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さあ、レヴォーグを語ろう!

毎週2度も大雪に見舞われた。
2度目の雪で被害に遭われた方も増えたようだ。
心よりお見舞い申し上げます。
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お気の毒な方には申し訳ないが、
土日のかき入れ時がこうなった以上、
少し意識を変え明るく考える事にした。

「天からの恵み」と考え、
楽しむのも良い。
今年の夏に良い影響があるかもしれない。
とはいえ、
突然懇意にしている大手の運送会社から、
「4月中旬まで中古車の輸送は一切出来ませんのでお許し下さい」
などと一方的に言われると、
この雪が招いた甚大な被害は計り知れないと思った。
なんでも、
消費税増税の駆け込み登録に、
各社フル生産で対応しているので、
新車の配送に集中するためらしい。

2度にわたる大雪で、
関東地方の物流はズタズタになった。
降雪量が他に比べて多かった群馬も含め、
関東方面の生活環境は激変した。

これはレヴォーグの開発チームにとっても、
「恵みの雪」になったに違いない。
なぜなら、既にレヴォーグは公道テストに対して、
何も気遣うことは無い。
この豪雪のチャンスに、リアルな雪道を使い、
更なるテストを重ねているだろう。
雪の影響で道路は麻痺し、
自動車の受けたダメージも想像以上に大きい。
例えば走行中に屋根の雪が落ちたりして、
過大な力がワイパーに掛かることもある。
だからこの雪は、
最後の仕込みをする上でも、
大きく役立ったはずだ。

リアルな道路を使って、
様々なトラブルを想定したテストが、
この1週間で更に深く進んだであろう。

あと2ヶ月と少しで、どれくらい味が良くなるのか、
それを考えただけで思わず笑みがこぼれる。

スバルの開発力は並外れている。
目標を定め、
開発計画を進める力も相当高いが、
最後の詰めでクルマを別物に仕立てる実力は並大抵では無い。
これは後述するが、
その事が4代目レガシィと関係する。

中津スバルで2日間に渡って行われた内見会の資料を、
一つのファイルにまとめた。
運営マニュアルやお客様アンケートをひとつにすると、
こんなに厚い資料になった。
営業チームは「もし自分のクルマにするなら」というテーマで、
お薦めセレクションを作った。
そのシュミレーションもファイルに入れた。

楽しくてワクワクする仕事だったに違いない。
2.0GTのレザーパッケージに様々なオプションを含めると、
乗り出し価格は450万円ほどになる。
彼等は張り切って、
BMW530ツーリングを下取りに想定した、
面白いロールプレィを始めた。
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もちろん、スバルユーザーを含めた、
国産車が最大の乗り換え対象だが、
ハードルを高く設定したモチベーションが嬉しかった。

それだけ自信が持てるクルマになっている。
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さて、ここからレヴォーグの静的な特徴をじっくり見よう。

そもそも試作車を全国に配備して、
発売の約4ヶ月前から予約を受け付けるなど、
なかなか他のメーカーでは出来ない。

スバルとの信頼関係を大切にして、
50年以上売り続けたことを誇らしく思う。
航空機製造を元祖とした、
この会社の潜在能力を本気で理解した一人として、
レヴォーグの誕生は歴史に残る快挙だと信じている。

興味深い灯火器を穴の開くほど見てみる。
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特徴的なヘッドライトは、
この様に変化していく。
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LEDロービームだけ点灯させると良く解る。
2つのランプがそれぞれの照射角度を補い合う。
キリリとした眼差しだ。
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フォグランプを点灯させ、
国内専用と割切る潔さを実感した。
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そしてハイビームも点灯させ、
非常に完成度の高い灯火器だと確認した。

これでディライナーが装着されていれば、
完全な夜の顔を紹介できるが、
残念ながらそこまでまだ準備が整っていない。

最新の情報を熊谷泰典PGMから聞くことが出来た。

非常に頼もしく思った。
なぜなら彼は、
大勢を前にして、
「皆さん、現在もメンバーの総力を挙げて、
レヴォーグを仕込んでいます
お客様のお手元に渡る頃には、
更に素晴らしい性能となり、
きっとご満足戴けるでしょう」と声高らかに宣言したからだ。

なぜそんなことが言えるのか。

既にご存じのように色々なメディアから、
レヴォーグの試乗記が発信されている。
それは150名ものジャーナリストや放送関係者を、
「ツインリンクもてき」に呼び寄せ、
大試乗会を繰り広げたからだ。

何気なく聞けば、
「ああ、メディア向けの単なるパブリシティだな」と思うだろう。

これには深い自信が溢れている。

言い方は悪いが、
並みのヒョウロンカや、
駆け出しのジャーナリストは、
スバルの開発陣から力量を試されただろう。
それくらいの自信が無ければ、
この時期にそんな大それた事をやるはずが無い。

完成度が高いからこそ出来る、
自信の表れだ。

更に付け加えれば、
その上で集めた感想を吟味し、
煮込みを続けるダシに加えただろう。

スバルの開発力が、
底知れない理由はここにある。
彼等は今からでも、発売に備え柔軟にクルマのセッティングを変えられる。
言い換えれば、
3ヶ月もあれば、
最高の煮込み料理にしてテーブルに並べられると言うこと。

量産メーカーにとって、
これは至難の業だ。
 レボーグを一言で表すと、
「革新スポーツツアラー」だ。
それは操る楽しみと、
快適性と、
ユーティリティを兼ね備えた待望のクルマだ。

