ベンツのカタログだ。

久しぶりに泳いで、
昼ご飯を連日節制したら、
朝きつかったズボンが、
スイム1000mのタイムは、
あと1キロ痩せたい。
駒ヶ根SAで小休止した時、

美味かった!!!
SUBARU臭くなったと、

誇らしげに指をさすように、

欧州車の持つ技術力と表現力に対して、
SUBARUの現状は足元にも及ばない。

スバルが作ろうとする「スポーツツアラー」は、
ベンツのAクラスは、
ジュネーブショーで発表された、
それに対して前回の東京モーターショーで発表した、
明らかに現実味を帯びていた。

ダウンサイジングした1.6リットルの直噴ターボを搭載し、
インプレッサとレガシィの間を埋め、
無理してハイブリッドにする必要はない。
前々回の「ハイブリッドツアラー」で、

ドイツの巨大企業「シェフラー」が、


極めて軽量コンパクトな設計は、
既に2011年の段階でベールを脱いだ。
単に芯間を短くするだけでなく、
ハイブリッド化の前提もあったのだ。
それはさておき、
あの時は「Confidence in Motion」の名の下で、
まず2010年のLAモーターショーでインプレッサコンセプトを発表し、
スバルの培ってきた「安心」を、
見えるクルマに具現化し、


エクステリアに重きを置いているが、
クルマから4つのメッセージが放たれた。
1.大人4人が快適に移動できるキャビンスペースをエアロフォルムでスタイリッシュにまとめた。
2.走りに対する自信をホイールとタイヤの存在感で大きく際立たせた。
3.スバルらしさのアイデンティティを灯火器のデザインで追及した。
4.特徴的なドアミラーやアイサイトのディティールまであらゆるデザインに拘った。
ここでベンツのAクラスを見ると、

オトナ四人が快適に移動できるキャビンスペースは、
スタイル優先で実用上不便だ。

足元も広いけれど、


右ハンドルを重視した6:4分割になっている。
日本では左側を4に割ると、

18インチを採用し存在感を示す。

225/40R18の、


ディティールのデザインも良くやっている。
ミラーのデザインは、
一歩先を行くベンツだと感心させられた。



その良さはスバルと比べモノにならない。
大きな画面に精細な情報が映し出される。

万一の時に負傷を軽減する工夫も施された。


面白い工夫が施されえ、

ドイツの技術的優位性を感じさせられた。
ベンツのAクラスは、

イメージカラーのシルバーは、
カタログとは異なり風合いが良かった。

名古屋の市街地で走らせたが、
スバルのアイドリングストップは、
静かにブレーキを踏んで停止させても、
それだけでなく、
更に強くブレーキを踏み増すと、

HOLDの意味は、
スバルの現行モデルでは、
レガシィに搭載が可能だが、
そのレベルにまだ到達していない。

流石にアイドリングストップ先進国ドイツだけあり、
まるで取ってつけたような、
本気で見直す必要がある。
更に言えばアウトバックのBOXER6搭載車や、
お粗末な言い訳は、
スバルにお願いしたい。
偽りのアイドリングストを、
ダウンサイジングした直噴エンジンに、
ハイブリッドに頼らずとも燃費の良いクルマを出せる。
ベンツから多くを学んだ。
YANASEの加藤さんに感謝したい。
最後にまとめよう。
ベンツが税込284万円という本気の価格で、
ここで主要諸元(テクニカルデータ)を、
全長×全幅×全高(mm)は
4290×1780×1435となる。
ホイールベース(mm)は
2700とAクラスの方が130mm長い。
トレッド前/後(mm)は
1545/1545となる。
リヤのトレッドはほぼ同じだ。
最低地上高はSUBARUが現実的だ。
スポーツカーでもBRZは130mm確保した。
BRZの車両重量(kg)は1200kgと軽いが、
パワーユニットは水平対向4気筒2.0L DOHC直噴エンジンのBRZに対して、
Aクラスは直列4気筒1.6L DOHC直噴エンジンターボチャージャー付を持つ。
内径×行程(mm)は
Aクラスは83×73.7だ。
圧縮比は12.5のBRZに対してAクラスは10.3だ。
最高出力 147kw/7000rpm
最大トルク205N・m/6400~6600rpmのBRZに対して、
Aクラスは最高出力90kw/5000rpm
最大トルク200N・m/1250~4000rpmを発揮する。
BRZは6速マニュアルトランスミッションと、
Aクラスは7速のDCTだけを採用した。
レガシィやインプレッサの延長線上ではだめだ。
BRZの新しい軽量化技術も注ぎ込んだ、
BP/BL系のレガシィから続く軽量化設計で、
全く新しいプラットフォームも考えているならば、
素晴らしい世界が広がるに決まってる。
ベンツの前輪駆動はスバル臭く、
変速機はデュアルクラッチのATだから、
水平対向エンジンは、
だが他のメリットもおつりがくるほど大きい。
責任を取らなくても良い、
勝手気ままに騒ぎ立てる。
つまらない上げ足取りが横行する。
あるいは東京電力のように、
責任を取るどころか、
キチンとカネをかけ、
それを満足させる「芽」が、
「スポーツツアラー」に潜んでい居る。