ドクターカー誕生
2013年 12月 31日
2013年は特に記憶に残るだろう。
生まれたばっかりの赤ちゃんから、 スバル好きの少年に成長した。
ハイブリッド車を採用した事で、
だからこそ、
フロアを清拭するための架装に拘った。 センタートンネルにもカーペットが露出している。
もし事故現場に駆けつけたような場合、 それを確実に取り除くために、
高橋隊員が発案した。
北原課長はまず散光式警光灯を取り付けた。簡単なようで慎重を期す作業だ。
昴整備工房で、
そしてMRA(体外ページング同期下カルディオバージョン機能付12誘導心電計)や、
だから、退院の誰もが的確に走らせる技術を求められると思った。人命救助に、 速く安全に走らせてこそ、 フォレスターの持つ価値が更に輝く。 高速四駆を極め続けたスバルだからこそ、 こうして、 室内の作り込みに、そして無事納車。 待ちに待った武器を手に入れ間渕ドクターも満面の笑みを湛えている。 中津川市の定例記者会見に間に合うように準備したドクターカー。 各メディアが勢揃いし、
皆様からの応援に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
いつも多くの笑顔を見せて頂いた。
家族が増え、
成長する様子も、
中津スバルの活動を支える糧になった。
岡崎の服部さん。
柘植さんのお嬢さんも
もうこんなに大きくなった。お正月のご来店を楽しみにしている。
なぜ2013年が特に記憶に残る年になったのか。
理由は沢山あるが、
その中でも特筆すべきは、命を守る仕事に関わった事だ。
それをやり遂げたことで、
凄く充実した一年になった。
2012年の夏、
ドクターカーを導入すると、
中津川市から打診された。
フォレスターに白羽の矢が立った理由は、
卓越した総合性能を持つからだ。
まず他の自治体で使われていたドクターカーを見学した。
随所で機動力に問題も出た。
細部まで観察すると、
問題が良く解る。
この様に隙間があると、性格的に我慢出来ない。
フロアを清拭するための架装に拘った。
もし事故現場に駆けつけたような場合、
体液などが医師の体に付着する可能性がある。
何をすべきか考えた。
徹底的に被ってしまうことだ。
事前に当社のフォレスターを分解し型取りした。
更に計画を進め、
まずボディのデザインを決めていった。
ボンネットにゆるキャラを描くアイディアは
心電図が基本になっている。
間渕隊長の拘りが良く出たサイドライン。届いたフォレスターに、
届いたばかりのフォレスターに、
ドクターカーとしての任務が与えられた瞬間だ。
ドクターカーの呼称は、
ニーマックだ。
今年、
最大のエネルギーを注ぎ込んだ。
このフォレスターには、
デジタル消防無線など、最新の通信機を複数搭載した。
エコー診断装置も搭載して、
救急車と共に人命救助に駆けつける。
フォレスターの機能を最大に活かせる、
最新の電脳カーだ。
実車の投入の前に、
隊員に高性能車を操るためのドライビングをレクチャーした。
ドクターカーの運用は実にフレキシブルだ。
中津川市のように合併で大きくなった地方都市の場合、
貼られた場所から救急車で病院まで運ぶより、
途中の道の駅などでドッキングし、
医師が救急車に乗り移ることも出来る。
レクチャーが役立つ。
摩擦円を説明し、クルマの挙動を安定させるためのこつを伝えた。
その他にもドラポジの重要性や、
緊急ブレーキなど、ニュルブルクリンクで得ることの出来た知識を伝えるた。
彼等はとても喜んだ。
準備が進みほぼ完成した。
細心の注意を払いカバーを隙間無く掛けた。
これで血液などが付着してもすぐ拭き取れる。
高橋隊員もいよいよヘルメットをかぶる日が来た。
フォトセッションが始まった。
まるでモーターショーのようだった。
補足説明のために立ち会ったが、
胸が熱くなった。
日本中にこの映像が流れた。
青山市長には、
特に室内の作り込みに気を遣ったことを伝えた。
救命率がどれぐらい高まるか、
実際に稼働してみないと解らないが、中津川の僻地医療にも大いに役立つだろう。
ヘリポートが無い場所では、
圧倒的にドクターカーの機動性の方が高い。
しかも「全天候性能」を誇るフォレスターだから、
最高の武器として役立つはずだ。
青山市長もご満悦だった。
納車後、間渕ドクターからお礼のメールが届いた。
代田さん
ありがとうございました。他にも(写真が)あればまたチョイチョイと送って下さい。
本当に商売にもならない工事を一生懸命ありがとうございました。この切れ味の良い
ナイフをどう使いこなせるか、まずは手並みを見ていてください。
