自動車家畜論とLEVORG
2013年 12月 25日
ニコ生(ニコニコ生放送)で最近よく使われる「あざとい」が説明されていた。
そこには
相手(主に異性)の気持ちをわかっていたり見透かした上で、
自分の立場や都合が良くなる行動や振る舞いをとる。
漢字では「小聡明い」。
例えば、
自分がかわいい容姿だと自覚している上で、
男心をくすぐる言動や態度をする。
カメラ写りの良い角度を理解していて、
意識的に常にその角度で放送したり決め顔をする。
男心を「くすぐる」ような行動を表現する言葉なので、
主に女性を対象にしている。
男にも使われるらしいが。
言葉のニュアンス。
- 小悪魔
- かまとと
- わざとらしい
- ぶりっ子
- 悪知恵
悪い意味で使われているのではなく、
その人のあざとさをわかった上で、
それが良く感じたり、
あざとい行動が逆に評価されたりするのだそうだ。
いい意味で使われたりするし、
むしろ褒め言葉に近いくらいの傾向なのだそうだ。
このギャラリーで大切にスバルのルーツを守ってきた。
いつの間にかスバル1000や1300Gが増えた。
次を目指している。
後藤さんが、
望桜荘に飾るとよく似合う。
商売繁盛のご利益があるそうだ。
工房に移動しメスを入れる。
ベストカープラスの取材が数日後に迫り、
世界中を震撼させた「リーマンショック」。
衛星打ち上げだと捏造した。
日本人に生まれて良かった。
「政権」に対して、「国体」が自立機能を有しているから。
民主党であろうが、自民党であろうが、
もし政権が一時的に消滅し、
過去に歴史が何度も証明した。
ところが「かの国」は違う。
更にとんでもない事しでかし、
彼等が形成している「国体」とは何か。
法治国家では無く独裁社会か。
いや、そうでも無さそうだ。
若い後継者ばかり目立つが、
現代の国際社会に、
恐ろしく旧態依然とした国家が存在し、
しかもアンコントローラブルに陥っている。
何をしでかすか解らない。
国民にどのように映っているのだろう。
かの国が破綻したらどうなるのか。
日本とは異なり、
「為政者」から「国体」が自立して機能する能力など期待できない。
「時速30㎞以上」で機能停止する、
他メーカーの運転支援システムとどう違うか説明し易い。
目的地に向かって、
アイサイトのような人間を補助して危険回避や疲労軽減をさせる考え方は違う。
「かの国」が好む、
「犬畜生にも劣る」と言うフレーズを引用する。
クルマは犬畜生ぐらいになると一番楽しいだろう。
自動車家畜論を構成する上で、
アイサイトは欠かせない要素だ。
1,アンコントローラブルな状況下で正確に自立支援する。
2,自動的に移動出来る事を目的にせず、ドライバーに忠実に従う。
3,ドライバーの癖を読み、安全に機能する。
さて、以上の3つを基本にして、
レヴォーグを家畜論から観察すると、
なかなか油断の無いクルマだ。
LEVORG 2.0GT-S EyeSight
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4690×1780×1490(アンテナを除く実際のルーフ高は1470)
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
車両重量(kg):1560
乗車定員:5名
最小回転半径(m):5.5
【エンジン】
FA20/水平対向4気筒2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS ハイパフォーマンスDIT
内径×行程(mm):86.0×86.0
圧縮比:10.6
最高出力 221kw/5600rpm
最大トルク400N・m/2000-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【タイヤサイズ】
225/45R18
【ホイールPCD】
5穴 114.3
【変速機】
スポーツリニアトロニック
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)
【税抜き車両予定価格】
3,330,000円 (VMGA588 DDC)
2リッターのレヴォーグも良いが、
1.6リッターは更に凄い。
エンジンはこれまでの1.6と全くの別物だ。
NAのFB16に対して共通部品はクランクシャフトだけ。
現行レガシィツーリングワゴン2.5i-Lの主要諸元と
2つのクルマには、
全長×全幅×全高(mm):4790×1780×1535
ホイールベース(mm):2750
トレッド前/後(mm):1530/1535
