最新版:天狗と土壌をステラLスマートアシストと共に語る。
2013年 02月 06日
妻から七福の美味しいお菓子が届いた。
2個入りのさほど目立つことの無いパックだ。
地域密着のお菓子は飾らない方が良い。
良く知る店の品なら「味」が全てだ。
何とも言えない柔らかさ。
コーヒーと
抹茶をあえて同時に食べさせるという七福の挑戦状を受け取った。
その美味さに完敗だ。
どれ位美味いかというと、
妻が座ったまま阿波踊りを踊り出すぐらいだった。
去年も立て続けにかわら版を作ったが、
今年はその比では無い。
昨夜まで今月2回目の発行になるVol.173にかかり切りだった。
軽自動車を2号続けて特集すると、
新型車の素晴らしさが良く解る。
かわら版を作りながら、ふと10年ほど前に訪れた名古屋にある素晴らしい会社を思い出した。
そこにあった戒めがピッタリと当てはまるからだ。
そこではいきなり度肝を抜かれた。
さらに階段を上ると
至る所に物凄い数の巨大なフィギュアがある。
その中で特に強烈に惹かれたものは、
天狗のディスプレィだ。
Photo:Kazu Ninomiya
フォレスターがデビューして仕上がりの素晴らしさに惚れ惚れした事は既にお伝えした。
年末には軽自動車が立て続けにデビューした。
そして遂に昨日受注第一号の新型ステラが入庫した。
ちょうど同じ頃お買い上げ頂いたフォレスターのXTも同時に届いた。
定休日の静かな場内に仲良く並んでいる。
フォレスターもステラカスタムもターボ付の高グレード。
すると、
ある事に気がついた。
ステラの灯火器は凄いぞ。
フォレスターに負けてないどころか勝っちゃってる。
スバルの開発陣には
これまで何度も期待を込めてハッパを掛けてた。
だからとっくに知ってはいるだろうが、これで目が覚めただろう。
灯火器に金を掛けないと今に大変なことになるだろう。
スバルは平成になってから灯火器を先進的に開発したが、
このところスローダウンしている。
話は変わる。
望桜荘を見ると土がいかに大切なのか解る。
土はぬかるむし、
汚れやすいからやっかいだ。
でも土壌の中にはそこにしか無いミネラルが宇宙的単位で含まれている。
簡単に他所から入れたり、安易に出してしまってはいけないと思うようになった。
これは昨年の初夏、
望桜荘を彩る和風庭園の様子だ。
今の一番寒いこの時期になると、
むせかえるような生命の泉だった一面が
すっかり静かになる。
庭に入るのは久しぶり。
木枯らしの望桜荘も良い眺めだ。
足下を見ると、デトックスが始まっていた。
ここの掃除を始めてから5年以上経つのに、
未だに土中から不純物がでる。霜柱の力で異物が表面に持ち上げられる。
地下に広がる宇宙空間のような果てしない世界を思い浮かべるときだ。
沢山のバクテリアがいるのだろう。
植物と動物の複雑な絡み合いで共存共栄が図られている。
そして種の存続がたゆまなく続いている。
ふと梅の木に目をやると
夏の名残が飛び込んできた。
蝉は7年もの長い間、土の中で暮らすという。
脱皮してから、わずか1週間だけこの世の春を楽しむ。
幹から枝をなぞるように眺めると、
厳寒の時期にもかかわらず花芽が膨らみつつあった。
「もうすぐ咲くなあ」と眺めて、思わず
ギョッとした。
弾けたように穴が開いた何かがへばりついている。
エイリアンという映画を思い出す。
とんでもない光景だ。
おびただしい抜け殻がある。
むせかえるように茂った梅の葉に隠れて、
何かが異常繁殖したようだ。
抜け殻をこそぎ落とす。
昆虫の蛻変の名残は、「夏になると何が生まれるのか」という、
新たな期待を呼び起こす。
毎年繁殖する主役が異なる。
一気に繁殖し、
いきなり消えていく。
何年も姿を見せないと思えば、
懐かしく戻ってくる物もある。
別に悪いことでは無い。
主役の座は違う役者に取って代わられる。
極々自然な成り行きだ。
