スバルLEVORGとBRZシューティングブレイクに感動!
2013年 11月 24日
午後6時にタイムスリップ!
今から4年前の東京モーターショーを思い出した。
ハイブリッドツアラーを正式発表した日、
閉館に際して終礼中のスバルブースだ。
マスクを掛けたスタッフが、
異常に多いことに気がつくだろうか。
何とも奇妙な年だった。
全然動員できないのに、
なぜか余裕があるようで、
スタッフからは笑みが漏れていた。
だが、結果的に全体の動員数が60万人という、
危機感溢れるモーターショーとなってしまった。
更に4年遡る。
2005年11月2日水曜日だ。
このモーターショーで、シーケンシャル・シリーズハイブリッドを搭載したコンセプトカー、
B5 TPHが発表された。
一旦は実用化されると思われたシステムだった。
だが、コンセプトカーは見るに堪えなかった。
将来誕生するであろう3代目のインプレッサを想像させるが、
まともにデザインされたとは思えなかった。
この時のスバルブースは酷い状態だった。
ショーモデルより、
主役はむしろWRカーだった。
それなのに、
この頃から徐々に戦闘力を失い、
この年のラリージャパンではペターが悔し涙を流した。
シーケンシャル・シリーズハイブリッドとは、
発電専用のモーターをエンジンとミッションの間に置き、
後輪に出力を出すトランスファーの前に駆動用モーターを持つ、
スバル独創の強烈な同軸2モーターシステムだった。
シリーズ式ともパラレル式とも異なる。
かといってトヨタのスプリット式でもなく、
リチウムイオン電池搭載を前提に開発されたシステムだ。
抜群の戦闘力を持つ。
トヨタと業務提携し、
その後オクラ入りしたが、
とてつもなくパワフルなハイブリッドカーになる可能性を秘めていた。
スバリストなら忘れないで欲しい。
この技術があったから、
スバルはマツダのようにトヨタに頼ることなく、
独自のHEVを開発できたと言うことを。
しかし面白いモノで、
その前(今から10年前)の、
モーターショーは凄かった。
ロードスターや、
R1のプロトタイプなどが壇上を飾った。
しかしそれが失敗の始まりで、
今年のホンダブースとそっくりだった。
軽自動車でいくら良い物を作っても、
スバルの力は発揮できない。
そのロードスターにシーケンシャル・シリーズハイブリッドが初めて搭載された。
2003年の東京モーターショーのプレスディを決して忘れない。
10月27日の月曜日のことだった。
ミリ波レーダーと組み合わされたADAは、
思い起こせばメルツェデスさえ青くなりそうな先進の安全装備だった。
このアイサイトの原型を振り返ると、
スバルがコストを無視してその気になれば、
自動運転技術においても既に世界最高水準に達していると窺える。
しかも、
後方を監視するアイサイトさえ、
実は既にこの時姿を見せていたのだ。
そのロードスターは実際に走行できた。
「また聞き」ではあるが、
とんでもないスピードを出してしまうので、
テストコースでも危なくてフルスロットルに出来なかった。
飛行場のように、
どこまでも長い直線で走らせないと、
制御不能になるほどパワフルだったと聞いた。
しかし自動車業界ほど先を読むことの難しい業界はない。
たった二年後の2005年になると、
スバルを取り巻く環境は激変した。
それはすぐ寂しい姿となりモーターショーへと反映した。
当時、トライベッカの開発で金を使い果たし、
新型車の開発も遅れていた。
だからショーモデルもこの有様だ。
それだけでなく、
国内販売も厳しかった。
前年に新発売されたR2は良いクルマなのに市場に浸透しなかった。
玄人受けするホンモノだったR1も、3ドア故、さほど台数は見込めない。
今だから笑っていられるが本当に苦しい活動を強いられた。
でも、これらの軽自動車が大好きだったから、
営業活動にはひたむきに取り組めた。
だが、2005年は今年と同じで、
フルモデルチェンジがひとつも無く、
普通車に強力な武器が無かった。
だから販売に取り組む上で、とても寂しかった。
その上、
東京モーターショーで、
国内で売るつもりの無いクルマを見せつけられたわけだ。
憤懣やるかたない内容だった。
その時は足回りの開発担当者にお話を聞いた。
