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中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中

冒頭にまず述べておきたい。
過去のSTIを含めたスバルの開発は、
これらの花のように、
新たなWRX戦略に生きるだろう。
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望桜荘の庭は春爛漫だ。
黄色やブルーやピンクなど、
偶然にもこれらのブランドカラーとピッタリ重なる。

まずスバルにとって、
BRZをトヨタと共に成功に導いたことは、
お金に換算できない大きな資産となった。

そしてSTIの開発したS203とS402を振り返ると、
レヴォーグとこれから発表になる新生WRXがどこへ向かおうとしているか見えてくる。

一気に春へと様変わりした。

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満開かと思ったら、
まだ花を増やす「望桜荘のヤマザクラ」。
右に見えるソメイヨシノは、
艶姿がまるで異なる。
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中仙道から北へと流れる川のほとりに、
ズラリと艶やかさを誇る。

ヤマザクラはこれらの桜と少し異なる。
野性味があるからだ。
この桜に昔から興味が尽きない。
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以前はブルベリー畑の辺りに、
これよりもっと背の高い巨木があった。
道路拡張で切り倒されてしまったが、
全ての桜が終わった頃に、
思い出したように桜吹雪を降らせる粋なヤツだった。

乾ききってしまったこの辺りの環境が、
少しでも元に戻るように一歩一歩進んでいきたい。

望桜荘の前も、
暫く手入れしながら様子を見ていたが、
そろそろ彩りを与えてやりたい。
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昨秋、増えすぎた芝桜をごっそり剥ぎ取って植えてみた。
すると冬の間も耐え凌ぎ、
奇麗な花を咲かせた。

狙い通りだ。
大展示場の花壇の芝桜が増え過ぎたので、
間引いて株分けをしておいた。
花壇の横で雪に埋もれながら、
一冬過ごした苗は逞しかった。

そしてやっと移植した。
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どんな風に美しく広がるのか、
今から楽しみだ。
芝桜に負けず劣らず逞しい植物がある。

松葉菊だ。
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ツツジにくっついてこの場所に来てから、
ずっと「ど根性ぶり」を発揮している。
この様な作業をしていて、
偶然掘り出してしまった無縁仏。
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望桜荘の入り口で、
とても「様」になっている。
スイセンがいつの間にか発芽して、
毎年同じように咲き誇る。

だがカンゾウのような訳にはいかない。
こいつを食べたら大変なことになる。
美しい花にはドクがあるからだ。

それに対して、
美味しい植物も楽しみだ。
山菜の王者「タラの芽」は食べ頃まであと僅かだ。
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池の水を雨水沈湛から井戸水循環に切り替えて、
10日ほど過ぎた。
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観察すると幼いアメンボが戻っていた。
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これで狙い通り水中生物が増殖すると、
その先の計画が楽しみになる。

アメンボの下に注目して欲しい。
何やら木の葉から落ちた屑のような灰色の物体が藻に絡んでいる。
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這いつくばって、水面に顔を近づけ眼を凝らした。

しばらくじっとしていると、
「ビクビク」と動き始めた。
何か全く解らないが雲母のように光る皮を持つ、
ウジ虫達が柔らかい藻を食べている。

一匹つまみ出して、
服を脱がせた。
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見事な擬態だ。
水中の雲母片をカラダに付けていた。
上にある脱がせた衣を見ると、
この虫の優れた能力が良く解る。
じっとしていたら、
生きているようには見えない。

ここには魚などの天敵が居ないから、
安心して藻を食べることが出来る。
でも厳しい自然界では、簡単には生き延びれない。

進化の中で繰り広げられる、
芸術的な事象の一つだろう。

アメンボかミズスマシにでもなるのだろうか。
何かの幼虫に違いない。
知っている人が居るなら、
是非教えて欲しい。

この後、トノサマガエルが期待通り産卵するか。
それが次の計画だ。

数年前、ここではカエルの学校が毎日繰り広げられた。

あのユニークな様子をまた眺めてみたい。

まだ、この周辺でカエルの求愛行動は始まっていない。

昨年の今頃、
オレンジ色のXVをテーマにCMを作った。

そろそろモデルチェンジする必要がある。

と言うのも出演できなかった社員が居る。

また、ある社員は近所の人に、
「あんた、最近CMで見ないね」と言われたらしい。
調べてみて解った。
最後に決まりのポーズをする時に、
前の人の拳で、
スッポリと顔が隠れているでは無いか。