2年ぶりにステラが大変身。
ブラックのボディがキリリと引き締まり、
まぶしい光を放っている。
先代ステラと並べて比べると変化の度合いが良く解る。
ショルダーラインからヘッドライトに繋がる処理が、
思い切り大胆に変えられた。
質感が高まりDEXに通じる匂いがある。
兄弟車のトヨタbBよりバランスも良いから今でも気に入っている。
ステラが2年前にフルモデルチェンジした時、
大衆の要求が何なのか、
痛いほど理解出来た。
アライアンスの効果が出たルクラやステラから、
未来に明るい兆しを感じていた。
「第三のエコカー」や「ぶつからない?軽自動車」は良く出来ている。
さてステラのインストルメントパネルはとても良くなった。
旧型はセンターメーターを採用していたが、
目線の移動が不自然になるので嫌いだ。
正面に据えられ運転しやすくなった。
ドライバーに提供する情報が増えたことも、
改善に繋がった理由の一つだろう。
以前もマルチインフォメーションディスプレィが備わっていたが
新型はそれも含め大幅に変わった。
シングルルミネセントメータと呼ばれる計器板に灯が灯ると、
視認性も良く煌びやかだ。
そして嬉しいことにレガシィなどのようにヘッドライト自動消灯システムが採用された。
昼間でもヘッドライトを付けて走る事を推奨する。
これまで付け忘れてバッテリーを上げることが良くあった。
今度のステラはエンジンを停止させると、
自動的にヘッドライトも消える。
これまでなぜ軽自動車に採用しなかったのか全く謎だが、
スバル車共通の美点だと思うので採用を広げて欲しい。
そして車種毎に微妙に異なる消え方を早く統合するべきだ。
ステラの魅力は居住性とバランスの良い走行性能だろう。
ドライバーズシートをベストポジションに合わせ、
リヤシートの居住空間を見るとレガシィさえぶっ飛びそうなほど広い。
運転席はベンチシートで広々。
格納されたアームレストを引き出す。
クオリティの高い仕上がりだ。
収納性も抜群で欠点らしきものがまるで見当たらない。
大きく右に開くリヤドアは
締めるときに楽だから使い慣れた人には欠かせないはずだ。
ルクラでも感心したが、
リヤシートを一番後ろにロングスライドさせると4人で乗車するのが楽しくなる。
荷物の積載量も十分確保されている。
アレンジも見事だ。
足下空間を確保した上で、リヤシートを前に出した。
積載量がどれくらい増えるか確認してみよう。
面白いクルマだと思う。
軽自動車と割り切ると4輪独立サスやAWDは邪魔になる。
割り切りが大切だと思うのはこういう所だ。
22年前に当時のマーケティング部長だった山口さんに提案したことを思い出す。
バックレストを畳むと
3人乗車で荷物を積むスペースが確認できた。
二人乗りにすると空間は更に広がる。
助手席を使うと3人乗車で長尺物を積み込む事も出来る。
「ぶつからない?軽自動車」はアイサイトでは無い。
アイサイトはステレオカメラで前方を監視する。
ステラに搭載されたのは最近主流になりつつあるレーダー式だ。
アイサイトとは根本的にシステムが異なるので、
外観上も装着しているのかどうか判別は難しい。
ナンバープレートの右側に昆虫の複眼のようなモノが備え付けられている。
アイサイトを家畜的と表現しているが、
スマートアシストは昆虫的だ。
上記の画像には発光部と受光部が写っている。
右側の小さい穴はレーダー発光部だ。
ここから7本の赤外線レーザーが照射される。
それぞれのレーザー光線には2度の角度が与えられ
左右の照射角は14度になっている。
それが最大20メートル先までの先行車両と障害物を判別し、
事前に衝突を防止するように働く。
14度の角度を付けるのは誤作動防止のために、
レーザー照射範囲を制限しクルマの左右後部に付けられた2個の反射板で認識している。
以前のステラに比べ各種スイッチは