非常にしっかりしたシャシーを新設計するなど、
彼等は素晴らしい仕事をされ、クルマに誇りを持っていた。
是非ともトライベッカに乗ってみたいと思ったが、
願いは叶わなかった、未だに・・・・・。
日本のスバリストにとって、
とても寒い時代だった。
だが、苦しいのはスバルだけではなかった。
この年、トヨタとスバルが業務提携したこともあり、
レクサスを注意深く見学したことを覚えている。
その時、展示されたレクサスのフラッグシップを見た。
改めて、
今のレクサスが如何に苦しんでいるかも想像できる。
ほとんど進歩がないからだ。
当時LF-Aもまだ産みの苦しみの最中だった
プロトタイプを見たとき、
「これは失敗するな」と何となく感じた事を覚えている。
10年一昔と言うが、
こうしてモーターショーの過去を辿ると、
新たな発見が沢山ある。
さて、
今回のモーターショーを振り返る。
日本中のスバリストだけでなく、
クルマ好きを掴まえて離さないニューモデルを紹介しよう。
LEVORGの語源は至って単純だ。
「レガシィエボリューション」というイメージを造語にした物だ。
国内のスバリストの、
溜飲を下げさせる「新世代スポーツツアラー」が遂に発表された。
「これならどうだ!」
と言わんばかりの吉永社長だ。
朝一番から始まったスバルのプレスカンファレンスには、
物凄い数のメディアが群がっていた。
あれほどの報道陣が群がる様子を、
これまでに一度もスバルのブースで見た事が無い。
スバルの広報部もすぐ後にレクサスのカンファレンスが控え、
気が気では無かったろう。
吉永社長を壇上から降ろそうと仕切る。
良いポジションではなかったキャメラマンの中には殺気立つ者も居た。
それもそのはずだ。
写真がなければ飯も食えない。
スバルの好調さもあるのだろうが、
これまでとあまりにも違った。
これは4年前のプレスカンファレンスだ。
この時、初めてスポーツツアラーの存在を世に示した。
壇上の脇に立っていた吉永さんは、
きっと克明に覚えているだろう。
実にあっさりと発表は終わった。
当時の森社長が、
2012年にハイブリッドを発売するとサプライズした。
その時側に居たHEV部長が、
「今、初めて聞いた」と驚くぐらいの出来事だったが、
壇上の社長とハイブリッドツアラーをフォトセッションしたら、
いともあっさりと終了した。
今回は違った。
レガシィが無くなる!と勘違いした人も居たぐらいだから、
新型車に対する興味は非常に大きかったのだろう。
壇上から降りた吉永さんにも、
取材記者が群がった。
それはなぜか。
壇上で吉永さんの口から「スバリスト」という言葉が出たとき、
率直に言って驚いた。
と同時に、
その語り口の中に凄く深い愛情を感じた。
そこに居た全ての人々に、その思いが刺さった。
皆の心に感動が芽生えたからこそ、
ぶら下がる記者にも、真剣な眼差しが感じられるのだろう。
ここでトピックスだ。
このクルマは全く輸出を考えずに作られた。
もちろん、
国際レベルでの安全性能や、
品質、それに性能はこれまで以上に極めている。
それらを満たした上で、
海外の法規をクリアするための縛りがない。
逆に海の向こうで発表されたWRXは、
輸出先の国ごとに定められた法規をクリアする必要性が求められる。
だからどことなくG4を思い出させる外装の共有化が認められた。
だが、レヴォーグは国内専用とターゲットを定め、
これまでなら輸出も考えるために必要だったコストを、
他へ割り振りほとんどのアウターパーツが新調された。
つまり、フロントガラス以外の部品を全く新しくすることが出来ている。
レヴォーグはこれまで軽自動車で強いられてきた、
「国内専用」という縛りを、
全く逆な形で良い方に開花させている。
少し難解な表現で恐縮なので、
もう少し砕いてみたい。
たとえばいくら良い軽自動車をを作っても、
それを輸出して稼ぐ事が出来ない。
このスズキを始め各メーカーから、
新型の軽自動車が続々と出ている。
それらは軽自動車の規格にがんじがらめになった国内専用品だ。
その上、第一線の販売では、
まるで素手で殴り合うような熾烈な争いが生じている。
そのような場ではなく、
もっと崇高な場所でスバルらしさを実現する事が出来ないかとスバルは考えたのだ。
その解の一つが、