振り返るとすでに現在のCMは5世代眼に当たる。

サンバー編
聖地編
男編
BRZ編
XV編と続いた。

顔の見えない社員が居る以上、
6作目の構想に着手せねばなるまい。

製作を担当する岐阜広告の棚橋さんは、
このブログの愛読者でもある。
だから、仕事がやりやすい。
優秀な彼に任せておけば安心だ。

今、何を考え、何を見ているのか、
一切語らずとも、
全て理解してくれる。

なぜなら毎日のように、
このブログを見てくれているからだ。

素晴らしいパートナーと言えよう。
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彼から面白い提案があった。
そこで、
展示中のレヴォーグを使って新作を作る。
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その日は朝7時から会議を開き、
4月の戦略を立て直した。
そしてCMの撮影に臨んだ。
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前回の失敗を防ぐために、
様々な工夫を凝らした。

拳に顔が隠れぬよう、
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キャメラを覗き込んで采配したが、
やっぱり本番では力が入るので、
なかなか他の人のことまで考える余裕は無いかもしれない。

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妻のグローブのような美しい手が、
大宮の顔を見事に覆い隠した(笑)

それにしても、
撮影した画像を見てびっくりした。
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去年よりプクプクの顔をした自分が映っていた。

心配になって調べてみた。
日記を見ると(笑)、
丁度1年前は酒も止めていて、
体重は63㎏だった。
それがこのところの不摂生で、
増え始めたことは自覚していたが、
客観的に見ると怖いほどだった。

ビデオカメラは正直だ。

幸いなことに昨年よりも体調はとても良い。
当時、原因不明の胃腸風邪になったり、
気管支に違和感があったりで辛かった。

体調が優れず泳ぐのを止めていたほどだ。

今年はそれらが一切起きない。
しかも驚いたことに花粉症がここ35年でもっとも軽い。

昨日もスポーツクラブで1000mを、
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27分51秒64で泳ぎ切った。
が、
サウナに入ってから体重を量ると65キロを少し上回っていた。

昨年と、
Before
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CM撮影時の、
After
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たった一年でこれほど変わると、
恥ずかしくなる。
えらくオッサンになったものだと悲しくなった。(笑)

変わって悲しくなったのは、
自動車販売も同じだ。

しかし、あせることは無い。

ヤマザクラが大好きな理由は、
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一緒に若葉が出ることだ。
花の色には水を差すが、
ぱーっと花びらが散ると同時に、
葉桜も楽しめる。
ヤマザクラが好きだから良く解る。
この花と葉のように、
スバルは次々と良いクルマをリリースするはずだ。

じっくり熟成し、
ゆっくり咲かせながら、
次へ途切れずバトンタッチする。

棚橋さんのコンテには無かったが、
一つだけわがままを聞いてもらった。
それはスバル1000を、
レヴォーグのルーツとして加えたことだ。

こうして見ると、
我が社もちょっとしたスタジオだ。
ご先祖様、引きずり出されたけど嬉しそうだ。
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そして、
このクルマも絶対に欠かせない。
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なぜレボーグがあれほど低い姿勢なのか。

それはこのクルマの成功があったからに他ならない。

スバルはBRZを製造するまで、
絶対に低い姿勢のクルマを作ろうとはしなかった。

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この1.6GT-Sには、
ビルシュタインの倒立式ダンパーが採用されている。

1月に全国のジャーナリストを集めた試乗会が開かれた。
その時に多くのメディアがレヴォーグの走行画像を披露した。

その中で非常に役立つレポートがあった。
モータージャーナリストの河口まなぶ氏は、
まず普通のGTをサーキットでドライブした。
物凄い操縦性だと歓喜しながら、冷静に特徴を視聴者に伝えた。
その時、車載カメラの挙動は上下に動き、
硬いサスペンションである事が容易に見て取れた。

恐らくサーキットを走る前提で、
少し堅めにセットアップされたのだろう。

彼は次にGT-Sを同じようにドライブした。
すると画面は打って変わり、
とても落ち着きのある様相を見せた。
GTと同様にロールの少ないシャープな走りを披露しながら、
ビルシュタインらしい質の高い硬さを感じた。

その画像を見た後で、
今度は実際にサーキットでレヴォーグのステアリングを握った。
ワクワクドキドキと鼓動が高まる。

何しろリードするのは今年からスバルのスーパーGTに乗る、
井口卓人選手と毎回スバルファンを湧かせる佐々木孝太選手だ。

隊列を組んで鈴鹿サーキットの第一コーナーに進入する。
初めて操るGT-Sの走りは、
想像通りの素晴らしさだった。

路面にへばりついたように、
狙ったラインをしっかりとレースする。
既に各地のサーキットで大勢の人間に酷使されたクルマだ。
でもそんな雰囲気はまるで無く、
「これぞ最高のスバルだ」とステアリングから声が聞こえるような、
気持ちの良い走りだった。