この様に変わった。
プッシュスタートスイッチも含め、
大幅に配列を変えた。
新しいエンジンは精密に制御されるのでエコモードも不要になった。
興味深いのはスマートアシストのオフスイッチ上に設けられた、
VDCのスイッチだ。
スマートアシストはVDCが標準装備になる。
それは短距離レーザーレーダーで危険を察知して、
プリクラッシュブレーキを作動させる場合は、
緊急ブレーキやエンジン出力をVDCが制御するからだ。
このシステムは軽自動車専用にプリクラッシュブレーキを特化させた。
低速域の追突防止を中心に基本的な安全性だけを高めた。
アイサイトとは根本的に考え方が異なるので注意が必要だ。
本音を言えば軽自動車版のアイサイトを開発して搭載して欲しい。
だがそこまでの機能を持たせても、
軽自動車では掛けたコストを価格に上乗せ出来ないのだろう。
ステラのLにはアイサイトの半額以下、
たった税込み49500円。
割り切りは大切だ。
是非装備してもらいたい。
所がなかなかそうはいかない。
土曜日の朝刊には各社のチラシが山ほど折り込まれていた。
もちろん「かわら版172号」もその中にあった。
その中でもダイハツのチラシは特に魅力的だった。
そもそも視点が他のチラシと全く違う。
勢いのある会社は違うなと感心する事しきりだ。
かわら版も努力して製作しているが、ワンパターン化は否めない。
酷いイラストなので笑われるかもしれないが、
まず鉛筆で書くことを大切にしている。
しっかり乗って解ったことを指先からかわら版にアウトプットする。
スポーツには全て「型」がある。
パブリックリレーションも「型」は重要だと思う。
ワンパターンと紙一重だが、
型が出来ると仕事もはかどり楽しくなる。
ステラのキモはスマートアシストだと思って、
次のかわら版を作った。
しかし岐阜ダイハツは全く重視していない。
横B4で2ページ構成という凝った作りなのに、
虫眼鏡が必要なほど小さく取り上げられている。
更に詳しく知りたい人は、
お客様にネットから情報を得てもらう仕組みが作られていた。
なるほど・・・・・。誤解を招かない。
興味の無い人にはチラシ上では不要な情報だ。
大衆の心を掴むダイハツのやり方は流石だ。
軽自動車を購入するお客様が何を優先して考えているか確実に掴んでいる。
残念だがダイハツのスタイルを真似できないし、
そもそもこのようなセンスを持ち合わせていない。
今後も不器用なかわら版しか作れないが応援して欲しい。
5年の歳月が過ぎ、
幹の一部が腐り蟻が巣くっていった梅も、
再び元気に実を結ばせるまで回復した。
腐朽菌に冒された柊は、
まだ予断を許さないが、葉があちこちから出てくる。
弱っているから起きる現象だが、
自然に任せて観察を続ける。
どのように体力を取り戻すのか見守りたい。
毛虫に食い荒らされたた五葉松も、
先端にかなりのダメージを受けたようだが、逞しく生きている。
2008年の4月。
スバルが軽自動車撤退を発表した。
そのとき、
大分県にいた。
悲壮な声で第一報を伝えてくれたのは
販売担当の大宮だった。
「社長、軽自動車が無くなっちゃいます」
その声を聞いても不思議なほど驚かなかった。
また、困ると言うよりむしろ「オオ!何が始まるんだろう」という気持ちの方が大きかった。
「大丈夫だ、心配するな」
その時そう言ったことをはっきり覚えている。
自動車だけで無く経済や世界情勢、
そして身近な出来事まで明暗を分けた事は実に多かった。
いよいよ5年経つ。
その間、彼もしっかり良い伴侶を見つけて幸せな家庭を築いた。
スバルも過去最高の生産を続けている。
更に明るい事が待っているようだ。
その兆しをベンツの動向から見た。
次のブログをお楽しみに。
望桜荘の庭からエネルギーを沢山もらって、
激戦の年間最需要期を元気よく駆け抜けようと思う。
2個入りのさほど目立つことの無いパックだ。