国内専用に素晴らしくスタイリッシュな、
「次世代スポーツワゴン」だ。
世界で稼ぐWRXを国際標準で作り、
国内にはこれまでの声を元に当面輸出を考えないワゴンを出す。
2足のわらじを履かずに商品企画のターゲットを絞った。
このカーゴルームを見ただけで、
これは以前のレガシィだとすぐ解る。
レヴォーグと新型WRXの開発を総括した、
増田年男スバル商品企画本部長にお話を伺った。
何しろBP/BLのビッグマイナーチェンジのPGMを務めた人物だから、
レガシィについて知り尽くしている。
その上、BRZのPGMも務めた今のスバルを象徴するサラブレッドだ。
発表されたばかりで、
ステアリングを握ってもいないのに「85点」という高得点を与えたい。
乗りもせず100点など与えるわけにはいかない。
60点で十分合格ラインだ。
なのになぜ85点という高得点を与えられるのか。
それはまず作った奴らの面構えだ。
最新の直噴ターボを、
最高に気持ちよく仕上げた立役者がいる。
エンジン設計部の佐々木さんだ。
これほど自信に満ちあふれていたら、
もう買うしか無いと思った。
この1.6GTを見て欲しい。
搭載されたFB16型水平対向4気筒DITは、
マツダの推進するスカイアクティブを凌駕する熱効率の高いエンジンだ。
時速100キロの速度で1000kmを無給油で走れる。
ワンタンク1000キロは
以前ならディーゼル車の領域だった。
まるでディーゼルエンジン並みの経済性と、
「これはスポーツカーだ」と胸を張れる動力性能を同時に実現した。
アウターパネルは全て新調。
レヴォーグの熊谷PGMに確認したら、
リヤボディの剛性は、
現行レガシィに対して1.4倍になっているそうだ。
やっと灯火器にもお金が使われるようになった。
メーターも専用開発のカラー液晶内蔵タイプだ。
EPBも標準装備され、
アイサイトver.3と協調制御しやすくなっている。
ボディカラーも豊富なようだ。
ペイントについて特に語られなかったが、
単なるWRブルーには思えない。
ドアのサッシ周りもこれまでとは違う。
熊谷PGMは特に強く語ってくれた。
インプレッサのように艶消しではなく、
ダーク調に艶のある塗色が施されクオリティが高い。
しっかりと、
コストを掛けた様子が窺える。
じゃあ15点足りないのは何か。
紐解いていこう。
スバルは過去に軽自動車を造りながら、
あまりにも彼等自身にとってふさわしくない血を流し続けた。
レヴォーグから、その傷が想像した以上に深かった事実を知った。
その傷跡とは、変わらぬ形のインナーグリップを指す。
国内のスバリストを舐めている、
といっては過言だろうか。
軽自動車並みのドアグリップでは、
いくら素材に金を掛けても報われない。
これは確信的行為だ。
もちろん開発におけるプライオリティーがある事は承知している。
だが、
スバリストの存在をメーカーそのものが認めるなら、
更に高い質を求めて欲しい。
少しばかり自らの顧客を舐めている。
その点を注意したのは1度や2度ではない。
この後メルセデスベンツのプレスブリーフィングに参加した。
奴らは更にクオリティを高めてきた。
ダイムラーに出来て、
今のスバルがこの程度の事を出来ないようでは、
軽自動車を止めた本当の意味が、
まだ充分理解できていない。
後出しジャンケンで、
負けるなんてあり得ない話だ。
だから5点減点。
次にMT車の開発が追いつかなかった。
だから5点減点。
最後にタイヤだ。
ビルサス、デュアルマフラーなど、
BP型レガシィファンの心臓を鷲掴みシテルのに、
10年前のホイールサイズから、
「もうひとつ上」に登れなかった。
2.0GT-S Eyesightは最低でも19インチにするべきだった。
そこが腰抜けだから、
5点減点。
決してベタ褒めしないが、
後はもう何も細かい事を言わない。
文句無しだ。
本当にとても気に入っている。
約束しよう、
2台同時に導入する。
ブルーかグレィの2.0GT-S EyeSightと
ホワイトパールの1.6GT EyeSightだ。
すぐにでも注文するので、
それに合わせて生産を計画して欲しい。
1.6と2.0を合わせて登録諸経費を除いて630万円と見積もっているが、
かなり良い線のはずだ。
何しろ、猛烈に驚いた事がある。
