人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える

ベンツを好きか嫌いかはさておき、
この会社を知れば知るほど思う。
これほど根のしっかりした会社はざらに無い。
尊敬に値する一歩の幅が長い自動車会社だ。

そのような感想を語り合った。

そんなベンツとスバルを比べてみたい。

スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21534272.jpg

ショールームにはスバルなどから頂いた絵画が飾ってある。

日増しに色褪せていくのが悲しいが、
一番上に飾ってある大きなフレームは一向に色褪せる気配が無い。
ホンモノとはこういうモノを言うのだろう。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21535515.jpg

この絵の題材はスバル「アマデウス」だ。覚えている人はほとんどいないだろう。
スバルが開発していたウルトラワゴンだ。
後ほどその姿をご覧に入れよう。

厳しい冬が中々峠を越さないけれど、
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21403134.jpg

桜の根元はすっかり落ち着きを取り戻した。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2140564.jpg

根がいかに大切かと、事ある毎に事実を胸元に突きつけられる。
良い樹木の周りには自然に安らぎが生まれる。
木の幹から少し離して据え付けたベンチの付近を見ると
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21412849.jpg

自然に生えたツユクサやコウリンタンポポが順調に増えている。
澄んだ小川が流れ本当にほのぼのとした空気が流れている。
ただ今年は急に天候が一変する。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21465344.jpg

だから厳冬期の朝礼は、工房の改善活動を主にしている。

良い仕事は良い道具や環境から生まれる。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21485091.jpg

ある者は工房の天井にペンキを塗っている。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2149542.jpg


また創造性に富む者は中古部品を応用して空間演出を進めている。
とにかくやりたい事は山ほどある。
演出を進めるとあちこちに潜む問題があぶり出されるから面白い。
せっかく奇麗に飾られたサイドスポイラーも天井に直付けされては見ることが出来ない。
何に適合するモノか良く解らないようでは売れるはずが無い。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_20574160.jpg

そこで一つ一つ奇麗に清掃してSAB(スバルアルシオーネベース)に展示した。
このような初代フォレスターのエアロパッケージ。しかも片側だけ!
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21502218.jpg

などという実際に売れないようなレアものまである。

未使用品だから捨てるのも惜しい。
そこで高さを揃えて上手く飾り面白い空間を創造した。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21504951.jpg

ちょっと殺風景だった正面の壁も、
揃えて吊せば洒落た雰囲気が漂う。

Befor
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21511715.jpg

After
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21512767.jpg


こうしてSABでアルシオーネを眺めるのは本当に楽しい。
SABはもはや我々に欠かすことの出来ない存在になっている。
歴史に残るスバルの名車として後生まで語り継がせるための努力を惜しまない。
そのためには「容器」が必要だ
入れ物さえしっかりしていれば命も長らえるだろう。

話が少し戻るが
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2152299.jpg

妻からもらった本命チョコには、
嬉しい愛の結晶が沢山詰まっていた。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21522695.jpg

特にユニークなこのチョコレートはヴィザージュダムールアーモンドパッションという長ったらしい名前だ。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21524673.jpg

パッションフルーツの酸味がきいてとても美味だった。
バレンタインディは一年に何度あっても良い(笑)
チョコレートだけで無く、素敵なモノが届いた。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21531373.jpg

伊豆にお住まいの黒瀬さんが愛機SVXで中津川に観光を兼ねて遊びにいらっしゃった。
長く使ったSVXを中途半端に処分するのが嫌だと仰る。
それでお引き受けしたのだが、
このクルマのカラーリングを見て思い出したことがあった。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_20444269.jpg

これが華やかさの中に、もの悲しさを湛える「アマデウス」だ。
アルシオーネSVXから作り出された「ウルトラワゴン」を手に入れたいと望む者は多かった。

当時SVXは思うように販売が伸びていなかった。
SVXをワゴン化する案はモーターショーで発露した。
それより先に推進派と噂され当時専務だった吉田氏にお会いしたことがある。
その時、彼が推進派だとは露知らず、
「SVXはやはりワゴンから出すべきでした」などと偉そうに話した。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2048142.jpg