Dシェイプのステアリングホイールを採用し、
ギヤ比を14.5とクイックに設定したので、
操縦性はとてもシャープで気持ちが良い。
この味はスバリストに、
もろに刺さるだろう。
クルマを操ることの好きな人間には堪らない。
順番にクルマを乗り換えながら、
助手席まで体験できる最高のプログラムだ。

そして次にGTをテストした。
なかなか良いじゃ無いか
GTのエクステリアでもっとも違いがわかるのは、
アルミホイールだ。
室内もシート形状が異なり、
トリム等のステッチなどにも差がある。
だが決して悪くない。

肝心の操縦性と乗り心地だが、
GT-Sと同じように第一コーナーに進入し、
「あれ?」と思った。
プロレーサーに引っ張られながら、
絶妙に速い流れで走っているのに、
GTの脚が極めて良い

事前に見た河口氏の画像を頭に思い浮かべた。
GTはもう少し上下の動きが目立ったはずだ。
メインストレートでフル加速し、
時速140㎞から150㎞程度まで速度を上げた。
もう一度、第一コーナーの手前で柔らかくブレーキを掛けた。
そしてステアリングを右に切り、ターンイン。
うーん、抜群の操縦性と滑らかな乗り心地だ。
17インチタイヤでも、
スピードコントロールし易い。
非常に穏やかに制動力が出て、
気持ちよくターンインできる。

コーナリングパワーが足りないそぶりなど一切見せず、
スキール音も出ない。
GT-Sとほとんど変わらぬ旋回性能を見せた。
レヴォーグのサスペンションセッティングは
基本的に2種類しか無い。
GTのダンパーはカヤバから供給される。
試乗した後、
関係者に確認した。

すると、
「このサスペンションが、GTに装着する完成したものです」
と言うことだった。

ジャーナリストにプロトタイプを試してもらうことで、
様々な意見を聞く事が出来る。
大したもんだ。
勝手に解釈しているが、
スバルの開発陣は、
100人以上のプロ達を、
手玉に取るような実力を備えている。
こうした自信を基に、
乗り心地も良く、手応えの良いシャープな特性も持つ、
素晴らしいGT用の足回りを完成させた。

するとGT-Sの立場が微妙になる。

レヴォーグの最低地上高は135㎜に抑えられた。
BRZを除きスバルのライン生産車で、
過去にこれほど姿勢の低いクルマを見た覚えは無い。

ここで展示中のレボーグをおさらいしよう。
【車種名】
レヴォーグ1.6GT-S EyeSight
【型式】
VM4A555 DCC
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4690×1780×1490
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
最低地上高(mm):135
車両重量(kg):1550
最小回転半径(m):5.5m
【エンジン】
FB16/水平対向4気筒1.6L DOHC 16バルブ デュアルAVCS インテリジェントDIT
内径×行程(mm):78.8×82.0
圧縮比:11.0
最高出力 125kw/4800-5600rpm
最大トルク250N・m/1800-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速
【燃費】
16.0km/l (JC08モード)
【税抜き車両本体価格】
2.990.000円(パールホワイト)

ビルシュタインダンパーを装着したSが、
ベース車と変わらぬようでは名折れだ。

そこで、
さらに深くサスペンションを掘り下げてみたい。

昔(もうそんな感じがする)STIが果敢にコンプリートカーにチャレンジしていた頃、
面白い比較をした。

あの頃、美味なるクルマを味わったおかげで、
とても舌が肥えた。
紹介したいクルマは3台ある。
まずレガシィ史上最高の名車を紹介しよう。
【車種名】
S402 セダン
【型式】
DBA-BL9改
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1770×1430
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1500/1495
最低地上高(mm):155
車両重量(kg):1490
最小回転半径(m):5.7m
【エンジン】
EJ25/水平対向4気筒2.5L DOHC 16バルブ AVCSツインスクロールターボ
内径×行程(mm):99.5×79.0
圧縮比:8.6
最高出力 210kw/5600rpm
最大トルク392N・m/2000-4800rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアルトランスミッション
【燃費】
不明 (JC08モード)
【税抜き車両本体価格】
5.100.000円(パールホワイトは3万円高)

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そして次にS203を紹介したい。

このインプレッサはS402に比べて30㎜も最低地上高が低い。
ここまで下げることを決断できたのは、
GDBの強靱なシャシーがあってのことだろう。
現行のWRXでは無理だ。
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この二つのクルマの出す独特のオーラは、
開発者の執念から発せられたに違いない。

続いてS402とtuned by STI2007を比べる。
素晴らしい出来映えのチューンドバイは、
辰己さんがSTIに来て初めて手がけた記念すべきクルマだ。


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【車種名】
レガシィB4 tuned by STI (ベースはspec.B)
【型式】
CBA-BL5
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1730×1425
ホイールベース(mm):2670
トレッド前/後(mm):1495/1490
最低地上高(mm):150
車両重量(kg):1480
最小回転半径(m):5.4m
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC 16バルブ AVCSツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:9.4
最高出力206kw/6400rpm
最大トルク343N・m/2400rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアルトランスミッション
【燃費】
不明 (JC08モード)
【税抜き車両本体価格】
3.940.000円(パールホワイトは3万円高)
ベース車のspec.Bは最低地上高が160㎜だったので、
STIはこの当時、チューンドバイを10㎜ほど下げる方向で開発した。

アグレッシブに商品開発を続けていた頃だ。
その後、レガシィに極めつけの名車が生まれた。
それがS402だ。
この2つのB4は非常に興味深い。
それで姿勢を比較した画像を残した。
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S402は500万円オーバーに相応しいオーラを出している。
フェンダーは手作りの専用品になり、
スリットも入った。
広げられた車幅にあわせホイールも新設計だ。

tuned byも、
225/40R18というベースよりワンサイズ上のタイヤになっている。
更にS402は、ホイールの強度をアップするとともに、
7.5Jから8.0Jにサイズアップした。
そのうえで235/40R18の専用タイヤを与え、
引き上げられたエンジン能力に対して、
サスペンション能力を更に上回るよう徹底的にチューニングされた。
したがって、強靱なシャシーに、
ワイドフェンダーを付け、
車体姿勢をほとんど変えていないにも関わらず、
最低地上高を5㎜高めた
ビルシュタインの構造が生きるセッティングだ。
こう言う開発姿勢を「執念」と呼ぶ。
執念があるからオーラが出る。

見かけはSTIでも、
開発者の執念が妥協に蝕まれるとオーラは出ない。

冒頭に述べたように、
レヴォーグはBRZに匹敵する姿勢の低さを手に入れた。

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その事により、
これまでに無い、
高いレベルの操縦性を身に付けた。
レボーグを普通の道で走らせたら、
並み居るスポーツカーでもたじたじだろう。

これがスバルらしさの一つである事は、
紛れもない事実だ。

次にGTとGT-Sを一般路で比較したい。
この程度のギャップではGTとGT-Sに大きな差は無い。
どちらも気持ちよく踏んでいく。
次にもう少し大きな角度で上下に折れ曲がったギャップで、
それぞれの動きを見てみよう。
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このシチュエーションだと、
恐らくカヤバの脚の方が乗り心地で上回る。

乗って感じた事を、
もう一度現場で確認した。

念のために申し添える。
これは姿勢を下げると、
不整地の走破力に問題が出ると言っている訳では無い。

そんなことは、
これまでもBRZでさんざん試した。

高さより、
床下の作りの方が重要だ。
もしどうしても心配なら、
アウトバックを買えば良いだけだ。

これまでビルシュタインサスペンションに深く関わり、
良い点も悪い点も良く解っている。

ビルサスの良いところは、
短所を消すのでは無く、
長所を大いに伸ばすところにある。

構造そのものが全く違うビルシュタインの場合、
姿勢を下げると苦手な部分も出てくる。

B4が初めて誕生したとき、
RSKの走りの良さに痺れた人は多いはずだ。

しかし、BE5のサスストロークでは、
ほんの僅かなギャップでも、
ある一定の周波数を伴う大きさだと、
意外な衝撃をステアリングに感じる場合があった。

それはBL5でも改善することが出来ず、
現行のBM/BRで初めて無くなった。
フロントのショックアブソーバーが長くなったからだ。
S402の開発姿勢が凄いところは、
そういうところを踏まえ、
あえて下げず、逆に少し高くなるくらいの設定にしたことだ。

その結果、総合的にシャシー能力がエンジン性能を上回る、
高次元なクルマになった。

ニュルを走ることを頭に描いてみたい。
面白さから考えればS203に決まっている。

しかし「愉しく」「気持ちよく」「安全に」その上で「速く」NBRを走るなら、
S402はうってつけだ。
極めつけの性能を示すだろう。

こうして考えると、
GT-Sの脚には、
まだ開発の余地があった。
こう言うと既に注文したひとが心配するかもしれない。
絶対に大丈夫だから安心して良い。
昔ならS203並に下げて大丈夫なのかと思っただろう。
でも今は全く心配要らない。

