あの忙しさを思い出すと苦しくなるが、
成し遂げた後の達成感は、
他では得られないほど素晴らしい。
深夜までご協力戴いた、
平和印刷の渡辺さんに、
この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ドイツから戻り、
一息つけるかと思ったが、
すぐ次の出張が控えていた。
かわら版で紹介した2つのWRXは、
とても個性的で、
それぞれ別の車に仕上がっている。
WRX S4の公道インプレッションを伝えよう。
このS4は2.0GTだ。
最もオーソドックスで売れ筋になるだろう。
かわら版で紹介したGT-Sと比べ、
最も大きな外観上の差はホイールにある。
GTのホイールはダークガンメタリック塗装になっていて、
GT-Sのハイラスター塗装よりパールホワイトの外装に良く似合う。
300馬力 400ニュートンmの実力を、
さりげない外観に隠した凄いヤツだ。
改めてGTのスペックを紹介しよう。
全長×全幅×全高(mm):4595×1795×1475
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1540
最小回転半径(m):5.5
【エンジン】
FA20/水平対向4気筒2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボ
内径×行程(mm):86.0×86.0
圧縮比:10.6
最高出力 221kw/5600rpm
最大トルク400N・m/2000-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)
【標準装備】
アイサイト LEDロービームランプ 運転席&助手席パワーシート フォグランプ オートワイパー/オートライト 左右独立温度調節式フルオートエアコン キーレスアクセス&プッシュスタート
ちなみにGTとGT-Sの諸元は全く同じだが、
GT-Sに大型リヤスポイラーを取り付けると重量が10kg増加する。
S4のベース車は310万円だ。(パールホワイトは3万円高)
このクルマは有料色なので、
ベース車の価格は313万円と言うことになる。
そもそもGTの税抜き車両本体価格は、
GT-Sに対して20万円安い。
テスト車の型式記号は、
トランクリップスポイラーを持つのでVAGA4R8となる。
スポイラーの有無でまず型式が異なる。
そしてオプションコードはDDCだ。
スポイラー以外にメーカーオプションで、
オールウエザーパックとウエルカムライティングが付いている。
但しGT-Sにはリップスポイラーと上記の2点が標準装備されるので、
基本になるオプションコードがDDCになる。
したがって実質的な価格差は115,000円しか無い。
ちなみにリップスポイラーを後から付けると、
部品代だけで5万円必要だ。
これだけ後から付けることも可能だが、
欲しいのなら最初から付いたクルマを選んだ方が良い。
S4は全車にアイサイトと運転席/助手席パワーシートが標準装備だ。
だからダンパーに拘らなければ、
トランクリップスポイラーと、
ウエルカムライティングの組み合わせが一番の売れ筋ではなかろうか。
有料色に拘らなければ3万円安くなるので、
85,000円の差額でダンパーをビルシュタインに出来る。
これはお得だ。
話しがややこしくなったが、
このクルマはリヤスポ付のDDCなので318万5000円だ。
更に有料色のパールホワイトは3万円必要なので、
車両本体価格は税抜きで321万5000円になる。
S4について、
そこには無い車両を借りたので、
更に参考になると思う。
ちなみに、
このクルマには、
あえて以前のブログで選択しなかったディーラーOPが二つ付いている。
一つは上の画像でナンバープレートの上にある、
メッキの「トランクガーニッシュ」だ。
価格は工賃を含め15,000円(税別)。
もう一つはメッキのドアハンドルだ。
近くで見たら、
実際には印象がかなり異なった。
メッキ以外の部分がチャコールグレーで、
パールホワイトの車体によく似合った。
工賃を含め32,800円だ。
S4のリヤバンパーを、
もう少しシックにすると尚良いだろう。
改めて街の中で見ると悪くは無い。
鈴鹿サーキットで初めて見た時よりスタイリッシュだ。
けれどもSTIなら子供っぽさは無いが、
S4というキャラにはディフューザーが無い方が良い。
東京へ出張する機会を活かし、
その実力を充分すぎるほど試した。
まずコクピットに収まり、
コンビネーションメーターを見た。
基本的にSTIと共通だ。
最高回転数が9000から8000rpmになっている部分と、
マルチインフォメーションディスプレイの中央が少しだけ違う。
S4はアイサイトの表示を出せるようになっている。
STIはここにDCCDのインディケーターが出る。
この辺りの開発に、
もう少しお金を掛けたら良かった。
さすがにレヴォーグのメーターとは明らかに違うが、
S4とSTIの差は、
ちょっと見ただけでは解らない。
2年後のマイナーチェンジで、
リヤバンパーも含め、
両車の差をもっと大きくすべきだ。
S4はあまりギラギラさせず、
もっと落ち着かせた方が、
クルマ全体の質感がずっと高くなる。
とはいえ、どちらもWRXである事に間違いは無く、
S4でエコドライブする気など毛頭無い。
まず高速道路を走り、
全ての走りを極めてみた。
少し走ってエンジンが暖まったら、
躊躇うこと無く「S#」にセットした。
STIとは異なり、
SIーDRIVEの切り替えスイッチはレヴォーグと共通だ。
手元で簡単に切り替えられるので扱いやすい。
S#にすると8段ステップ変速になる。
これは実に気持ち良く走る。
燃費も気にするほど悪く無い。
マルチファンクションディスプレィに、
新車からの通算燃費が出ている。
まだ1000㎞に満たない状態で、
試乗車である事も考えると10.3km/Lという数値は決して悪くない。
真ん中の表示がS#にして遠慮の無いアクセルの踏み方をした結果だ。
走り方は勝手に想像して欲しいが、
100㎞ほど走った時点で9.8km/Lなので、
300馬力のスポーツカーとしてかなり良い数値だと思う。
S4はSTIと異なり、
スポーツリニアトロニックを搭載している。
IとSモードに於ける制御はレヴォーグとほぼ同じだ。
すなわち滑らかな無段変速で効率良くドライブしている時に、
ある一定の量以上アクセルを開けると、
シームレスにステップ制御に移行する。
ディーゼル用のリニアトロニックの開発から生まれた、
スバルの最新の技だ。
STIと比べると、
この部分の違いが良く解る。
新型WRXの開発に着手した当初は、
電動パーキングブレーキ(EPB)を採用するなど、
考えても居なかっただろう。
ところが、スバルは基本的にアイサイト搭載を前提にクルマ造りを始めた。
そのように方針が変わり、
EPBを搭載したと推察できる。
その結果、S4を購入するオーナーは、
次期レガシィ用に開発したと思われるEPBを前倒しで得られる。
もちろんレヴォーグの追加開発も大きく影響している。
下手に差を付けるより、
思い切って標準装備した方がコストも節約できる。
S4を走らせるとレヴォーグより軽く感じた。
試乗車のレヴォーグは一番軽いアイサイト無しなので、
S4より20kgほど軽かったはずだが、
走らせるとかなり印象が違い、
S4が身軽に思えた。
リヤのオーバーハングにかかる重量が少ないせいか、
レヴォーグより更に軽快だ。
それではトランクを開けてみよう。
トヨタと協力してBRZを開発したおかげで、
この頃とっても便利になった。
WRXもトランクを電磁オープナーで開閉できる。
トランクリッドも軽くて開閉しやすい。
なかなか奥行きもあって使い易そうだ。
丁度面白い比較が出来た。
今日の工房には魅力ある3台がズラリと並んだ。
左のWRXはS4の祖父に当たる。
そしてWRXのように創られた黒鰤と、
最新のWRXが並んだ。
血統の持つ意味の深さが痛いほど解るステキな光景だ。
セダンの良さはトランクに有る。
まず最新のWRXに、
普段黒鰤に積んでいる荷物を載せてみた。
幅も奥行きも十分だ。
黒鰤に戻すと、
改めてBL系レガシィの出来の良さに感心した。
金を掛けたクルマは違う。
但しトランクから室内にはスキーのような物しか入らない。
次に2代目WRXに目を移す。
このクルマもセダンとしての機能性に長けていた。
他の2台ほどでは無いが、
十分な広さを持つ。
但し床の仕上げなどはとてもお粗末で、
床のマットが荷物にくっついてめくれてしまう。
年式を考えれば当然だが。
それでも長尺物に対する配慮はきちんと整っていた。
これらに対して新しいWRXはどうか。
縦に長い箱を積んでみた。