その核になるのが、
最新のダウンサイジングエンジンと、
アイサイトバージョン3である。

そしてレガシィの60%以上を占めるツーリングワゴンの、
後継車として、
レガシィが大型化しても、
国内ユーザーに喜んでもらえるような受け皿にする事が目的だ。

先月末の受注傾向をまとめると、
Sグレードが1.6リットルで7割、
2.0リットルで9割に達している。

アイサイトの装着率は99%だ。
基礎能力を大幅に高め、
カメラを広角化し同時に望遠化したが、
それは4割もの能力アップになっている。

同時にカラー化まで済ませたので、
先行車のストップランプや赤信号まで見分けるようになった。

しかもステアリングトルク介助をする事で、
車線逸脱時の安全性まで大幅に高めた。

カメラが大幅に高性能化したのにも関わらず、
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レガシィに比べ、
一回り小さくなっている。
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中津スバルのショールームには、
最後のレガシィツーリングワゴンも大切に飾ってある。

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レガシィの存在感と、

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レヴォーグの躍動感がショールームの中で、
見事に融和していた。
最新のスタイリングは、
骨太の造型を究め、
フェンダーからサイド ルーフを下げた流麗なラインを創造した。

すれ違う人を振り返らせるような美しさを求めたのだ。
特にこのランプのディティールは素晴らしく、
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サイドラインから流れる造形をランプの中に美しく収めている。

斜め後ろから見た姿は、
なんとも言いようのない、
端整でふくよかな美しさを表現している。

特徴的なアイボリー内装は、
ハイコントラストを狙った。
ホイールベースと全長を100ミリ短縮しながら、
レガシィサイズの荷室を確保。
リヤゲートを開けたときに、
段差を減らしたカーゴフロアに努力の痕が滲む。

さらに、
ルーフトリムを極薄設計にしたのも見逃せない。
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レヴォーグのこの部分がどれ位薄いのか、
隣の部屋にあるレガシィと比べた。

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これがルーフを下げても積載性や居住性を大きく確保できた要素のひとつだ。
そして後席からの後方視界はどうか。
レヴォーグは、明るいルーフトリムなので開放感がある。
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レガシィは、
あえて伝統の韻を踏み、
特別仕様車だけのブラックインテリアになっている。
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レヴォーグは屋根が低くスタイリッシュな造形を優先したが、
室内空間に息苦しさは微塵も無い。

開発チームの合い言葉は、
「どうせ買うならSグレード」だった。
その言葉に嘘は無く、
触感の良い革を使ったインテリアは、
高いレベルまで練り込まれていた。

ディラーオプションで用意された、
専用ナビの存在も忘れてはいけない。
クルマと同時に純正オプションを開発する事で、
マルチファンクションディスプレイ(MFD)に、
ナビの方向指示を連動させるメカニズムを加えた。

高剛性シャシーとボディも大きな魅力で、
全てのリヤハブを強化しPCDも114.3に統一した。

1.6DITをレギュラーガソリン化したのも大きなトピックスだ。
ようやく初めてハイパフォーマンスエンジンにアイドリングストップも装備した。
それらの努力の結果、
時速100キロ巡航でワンタンク1000km走行できる上、
ハイオクガソリン車並に加速する。

SIドライブはツーモードではあるものの、
環境に優しい車なのに走りが良いという、
スバリストにとって垂涎のクルマになっている。

2.0DITも単なるレガシィのキャリーオーバーでは無い。
レブリミットを6500RPMまで引き上げ、
フルクロスの8段変速機能を持つ、
スポーツリニアトロニックと組み合わせた。

ワゴン最高峰のツーリング性能を目指し、
シャシーとボディ ねじり剛性を1.4倍まで高め、
足回りのみならずアルミホイールの剛性までアップした。

BPレガシィに対して圧倒的性能を実現するため、
次世代WRXの走りの要素を取り入れた。

ハッキリと熊谷PGMは、
「 WRXのワゴン版と考えて良い」と語った。
ゴツゴツしない乗り心地と突き上げ感の無いサスペンションを目指しながら、
横Gに対する限界性能も高め、
今まで以上に踏ん張る脚になっている。

全ての後席に着座センサーを付け、
シートベルトの正確な装着も検知できるようにした。
そして「アクセル踏み間違え」を後進側でも感知させ、
間違えてバックした時の安全性まで強化している。

レヴォーグを少しでも詳しく見ようと、
お集まり戴いた人達には、
こうした開発背景も含めた、
聞き応えのある話をしたつもりだ。
内見会の後、
そのまま東京に向かった。
首都高速道4号線を走っていたら、
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すぐ隣りに面白いクルマが居るでは無いか。
この時、最初にホイールに目が向いた。
前後のディスクブレーキキャリパーが水色なんだ。
それを見たとたんに痺れた。

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運転手は初老の紳士だった。

薄い水色に塗られた前後の大型キャリパーはいずれも対向ピストンで、
誇らしげにMの刻印があった。
金や黒やシルバーにコロコロ色を変えるような、
値打ちの無い仕草をしてはいけないと、
心底思った。
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クルマ天国から来たお転婆娘は、
その家柄に応じたステキなセンスを持ち、
とても良くまとまっていた。

この時、自らの運転するBRZを、
レヴォーグに置き換えて夢想した。

「クルマはもう負けていない!」

そして、
我々の大切なお得意様は、
間違いなくあの初老の紳士のように、
確かな腕と、
確かなクルマ観で、
スバル文化を育んでくれるに違いない。

そう直感した。

そのために自分の仕事があると信じて、
これからもこの道を進み続けたい。
水曜日をわざわざ選んだのも、
レヴォーグについて思うことをゆっくり話したかったからだ。
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仕事を休んで来てくれたお客様もいらっしゃった。
その期待に充分応えるクルマだ。
久しぶりに豊田市から中田さんが来訪された。
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奥様の愛車はピカピカのBP5だ。
彼女がレヴォーグに着座したとたん、
「あ!座っただけで違う!!」と第一印象を発した。
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その一言は更なる勇気を与えてくれた。
レヴォーグは「間違いなくいける!」と。

