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資格と資質を考察する。

帝国データバンクの宮城さんが2年ぶりにいらっしゃった。
日本の企業情報を集積するプロ集団だ。

昭和の終わりにお電話を頂いてから、
もう四半世紀のお付き合いになる。
はやいものだ。
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当社の登録データを更新するために時々いらっしゃるが、
いつも有意義なひとときを過ごしている。
単に企業データを集めるだけで無く、
景況を分析し、政府の戦略構築にも一役買っている。
宮城さんに新年の様子を聞かれたので、
「おかげさまで元旦からとても豊かな仕事を進めている」とお話しすると、
「それは大変素晴らしいですね」と微笑まれた。

「中津スバルさんはどんな公的団体に属していらっしゃるのですか」と尋ねられ、
ハタと首をひねった。
そういえばあまり意識したことが無い。
事務所にある銘板をご覧いただいた。
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基本的に中古車を販売するためには「古物商許可証」という物が必要だ。

公安委員会から与えられる。

また自動車をお客様に正しく売ることを目的として、
様々な定めや注文書の様式をとりまとめているのが公正取引協議会だ。
こうした売るための資格も大切だが
これを機会にちょっと深く考えてみた。

そのほかにもっと大切なことがある。
販売に携わる人間の資質だ。
セールスがその仕事を天職だと思い毎日楽しく続けているかどうか。
良く振り返る必要がある。

20代で本格的にこの仕事に就いて以来、
人と会いクルマの話をするのが毎日楽しくてしょうが無い。

そしてその楽しさが今ではそれが何倍では無く何乗にもなっている。

なぜならば、
お客様の輪が以前とは比べものにならないほど大きく深くなったからだ。
これほど面白い仕事は他に無い。
だから自分にとって天職だと思う。

そしてもっと大切なことがある。

これらの売るための資格や資質とは別の、
整備する環境だ。
工房では、まず一人一人の整備士が持つ資格の他に、
施設や工具がその資格を有しているかどうか定めた規則がある。

それらを満たした上で初めて整備工場として認められる。
日本における自動車整備の制度を無視して営業することは出来ない。

創業時は認証工場だったが、平成に入り、
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指定工場として認められた。

そのときから吉村検査員は「みなし公務員」となり、
自動車を検査する資格を得た。

そして昨年、遂に中型自動車まで整備することを認められたので、
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4トントラックの車検整備まで可能になった。

トラックの仕事を増やすつもりは無いが、
自社の関係先から入庫するクルマの門戸が広がった価値は大きい。


最近また資格や基準を大切にして、
安全に車両を運行させるように取り組みが見直されている。

また、今までは整備に携わることのなかった整備事業者以外の業態が、
車検というマーケットに続々と新規参入し、
ディスカウンターがあちこちで闊歩している。

これはこれで当然のことだ。
経済の理論に基づいて、
そこに旨みがあれば弱肉強食の世界を作り出すことは当たり前だ。
安い整備に人心がなびくのは不思議では無い。

「やりたくない車検」を安くやって欲しいと思うのは当たり前だ。

ところがしっかりと車検をした方が良い場合もある。

もっと言えば定期点検を積極的にした方が
トータルコストは安くなることもある。

正月に入庫したガソリンをまき散らしていた危険車両では、
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通常とは異なる延命処置がどうしても必要になった。

特殊な任務を帯びていたり、

どうしてもそのクルマで無いと役に立たない場合もあり、

そういう要求に応えることが出来るか出来ないかという土壇場で
資質の差を問われる。
今日はこれから移植手術を行う。
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資格というのは整備に必要とされる条件。
整備士の免許だ。

それとは別に、
資質とは生まれつきの才能だ。
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どうせなら天性の才能を余すところなく仕事に生かせると良い。
そういう仕事が出来るように「場を整える」のが社長としての役割だ。
まず基本的に当社の整備士は営業に転向させられることはまず無い。

人間に当てはめると、
この仕事は外科医の領域だ。
ボロボロの血管を上手く繋いで移植する名人芸だ。
この酷い状態。
体液が流れ出ている。
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それを修復していく。

患部を丁寧に切除する。
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このクルマの新品部品はこの世に存在しない。
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燃料パイプとリターンパイプ、
それにブレーキパイプが並行して取り付けられている。
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この様な仕事を積極的に進める事に整備士がロマンを感じなくてどうするのだ、と励ます。
看板商品の
リフレッシュメンテナンスもこうした日々の努力から形になってきた。

さて次に、
クルマに対する正しい評価という視点から話をしたい。
たとえば菰田潔さん

彼はモータージャーナリストでありながら、
超一流のインストラクターでもある。
こういう希有な存在に出会うと、目から鱗が落ちると同時に数多くを学べる。
運転歴40年以上を経て、これほど衝撃を与えられた人物は他にいない。

クルマは物理の法則に従って動く。
しかしそのごく原始的な理論が理解出来てなかった。
菰田さんの隣で運転を学ぶ度に歯がゆくなる。

その反面、クルマのスキル向上に年齢は関係ないと思える喜びもある。
クルマを操り、
「良い物は良い」と言えるように日々精進する。

そして駄目なモノは駄目と遠慮無く言い切るよう経験を重ね自信を持つよう心掛けている。

さて今日でイベントも終わる。
中津スバルは元旦から3つの指標を基に営業を続けた。

一つ
スバルの知識を正しくお客様に伝え売るための環境を整える。

一つ
愛車を安全に維持できるような整備環境を提供する。

一つ
お得意様に楽しんで頂けるようにもてなしの場を用意する。

その上で、
我々は技術や知識の安売り
ではなく、
クルマを生き物のように考え、その想いに共感していただけるような仕事をしたい。

面白いもので、
クルマというモノは飼い主にそっくりの性格になってゆく。
大量生産で均一に作られているが、
中古車になると一つとして同じ物は無く個性を発露する。

今手がけているGC8は「ひねくれたクルマ」になってしまった。
クルマに罪は無いから、時間を掛けて矯正する。
このブログで徐々に紹介するつもりだ。
さて、今夜もプールで一汗かこう。

昨日のタイムは
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27分台の前半だった。
このところ3回連続でほぼ同じタイムに安定している。

ところで姿も顔も解らないが、
熱心なファンが近くにいるらしく(笑)、
スイミングクラブで泳いでいることをご存じのようだ。

ぜひ気がついたら声を掛けて欲しい。
それでは次の話題をお楽しみに。
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by b-faction | 2013-01-08 16:53 | Comments(0)

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