前のブログでこれからのボディーカラーを語った。
仕入れたクルマの色がステキに思え、
選んだ理由を語った。
レヴォーグのイメージカラーは、
それにピタリと当てはまった。
お台場はとても熱かった。
https://www.facebook.com/nakatsusubaru?fref=ts
フェイスブックを通じて可能な限り実況した。
ロサンジェルスでWRXが発表された。
レヴォーグとWRXを、
しかも、
これまでの同一車種に於ける「セダン」と「ワゴン」関係から離別しただけでなく、
更にその奥で虎視眈々と磨かれている次の商品が見えた。
このような開発スタイルを取り、
世界で稼ぐクルマと、
最も大切な国内のスバリストを満足させる事をしっかり分ける。
うるさいスバリストを黙らせるには、
それくらいの覚悟が居る。
それが吉永流の「新スバリスト育成宣言」だとしっかり受け止めた。
さて、
今回のモーターショーで、
是非見てもらいたいのは、
BRZの「シューティングブレイク」だ。
2年ぶりに佐藤さんに会うことが出来た。
嬉しいじゃないか。
同じ担当者が、
ずっとBRZを大切に育てているのだ。
だから、好奇心がくすぐられたのだろう。
中途半端なショーモデルとして並べているわけではない。
スポーツカーとしてBRZを熟成しながら、
スバルらしさを随所にアレンジしている。
サイドガーニッシュを外すと
こんなにエレガントなんだ。
スバル独自の開発だから
BRZと雰囲気が微妙に異なる。
なぜ違うのか確かめた。
まず最低地上高だ。
若干SUVチックに嵩上げされている。
パゴタルーフでは無いクリーンなラインが、
とても美しくマッドカラーとマッチしている。
もちろんFRの楽しさを充分残している。
それでいて、
活動の場を更に広げるテイストが加わった。
これならスバルのエントリーモデルとして、
更に女性に受けるだろう。
使い易いハッチバックだが、
それだけでは終わらない。
昔のエステートバンが使い易かったように、
バンパーのすぐ上まで分割して下に下がる。
女性でも軽々と操作できる点が嬉しい。
ハイでき上がり。
小洒落た感じで、
ステキだと思わないか。
もしスバルだけで売ったら、とても嬉しいけれど、
トヨタと一緒に売らないと量が出ないから安くならない。
きちんと差別化して売ろうじゃないか。
今では微塵も感じなくなったが、
トヨタにはスターレットの文化があった。
スバルには他のメーカーとは異なる、
エントリーモデルが欲しい。
すなわち、
値段は張っても良いので、
コンパクトで高性能なクルマが欲しいと言う顧客に応えるクルマだ。
1.6㍑エンジンを積み、是非商品化して欲しい。
もちろんFRだ。
そしてマルチマテリアルで軽量化しよう。
このクルマは大いに魅力がある。
室内も素敵な色でコーディネイトされて、
ファッショナブルだ。
吉永さん、是非売りましょう。
楽しみにしています。
私も、パソコンからプレスカンファレンスと社長のFBで確認させていただきました。カッコいいし、方向性が確かですね。カラーも、デザインも、またスポーツタイプでしょうか?シートのがイイですね!BP型の時にも似てますし。
東京には行けませんですが、名古屋モーターショーにてLEVORGに会ってきます。
ありがとうございます。私も、12日予定で行けるよう準備をしておりましたので、行けましたら社長を探させていただきます。
Facebookの写真等拝見させていただき、来週半ば辺りにいこうと思っていて心踊らされる気分です。
レヴォーグ!
カッコいいですね!率直に!
国内向け考えられた事に感銘を受けました。
スポーツワゴン大好きな私としても目がはなせない存在ですね。
横からのシルエット、私のgg2が被って見えました(私だけか笑)
以前のブログで社長がコメント下さったようにGGA,GGBで実現できなかったことが具現が出来ているのか楽しみです。
ドアハンドル…残念ですね。
今思えば親父の昔のレガシィツーリングワゴンにもちゃんとついていましたね。
1.6DITとても興味が湧いて来ました。ディーゼルの国内投入を望んで居りましたが国内ではこちらが良いと思いました。自分の車として欲しいと率直に思います。
BRZの派生車種も素晴らしいではないですか!
