名古屋から偶然同じタイミングでインプレッサのオーナーが遊びに来てくれた。

福袋や各種のおみやげをお買い上げ頂き感謝申し上げます。
朝一番にBRZの納車を心待ちにする柘植さんがいらっしゃった。
いよいよ夏以降の受注に対するデリバリーがあと僅かに迫った。
でもショールームのレガシィも気になるようだ。

室内を興味深く覗き込む姿が目に留まった。
これは昨年秋に発売された限定車だが、
岐阜県に一台しか配車されなかった。
それで新春初売りの目玉として借りたのだが、
毎日見ているとだんだん好きになってきた。

ドアハンドルをメッキ化し、

インナートリムも華やかに演出。
シートはパールシルバーの上質な革張りになっている。
毎日このシートに座り、
出勤するのも悪くない。
黒い内装には辟易としているので、
実際に目の当たりにして印象が変わった。
レガシィ開発の試験的なトライとして採用されたような気がしてならない。
RAのようなスパルタンなモデルなら黒でかまわない。
我慢するところは我慢して性能に磨きを掛ける。
今日もリフトの上に「きゅうはち」がいる。
彼の足が素っ気ないので、
北原課長が気を遣い、ホイールカバーをセットしてくれた。

中古部品として確保していた物だが、
こうしてみると樹脂カバーの品質も良くなり、
「ぱっと見」はアルミホイールだ。
そしてリヤディフーザーも装着した。

あえてマフラーを目立たせない演出に拘ってみた。
今日もお客様のBRZに乗せてもらい、
スポーツマフラーを味わったが、
まだおお!と感動させられる商品は無い。
素のの味があまりにも良いので、
更に調味料を加える気にならないのだ。
だから真っ黒な穴が二つ開いたようなディフーザーをしばらく楽しんでみる。
同時にリヤフォグランプを装着した。
RAの場合は配線を作る必要があるので、カタログには適合しないと書かれている。

スイッチを丸ごと交換して、
リヤバンパーにランプを装着。
これはなかなか良い。
そして最後に、

サンプルで頂いた大音量ホーンに交換。
シングルで頼りない音なのでちょうど良いと装着したが、
やはり安物はそれ以上の性能を出せない。
ちょっと悲しい音になってしまった。
なるべく鳴らさないように心構えすれば
良く聞こえてちょうど良い(笑)
ところで昨日ようやくナビを装着し、

ソニックデザインのスピーカーを取り付け試した。

残念だった。
しかしナビのディスクに保存した音源が良くないのか、
元々設定の無いRAに装着したためか、
なぜか期待したほどの音響効果は得られない。
以前のRAではその辺りに転がっていた中古スピーカーを装着し
2スピーカーシステムで音楽を楽しんだ。
それに比べてもほとんど五十歩百歩だ。
まったく期待外れで感動できず、うなだれて家に帰った。
レガシィのマッキントッシュで耳が肥えてしまったのだろうか。
いやそんなことは無い、何かが不適切だったのだろう。
無意識のうちに低音域の迫力を期待したのがいけなかったのかもしれない。
そこでもう一度このシステムの商品特徴を見直した。
中音や高音の伸びの良さを良く味わえるはずだ。
そこでセッティングを北原課長に見直してもらった。

ナビに様々なセット方法がある。
室内の音場を意識し
低音も良く出るように見直した。

すると効果は絶大だった。
極めて繊細に再現するばかりで無く、
車外に音がほとんど漏れない。
スピーカーに手をかざすと風を感じる。
今夜はミスチルでも聴きながらロングドライブしよう。
さて、昨日は混雑時に座席が不足した。

その反省を踏まえ、
朝からシアターの下に席を用意した。
お飲み物とぜんざいでくつろいで頂きながら、
軽自動車の愛好家である安保さんと雑談したところ、
作るのを止めるのと「売るのを止める」がゴチャマゼになっていることに気がついた。

我々は軽自動車を売るのを止めるのでは無く、

更に良い物を今まで以上の種類でお客様にリリースするのだと説明した。

すると、嬉しいことに
「じゃあデートしましょ」とお誘い頂いた。

こんな光栄なことは無い。
運転しなくても良いので、
乗ってみたいという希望にお応えした。
実は初めて乗ったのだが
予想以上にプレオ+は良いクルマだ。
こうして使ってみると良く解る。

乗れば乗るほど楽しくなってくる。
上級グレードを是非お薦めしたい。
一番高い物でも今の軽自動車の流れからすれば
とても安い。
ブラックフェイスメーターだぜ。

目覚めると

こうなる。
オーディオも目新しいデザインで楽しい。

メーターは「エコの度合い」に従い、

色を刻々と変える。

足下もしっかりしている。
アルミホイールを装備し

VDCもちゃんと付いている。

ドアミラーにはウインカーも内蔵されていて、
兄貴達と比べても遜色ない。
いよいよアライアンスも佳境に入り、
本当に楽しくなってきた。
これまで我慢しなければならなかったクルマを、
肩肘張らずに売ることが出来る。
逆にBRZのような「車屋」のプライドを搔き立てるクルマを、
息長く売り続ける努力を更に強く意識したいと思った。
肩肘張ってしばらくの間、布教活動に努めたい(笑)
この楽しさをまだまだ知らないヒトが多すぎるから。