これでもまだ余裕がある。
新型WRXはシートの背もたれを前に倒せる。
だから長いものだけで無く、
大きな物まで詰める。
ただし注文が満たされていない。
さんざん開発総責任者を「狸呼ばわり」して申し訳ないが、
この様に化かすのが気に入らない。
このシリーズをとりまとめた総責任者の増田PGMには、
レヴォーグ発表時にドアのインナーハンドルで注文を付けた。
WRXのメーターやシートの分割にも彼らしさが滲む。
この写真はレヴォーグの後席だ。
国内専用のクルマだと胸を張るなら、
この逆にしなければいけない。
あえて改めようとしない。
金を掛けたくないからだ。
シートの背もたれは助手席側が4で運転席側が6の比率で倒れる。
もしその逆の6対4でトランクを室内に広げられるなら、
使い勝ってもっと良くなる。
これは輸出用の左ハンドルを重視した作り方だ。
右ハンドルだとこの分割では使い難い。
助手席まで使って荷物を積もうとするなら、
後席の背もたれを「左側6」とした方が使い易い。
ドアトリムに窪みを付けただけのインナーハンドルもそうだ。
握り難い事を知っていて、あえて放置している。
コスト削減をあまりにも意識し過ぎている。
安上がりな開発を止めよう。
狸は尻尾を出して化かしたと思っているが、
目の肥えた顧客が増えたから、
いつまでもごまかすのは無理だ。
クルマ造りに於いて、
開発コストを「けちる」と必ず将来大きな代償を払わなければならなくなる。
更に付け加えると、
この頃スバルは浮かれていて、
使わなくても良い金を使いすぎる。
それが冒頭の動画に現れていると感じた。
スバルの本社が新宿から恵比寿に移ったことはニュースにもなった。
それはとてもおめでたくて良い事だ。
しかし出て行く新宿スバルビルで、
まさしく使い捨てのイメージ広告を行った。
それが良い事とは思えない。
窓にプロジェクターで画像を投影し、
その時道行く人を驚かせた。
雑踏を更に混乱させるといけないので、
一切事前にPRも出来ない一発芸だった。
「さらば新宿、お世話になりました」と言うなら、
もっと有意義な金の使い道があるはずだ。
こういう成り上がり者のような無駄遣いを、
なぜ吉永社長が許すのか理解に苦しむ。
そんな事に大金を使うなら、
もっと良いクルマを作れと言いたい。
ところで、
良い2代目インプレッサWRXと出会えた。
最近年式を問わずWRXが注目されている。
先日「普通のWRXはとても良い」とこのブログで紹介した。
そのクルマも売れ、
今展示場は淋しい限りだ。
インプレッサWRXは、
日本よりもむしろ海外から注目されており、
多くのバイヤーが日本にやってくる。
だから仕入れ価格も高騰し、
なかなか思うように展示できない。
このクルマは一見STIだが、
中身は普通のWRXだ。
したがってエンジンの出力は250馬力だし、
トランスミッションは5速だけれど、
とても乗りやすい良い車だ。
外観はまるでプロドライブの作ったラリーカーのようだ。
純正とは一味違う面白いレプリカだ。
更にこのクルマは「V-リミテッド」という限定車だった。
実にユニークで、
ペタ-ソルベルグを懐かしき思い出した。
初めて北海道で開かれたWRCで勇姿を飾ったのも、
確かこのタイプだった。
丸目としてデビューし、
年を重ねる毎に良くなっていった。
強烈な320馬力のエンジンを当たり前のように搭載した。
ところが3代目のインプレッサは、
1500ccのFWDの完成度が高かった。
FWDは物凄く良く最後まで驚くほど優れたシャシーに磨かれていった。
ところがWRXはエンジンの開発も、
シャシーの開発も全て頭打ちになった。
優れたクルマだが残念なことに初代や2代目ほど、
驚くほど性能が向上することは無かった。
先ほど並んだ3台の車から、
3代目のインプレッサが漏れた理由はそこにある。
やはり1500ccがベストで、
BL型のspec.BがWRXの役割を担った。
なぜなら、
新型WRXから黒鰤に乗り換えても、
性能差を落胆することはほとんど無く、
かえってワクワクする。
これはクルマ造りの善し悪しだけでは無く、
掛けた金の差だと言える。
中古車は出会いだ。
何とも儚い出会いもあれば、
ずっと付き合える確かな友と出会う時もある。
WRブルーの3代目インプレッサは、
コンフォートセレクションという特別仕様車の4WDだ。
ただの1500ccでは無く、