さて大雪の後の東京は、
すっかり穏やかだった。
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ただ、
丸の内にさえ所々にまだ雪が残り、
豪雪を物語っていた。
東京で暮らしていた頃も、めったに雪は降らなかった。
でも歴史で学んだ「2.26事件」や、
「桜田門外の変」は、大雪の日に起きた。
だから東京で大雪が降ることは、
歴史の上で特に珍しいことでは無いだろう。

スバルに乗ると、
雪を見てワクワクする事がある。
そして積もると、その上を走りたくなる。
もうそのような人々は少数派なのだろうか。
今では、
自動車が日用品のようにありふれたモノになり、
とらえ方も多様になった。

近頃ではヤマダ電機などで電化製品が売られるように、
軽自動車を売る方法が話題になる。
結局、軽自動車はそこへ行き着いた。
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今では、国内で販売される全ての銘柄の中で、
常に登録台数の上位を占める。
長く続いた不景気と、
自動車に掛けられた過酷な税金で、
負担の軽いものに流れていくのは当然だ。

しかも自動車を生活必需品として考えると、
これほど負担させられるのは我慢できない。
だから当然の流れだろう。
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ここに集まった仲間は、
軽自動車だけを専門にした店作りを究めている。

凄い人達ばかりで、
皆、
ギラギラしている。
これが実に良い。
ギラギラした奴らと同じ空気を吸うと、
それだけで刺激になる。

スバルの軽自動車もまだ健在だ。
中津スバルも、
その軽自動車を大切に考え、
日々の販売活動に勤しんでいる。

だからこの仲間達と、
熱い話をすることは、
毎月の仕事の中で重要な位置を占める。

ひとつ言えることは、
軽自動車の製造から撤退すると発表した瞬間に、
販売の主流から外した。
すると、
徐々にスバルの極める道が見えた。
同じ国内専用車でも、
軽自動車では無い、
もっと自分の求める車があるはずだと直感したからだ。
だから東京で参加する会議の内容は、
少し自分の道からずれている。
しかし物事を多角的に見るため、
毎月ここに来る。
それと同時にスバルのリアルな性能を常に確認する。
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楽しみの半分は、
実に気の効いた弁当だ。

この日は「人形町今半」の弁当だった。
これを食べながら思い出した。
こう言う弁当と、
R1は釣り合いが取れる。
それに対して、現代の軽自動車は美味しいコンビニ弁当だ。
以前、R1とR2の内見会を開いた。
「今半の弁当」のような軽自動車なら、
深く語っても悔いは無い。

しかし、冷静に振り返ると解る。

この弁当を普通の人が毎日食うはずが無い。
従って、その先にスバルが発展する道は開かれていなかった。

だからこそ、
世界市場で戦える高性能な乗用車が必要だ。

軽自動車をないがしろにするつもりは全くなく、
これからも大切に売る。
これまでと同じ感覚で、
軽自動車を購入して戴いているお得意様も数多く存在する。

ただし、
軽自動車でギラギラするつもりは毛頭無い。
また、その必要も無い。

なぜなら道の先に、
想像した通りの結果が現れた。

レヴォーグという新たな国内戦略車の誕生だ。
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レヴォーグの開発と深い関わりのある話を続ける。

健康に過ごすには、
泳ぐことが一番だと感じるようになった。
自分に合うと言うことは大切で、
妻のすすめでスポーツジムに入った。
記録を見たら、
入会してから泳いだ距離が30万メートルを超えた。
中津川から東京まで泳いだことになる。
ところが、たった5秒の壁が厚い。
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この日のタイムは28分4秒95。
5秒速ければ27分台だったが、
切ることが出来ない大きな壁だ。
しかしこの日は幾分短縮して残り5秒まで迫った。
いつもとは違う体の動きを織り込み、
それまでのリズムをあえて崩した。
思った以上の効果が出た。

クルマも設定の変更で、
運動特性をあえて変化させると、
面白い効果が生まれる場合がある。

4代目のスバルレガシィで、
発表直前にそういう開発が進められた。

ここからは「たとえ話」だ。
最初の大雪が降る直前に、
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長野県松本市の近くにある、
百姓一揆の街を訪れた。
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小松さんの愛機を預かるために訪問し、
久しぶりにお嬢さんにも会った。
明るくスクスクと育っている。
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妹の面倒をけなげに見てエライもんだ。
それに、
生まれたばかりのミーちゃんは、
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既になかなかの大物だ。
何とも言えない「風格」を備えている。

この街の美味を満喫した。
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ここは「百姓一揆」を人々の心に留めておくための、
記念館の一角だ。

つくづくと思ったが、
この街のご先祖様達には、
とんでもないガッツがあった。
きっと今の住民性にも、
そのDNAは脈々と流れているだろう。
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このお菓子には存在感がある。
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カステラのようなパウンドケーキを、
チョコレートでコーティングした、
オリジナルのお菓子だ。
ホワイトチョコレートで仕上げたものと、
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チョコレートで仕上げられた2種類が用意された。
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どちらも手作りで上品なお菓子だった。

但し、
味のバランスより、存在感を重視している。
したがって、
食べた上で珍しい事は何も無い。

中津川の菓子を食べ続けること、
並大抵の菓子では感動できなくなる。

しかし進物用には相応しく、
誰にも喜ばれる優れた商品だ。

さて、三種類のお菓子を戴いたが、
もっともバランスが良かったのは、
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オーソドックスな最中だった。
当たり前のお菓子が美味しい事。
これはとても重要だ。
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それも満足に作れないのに、
あえてバランスを崩した創作菓子など作れるはずが無い。
菓子は
菓子職人の父親が作り、
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息子は菓子以外の者を同じ店で作る。
非常に面白い味のハーモニーを織りなしていた。

ここでは和菓子と蕎麦が同居する。
戸隠で修行を積んだ息子の打つ蕎麦は、
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極めて洗練された味を持つ。
がつんと蕎麦の味が脳天に突き刺さるような、
開田の蕎麦と違う。