地域密着のお菓子は飾らない方が良い。
良く知る店の品なら「味」が全てだ。
何とも言えない柔らかさ。
コーヒーと
抹茶をあえて同時に食べさせるという七福の挑戦状を受け取った。
その美味さに完敗だ。
どれ位美味いかというと、
妻が座ったまま阿波踊りを踊り出すぐらいだった。
去年も立て続けにかわら版を作ったが、
今年はその比では無い。
昨夜まで今月2回目の発行になるVol.173にかかり切りだった。
軽自動車を2号続けて特集すると、
新型車の素晴らしさが良く解る。
かわら版を作りながら、ふと10年ほど前に訪れた名古屋にある素晴らしい会社を思い出した。
そこにあった戒めがピッタリと当てはまるからだ。
そこではいきなり度肝を抜かれた。
さらに階段を上ると
至る所に物凄い数の巨大なフィギュアがある。
その中で特に強烈に惹かれたものは、
天狗のディスプレィだ。
Photo:Kazu Ninomiya
フォレスターがデビューして仕上がりの素晴らしさに惚れ惚れした事は既にお伝えした。
年末には軽自動車が立て続けにデビューした。
そして遂に昨日受注第一号の新型ステラが入庫した。
ちょうど同じ頃お買い上げ頂いたフォレスターのXTも同時に届いた。
定休日の静かな場内に仲良く並んでいる。
フォレスターもステラカスタムもターボ付の高グレード。
すると、
ある事に気がついた。
ステラの灯火器は凄いぞ。
フォレスターに負けてないどころか勝っちゃってる。
スバルの開発陣には
これまで何度も期待を込めてハッパを掛けてた。
だからとっくに知ってはいるだろうが、これで目が覚めただろう。
灯火器に金を掛けないと今に大変なことになるだろう。
スバルは平成になってから灯火器を先進的に開発したが、
このところスローダウンしている。
話は変わる。
望桜荘を見ると土がいかに大切なのか解る。
土はぬかるむし、
汚れやすいからやっかいだ。
でも土壌の中にはそこにしか無いミネラルが宇宙的単位で含まれている。
簡単に他所から入れたり、安易に出してしまってはいけないと思うようになった。
これは昨年の初夏、
望桜荘を彩る和風庭園の様子だ。
今の一番寒いこの時期になると、
むせかえるような生命の泉だった一面が
すっかり静かになる。
庭に入るのは久しぶり。
木枯らしの望桜荘も良い眺めだ。
足下を見ると、デトックスが始まっていた。
ここの掃除を始めてから5年以上経つのに、
未だに土中から不純物がでる。霜柱の力で異物が表面に持ち上げられる。
地下に広がる宇宙空間のような果てしない世界を思い浮かべるときだ。
沢山のバクテリアがいるのだろう。
植物と動物の複雑な絡み合いで共存共栄が図られている。
そして種の存続がたゆまなく続いている。
ふと梅の木に目をやると
夏の名残が飛び込んできた。
蝉は7年もの長い間、土の中で暮らすという。
脱皮してから、わずか1週間だけこの世の春を楽しむ。
幹から枝をなぞるように眺めると、
厳寒の時期にもかかわらず花芽が膨らみつつあった。
「もうすぐ咲くなあ」と眺めて、思わず
ギョッとした。
弾けたように穴が開いた何かがへばりついている。
エイリアンという映画を思い出す。
とんでもない光景だ。
おびただしい抜け殻がある。
むせかえるように茂った梅の葉に隠れて、
何かが異常繁殖したようだ。
抜け殻をこそぎ落とす。
昆虫の蛻変の名残は、「夏になると何が生まれるのか」という、
新たな期待を呼び起こす。
毎年繁殖する主役が異なる。
一気に繁殖し、
いきなり消えていく。
何年も姿を見せないと思えば、
懐かしく戻ってくる物もある。
別に悪いことでは無い。
主役の座は違う役者に取って代わられる。
極々自然な成り行きだ。
2年ぶりにステラが大変身。
ブラックのボディがキリリと引き締まり、
まぶしい光を放っている。
先代ステラと並べて比べると変化の度合いが良く解る。