プッシュスタートシステムやナビを装備した良質車だ。
青い車が欲しいので、
連れて帰ってきた。
昔から東京でスバルの中古車と深く関わってきた。
決して忘れぬ人との出会いも数々あった。
中でも中央スバル時代の中古車部長を務められた、
高原さんとの出会いは鮮烈だ。
今でもバリバリの現役で、
毎週お目に掛かれるのがとても楽しみだ。
中央スバル時代には、
「鬼の高原」と呼ばれたが、
今ではそんな容貌は微塵も無く、
好々爺そのものだ。
今でも思い出す。
コリンマクレーがラリーで優勝を重ねていた頃だ。
頭から湯気を出しながら、
高原さんが東村山流通センター現れた。
あまりに怒っていたのか、
周りが一切目に入らぬようだった。
受話器を取ると、
「おい!所長を出せ」
といきなり怒鳴った。
「その営業所は一体何だ。そんな汚いところで何をやっているんだ。
一体いつ貼ったポスターなんだ。
ここの流通センターの方がよっぽどましだぞ!!!」
とエライ勢いで叱責すると、
思わずクスクスと職員が笑った。
中古車の店頭販売にも勢いがあった。
いつも高原さんは、
どんなクルマに乗ってくるのか、
と楽しみに待っている。
S4を見るなり「社長!レヴォーグのセダンだね!!」
これには思わず微笑んでしまった。
高原さんと別れてホテルにチェックイン。
夕暮れの光の中でS4にオトナの雰囲気が漂う、
本当に絵になる美しいクルマだ。
次の朝は丸の内で開かれる会議に向かった。
場所は東京駅の前だから、
そこまでのリアルな移動で、
S4の真価を更に試せる。
都会の過酷な交通状況の中、
S4で面白い実験をした。
42㎞ほどの距離をIモードで走った。
国道246を経由し東名高速に乗る。
そして首都高から丸の内に向かった。
マラソンに匹敵する通勤距離を、
S4で実際に走ってみた。
そのシチュエーションを12.1km/lで駆け抜けた。
午前9時に東京駅に到着するスケジュールを立て、
実際に確かめたところ、
満足できる結果を得ることが出来た。
MFDにはナビと連動した、
こんな面白い表示も、
まるで思い出したように出る。
それにしてももったいない。
このMFDは実に中途半端だ。
市場の声に揺さぶられたスバルは、
4代目レガシィで果敢に挑戦したモニターの独自化をあっさり捨てた。
要するに市販されている1DINのナビユニットが、
簡単に装着できないと販売に直接影響する、と苦情が出た。
そこで今のような過渡期のインテリアデザインが生まれた。
こんな雑然とした配列より、
上段のMFDを更に大型化し、
ナビと合体させる。
もう少し空調吹き出し口も下げた方が良い。
オーディオは大切な機能なので、
もっとブラインドタッチしやすく考え、
整然とスイッチを並べるべきだ。
一見すると整然としているが、
使ってみると雑然としている。
幾つもモニターがあるのは良いとは言えない。
交通情報を聞きたい時に、
これほど使いにくいオーディオは無い。
ナビとオーディオの合体は機能として失格だ。
既にスマートフォンがあれば、
ナビに近い道具として機能する。
今のカーナビは、
まるで東京駅みたいなもんだ。
駅舎は奇麗に出来たが、
いつも駅前は雑然としている。
この混沌とした状態がいつまで続くのだろう。
いつも思うが、
この先を曲がった途端、
不作法なガードレールが目障りで仕方が無い。
俯瞰したらすぐ解る。
まるで箱庭のような東京駅の、
ロータリーに注目すると、
何やら怪しげな工事が続いている。
何を掘ったのか知らないが、
土囊が沢山並び工事は続く。
さて、
会議の合間に弁当が出た。
これは会議で眠くならないように考えられた弁当だ。
実に隙の無い良く出来たもので、
どのおかずも美味しい。
運動不足なので、涙を呑んでご飯を食べなかった。
しかし少し食べただけで超絶に美味かった。
実に整然と機能毎に別れている。
こんなインストルメントパネルをスバルは作るべきだ。
会議を終え空を見ると当たりは真っ暗だった。
恐ろしいほどの雨が降り始め、
東京の道路は混乱した。
珍しいクルマにであった。
この界隈には三菱グループの本拠が多い。
いつも使う駐車場も三菱地所の所有物だ。
丸ビルなども三菱だ。
激しい雨が降る東京から中津川に戻りながら、
スバルの4WDは無敵とも言える力を発揮した。
S4には最高の4WDシステムVTDが与えられている。
その卓越した安定性を今回も身に滲みて感じた。