なぜか、
何度も言うがBRZを成功させた実績があるからだ。

BRZは全くのニューシャシーだ。
構造解析上、
これまでのノウハウを数多く注ぎ込んでいる。
だが、
フロントドライブシャフトが無いから、
これまでの苦しい要素が霧散している。
サイドフレームとドライブシャフトの位置関係に囚われ無いから、
姿勢を下げてもサスストロークは十分確保できる。

だから姿勢が低くて先回性能が良く、
更にどんな路面でも気持ちの良く走るクルマに仕上がった。

そのうえでレヴォーグに話を移す。

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車体骨格を見ると良く解る。
サスペンション取り付け部分は、
これまで培ってきたスバルの設計に共通している。

その上で、
インプレッサに対して強度はまるで異なる、
一クラス上のシャシーを造り上げた。

その事は今ある資源を有効に使い、
全く別のスポーツカーに匹敵する、
ステーションワゴンや、
4ドアセダンを造り上げる結果に結びついた。
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この部分がWRXと共用だ。
と言う事はむしろレヴォーグを云々する前に、
ピュアスポーツカーに等しい、
スポーツセダンの実力を更に高めるために姿勢を下げた。
その指揮者が、
BRZの生みの親だから、
何を考えていたのか自明の理だ。
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後ろ三分の一はレヴォーグ専用設計となり、
WRXとは異なる。
緑色に着色された部分に注目して欲しい。
リヤゲートの取り付け部に苦労が滲んでいた。
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そして何よりも嬉しいのは、
スペアタイヤも搭載できるように設計された。

不整地を走る機会の多いオーナーは、
オプションで購入しておこう。
これなら心配性のヒトにも安心だ。

この様に強靱なシャシーに見合う、
「S」ならではのビルシュタインチューニングを今も熟成させているだろう。
熊谷PGMはハッキリと語った。
「任せて下さい」と。
リリースされる時が楽しみだ。

次にインテリアについて考えてみたい。

ここにストーリーを描こう。
現行インプレッサの開発者は、
先代のフォレスターも開発した。
しかし奇麗にまとめたところで、そのデビューを待つこと無く、
先代インプレッサの開発に関わった。

実際、何度もインプレッサの1.5リットルに乗り換えたが、
彼のリードでまとめられたGH2は素晴らしかった。
むしろ今でもWRXより好きなくらいだ。

しかし彼はそのプロジェクトに最初から関わった訳では無い。
彼が本当にやりたかったことが、
今のインプレッサに良く現れている。

彼はバランス感覚が素晴らしい。
冷静に分析し、
優先順位をコストも踏まえ迅速かつ丁寧に決める。

例えば新旧のインプレッサを、
同じドラポジから比較すると良く解る。
先代は、
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この様な位置にフロントピラーが来て、

現行インプレッサではそのピラーが前に出た。
景色がかなり違うのが良く解る。
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こんなにコクピットに余裕が生まれ、
クオリティも上がった。
しかしドアトリムに変化は乏しい。
そこにコストを配分するより、
もっと他に沢山やる事がある、考えたのだろう。
新型はしっかり造り込まれ、
広くてスタイルも顔も良くなった。
こうして、
今のインプレッサは大ヒットした。

レヴォーグのシャシーレイアウトは、
基本的にインプレッサと同じだ。

しかし、
先代のようにWRXと1.5リットルのFWDを共存させるような、
無理な構成でも無い。

たとえば、スバルが「クソ度胸」を出して、
レヴォーグやWRXのために、
全く別の何も共通性の無いシャシーを造ったとしよう。
それは理想ではあるが、
会社の基幹を揺るがす事態も招く。
一番解り易い例がSVXだ。
テストしたのはS3という、珍しい特装車だ。
中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中_f0076731_20382794.jpg
このブログを最後にまとめるに当たり、
たった今、80キロの距離を試走してきた。
全く素晴らしいクルマだ。
少しも色褪せない優れた走りを楽しめた。

しかし、
いくら性能的に凄くても、
ビジネスとして成り立たなければ意味が無い。
この様な道楽を2度と繰り返してはならぬ。
トヨタと同じテーブルについて、
互角に付き合うためには、
そういう戒めが必要だ。