選択と集中の効果、今の時点でここまで現れてくるとは・・・
もう踊りたい位に喜ばしいです(笑)
今日から展示と言う事で残念ながら見る事が出来ませんでした。
レヴォーグの白、フロントの写真を見た瞬間、
BL5のB4に似ている・・・、と感じました。
欲目でしょうか・・・。
2.0DITのグレード名に「GT−S」って、「S」が入るんですね。
(1.6DITには入らないんですね。)
また、お話楽しみにしています。
2年前インプレッサに乗った時に近い位に興奮して居ります
(まだ現物を見てないし乗ってもいませんから)
シューティングブレイクには痺れました。
恐らくはこれまではやりたくても出来なかったのでしょうね。
先月受注頂いたインプレッサやフォレスターが届き始めました
これらも未だ輝きを失っていません。
今のスバル、いやこれからのスバル最高!です。
エクシーガアウトバック?も確かに予想し得たものではありますが
これもまた新たな可能性を秘めていると感じます。
自分はどちらかというと、3代目インプレッサ以降の「SIシャシー・しなやか」な方向性に惚れて買ったのですが、初代インプレッサやレガシィなどに乗られている方から見て、レヴォーグがどのように映るのか気になります。
レガシィとインプレッサを全て乗った男からのコメントです。
受け取って下さい。
Facebookなどでも、モーターショーの様子を拝見させていただきました。レヴォーグ、登場のシーンを何度見てもゾクゾクさせられ、カッコいいし所有したいなあと思います!ご指摘のドアトリムは、同意見です。個人的にはBRZのようなドアトリムで登場して欲しかったです!1.6のDITがレギュラー仕様というのには驚きました。これも、吉永社長のスピーチにあった国内のスバリストを大切にしているからこそだと受け止めています。
TMSレポートありがとうございました。わくわくしながら拝見しました。
発表前には正直なところ「インプレッサ・ワゴン」とあまり期待をしていなかったレヴォーグですが,しっかりとした意味づけと想像以上の仕上がり,そしてなにより開発スタッフの思いに触れることができて感動しています。
写真映りはあまりよくなくとも(笑),実車は魅力的な車が多いスバルですが,レヴォーグは写真からもその良さが伝わりますので,本当に発売が待ち遠しいですね。シューティングブレイクにもやられてしまいました!期待が高まります
ただここにきて,“SUBARIST”をメーカー側が提唱しはじめたのは,メッセージとしては伝わりながらも,個人的には本末転倒で複雑な思いです。しかしこれからのスバルの決意表明として,肯定的に受けとめたいと思います。
これからも熱い思いのこもったブログをよろしくお願いいたします。
僕が期待したいのはフォレスターに6速MTターボを復活させたら良いのではと思います。米国でデビューしたWRXのエンジンは凄く気持ちの良いディチューンエンジンです。
サイズは手頃、荷室もXVはおろかフォレスターよりも奥行きがある。
スタイルも悪くない。
そして、ステアリングが久々に「その気」にさせる形。
BLでまもなく11年目に突入する自分としては、先日フォレスターを試乗して、今回のTMSでレヴォーグと天秤に掛けるつもりでしたが、レヴォーグ1本に絞ることにしました。
明日BLのブレーキパッド交換に行きますが、セールス氏とちょっと話をしてこようかと思ってます。
スバル車の運転感覚が好みなので,レヴォーグがBHレガシィ以上の操安やハンドリングを持っているのかきになります。しかし,CVTが気になります。
リニアトロニックの運転感覚は,他社のCVTと比較して優れていることは,現行エクシーガで体感しております。ただし,現行マツダアテンザの6ATと比較しますと,アクセル操作と加速の一体感という点では,アテンザの方が上手でした。
またエンジンの熱効率に関しまして,さすがに膨張比13のスカイアクティブGを超えることはないと思います。ただ,こちらはミラーサイクル運転領域でトルクが出せないので,必然的に回転数が高くなってしまいます。それに対してレヴォーグでは,高いトルクと広い変速比による摩擦損失低減により,高速燃費を改善できると考えられます。
時速100km/h走行で1000kmということは,燃費が20km/L近辺ということですね!アテンザディーゼルが100km/h巡航で23km/L程度なので,ガソリン車としてはトップレベルの数値で素直にすごいと思います!長文失礼いたしました。
当方C型GC8と最終型RJ1を所有しております。
レヴォーグ、BH/BPで立ち止まっているレガシィオーナには素晴らしい選択になると思います。私個人としては、写真のメータパネル、左下に「水温計」が復活している事に感激しました。