ニュルブルクリンクという世界一過酷なサーキットで開かれるレースで、
なぜ雨が降ると勝てるか。
ここにその理由が凝縮している。
とにかく悪条件になればなるほど真価を発揮する。
また驚いたことに、
この様な激しい雨でもアイサイトVer.3は一切機能を停止しなかった。
確実にシステムの安全性は向上している。
こうしてテストは終わった。
如何に快適に、
そして安全に、
その上、楽しく・・・・・。
S4は全ての要件を満たす。
この後の激務をラクラクとこなせたのも、
S4を相棒に選んだからだろう。
まるで激流のように9月前半が終わった。
3連休に起きた出来事を紹介して今回のブログを締めたい。
留守中に小包が届いていた。
横浜の野村さんから転居のお知らせと共に、
美味しいお菓子が入っていた。
社員皆で戴きました。
安心して下さい。
これからも「かわら版」を千葉までしっかり郵送します。
週末に同窓会が開かれた。
滅多に行かないが、
今回だけは手書きの丁寧な案内状に驚き、
43年ぶりの出会いを楽しんだ。
右端の実君が今回の幹事だ。
その葉書はお見事だった。
こんな手の込んだ葉書をもらったら行かない訳にはいかない。
彼は銀行に勤めるが、
携帯電話を持たず、
クルマも持たず、
もっぱら自転車で移動する。
正に中津川の桐谷さんだ。
そんな彼が企画した同窓会だから、
物凄く楽しかった。
話をして驚いた。、
上の写真で右端に居る聡君と、
この写真の真ん中に居る卓男君は、
先ほど紹介した出張先のホテルに近いところに住んでいた。
世の中って本当に面白い。
聡君は帰る前に立ち寄ってくれた。
ハーバーはとても横浜らしい。
ありがとう。
そのような事情で、結局土曜日は会社に戻れなかった。
大阪から高岡さんがストラットタワーバーを付けに来てくれたのに、
お目にかかれなかった。
申し訳ありませんでした。
高岡さんから、
とても美味しそうなお土産を戴いた。
忙しさを忘れる良薬だ。
ありがとうございました。
同じ日に香川県からも来客があった。
高松市にお住まいの小山さんから、
こんなステキなお菓子を戴いた。
うどんで有名なだけあり、
干すことに共通性を感じる。
お二人に改めて感謝申し上げます。
また是非お立ち寄り下さい。
こうして土曜日は更けたが、
これはプロローグだった。
日曜日に、
驚くほど沢山の品々を戴いた。
出勤して朝礼が終わる頃、
まずクロネコが純白の箱を持ってきた。
おお!手作りのスイートポテトだ。
東京日本橋にお住まいの野村さんから、
ステキな逸品が届いた。
一度食べたら忘れられない。
メッセージも頂戴した。
「知り合いが千葉で薩摩芋農家をしておりまして、
今年初の新芋が採れました、との連絡があり、送ってもらいました。
彼も、また、薩摩芋一筋に情熱をもち、無農薬で育てています。
三倍もの労力がかかるそうですが、口に入るものですので、こだわっているようです。」
何という嬉しいお心遣いだろうか。
皆で美味しく頂きます。
ありがとうございました。
そして広島の松岡さんがご来店された。
5代目レガシィの愛好者による集まりの後で、
差し入れを届けて下さった。
愛機はピカピカのspec.Bだ。
チオビタドリンクを飲んで連休を乗り切った。
ありがとうございました。
午後からは更に忙しく、
兵庫から鈴木さんがリフレッシュ点検見積もりに来店された。
希少車のS402を新車のように蘇らせるためだ。
社員に差し入れを戴いた。
美味しいお菓子をありがとうございました。
その頃、
京都から福島さんが車検に来店された。
帰りは息子さんと電車の旅を楽しまれた。
お見送りができず申し訳ありませんでした。
お土産には何とも言いようのない、
甘さともちもち感のハーモニーがあった。
粒餡好きの妻は、
箱を開けた途端、涎を垂らしました。
おクルマ確かにお預かりしました。
しっかり整備させて戴きます。
ありがとうございました。
暫くすると、
ショールームに佐々木さんの姿があった。
レガシィの重要保安部品の製造に関わる仕事をされ、
ご自身もBPEを愛馬にしている。
栗きんとんの街へようこそ。
奥様達が栗きんとんを物色している合間に、
久しぶりに会話を楽しめた。
これまた凄いモノを戴いた。
屋久島限定らしい。
じっくり味わせて戴こう。
ありがとうございました。
こうしたご厚意が、
ブログ造りの原動力となる。
今後も是非お楽しみに。