間渕則文
初対面から意気投合した。
彼のような男が来てくれて、
中津川の緊急医療体制は格段に向上するに違いない。
これからも、万全の体制でサポートするつもりだ。
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SANYA501
at 2014-01-01 17:26
x
代田社長、初めまして。
このブログをいつも楽しく読ませて頂いているプレオRM乗りです。
僭越ながら、シートカバーの件で誤植があるように感じましたので質問させて頂きます。
「この尿にカバーを掛け、」
が
「この様にカバーを掛け、」
だと思います。
このブログをいつも楽しく読ませて頂いているプレオRM乗りです。
僭越ながら、シートカバーの件で誤植があるように感じましたので質問させて頂きます。
「この尿にカバーを掛け、」
が
「この様にカバーを掛け、」
だと思います。
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b-faction at 2014-01-01 17:37
SANYA501さん、初めまして。ご指摘ありがとうございます。
その通りです。早速修正いたします。まだ前のブログが完結してませんので更新させます。元旦から絶好調です。今後ともよろしくお願いします。
その通りです。早速修正いたします。まだ前のブログが完結してませんので更新させます。元旦から絶好調です。今後ともよろしくお願いします。
先日、たまたま見ていたテレビでドクターカーが取り上げられていました。取り組みのすばらしさと共に、映像からは車のカスタマイズのすばらしさも伝わってきました。
ネットで検索したら、やはり中津スバルさんの仕事と分かり、いつも通りの素晴らしい拘りに感服しました。
私のblogでも紹介させていただきました。
トラックバックが上手く送れないようなので、コメントにて失礼します。
ネットで検索したら、やはり中津スバルさんの仕事と分かり、いつも通りの素晴らしい拘りに感服しました。
私のblogでも紹介させていただきました。
トラックバックが上手く送れないようなので、コメントにて失礼します。
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b-faction at 2014-08-19 10:23
ぶらっとさん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。紹介戴きありがとうございました。トラックバックって難しいですよね。ボクも未だに何のことやら良く解りません(笑)。また是非コメント下さい。お待ちしてます。
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マッシュ
at 2015-09-13 16:36
x
はじめまして。
今朝(9/13)のテレビ番組『サンデー・ジャポン』で、ドクターカーの医師の密着ドキュメンタリーが放映されていて、ドクターカーのフォレスターを拝見しました。スバリストとして、誇らしげな気持ちになりました。
うれしくて、つい以下に投稿してしまいました。
https://www.facebook.com/nakatsusubaru/posts/483015225150589
https://www.facebook.com/groups/Regacy/
今朝(9/13)のテレビ番組『サンデー・ジャポン』で、ドクターカーの医師の密着ドキュメンタリーが放映されていて、ドクターカーのフォレスターを拝見しました。スバリストとして、誇らしげな気持ちになりました。
うれしくて、つい以下に投稿してしまいました。
https://www.facebook.com/nakatsusubaru/posts/483015225150589
https://www.facebook.com/groups/Regacy/
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b-faction at 2015-09-13 17:47
マッシュさん、こんにちは。間渕さんの拘りをフォレスターに凝縮しました。やり甲斐がありました。今後ともよろしくお願いします。
by b-faction
| 2013-12-31 12:00
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Comments(6)