昨今、警告点灯のみで意味を成さないこの情報を、気にする人は気にする筈です。そもそも、水温警告が「赤」表示になっていれば、その時点で「手遅れ」となっている事もある筈です。スバル乗りは車を大切に扱うオーナも多い筈、情報表示の原点回帰を計っている事に「国内専売」の意気を感じました。
WRXも本命(STI)登場までの序章と考えれば納得出来ます。コンセプトのデザインがあまり生かされていないのは残念でしたが、今後に期待します。
長々と取り留めのないコメント申し訳ありません。最後になりましたが、将来、b-faction製R1サスをお願いしたいと、日々貯金しております。その際には是非とも宜しくお願い致します。
ご自身も楽しいカーライフを満喫されてますね。サスの御相談ならいつでも承ります。お目にかかるのを楽しみにしています。
プレビューナイトに行ったのですが、残念ながら乗り込みができるエリアには入れず。しかし、実物を前に「これはいい!」と素直に思いました。なによりも、1.6DITに注目です。本格的なダウンサイジングターボとしては日本初。しかもレギュラーガソリン仕様なのがすばらしいです。アイサイトもそうですが、自動車業界のトレンドにしっかりと乗り、日本でのトップランナーとなっているのは昔からのスバルファン(自らスバリストというのはおこがましいので、このような表現にしておきます)としては感慨深いものがあります。
それでも、ひとつだけ不満があります。全幅についてです。BR/BMの1780mmというサイズに日本のユーザーは抵抗感を持ったのに、なぜ同じ幅にしたのかと。幸運にも熊谷PGMにお話できる機会が会ったのですが、その時に「あと3センチ狭ければ…」と文句をつけてしまいました。しかし、それを除けば自分の中では完璧といえる内容で、今から発売が楽しみです。
「ようやく当たり前に作れるようになったね」って喜んでください。
そして更に大切なことお願いします。次のレガシィがデビューした暁には、思いっきり褒めてやってください。
「やっと一人前になれたね。おめでとう」と。
でもビックリしたんです。
会場でエンジン担当に聞きました。
1.6DITの熱効率をマツダのスカイアクティブをはじめとする、
各社の新型エンジンと測定比較したそうです。
するとどこにもまけない効率を直噴ターボの1.6㍑で実現していたそうなのです。
また6ATの方が連続的な変速で好ましいと、僕もアクセラの前モデルで感じてブログを書きました。ただFWDと4WDの差があるので、
クルマ全体で見たときレヴォーグの凄さが突出してます。
何か飛び道具を持ったのではなく、パワーユニット全てに於ける改善の積み重ねで磨かれてます。
1.6はそういう意味で凄いし2.0の方は組あわされたスポーツリニアトロニックが面白い。
確実にレガシィDIT以上の走行性能を実現しています。
コメントありがとうございます。
実車を見れば解りますよ~~~~。お楽しみにね~~~。
ここも読んでもらえると嬉しい。
http://bfaction.exblog.jp/18735228/
多少残念だったのは、内装がインプレッサ、フォレスターと同じだったこと、オートバックスが出したコンセプトRに似たバンパーそのままだったこと、そしてスバリストを誇張しすぎるパンフレットでしょうか。いずれにしましても、試乗できる日が楽しみです。
理屈ではわかっているのです。幅は慣れるし、あの幅だからこそのあのデザインだという事も。でも、あの数値を見て敬遠する人もいるでしょうし…難しいところですが。
次のレガシィはもう少し大きくなるのでしょうが、レヴォーグが出たおかげで迷いなくDセグメントど真ん中のいい車になるだろうと期待しています。
文句をつけたと書きましたが、そんな僕にも熊谷PGMはその事について丁寧に説明していただいて、とても感激しました。ちなみに、「1.6は日本初のダウンサイジングターボですね」と伝えたら、よく気づいてくれた、といったリアクションをしていただいて(勝手にそう感じただけかもしれませんが)ちょっとうれしかったりしました。この事はもう少しアピールしてもいいと思いました。
熱効率の件,実験によるデータとのことで,あらぬ疑いをかけてしまい反省しております。圧縮比13のミラーサイクルを,圧縮比10付近のターボエンジンの効率が上回るとのことで,最初はありえないだろうと感じました。
しかし,これが起こる可能性として,スロットル全開の最大トルク付近が考えられます。スカイアクティブGは,ミラーサイクルでは出せない高トルク領域で,大幅な点火遅延によって圧縮比を落として運転しています。そのため,実効的な膨張比は9程度まで落ちてしまい,熱効率が急激に悪化します。6ATはエンジン回転数を比較的高めに維持し,この領域を回避する制御を行っているようです。
一度,両エンジンの回転数-負荷の熱効率マップを見てみたいと思っています。予想ですが,部分負荷の領域ではスカイアクティブGが上回りますが,高負荷になるほどDITが逆転すると考えています。
昨日、実物をこの目でしっかりと見てきました!
