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耐久性を考察する。

当社の整備を統括する北原課長から、
朝礼で嬉しい話があった。
「娘が今年から小学校に入学するが、
九九をほとんど覚えてしまっていたのでビックリした」

その後の話も興味深かった。
「上の子供の九九を覚えるおもちゃを使って会得したようだ。
いずれにしろ毎日続けることの素晴らしさを知った」ということだった。

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やっと望桜荘の梅が満開になった。
記録する必要がある。
平成25年3月24日の朝だ。少し花びらも散り始めている。

おなじ庭にもう一本梅の古木がある。
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プラムのような実を付ける違う品種だ。
こちらはまだ三分咲きという所か。

望桜荘の桜の古木に目を向ける。
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この山桜のつぼみはまだ堅い。
また、何となく花芽が少ないような気がして心配している。

中仙道の向こう側の川縁にあるソメイヨシノは
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ぷっくりとセクシーなつぼみを撓わに湛えていた。

ああ、春だなあ・・・としみじみ思う。
ヒトにもハナにも個性があり、
早咲きもあればオクテもある。

社員に日頃伝えていることは、
「人間の潜在能力には際限が無く、
毎日続けることで無限の可能性を得る」と言う考えだ。

たとえば実践していること。

かわら版は人に頼まず自分で作り、
ドラフトはパソコンでは無く鉛筆で書く。

決して上手とは言えないが、
何とかこの頃、絵を描く気になった。
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正直なことを言おう。
絵を描くなんて大嫌いだった。
その面白いトラウマを紹介しよう。

昨日のことのように覚えている。

幼稚園で人の顔を描くことになった。
母に「どうやってかいていいのかよくわからん」と甘えてだだをこねた。

すると
「そんなもんは簡単やて。ちょちょちょと〇書いて目を描くやろ」

「うんうん」
「そしたら、鼻と口描いて手足を付けるのよ」

「うんうん」

「そしたら最後に毛をちょんちょんちょんと付けてそれで終わりや」

「ふーん」





















それで出来た絵がこれだ!
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得意げに何枚も描いたことを覚えている。

だって、今でもすぐ描けるくらいだから。

すると後日、
個別懇談会がありこの絵のことが俎上に上がった。



































「どうもお宅のお子さんは頭がおかしい

これを聞いたとき、
幼いながらに持っていた「自尊心」は
ガラガラと崩れた。

それ以来、絵を描くことが大嫌いになった。

ヒトは褒めて育てろと言うが、
難しいことである。

また、ある意味
この様に大雑把な母親を持ったことに喜びを覚える。

絵を描くことは嫌いになったが、
恐らくそのエネルギーを文字に注ぎ込んだのだろう。

感想文を書かされることは大嫌いだったが、
子供の頃から随筆する事は決して嫌いでは無かった。

北原課長は、
褒めたりおだてたりすることが比較的苦手というシャイな面を持つ。

これも個性だろう。

しかしこうした娘の良いところを見つけると、
褒めるときには褒め、
言葉の持つ意味の一つ一つを大切にしながら、
共に歩むことの素晴らしさを実感出来たのでは無かろうか。

その課長が子供の頃得意とし
周りを驚かせたことがある。
それは素早く機械を分解してしまうことだ。

周りのオトナを驚かせたらしい。
それが整備士として見事な花を咲かせた。

ある事象が起きたとして、
原因を究明するために装置を分解する必要が生じたとしよう。

できるだけ正確にバラしていくのも大切な能力だ。

死体を分解することを解剖という。

解体新書で西洋医学を取り入れたことは、
現代医学の礎である。

それと同じように機械を分解して
何が原因か探ることは、
我々にとって常に必要な仕事である。

さて、正直に更に言うと、
機械いじりは大の苦手である。
それなのに、中国製のカーボンヒーターを分解した。
ホームセンターでよく売られている一般的なモノだ。

昨秋、突然電源が入らなくなった。
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どうも腑に落ちないので一冬そばに置いていた。

今朝、ついに思い切って分解した。


なぜ腑に落ちないか?
保証期間中はもちろんのこと、
数年間は快適に使えたが、やけにあっさりと壊れたんだ。
何の前触れも無く、突然息を引き取った。

そこが何となく腑に落ちない。
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沢山あるビスをドライバーでドンドン外す。
裏側を取り除いた。

構造はシンプルでどこにも断線した形跡など無い。
奇麗なもんだ。

但し、ビス一つとってもクオリティはそれなりだ。
メインスイッチから下に伸びる配線の先にこれがある。
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妙に気に掛かる。

ところで、

今、TDKがとても苦労している。
火災に繋がる製品の回収が思うように出来ないからだ。

似たような事例は他にも沢山ある。

パナソニックやパロマなど、
炎を出す製品が高い耐久力を持つことにより、
思わぬ事故を引き起こすようになった。


そして法体系も整備され製造物責任法が義務付けられた。

時代は変遷し、その都度起きる問題に対して当然必要なことだろう。

しかし、オウンリスクと、
なんでも「ひとのせい」にする境界線が曖昧になって居る。

自動車も炎を出す製品だ。
同じように高い耐久力を持つ事が、
かえって危険性を倍加させることもある。

数年前、スバル サンバーで嫌気のさす出来事があった。

サンバーの燃料ホースの耐久性に問題があり、
火災を引き起こしたという訴えだった。

結果的に30万円で和解したのだが、
なぜ嫌気がさしたかというと、
マスコミはスバルの問題点ばかりフォーカスしたが、
その使用方法について言及した記事はほとんど無かった。

製造から何年経過していたのか。

きちんとディーラーで点検した直後なのか。

走行距離はどの程度だったのか。

この新聞記事には触れられていない。
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これはあくまで私見だ。

この件でスバルはサンバーを作り続ける情熱を失ったのかもしれない。

先のブログでも述べたように、
軽トラックの置かれた現状とスバルのクルマ造りの理想はかけ離れている。

空を飛ぶ夢を追い続けたメーカーが、
生き残るために真剣に作ったのが初代サンバーだ。

日本の生活に合い、ヒットして更に農村の風景を変えるほどの新発明を生み出した。

ここでサンバーを愛用している皆さんに改めて問いたい

大切な家畜のように接しているか?

熱があったら病院に連れて行ってるか?

毎日「おはよう」と声を掛けているか?

そうした行為を振り返った上で、
改めてこれからもサンバーが生まれ続けることを祝福して欲しい。

クルマには自然治癒力が無いのだ。

それなのに半死半生で使い倒されるサンバーをあちこちで見る。
そのたびに悲しくやりきれない気持ちになる。

そんな悲しみを共有するヒトも「沢山居てくれる」
と感じる今日この頃だ。
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Commented by 愛知のイナ at 2013-05-07 15:07 x
乗る側にしても、日本製だからと過信する方もみえるでしょうが、サンバーが富士重工の技術者がどれほど苦心されてきたか良くわかります。
燃料ホースも長く使うのであれば、ユーザーが換えて行くのが当たり前なのですが、メーカーに押し付けると言うのは道徳心が薄くなって来てるのでしょうかね。
愛機である最終型サンバーと42年式の360は、スバルを信頼している者としては一生ものです。。
Commented by b-faction at 2013-05-07 15:27
愛知のイナ さん、はじめまして。そういう思いでボクも沢山のスバルを大切にしています。
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by b-faction | 2013-03-24 13:04 | Comments(2)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction