ニュルのコースに自分の足で立つ。
ロバートが言うには、
「今お前の立っている所が、
次のアプローチへの最重要地点」らしい。
「どれ、立って見ろ。写真を撮ってやろうじゃ無いか」と言う事で、
親切なアドバイスを受けた。
要するに手前のコーナーを立ち上がったら、
すぐにこの位置にクルマを着けないと、
次のコーナーに安全に飛び込めないのだ。
鬼軍曹2人による(笑)トレーニングが始まった。

インストラクターが二人も付くので、
とても有利に学ぶことが出来る。
恐らくこれ以上のトレーニングは世界中のどこにも無いだろう。
昨年と同じ講師陣だ。
ロバートとは昨年も意気投合したが、
そのせいか、今年は凄いサプライズを与えてくれた。
それはまた後述する。
1台のクルマを二人で使い、
4台が連なって濃密な指導を受ける。

相棒は去年もお世話になった石橋さんだ。
彼はNBRの経験も深く大先輩に当たる。

順番に並び直し、
ライン取りを学ぶ。
ライン取りだけでは無いのだが、
こればかりは参加しないと体験しようが無い。
言葉では説明できない深い練習だ。
ノルドシェライフェは20,8kmほどある。
そのコースを10に区切る。
一日に4区間のトレーニングが限度だ。
2日間で8区間の走り方を学ぶことが出来る。

このカーレンハードは特に難しい場所だ。
かつてSTIがS402を走行テスト中に、
フル乗車のM3に抜き去られた因縁の場所でもある。
普段は置いてないコーンが難易度の高さを示す。
ここでぎりぎりまでアウトによらないと、
極めて危険な走行ラインになるからだ。

有名なカルーセルだ。
逆方向を向いている。
右側のバンクに向かって右方向から進入する。
失敗すると、
左にある看板を突き抜けて飛び出してしまう。

何故危険かクルマから降りて学ぶことで、
正確なラインでクルマを操れるようになる。
何度繰り返しても知り尽くすことの出来ない、
深い意味を持つ場所、
それがノルドシェライフェだ。