社長がどこかでコメントしていた通り理屈抜きに欲しいと思える1台でした!
仕様とかエンジンかどうとか他社と比べてどうとかは今更語る必要はないとおもいます!
まぁ残念ながら我が家の御上が財布を開けてはくれないので直ぐには買えませんが。(涙)
行く行くはてに入れたいです。
その頃にはもっと研ぎ澄まされた物が出てきてるかもしれないですけどね?(笑)
それまでSUBARUさんには、いい車を作り続けてほしいです。
スペック云々色々あるんだろうけど。
やっぱりフィーリング大事ですよね♪
コメント数、過去最高じゃないっすかね?
それだけ注目バツクンな車だと思います。
きりがないですね(笑)
今後も面白いブログお願いします。
説明の内容としては、社長様と同様です。幅は車庫の問題についてはともかく、走っているときには慣れるもので、むしろ長さの方がネックになる事が多い。そして、サイズの制約があるとどうしても側面のデザインが平面的になってしまうので、このデザインを実現するにはある程度の幅は必要。こんなところです。ステージの脇でお話をしていたのですが、わざわざレヴォーグの前に移動して説明していただいたのは感激しました。
昨日モーターショーに行って今度は間近で見ることができたのですが、運転席足元のニーエアバッグが付いていました。海外のインプレッサやXVにはあるのに日本にはないことを株主総会で吉永社長に「直訴」したのですが、それはもうちゃんと考えられていたんだとうれしかったです。
ニューモデルマガジンXを読んでいたら社長様の記事が目に入って驚きました。ブログ同様、熱い想いが伝わってきました。
これからも楽しみに拝見いたします。ありがとうございました。
いつも濃い情報ありがとうございます。
BRへの乗換えを見送った私としては、レヴォーグ物凄く気になる車です。
車幅がBRと同じでは無いかという声もありましたが、個人的には最小回転半径が気になっています。
ホイルベースがBRより短くなっている事や余裕をもった車幅なので舵角がより大きくとれそうなのでBR 5.5mより小さくBPと同じ5.4もしくはインプレッサと同じく5.3になっているのでは?と想像しています。
実際、最小回転半径はどれぐらいになるのでしょうか?
なぜか解りませんがそこには大きく触れていませんね。明後日、熊谷さんに会うので聞いてみます。
公式情報も雑誌の情報もあまり新しい情報が無いので、私も社長の追加情報期待してます。
BH、BPの時と同様に写真からも『いいもの感』が伝わってきます。
私はBP5の3.0R Cタイプ(アイボリーレザーセレクション)に乗っております。
レヴォーグが発表された今でもリーガルブルーパール色のBPツーリングワゴン3.0R(A→Cタイプ)は国産車で最も格好良い車だと確信しています。
エンジンのフィーリングなどは格別なインテリジェンスを感じます。
デザインは日本刀のような硬質さと優美さがあり、そのシンプルな構成は見事ですね。
まだ発売前ですがレヴォーグに6気筒DIT+ポルシェデザインのシンプルなエアロ(つまりブリッツェン)があれば一瞬で予約を入れますね。
これからもスバル車を愛用していきたいと思います。
メーカーの内情は解りません。
予想されることは、
ハッキリしてます。
今の実力なら大枚はたいて力を借りる必要は無いでしょう。
BPの頃は全体のデザインに対して、ディティールの詰めが甘かった。
でも、もし本気でお金を用意し、前後のデザインを任せたら、
凄いレヴォーグが生まれるでしょうね。
今度はノーズコーンを採用したから、
ガラリと変わるでしょう。
これは、「お楽しみ」として取っておきましょう。
最初に買ったBPEはまさにブルーのアイボリーでした。
懐かしいです。