三郷の地の水を感じる、
清廉なる蕎麦だった。
この店は山葵を使わせないのが流儀らしい。
ネギと大根おろしが薬味だ。
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いつものように「素」を味わった。
山葵の代わりに天ぷらに添えられた塩を使った。
ざるに盛られた蕎麦に少しだけまぶし、
後は一切何も付けず、
蕎麦だけをツルツル飲み込んだ。

これが極めて美味だった。
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繊細な味を楽しむと、
その店の神髄が良く解る。
あっという間に、
半分そのまま平らげた。

昨年暮れに入手した2台のスペックBを覚えているだろうか。
6気筒エンジンを搭載した3.0R spec.Bは、
まさしくこの味に近い。
そのクルマが後藤さんのところへ嫁ぐ事になった。
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あえて大雪の悪天候でも、
納車式を執り行った。
それが、
「かえって嬉しい」とおっしゃった。
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およそ100km離れたご自宅へ、
ワクワクしながらドライブされた。
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こういう人を「あえて」スバリストと呼びたい!
走り去る後ろ姿から、
三郷の蕎麦の味を感じた。

それに対して、
こちらのスペックBはどのような味なのか。
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小松さんからお土産に五一ワインを戴いた。
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すると娘がそれに合う料理を作った。
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スターターはスモークサーモン。
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メインはチーズフォンデュ。
その合間に手製のピザが2枚ほど出てきた。
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ピザはそのままでも美味。
しかし親子共々、辛い物好きだ。
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彼女が美味しいという拘りのタバスコを買ってきた。

「お父さん、好きなだけかけて良いよ」という言葉に甘え、
ジャブジャブ振り掛けて食べた。

旨味と辛みと酸味が入り交じり、

ピザの味がガツンと変わる。
これがBL系レガシィ初期モデルの、
2.0GT spec.Bに通じる味だ。
冒頭にも述べたが、
4代目レガシィのスペックBを、
確信犯的に狙ってレヴォーグの誕生と対比している。
東京モーターショーでレヴォーグは発表された。
そして1月から受注が始まると、
どんどんジャーナリストに試乗させた。
そして試作車も全国を行脚する。

モーターショーやホテルで飾られたレヴォーグは、
どうしても現実性に欠けるが、

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ショールームに入れて他のクルマと一緒に見せると、
まるで別のクルマだ。
ステアリングを握ると、
これまでとは違う新たな感動を呼び覚ます。
この椅子に座りレヴォーグを見たお客様は、
口を揃えて、
「写真で見るより凄く良い」と言われる。
4代目レガシィでは許されなかった、
夢のようなデビューだ。

4代目レガシィは、
スバルの社運を賭けて開発された。
デビューまで秘密のベールに包まれていた。
その当時も今と同じように優れた精鋭達がクルマ造りに邁進した。

その彼等がBRZを産み出したのだから、
どれ位の実力の持ち主なのか、
容易に想像できるだろう。

開発もほぼ終わり、
デビューの予定も固まりつつある時、
突然彗星の如くspec.Bがラインナップに加えられた。
そこに見え隠れしたのは、
作り手の絶大な自信だ。

まず18インチのタイヤありきで考えられた。
そのために、
僅かな期間に集中的に開発が進められた。

彼等はまるで22Bのような、
「ドライバーだけが走行性能を楽しむクルマ」
を作りたくなった。
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レヴォーグを見れば見るほど
4代目の発売当時を思い出す。

GTは乗り心地を最優先に練り込まれ、
完成度も高く全盛期の勢いを誇った。
「良いクルマが出た!」と毎日嬉しさで一杯だった。
なにしろ、
プリウスのフルモデルチェンジとガップリ四つに組み、
カーオブザイヤーをもぎ取った実力の持ち主だ。

特にspec.Bは鮮烈だった。
18インチ化したことで、
タイヤの外径が微妙に変わる。

そこで、
開発チームは、
何とその1グレードだけのためにスピードメーターを用意した。

タイヤとフェンダーの位置関係も変わるため、
フロントバンパーまで専用開発した。

たかがバンパーと考えてはいけない。
新規に型を起こせば、
とんでもない金が掛かる。
執念で4代目を最後の最後まで熟成させ、
別の次元に持ち上げたとてつもなく面白いクルマを造り上げたのだ。
熟成を究める上で一番凄かった事、
それはサスセッティングだ。

ドライバーの要求に自在に応える足回りを、
間違いなく目指した素晴らしい味付けだった。

しかし、
発表後の受注は思うような結果が出なかった。
記憶では不思議なほど立ち上がりの反響がパッとせず、
あちこちのディーラーで、
spec.Bのサスが問題になり始めた。

全く存在価値を理解していなければ、
美味しいモノも不味くなる。

刺身しか食べない者に、
山葵では無くホットペッパーを買わせるような物だ。

「なぜその硬さなのか」を知り尽くした上で売らず、
曖昧な知識のままspec.Bを商えば思わぬ弊害が生まれる。

後から知って驚いた。
何とspec.Bを「トップグレード」だと勘違いして売る人間の多さに。
そんなことをしたら、
お客様との間にボタンの掛け違えが生じるに決まっている。

その時をもう一度振り返るために黒鰤を入手した。

乗ればすぐ解る。
今でも全く色褪ない素晴らしさだ。
改めて驚くとともに、
このようなクオリティを持つクルマをまた扱いたいと思った。

さらによく考えると、
ブリッツェンはビッグマイナーチェンジ直前に生まれたので、
尖った正確を温存しながら、
上手く熟成されている。


ビッグマイナー後は、
spec.Bの爪などすっかり剥がされ、
尖った部分は一切無くなった。

いわば黒鰤は最後のspec.Bかもしれない。
このクルマはカタログモデルでは無くSTIに受け継がれていった。
だから見た瞬間にオーラを感じ、
思わず入手したのだろう。