ショルダーラインからヘッドライトに繋がる処理が、
思い切り大胆に変えられた。
質感が高まりDEXに通じる匂いがある。
兄弟車のトヨタbBよりバランスも良いから今でも気に入っている。
ステラが2年前にフルモデルチェンジした時、
大衆の要求が何なのか、
痛いほど理解出来た。
アライアンスの効果が出たルクラやステラから、
未来に明るい兆しを感じていた。
「第三のエコカー」や「ぶつからない?軽自動車」は良く出来ている。
さてステラのインストルメントパネルはとても良くなった。
旧型はセンターメーターを採用していたが、
目線の移動が不自然になるので嫌いだ。
正面に据えられ運転しやすくなった。
ドライバーに提供する情報が増えたことも、
改善に繋がった理由の一つだろう。
以前もマルチインフォメーションディスプレィが備わっていたが
新型はそれも含め大幅に変わった。
シングルルミネセントメータと呼ばれる計器板に灯が灯ると、
視認性も良く煌びやかだ。
そして嬉しいことにレガシィなどのようにヘッドライト自動消灯システムが採用された。
昼間でもヘッドライトを付けて走る事を推奨する。
これまで付け忘れてバッテリーを上げることが良くあった。
今度のステラはエンジンを停止させると、
自動的にヘッドライトも消える。
これまでなぜ軽自動車に採用しなかったのか全く謎だが、
スバル車共通の美点だと思うので採用を広げて欲しい。
そして車種毎に微妙に異なる消え方を早く統合するべきだ。
ステラの魅力は居住性とバランスの良い走行性能だろう。
ドライバーズシートをベストポジションに合わせ、
リヤシートの居住空間を見るとレガシィさえぶっ飛びそうなほど広い。
運転席はベンチシートで広々。
格納されたアームレストを引き出す。
クオリティの高い仕上がりだ。
収納性も抜群で欠点らしきものがまるで見当たらない。
大きく右に開くリヤドアは
締めるときに楽だから使い慣れた人には欠かせないはずだ。
ルクラでも感心したが、
リヤシートを一番後ろにロングスライドさせると4人で乗車するのが楽しくなる。
荷物の積載量も十分確保されている。
アレンジも見事だ。
足下空間を確保した上で、リヤシートを前に出した。
積載量がどれくらい増えるか確認してみよう。
面白いクルマだと思う。
軽自動車と割り切ると4輪独立サスやAWDは邪魔になる。
割り切りが大切だと思うのはこういう所だ。
22年前に当時のマーケティング部長だった山口さんに提案したことを思い出す。
バックレストを畳むと
3人乗車で荷物を積むスペースが確認できた。
二人乗りにすると空間は更に広がる。
助手席を使うと3人乗車で長尺物を積み込む事も出来る。
「ぶつからない?軽自動車」はアイサイトでは無い。
アイサイトはステレオカメラで前方を監視する。
ステラに搭載されたのは最近主流になりつつあるレーダー式だ。
アイサイトとは根本的にシステムが異なるので、
外観上も装着しているのかどうか判別は難しい。
ナンバープレートの右側に昆虫の複眼のようなモノが備え付けられている。
アイサイトを家畜的と表現しているが、
スマートアシストは昆虫的だ。
上記の画像には発光部と受光部が写っている。
右側の小さい穴はレーダー発光部だ。
ここから7本の赤外線レーザーが照射される。
それぞれのレーザー光線には2度の角度が与えられ
左右の照射角は14度になっている。
それが最大20メートル先までの先行車両と障害物を判別し、
事前に衝突を防止するように働く。
14度の角度を付けるのは誤作動防止のために、
レーザー照射範囲を制限しクルマの左右後部に付けられた2個の反射板で認識している。
以前のステラに比べ各種スイッチは
この様に変わった。
プッシュスタートスイッチも含め、
大幅に配列を変えた。
新しいエンジンは精密に制御されるのでエコモードも不要になった。