すると
とても嬉しそうに「そう思いますか」と微笑みながら仰った。
それは今でも強く印象に強く残っている。

アマデウスは第29回東京モーターショーに出品され話題を集めた。
だが、どでかい3ドアHBでは絶対に数多く売れることは無い。
そんな心配は無用だった。
とっくに5ドアがモデリングされていたからだ。
だが儚い夢に終わった。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_20493745.jpg

時は流れ、
前々回のモーターショーで、
「ハイブリッドツアラーコンセプト」がお披露目された時、
傍にいた大雲HEV開発部長に「これかっこいいからさっさと作って売っちゃいましょう」と提言した。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_21552099.jpg


すると彼も、
「そうですよね。これかっこいいですよね」
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2274143.jpg

と意見が一致して嬉しかった。
見た瞬間に「かっこいい」と感じた源流にアマデウスの薫りがあった。
3ドアだから。

そして2年があっという間に過ぎ去った。
前回のモーターショーで
ハイブリッドの文字が隠れ「アドバンスドツアラー」に変わった。
そして更に現実味のある姿を現した。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2262124.jpg

ツーリングワゴンを世の中に定着させたスバルだから、
スポーツワゴンというキャラクターも開拓出来た。
次に「スポーツツアラー」を開花させると勝手に想像している。

当たらずも遠からずでは無かろうか。
クルマはやはりスタイリッシュで無ければ嬉しくない。

軽自動車に興味が無くなって随分立つが、
理由は簡単だ。
スタイリッシュなクルマが作りにくい。
税制メリットと引き替えに、日本独特の「ちんちくりん」なサイズを、
お上(かみ)が強要しているからだ。
キャパシティに制約をかければ、
「これは決して関税障壁ではない」と胸を張れる。

そういう厳しいルールの下だからこそ凄いクルマが出来たと言う人も居るが、
スポーツ界の「シゴキ」と同じで年寄りの台詞だろう。
どのメーカーからも同じような軽自動車がぞろぞろ出たけれど、
目新しくも無ければ「想像以上」のクオリティも求められない。
どんなに素敵な絵をかいても、
現実に見る軽自動車の姿は淋しいの一言だ。
R1もその一つで、モデルと実物の差が激しすぎた。

それでもまだましな方だ。

初代レガシィが成功した理由は、
性能もさることながら、
レガシィツーリングワゴンのかっこよさが際立っていたからだと思う。

その理由は「全く新しいプラットフォーム」だったからだ。

そろそろ全く新しいプラットフォームで、
「積載量より使い勝手が良ければスタイルを重んじて良い」というクルマが、現れて良い時代になった。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2283293.jpg

「アマデウス」はそういうクルマだったが、あまりにバヴリィ

足腰の弱い会社が手を出す分野では無かった。

ところが今のスバルには、
積載性に優れたツーリングワゴンやインプレッサスポーツ、
拡大解釈するとエクシーガなど既に十分な持ち駒がある。

広さや多用途性を話題に持ち出すのが恥ずかしくなるくらい、
美しいクルマを造ってほしい。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2284111.jpg

灯火器にもふんだんに金を掛ける。

冒頭の話に戻る。
このモーターショーで心に留めるべき重要な出展車があった。
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_2211017.jpg

ベンツの最新型Aクラスにスバルの匂いが漂う事をこの時から感じた。
それも3ドアだった。
何か運命を感じたのか、
このクルマは妙に心に刺さったのだろう。画像が沢山残っていた。

少し離れた場所でスバルのアドバンスドツアラーが注目され、
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_22114828.jpg

ベンツのコーナーでは、更に重要なプロジェクトがお披露目されていたのだ。

その時の仕上がりの様子から、このまま販売されるとは思わなかったが、
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_22135668.jpg

5ドアの優れたスポーツツアラーとして登場するとも思わなかった。

アマデウスのプロトタイプのように
スバルの「ツアラー」も5ドアに成長した。

だからAクラスの詳細と、
そこから何を学んだか次のブログでお伝えする。

またスバルに取り入れて欲しい数々の美点も見つけた。
お楽しみに。

-完-
スバルの「ハイブリッドツアラーコンセプト」の変遷とAクラスを考える_f0076731_11272155.jpg

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by b-faction | 2013-02-22 11:28 | Comments(0)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30