車両重量(kg):1530
最小回転半径(m):5.5m
【エンジン】
FB25/水平対向4気筒2.5L DOHC 16バルブ AVCS
内径×行程(mm):94.0×90.0
圧縮比:10.0
最高出力 127kw/5600rpm
最大トルク235N・m/4100rpm
【変速機】
リニアトロニック
【タイヤサイズ】
215/50R17
2,680,000円
全長×全幅×全高(mm):4690×1780×1485(アンテナを除く実際のルーフ高は1465)
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
車両重量(kg):1530
最小回転半径(m):5.4m
【エンジン】
FB16/水平対向4気筒1.6L DOHC 16バルブ デュアルAVCS インテリジェントDIT
内径×行程(mm):78.8×82.0
圧縮比:11.0
最高出力 125kw/4800-5600rpm
最大トルク250N・m/1800-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【タイヤサイズ】
215/50R17
【ホイールPCD】
5穴 114.3
【変速機】
リニアトロニック
【燃費】
17.4km/l (JC08モード)
【税抜き車両予定価格】
2,660,000円 (VM4A545 DKC)
2.5Lの自然吸気エンジンを完全に上回った。
レヴォーグは全長とホイールベースが
まるで先代レガシィを濃縮したような、
ボディの一部に、あえて厚い鉄板を使った。
フロントガラスもこれまでより厚い。
これまで限界に近かったリヤ周りのボディ剛性は、
一気に1.4倍のレベルに向上。
ホイールのPCDをWRXと同じ114.3に揃えた事も、
明らかに先を読んだ設計だ。
エネルギー効率を極めたパワーユニットで補った。
とてつもなく「良いクルマ」になった。
カタログの数値だけ見ると、
1.6L直噴ターボの最高出力はレガシィより低い。
出力特性を見て確認すると良い。
最大トルクは15N・mも高く、
素晴らしさは乗らなくても解る。
時間と金をエクステリアデザインにも注いだ。
効果はデイライトに現れた。
フォグランプ照射角度の規定が国によって異なり、
レヴォーグは輸出に関わるしがらみを全てばっさりと切り捨てた。
右側のプロジェクター型LEDランプを補い、
歩行者保護のレベルを高めるためだ。
ノーズコーンを採用すると、
だが目的は他にもある。
様々なカスタマイズを試みるに違いない。
実に「隙が無い」と感じる。
マニュアルトランスミッションは、
アイサイトと6MTの組み合わせが難しいので作らない。
これでSTIは更なる存在価値を持っただろう。
見た目のデザイン(ファッション)や横幅のサイズだけでレヴォーグを評価する一般の方も…もちろん言論の自由の範囲ですが。
大切なことは、物事の本質ですね。私は車に関しては全くの素人ですが、本質を見極めたメッセージ(プロとしての意見)は年の功でしょうか、少しは判断できるようになりました。まだまだですが…。
今回のレヴォーグに関するコメント、ご自分の直感や感性(もちろんプロの視点からは大事です)だけに頼らず、きちんと熊谷PGMに確認されて伝えてくださり感謝しております。
物事の本質を見極める、これは地道な経験と絶えざる研究心の先に生まれるものですね。
これからも車の本質を教えてください。老人より
私は大阪モーターショーへ行きましたが、レヴォーグ以上にクロスオーバー7コンセプトに惹かれてしまいました。
車高が少し高くなっていること、3列目シートを倒したときの荷室の広さに実用性の高さを感じました。
さらにスライドドアであれば100点と奥さんも言っておりました。
愛車の初代フォレスターを手放そうと考えてた矢先でしたので、この新しい提案には期待したいところです。
エクシーガはスライドドア以外のミニバンとして生き残る必要があります。希少種で面白いと思いますよ。
レヴォーグの細かなデータ、ありがとうございます。BP/BLの幅が広がって、よりスポーティーになり、足元が広がってペダル操作がしやすくなっているのかなと想像しています。ゆっくりと数値を見ると、使いやすいサイズで、考えられているなあと関心していました!
MT派の私には搭載は希望ではありますが、それ以上に安全という性能に妥協したくないという宣言だと受け取っています!レガシィばかりを見てきたせいか、車両価格が思ったほど高くなく驚いています。これだけ手がかけられているのに、すごいなあと。レヴォーグやMTのお話、たくさん聞かせてください。