レヴォーグは、
この手順を発売前に済ませることになる。
従って既に購入し待ち焦がれるオーナーの手に届く頃には、
想像を上回る仕上がりになっているはずだ。

それでは、
過去のspec.Bに相当するクルマが欲しい人はどうすれば良いのか。
答えは極めて簡単だ。
次期STIに期待しよう。

そして、更に夢がある。
黒鰤のような特に内外装の品質に拘り、
尖りと気持ちよさを併せ持つ、
大人のクルマが誕生する素地があるからだ。

普通のWRXをベースに、
ブリッツェンを作れば、
またきっと同じ味が楽しめるだろう。

今から10年以上前、
実は全く違う角度からspec.Bを見ていた。

ドイツのビルシュタインが阿部商会と組み、
日本の開発拠点である「BTC」を立ち上げた。

その時S202の存在を知り、
ある部品を売り込んできた。

それは「車高調整式ストラットを開発したので取り付けて欲しい」という内容だった。
新規開発だと言うことで、
取り付け部分の太さが合わ無かったり、
届いた改良品も酷かった。

とてもじゃないが、
売れるようなセッティングではない。
そんな商品に思えたので、
即座に問題を全てレポートした。
すると間もなく、
BTCの設計部長を勤めるO氏が、
部下と共に会いに来られた。

指摘した問題点が、
BTCのテスト後に明らかになった問題と全て一致すると言う。

そして、
O氏から社外アドバイザーになるように頼まれた。
その後、退社されたので縁が切れてしまった。
それだけが残念でたまらない。
ビルシュタインと「雨降って地固まる」関係が今も続いているのは、
そういうご縁もあるからだろう。

S202のサスセッティングを詰める中で、
偶然spec.B用に設計したダンパーの減衰力特性表を見た。
2種類のディグレッシブな特性が描かれていた。
開発チームは2つの中から硬い方を選んだ。
これは提案した者さえ、
意外な出来事だったという。

「まさかそちらを採用されるとは思いませんでした」
と微笑まれた。

針の穴を通すような操縦性を究めるクルマを、
デビューと同時に放つとは・・・・、
もう10年以上前に、
今でもトップクラスの性能を維持し続けるクルマを作った。
それがスバルの「真の実力」だ。
ところが売り手の実力が二流以下だと、
悲劇が生まれる。

歴史は極めて忠実に事実を物語る。

インプレッサWRXに指向が向くドライバーは、
spec.Bを美味しいと感じる。
ステアリングを握るとすぐに、
思うように操縦出来る事が解る。
少しくらい脚が硬くてもそれほど気にならない。
パッセンジャーは二の次だから。

トップグレードだと信じて「B」を買ったカスタマーが、
美味いと思わないのは至極当然だ。
その当時、スバルディーラーの社長と言えども、
本当のクルマ好きは数えるほどだった。
ひょっとしたら、
誰かに運転させて、
後ろでふんぞり返っていた社長が、
怒り狂ってその印象を伝えたのかもしれない(笑)

ちなみに中津スバルでは、
そういう問題は一切出ていない。

それどころか、
手放さないお得意様が今でも多く存在する。
2006年のブリッツェンも、
硬いぐらいがちょうど良く、
操縦性能も実に具合が良い。

レガシィtuned by STI 2005も思い出す。
あのクルマもドライバーには面白いが、
後席に座る者には快適では無い。
しかし、
2005を買った友人は、「凄く良い」と言ってくれた。
でもパッセンジャーとして感じた印象は、
「ごつごつトントン」だった(笑)。
その後tuned by STI2006で大人の印象になり、
2007は引き締まったまろやかさが極上の味を醸し出した。
そしてS402が「史上最高」のレガシィとして生まれた。
これが4代目レガシィの「レジェンド」だ。
レヴォーグの未来はこれから始まり、
しかも生まれた瞬間に、
S402に近いほど磨かれている可能性がある。

だから乗らずに契約しても心配は無い。
レヴォーグはNBRで走りを磨いた。
でも恐らくそれは開発チーム自身が思うほど役立ってはいない。
また研究実験センターで何度テストを繰り返しても、
実際の道路とはリアルさが違う。

今、熊谷PGMは最後の詰めを続けている。
彼は現行レガシィのビッグマイナーチェンジで、
18インチとビルシュタインの組み合わせを極限まで磨いた。
その経験も生きているはずだ。
素晴らしいクルマなっているだろう。

だから後は売り手の修練が大切になる。
心配することは無いだろう。
4代目レガシィと同じ失敗を繰り返すはずが無いとおもうからだ。

だから皆、
もっとギラギラしようぜ。
さあ、レヴォーグを語ろう!_f0076731_21555027.jpg

Commented by ねこちゃん at 2014-02-12 21:42
レヴォーグ、予約しました!
Commented by b-faction at 2014-02-12 22:44
おめでとう。納車までの間、更に腕をみがいてね。
Commented by なかた at 2014-02-15 14:23
先日はありがとうございました。
さすが社長、うちの嫁サンの一言を聞き流したりしませんね。
僕が彼女を愛してやまないのは、女性特有だろう鋭い一言を何気に発するんですが、それがまた自分の感覚に合うからなんです。
その一言にやっつけられたことも多々あるんですがね。(^^;
レボーグ、いいですね。走りの良さもスタイルから滲み出ていて見るほどにワクワクさせますね。試乗会も楽しみにしています。
嫁サンはカメリアレッドのBPがめちゃくちゃお気に入りなので、しばらく買い替えが許してもらえない感じなのが残念です。