この失敗に懲りているスバルが、
同じ轍を踏むはずが無い。

だからレヴォーグの開発は、
抜群の人材によって進められた。

インプレッサの優れたシャシーを、
そのまま共用するのではなく、
それまで培ったノウハウを全て注ぎ込み、
全く別の車に仕上げる事ができる魔術師の手で。

その人は、
BP/BLレガシィの開発初期から、
プロジェクトに参画し、
ビッグマイナーチェンジでインテリジェントレガシィを誕生させた。

そして信頼を深め、
トヨタとのビッグプロジェクトを見事に成功させた。

失敗を許されない場面で、
本当の実力を発揮する男がスバルには数多く存在する。

その流れはBRZからWRXに続く。
開発の総指揮を執りながらも、
一人で全てをまとめるのでは無く、
ワゴン版とセダン版にそれぞれのプロジェクトマネージャーを据えた。
ワゴンには、現行レガシィでビッグマイナーチェンジの責任者を務めた、
熊谷PGMを充てた。

そしてセダン版に、
高津PGMを充てた。

まさに鉄壁の開発体制だ。

要するに、
新しいインプレッサのシャシーをベースにしながら、
ほぼ全てを見直したWRX専用のシャシーを開発した。
インテリアも骨格は残しても、
中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中_f0076731_21201070.jpg
素材を見直し、
遙かに高い質感を創造した。
上の画像の雰囲気は全くインプレッサと異なり、
レヴォーグならではの味わいを持っている。

彼らは「良い物を上手く使って何が悪い」
と言っているのだ。

国内の人々には、
サイズアップに対するアレルギーが大きい。
それをもっとも知るヒトこそ吉永社長だろう。

レヴォーグのトレッドは、
インプレッサに対して20㎜増えている。
車幅は40㎜差があるが室内寸法はほぼ同じにとどめた。

そこが、
世界を相手にするフォレスターと、
国内専用に考えられたレヴォーグのもっとも違うところだ。
フォレスターはインプレッサに対して、
トレッドで55㎜、室内幅でも50㎜上回っている。

レヴォーグのドアトリムや、
中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中_f0076731_21225551.jpg
センターコンソールのサイズを変えず、
その分上質な加飾や優れた演出に掛けた。

中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中_f0076731_21235256.jpg
従って、
ここにもハッキリとお金を掛けた効果が出ている。

時期レガシィに採用するブレーキシステムを、
そっくりそのまま前倒しで採用した。

ひとクラス上のクルマとして、
インプレッサより幅を広げて重厚感を出した。
けれども、先代レガシィの良い部分ももう一度見直し、
室内寸法はそのままにしてコストの上昇を抑え、
クオリティの高い材質をふんだんに使った。

ステアリングを握り、10メートル走るだけで、
インプレッサはもとより、
現行レガシィの品質さえ遙かに超えることが、
五感を通じて解る。

さて最後にまとめたい。

レガシィ史上最高の傑作だと言える「S402」は、
レヴォーグが目指す道だ。
そして既に発表されたWRXは、
明確に正確を二つに分けられた。

まずスバルのセダン戦略の中で、
大きさではG4とB4の間を埋める。
セダン戦略を担う「X(未知の意味)4」はS402を踏襲すべきだろう。
スポーツセダンとしての役割を担うならば、
S402のようにエンジン性能より、
サスペンションの能力が勝っていることが大切だ。

それはニュルを初めて走った人間でも、
何事も無く落ち着いて走れるようなクルマだ。
既に昨年BRZでそれが出来る事を社員を通じて実証した。

それは絶対に破綻しない面白くて安全なクルマを指す。
だが腕のある人間にとって、
そういうクルマは別の意味で面白く無い。

だからもう一つスバルにはフラッグシップが必要になる。
そしてスーパースポーツの世界でも、
世界を舞台に戦い続けるのだ。

そのスーパースポーツたる地位に、
STIはうってつけだ。

だからこそ次のクルマは、
S203のような性能を身に付けるべきだろう。

ニュルで走ったら、圧倒的に面白いクルマを目指す。
足回りを徹底的に固め、
誰にも文句を言わせないほど走りに振る

ハイパワーをベースにした、
本当のスポーツカーで無ければならない。

すなわちバランスを見た時、
シャシーよりパワーのほうが勝っていなけらばならない。
サーキットを走る人間は、
クルマを必死になって操ることに喜びを覚える。

そういう人々が求めるクルマを、
スバルはこれまで造り続けてきた。

S203と、S402の求める世界は全く違う。
そこが理解出来ると、
今度のレヴォーグも良く解る。
またWRXを造り続ける意味も理解出来る。

日本において、
この二つを同時にリリースできるメーカーは、
スバルしか無い
胸に刻んで欲しい。

もう一度名車を振り返って
このブログを終える。
【車種名】
インプレッサ S203
【型式】
GH-GDB
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4415×1740×1410
ホイールベース(mm):2540
トレッド前/後(mm):1490/1500
最低地上高(mm):125
車両重量(kg):1445
最小回転半径(m):5.7m
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC 16バルブAVCSツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:8.0
最高出力 235kw/6400rpm
最大トルク422N・m/4400rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアルトランスミッション
中津スバルのCM第五弾「レヴォーグ編」制作中_f0076731_13021863.jpg