興味深いのはスマートアシストのオフスイッチ上に設けられた、
VDCのスイッチだ。
スマートアシストはVDCが標準装備になる。
それは短距離レーザーレーダーで危険を察知して、
プリクラッシュブレーキを作動させる場合は、
緊急ブレーキやエンジン出力をVDCが制御するからだ。
このシステムは軽自動車専用にプリクラッシュブレーキを特化させた。
低速域の追突防止を中心に基本的な安全性だけを高めた。
アイサイトとは根本的に考え方が異なるので注意が必要だ。
本音を言えば軽自動車版のアイサイトを開発して搭載して欲しい。
だがそこまでの機能を持たせても、
軽自動車では掛けたコストを価格に上乗せ出来ないのだろう。
ステラのLにはアイサイトの半額以下、
たった税込み49500円。
割り切りは大切だ。
是非装備してもらいたい。
所がなかなかそうはいかない。
土曜日の朝刊には各社のチラシが山ほど折り込まれていた。
もちろん「かわら版172号」もその中にあった。
その中でもダイハツのチラシは特に魅力的だった。
そもそも視点が他のチラシと全く違う。
勢いのある会社は違うなと感心する事しきりだ。
かわら版も努力して製作しているが、ワンパターン化は否めない。
酷いイラストなので笑われるかもしれないが、
まず鉛筆で書くことを大切にしている。
しっかり乗って解ったことを指先からかわら版にアウトプットする。
スポーツには全て「型」がある。
パブリックリレーションも「型」は重要だと思う。
ワンパターンと紙一重だが、
型が出来ると仕事もはかどり楽しくなる。
ステラのキモはスマートアシストだと思って、
次のかわら版を作った。
しかし岐阜ダイハツは全く重視していない。
横B4で2ページ構成という凝った作りなのに、
虫眼鏡が必要なほど小さく取り上げられている。
更に詳しく知りたい人は、
お客様にネットから情報を得てもらう仕組みが作られていた。
なるほど・・・・・。誤解を招かない。
興味の無い人にはチラシ上では不要な情報だ。
大衆の心を掴むダイハツのやり方は流石だ。
軽自動車を購入するお客様が何を優先して考えているか確実に掴んでいる。
残念だがダイハツのスタイルを真似できないし、
そもそもこのようなセンスを持ち合わせていない。
今後も不器用なかわら版しか作れないが応援して欲しい。
5年の歳月が過ぎ、
幹の一部が腐り蟻が巣くっていった梅も、
再び元気に実を結ばせるまで回復した。
腐朽菌に冒された柊は、
まだ予断を許さないが、葉があちこちから出てくる。
弱っているから起きる現象だが、
自然に任せて観察を続ける。
どのように体力を取り戻すのか見守りたい。
毛虫に食い荒らされたた五葉松も、
先端にかなりのダメージを受けたようだが、逞しく生きている。
2008年の4月。
スバルが軽自動車撤退を発表した。
そのとき、
大分県にいた。
悲壮な声で第一報を伝えてくれたのは
販売担当の大宮だった。
「社長、軽自動車が無くなっちゃいます」
その声を聞いても不思議なほど驚かなかった。
また、困ると言うよりむしろ「オオ!何が始まるんだろう」という気持ちの方が大きかった。
「大丈夫だ、心配するな」
その時そう言ったことをはっきり覚えている。
自動車だけで無く経済や世界情勢、
そして身近な出来事まで明暗を分けた事は実に多かった。
いよいよ5年経つ。
その間、彼もしっかり良い伴侶を見つけて幸せな家庭を築いた。
スバルも過去最高の生産を続けている。
更に明るい事が待っているようだ。
その兆しをベンツの動向から見た。
次のブログをお楽しみに。
望桜荘の庭からエネルギーを沢山もらって、
激戦の年間最需要期を元気よく駆け抜けようと思う。
by b-faction
| 2013-02-06 17:02
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