GF8は補修とオイル交換のおかげで安心して氷上走行会を楽しめました。北原さんにもよろしく。
Commented by b-faction at 2014-02-15 15:51
なかたさん、こんにちは。奥さんの感性鋭いし、本当にチャーミングですよね。氷上走行会、楽しかったでしょうね。羨ましいです。
Commented by 博多人 at 2014-02-15 23:26
社長様
レヴォーグの話、興味深いものばかりで、本当におもしろいです。そして、そのような話を聞くたびに、自信作であることが、すごく伝わってきます。
当方、長距離を走ることが多いのですが、夜に未経験な夜道を走ると、私のBPにもAFSが装着されているといいなと思うことがあります。必要不可欠ではないかもしれませんが、装着車に一度乗ると、さりげない安心感を感じました。レヴォーグには、AFSかそれに代わるものはあるのでしょうか?
Commented by スバリストの卵 at 2014-02-16 01:00
とても興味深い内容で時間をかけて何度も読み返してしまいました。
レヴォーグ、個人的に非常に楽しみにしている車です!
しかし、MTが無いのが非常に残念です。
雑誌には、「お客様の要望が大きければ」なんてことも書いてありましたが、果たして、レヴォーグにMTは載るのでしょうか?
載るとしたらいつ頃があり得るでしょうか。WRX国内版と同時、来年の年改時、D型発表時、いろいろと考えられますが…。
ヒントだけでも教えて頂けないでしょうか。
Commented by b-faction at 2014-02-16 10:08
博多人さん、最高の灯火器をスバルで最初に搭載するクルマはLEGACYでしょう。リーマンショックの影響なのか、ショボウ灯火器ばかりでうんざりしていたボクにはレヴォーグのライト、ステキです。ヘッドライトで一番優れていると感じたのは先代のSクラスでした。まるで魚の目のようにギョロギョロと夜道を照らすので不気味でした。最新のSは更に素晴らしくなり全てのライティングがLEDですね。やはりドイツでは最高のテクノロジーを注ぎ灯火器を開発しています。レヴォーグにはそこまでの機能はありません。ただ、濡れた路面を照射した時の印象は悪くなかったですね。実際に長距離を走らせるのが楽しみ、そんな車です。
Commented by b-faction at 2014-02-16 10:25
スバリストの卵さん、お読み戴きありがとうございます。まだ完結していませんのでお楽しみに。MTを載せること自体は容易いことなのです。
ただ発表と同時に作ることを躊躇っています。
買ってくれるお客様がどれ位居るのか見極める事ができれば作ってくれるはずです。
欲しいとハッキリ訴えましょう。
必ずかなえてくれますよ。
但し、燃費も良くないし高いですよ(笑)。
そういう観点だと、もうMTは生き残れなくなります。
Commented by Mt.yoko at 2014-02-16 11:46
社長様
先日は、レオーネエステートバンLのコメント、ありがとうございました。レオーネの話が通じる人が少なくなった今、嬉しかったです。

我が家も、セダン スーパーカスタム購入時、タコメータ付コンビネーションメータにスワップしましたよ。当時、33千円だったと思います。あのメーターのデザインは、シンプルで今でも好きです。そういえば、レヴォーグのメーターの水平指針は、3代目レオーネのメーターに似ていますね。

レオーネからの伝統である「サッシュレスドア」が無くなってしまったのがちょっと残念です。昔のスバル車は、窓まわりがスッキリしていて、とても美しかったです。
Commented by yah-_-yah at 2014-02-16 12:23
いつも楽しく読ませていただいております。

レヴォーグ、とてもいいですね!
カッコいいし、走りももちろんいいのでしょう!
僕は今まで2駆のクルマしか買ったことはありませんが、
歳を取ったせいか、最近は冬になると4駆が欲しくなります。
(北海道に住んでいます)

4駆を買うなら、やはりスバル!
スバルの4駆に乗ってみたいです!

でもやはりMT車が好きなのでWRX STIを待ちます!
Commented by b-faction at 2014-02-16 12:37
Mt.yokoさん、こんにちは。レオーネはXVに繋がっていますね。ショールームで眺めながら、あの頃を思い出してます。赤と黄色と黄緑色のエステートバンがお洒落でした。サッシュレスドアはBRZにしっかり残ってるから良いんですよ。今のクルマの後席の乗り降り、サッシュレスだと出来ませんので。
Commented by b-faction at 2014-02-16 12:38
yah-_-yahさん、こんにちは。MTは良いですね。WRX STIは期待できますよ。お楽しみに。
Commented by タナベ at 2014-02-16 22:11
完結編、しっかりと読ませて頂きました。熱い記事を有難う御座います。

BLのスペックB初期型、各方面で大いなる誤解を生んでいた事も事実ですね。ヒョウロンカの中には「街のチューニングショップで造った様な車」などと言い出す人まで現れ一般ユーザーからはGTと共用の社外のスプリングに交換したら乗り心地が良くなったとか・・
当時私は率直にエキサイティングで楽しいと感じました。でも実際自分が選んだのは素の3.0Rでした(笑)その時はH6の魅力が勝ちました

軽自動車ビジネス、社長の参加されている会合の皆さんが各地で素晴らしい成果を出されている様子ですがつい先日他県をブラブラしていた所、独自の視点手法で異業種から参入した2社の話を聞くことが出来ました。軽自動車と登録車は別部門と考えることにしました。
登録車は攻で軽自動車は守だなと。
輸入車ディーラーでは商談の際にユーザーさんからまだ発売もされていないレヴォーグの話が良く出て来るそうです。しっかりとした提案力を見につけねばなりませんね。今回の記事を読ませて頂きギラギラしてきました!