Commented by タカちゃん at 2014-04-12 17:10 x
始めまして
初めてコメントするのに、いきなり長文で申し訳ありません。
今、中古車の購入で迷っていまして、アドバイスをもらえればと思いコメントいたしました。
ちなみにエクシーガ 2.0isかBP5レガシィツーリングワゴン2.0iにするか悩んでおります。
乗り心地と燃費など解ればよろしくお願い申し上げます。
Commented by b-faction at 2014-04-12 19:14
タカちゃん、こんにちは。まず使用目的です。7人乗る機会が少なからずあるのならエクシーガです。無くても大は小を兼ねますから、ユーティリティでは圧倒的にエクシーガの方が良いと思います。そこまでユーティリティに拘らず、スポーティなワゴンを求めるのならBPですが、性能はRの方が良いです。エクシーガは国内専売でデビューしたので(今は違いますが)戦略的にDOHCを搭載していました。FWDのエクシーガを狙うのはかなり通の人でしょうね。ある高名なスバル好きの紳士に、「女房の車にエクシーガが良いと思ったんだが、どれが良いかね?」と聞かれ、エクシーガ20i-LのFWDをお薦めしたことがあります。神奈川の方でした。凄く良かったと喜んでもらえました。
Commented by タカちゃん at 2014-04-12 20:01 x
ご回答ありがとうございます。
九州なので、特に4WDは必要なく、価格もかなり安いので、検討しておりましたが、ちょっと車重がありますのでどうかなと思いまして質問致しました。
エクシーガ 2.0で探そうかと思います。そこで、やはりCVTのよいですかね?
Commented by b-faction at 2014-04-12 20:24
そうですね。CVT良いですね。
でも程度が良くて安ければ4ATでも全然大丈夫ですよ。
自動車の状態で判断すると良いですね。
4ATに意外な掘り出し物があったりして良いかもしれません。
僕が欲しいと思うのは、パノラマルーフのFWDですね。走行距離が少なくてパールホワイトなら言うことないですね。スバルは使い分けの時代に入ってますから、2輪駆動でも全く問題ないし、かえって良い場合も多いのです。
Commented by タカちゃん at 2014-04-12 21:43 x
そうなんですね
早速いい物件探します。
ありがとうございました。
スバリストになれたらまたご報告致します。
ありがとうございました。(^∇^)
Commented by y-kaga at 2014-04-14 15:11 x
最新のブログ拝見しました。すでに多くの方から意見が寄せられていると思いますが、社長が興味を持たれて虫はツツトビケラの幼虫です。
英語ではケースドカディスと言います。
Commented by b-faction at 2014-04-14 17:09 x
y-kagaさん、ありがとうございました。ツツトビケラですね。勉強になりました。水が奇麗なところが好きみたいですね。これからどうなるか楽しみです。
Commented by 元Coro-gon乗り at 2014-04-14 18:00 x
最近ブログを拝見する様になった者です。(レヴォーグの情報を検索してたどり着いたのがきっかけです!)
私自身は、レヴォーグに6MTの設定があれば買いたいなぁと思っているのですが、
今後の設定の可能性やレヴォーグと6MTの組み合わせについて、社長さんはどの様にお考えですか?是非、聞かせて下さい。
Commented by 博多人 at 2014-04-14 19:14 x
社長様
国内各メーカーが、自分たちの特徴や個性を打ち出そうと必死なのに対して、周りに流されずに冷静に対応できているのは、スバルとトヨタ(マツダもまあまあ?)くらいだと思います。他に流されず、しかもしっかりとした個性を出せるのは本当に素晴らしいと思います。
レヴォーグの内装は見れば見るほど惚れ惚れします(笑)走らせたことは当然無いですが、見た目やスバルの自信作の車ということから、なんとなく予想はできますが、でも想像以上なのだろうと心得ています。乗らずに味の察しがつくなんて、なんだかベンツのオーナーが言いそうなことですが、スバルにもそのような一面はあると思いますし、大切にして欲しいですね!また、ワゴンというボディ形状なのに、剛性を従来よりも引き上げたというのは、材料の問題なのでしょうか、構造的な問題なのでしょうか。
Commented by b-faction at 2014-04-14 19:35 x
元Coro-gon乗りさん、初めまして。欲しいに決まってるじゃ無いですか(笑)。ただ、あまり台数が出ないと思いますから高くなっても良い物をSTIが出すべきでしょう。スバルが出す以上、アイサイトが絶対セットで必要なので商品化は難しいし、安物を作って欲しくないので、歯を食いしばってこの路線を続けて欲しいと思います。逆にSTIは好きなことをやれば良いから、まさにうってつけの素材が出来ました。
