

R1が軽自動車でなければ良い勝負ができただろうな。
絶対に負けていない。

そんな事を考えながら
この旅を終えて、
BRZの恥ずかしいところを隅々までチェックする。
いわゆる新車1000km点検だ。
一度、高速道路に散乱していた角材を跳ね上げた。
また、道路の異物を避けきれずに跳ねた。

念入りに調べたが全く異常なし。
それにても、
このように見えない部分にも様々なこだわりがある。

アルミ製のアンダーガードは
レオーネ時代に垂涎の的だったパーツだ。
惜しむことなく標準装備。
フロントタイヤの前端に
ちょっとしたリップが付いている。

なかなか憎い心配りだ。

こうした加工も非常に感じが良くて
恥ずかしいどころか、胸を張って見せたくなる。

これまでのスバルなら必ずブーツが覗いた部分だ。
太い足もなく
すっきり美しい。
フロントアクスルが無くて、
低重心で重量配分が抜群
それだけの要素が揃うと、
クルマはこれほどまでに
美味しくて、
楽しくて
嬉しくて
一緒に寝たくなるほど可愛い。

こんなリベット加工にも
なんだか頬摺りしたくなるようなわくわく感を感じる。

とにかくどこにも隙が無い。
これが鞍型樹脂製燃料タンク。

SVX開発の過程で手に入れたスバルの財産だ。
エクシーガの開発でよみがえり、
BRZにも採用されたお家芸の一つ。
これのおかげで
リヤシートに十分人が座れる。
軽量化にも貢献している。
そして十分な航続距離を稼げるだけの、
燃料搭載が可能になった。
すなわちピュアスポーツカーでありながら、
ちゃんとGTの性能を持ち合わせている。
SVXの生まれ変わりと評する理由の一つだ。
リヤタイヤの後ろにもスプリッターがあり
機能美を感じる。

今日はインプレッサの父から贈り物が届いた。
22Bオーナーの皆さんに群馬から愛を込めて!