個人的にはGTのアイボリー内装とGT-Sがとても悩ましいです(笑)
Commented by b-faction at 2014-02-17 07:27
タナベさん、おはようございます。1.6のアイボリーで決まりです。
Commented by 本間 at 2014-02-17 22:14
毎度、楽しいブログ拝見しております。
中津では雪も慣れっこでしょうが、東京はなかなかどうして
ここ二週は最悪でした……が、スバルの車の雪道走破性能を再確認出来ました。
会社で配達に使っているFFのステーションワゴンがあるのですが、この雪……走るのが怖くて仕方なかったです。
それに比べ自分のgg2は、車重のせいもあるのでしょうがやはりバランスが良いのでしょうね?
以前乗っていたワンボックスの4WDでしたがヤッパリ腰高感があっていまいち信頼がおけなかったですね。
逆に今のgg2の方が安心して乗れますね。
東京の雪で街中で元気に走っていたのもスバルが目立ったような?ひいき目ですかね?♪
この雪がレボォーグの更なる進化につながる?
楽しみですねー。
モーターショーで見たプロトタイプ。
確かに乗ったことは無くても素晴らしい車だと思ったのに
発売までに更なる進化を遂げるなら、どうなるんでしょう?
代田社長の分析を楽しみにしてます。
Commented by Midnight Blues at 2014-02-17 22:57
ー だから皆、
もっとギラギラしようぜ。ーーー!

いやー、こういう暑苦しさ、嫌いじゃないです。

というか、私自身が暑苦しさの権化みたいなもので
仕事とはいえ建築が大好きでのめり込み、
仕事に使うからとはいえ、iPhone,MacBook,iPad...果てはアップルやスティーブ・ジョブズの生き様まで参考にさせて貰いました。
仕事での移動で使っていた車は 3代目レガシィのB4ブリッツェンのカタログ広告を見てから 「趣味と実益」が同居するようになり、今に至っています。

偶然か必然かは定かじゃないですが 共通しているのはパッケージングから逆算されたコアテクノロジーが大きな武器となっていることですね。
これを自分に置き換えると、見据える夢や目標があり、そこから逆算した戦略や技術を研ぎ澄ませばコアテクノロジーになる。

これはスバルのプロダクトに教えられた事ですね。
そして意志によって抑制された情熱(ギラギラ)は強烈な色気と凄味を放つということを
ブリッツェン2001と3.0RTW(前期型)を見て実感しました。
Commented by b-faction at 2014-02-18 10:08
Midnight Bluesさん、ライフスタイルとデザインには深い繋がりがありますね。スバルは帰国子女のようなところがありますね。過去にもそういう雰囲気のデザインは成功したように感じます。現在のスバルは、海外のデザイナーに頼らなくても良い商品を生み出す力を備えたので、暫く楽しいですよ。
Commented by b-faction at 2014-02-18 10:15
本間さん、丸の内に雪が残っていてビックリしました。帰ってきた翌日、甲府があんな状態になりヒヤリとしました。以前は「出張雪男」と妻に言われるほど出かける度に雪に苦しめられました。やはりなんと言っても大切なのは新しい冬タイヤを付けていることですね。その上でスバルの安全性も際立ちます。東京でも夏冬でタイヤを履き替える習慣が浸透すると良いですね。
このブログを熊谷PGMも見てくれています。まあ、彼の腕前をとくとご覧下さい。早期予約してiPadミニをもらった方が得ですよ(笑)
Commented by 新参者 きび at 2014-02-18 11:53
いつも楽しみに拝見しています。

レヴォーグ、良いですねぇ。
レガシィが大きくなったのが嫌だったので、レヴォーグの登場は本当に嬉しいです。
デザインも美しい。
最近のスバルのデザインは良いですね。
特にXVのデザインは大好きです。

ずっと昔に初代レガシィのツーリングワゴンに乗っていました。
現在は、フォレスターSTIが愛車ですが、ずっと乗り続けたいと思う程気に入っています。
キックバックの強いステアリング、ブレーキとアクセルを使った荷重移動でコーナーの姿勢制御が出来る、フラット4のフィーリング、どれをとっても素晴らしい。


今のフォレスターにSTIバージョンが出る事を期待していますが、ダメならレヴォーグにしようかなぁ。
XVも捨てがたい...

スバルさんに一つだけ強くお願いしたいのは、MT車のバリエーションを増やして欲しいという事です。
XVにMTの設定があったら即発注してたでしょうね。

まぁ、でも、こんな事を言うのは少数派なんでしょうね。

MT車、面白いんだけどなぁ。
Commented by b-faction at 2014-02-18 12:02
きびさん、初めまして。ボクもMTが大好きです。XVのMT、とても良いですよ。ドイツで乗りました。基本的に日本人は運転が嫌いなんですよ。なぜだと思いますか。
Commented by きび at 2014-02-18 12:56
日本人は運転が嫌い...

う~ん、なぜなんでしょう?
渋滞が多い道路事情ゆえでしょうか?

自分はMT好き、運転好きなもので...ワカラナイですね。
スキーに行くときも、スキーそのものより、雪道を運転する方が楽しいくらいですから。

それにしても、ドイツ仕様のXVにはMTの設定があるんですね。
是非、日本仕様にもお願いしたいです。

あぁ、それには、日本人が運転を好きにならないといけないのか~
売れないクルマは、作りませんものね。
Commented by しゅうび at 2014-02-18 13:30
楽しいブログをいつもありがとうございます。
私も,茨城スバルで,真っ赤なレボーグを見てきました。
すっきりしているサイドラインなど,たいへん好印象でした。