Commented by b-faction at 2014-04-14 19:51 x
博多人さん、こんにちは。前のコメントではコピペして敬称を付け忘れました。大変失礼しました。写真に詳しく説明を付けませんでしたが、赤い部分には補剛が入ってます。その他、板厚を上げたり、スーパーハイテン材を多用するなど必要なところにしっかり強度を持たせたので「想像通り」の良い味です。だから素材も構造も全てです。レガシィに対して40%の「ねじれ剛性係数」の向上は伊達じゃありません。これで安物作ったらスバルは死にますね。ヨーロッパから土下座して「売らせて下さい」と言われるくらいになって欲しいです。(いまは逆だから)
Commented by 博多人 at 2014-04-14 21:25 x
とんでもないです。ご多忙の中、返信を頂けるだけでありがたいことだと感謝しております。
やりたくてもなかなかやれない、本当に良い車を作ろうという開発姿勢で、スバルの職人魂を感じます。レガシィと比べてそんなに剛性って上げられるんですね。フォルムもキレイかつスポーティーですし、美しい高性能といった感じでしょうか。
レヴォーグを見たとき、まっさきにヨーロッパが浮かびました。欧州と日本専用なのかと思いきや、国内専用だったので、優越感に浸れました(笑)
続編のレポートも楽しみに待っております!
Commented by b-faction at 2014-04-14 22:05
博多人さん、こんばんは。リンクを見ると、今後の期待が広がりますよ。
Commented by 元Coro-gon乗り at 2014-04-15 15:16 x
コメントありがとうございました。
「STIが出すからには高くてもいいものを、好きなように…」というのはまさにそうだと思います。しかしながら、少々手頃な、性能とのバランスのモデルも欲しいというのが、私の正直なところ(価格的にも厳しく、身の丈的にも…)です。
先代インプレッサGH8(FMC直後に試乗、自分的には十分と感じました!)はその例だと思いますし、また、海外のモーターショーで公開された新型WRX(日本仕様はWRX-S4?)のMTモデルが300万程度で日本導入があれば…。
「無い物ねだり」は私の悪い癖で暫くは悶々とするでしょうが、とにかく本日正式発表のレヴォーグ、今後の展開を楽しみにしています。
Commented by b-faction at 2014-04-15 15:25
元Coro-gon乗りさん、良いところに眼を付けられましたね。DIT+ワイヤケーブル6MTは凄く良いんです。でも日本では過去の失敗があるので売らないでしょうね。「気持ちの良いクルマ」と「凄いクルマ」の棲み分けが難しいのです。STIまで中途半端になるといけないので、これは仕方ないですが我慢ですね。
アメリカまで行って買うしか無いですね(笑)。
レヴォーグの6MTはどうでしょうか。
やっぱり、やるならSTIでしょうね。
SUBARUブランドで出しても数は売れないと思います。
中古車が高騰してますが、
皆無い物ねだりが凄いので、こういう事態を招いていますね。
Commented by b-faction at 2014-04-15 19:04
元Coro-gon乗りさん、カローラのワゴンと比べ、先代インプレッサは抜群でした。実はロードテストで久しぶりにGH2(FWD)モデルに乗りましたが、
改めてなぜあれほど乗り継いだか理解出来ました。NAのMTも悪くないです。無理矢理レヴォーグに出させるより、フォレスターの6MTの方が面白いかもしれませんよ。メーカーも本気で作ってるようだし。
そんな気がしてなりません。
Commented by 元Coro-gon乗り at 2014-04-15 20:16 x
(下書きが残っていたので、削除の上再投稿します。なので、ご返答いただかなくても大丈夫です!!失礼しました。)

早速のご返答、ありがとうございました。
レヴォーグ、1.6GT(アイサイト無し、ハンドレバー式パーキングブレーキ)グレードの設定に、MT追加への布石を打ったのではないかと、深読みした訳で…。
現実的には、色んな側面から仕方なさそうなので悲喜こもごも我慢でいきます。
余談ですが、海外仕様の新型WRXはタイ仕様もありますね。右ハンドルな点はいいのですが、関税と高い付加価値税がかかるようで現地価格は超高価みたいです(笑)。

NAはNAなりの良さがあって、気持ち良ければOKかも…、ですね。参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
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by b-faction | 2014-04-14 22:04 | Comments(17)

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