ただ,インパクトに欠ける気がしたのも事実です。

例えば,ゴルフを始めとする欧州車は,
新型でいろいろな提案をしてきます。
このクルマに買い換えることで,このように生活が変わる
というイメージが鮮烈になります。

レボーグは,BPレガシィとは何が違うのか?
BPからレボーグに乗り換えたら,生活はどう変わるのか?
そのインパクトイメージが,思うように伝わってきませんでした。

せめて,トルクベクタリングAWDやDCTなど,
新しいAWDやトランスミッションの提案があると良かったのですが。

アイサイトによって,日本におけるスバルの認知度も
数段に向上したと思います。
アメリカでの販売好調もうれしい限りです。

だからこそ,日本が,スバルが誇る技術力をフルに活用して,
新しいクルマ生活を提案してもらえたら,と考えています。

Commented by b-faction at 2014-02-18 15:15
きびさん、300kmくらいい移動するとして、「自分で運転する方が良い」人と、「それなら公共機関を使う」という人の割合を考えると良く解ります。この業界にいて、自分の周りにそういう人は皆無に近い。
Commented by b-faction at 2014-02-18 15:19
しゅうびさん、こちらこそお読み戴きありがとうございます。
今は圧倒的に兵隊が少ないんです。セールスも本格的に研修を受けるのは3月中頃です。だからまだ説明スキルが不足してます。だから伝わらないのでしょうね。ここに来ると目から鱗が落ちるでしょう(笑)
まあ、スバルは走らせてナンボの商品です。運転すれば欲しくなるでしょうね。
Commented by 本間 at 2014-02-18 19:54
欲しいんですけどね……
我が家の大蔵大臣は
許してくれそうもありません(涙)
GG2も、購入時に整備に費用はたいたもんで(笑)
当分は指加えて見てます(笑)
Commented by b-faction at 2014-02-18 20:05
本間さん、それじゃあ発売後にショールームへ同伴しましょう。1.6に試乗してディーゼル並みの燃費でレギュラーガソリンだよって口説きましょう(笑)
Commented by やまたつ at 2014-02-19 21:50
BP5Fのspec.Bに乗っています。A型の乗り心地に手が伸びなかったこともありますが、登場時点でspec.Bの開発思想が見えなかったことが最大の原因です。今回のブログで、その一端を披露いただきましたが、まだまだ謎が多いように感じます。一例として、ローギアードに設定したのは、加速性能重視との説明ですが、2.0GTと比較して、それほど圧倒的な差を感じません。今後も、spec.Bの秘密をあきらかにしていただければと思います。
Commented by b-faction at 2014-02-20 15:12
やまたつさん、ファイナルレシオを変更しただけですが、全体の印象は違いますね。GT全盛の雰囲気の中で、穏やかなクルマでは物足りなかった。走りを極めたレガシィを創りたいと言いだした人が居たんですね。A型にしか出てない味があります。スバルはいつもそうですが、最初に物凄いことをやって、徐々に肉抜きします。
Commented by レヴォーグの6MT、FR仕様を at 2014-03-20 18:16
レヴォーグの実物はまだ見られませんが外観や内装の質感がいいことは見てとれます。同クラスのトヨタ車よりも質感は圧倒的でしょう。ホンダ車など言うに及ばず。
しかしチャンネルの少なさか、スバルのイメージか、トヨタ車ほど売れないのも事実でしょう。明らかにいい車なのに同クラスの他車ほど売れないというのは、スバル車を応援している非スバリストとしては歯痒い気持ちです。
閑話休題。気になる文がありました。
丸の内の残雪を見て、「もっとも、あの2.26事件や、桜田門外の変など、東京で大雪が降ることは歴史上何も珍しいことでは無い」、という件は文章として成立していません。
例えば、「元禄地震や安政地震など、関東で大地震が起きることは歴史上何も不思議なことでは無い」など、過去の件を引き合いに今回の件を言うのが自然です。
丸の内の残雪に見た今回の大雪と、過去の2.26事件や桜田門外の刃傷事件は全く関係ありません。クーデターの時にたまたま雪が降っていただけです。
歴史上の豪雪記録を引き合いに、今回の大雪を言い、だから「何も珍しい事ではない」とするのがよい文章です。
Commented by b-faction at 2014-03-20 19:16
レヴォーグの6MT、FR仕様はあり得ません(笑)。
駆動方式は使い分けが肝心です。
スバルはワゴンを極めるならは4WDかFFしか選択の余地はあり得ません。

さて、ご指摘ありがとうございました。助かります。紙に打ち出して読み直すわけでは無いので、不自然な文章も多々あると思います。
今後ともご指導ください。少し他にも言い足りない部分があり、良い機会なので改めました。
Commented by 通りすがりのRA-R乗り at 2014-06-17 21:38
初めまして。
スバル車に対して熱い情熱を注いで頂いてると感じる
素晴らしいブログをありがとうございます。
作り手のうちの一人として嬉しい限りです。

一点だけ気になったので、コメントさせてください。
>レヴォーグはNBRで走りを磨いた。
>でも恐らくそれは開発チーム自身が思うほど役立ってはいない。

果たしてそうなのかなと。
新型WRXと開発コードを共有し
WRXよりも後に開発が始まったレヴォーグ。

NBRでの実戦を経て、そのデータを基に車体の剛性を上げているWRX,レヴォーグの二台。
その剛性が、WRXにとっては走りに、レヴォーグにとっては質感となって表れているのでは?と思います。
Commented by b-faction at 2014-06-19 10:39
通りすがりのRA-R乗りさん、おはようございます。丁度よいタイミングでコメント頂きました。ありがとうございます。既にレヴォーグを2000㎞走らせました。そして、昨日新型WRXに試乗しトップスピードまで出してみました。結論は、やはり思った通りでした。
今回デビューした3つは別の車です。それは予想通りの仕上がりでした。
これならいけますね、絶対に!
その上でWRXでもS4とSTIの目指す領域はそれぞれ違います。
その上WRXとレヴォーグも目指す場所が違います。
更にレヴォーグは使用環境が異なりますから、、
今回のように別の車にして良かったと思います。
ボクはどの程度レヴォーグでニュルを走ったのか知りません。
ただあそこで気持ちよく走れる車は、サスストロークに余裕が必要です。
硬く締まっているだけでは面白くないんです。
Commented by MD at 2014-08-27 01:19
レヴォーグ1.6GT-Sを購入して1ヶ月になります。後悔しています。
・800km走行しての平均燃費は9.6km/l。
下取りに出したBP(5MT)は、ほぼ同じ走行条件で11.2km/l走った。
・停止状態からの発進加速が遅い。2000回転を超えるまでは加速が鈍く、我慢を要する。
・Aピラーの角度が寝ていて、曲がるときに視界に入り、視界が悪い。
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by b-faction | 2014-02-17 12:29 | Comments(33)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction