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大きな痕跡とレガシィの行方

10月も終盤にさしかかる。
それにしても焦臭い。
9月17日に初めて感じた異変は、
決して勘違いでは無かった。

この辺りに漂っていた異臭は、
噴火の予兆だった。

その後、
匂いが弱まる日もあったが、
ここ数日間ますます強くなった。
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中津川は活断層の真上にある。
赤い線がその亜寺断層だ。

過去に大きな地震が起きた事を証明する痕跡だ。
しかも地上に明確に露出している上、
現在も生きている断層だ。

噴火した御嶽山は大きな赤丸。
火山と断層は別の次元の話しだが、
小さな赤い丸で囲った中津川市と、
位置関係が良く解る。

緑色の線の右側に深く刻まれた痕跡が見える。
これが中央構造線という、
日本列島の古傷だ。
この模型は大鹿村の博物館で見た。
そこは緑の丸の位置にある。

あくまでも想像だ。
もしここに写っている部分だけを、
スッポリと水に沈めたとしよう。

この模型を水槽の中に入れたと思えば良い。

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当然、御嶽山の噴火口から激しく泡が出るはずだ。

嫌な予感というのは、
それだけですんでいるのか、と言う事だ。

先月17日から感じている気配は、
中津川市の赤い丸の周りから、
プクプクプクプクと泡が出ている感覚だ。

徐々に地殻に見えない亀裂が入れば、
そこからガスが地上に出る。
そんな感じに思えてならない。

中津川周辺で、
どこからとは限定できないが、
何とも言えない独特な臭いが漂い続ける。

痕跡や気配は、
とても重要だ。

例えばカラダの変調を例に挙げると、
通風で痛い目にあうと、
気配に敏感になる。
何しろ、
経験の無い人には解らないだろうが、
猛烈な痛みをもたらす。

その痛みは初めのうち他覚的には解らない。

そのうち腫れてその部分が熱を持つ。

カラダは元気でも、
あまりの痛さに動けなくなる程だ。

そういう激烈な症状は、
大地震のように痕跡を残す。
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症状の出ない右足に比べ、
左の親指の付け根がおかしいだろう。

決して水虫で皮がめくれているのでは無い。

ここが鬼門だ。

激しく腫れ激痛をもたらした痕跡は、
この様に明らかに残る。
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まさに「一皮剥ける」のだが、
イイ男になれるならともかく、
憔悴してしまうので困ったモノだ。

まるでそこだけ日焼けした後のように、
ずるりと剥ける。
とても恐ろしい病気だ。

一度酷い目似合うと、
だんだん気配でわかるようになる。

何となくヒヤヒヤムズムズしてきたら、
しっかり観察する。

ほんのりピンクになっていたら、
すかさず薬を飲む。

飲まなくても食べ物に気をつけるだけで効果が出る。
しかし、贅沢病というのは誤解だ。
贅沢しなくても、
オヤジが痛風持ちだと、
まず間違いなく息子にも移る。

それだけは証明できた(笑)

シャンペンやワインは痛風に影響は無い。
ところがビールはダメだ。

肉など何日喰わなくても平気だが、
大好きなほうれん草は痛風に良くない。

昼間から酒を飲む機会など滅多に無いが、
ルクセンブルグで石橋さんが、
シャンペン飲もうと言い出した。
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太っ腹な彼だけあり、
即座にバーテンを呼びボトルを開けた。

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こういう時に酒を飲まない人が近くに居ると嬉しいね。
非常に贅沢なハンドルキーパーが、
にやりとボトルを見ている。
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オープンカフェで飲んだシャンパンは美味かった。

TPOが秀逸に整うと、
飛び切りの味を感じることが出来る。

クルマの開発にも、
同じ事が言える。

発泡酒ばかり飲んでいると、
基軸が狂うだろう。

もちろんプリン体ゼロの素晴らしい発泡酒も生まれた。

しかし、そんなモノばかり飲んでいると、
別の問題も生じる。

クルマの開発において、
発泡酒のような商品企画に軸足を移してきた。

理由は簡単だ。
厳しい税制、
複雑な環境ハードル、
高騰する燃料代。

どれをとっても酒の世界と共通点が多い。

シャンパンなど無理して飲む必要は無いが、
その味を知らないと、
真実の世界が解らないこともある。

クルマの開発の難しさが、
通風のような痕跡となって残っていても、
何も気付かず当たり前になる。

太っ腹な石橋さんのおかげで、
良いレンタカーを借りることが出来た。
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レンタカーもピンからキリまである。
このハーツにはビックリするようなコーナーがあった。

ステージまである。
高額車を貸すための置き場所なのだろうか。
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こんな良い物を使う人も居るらしい。
この時はBMWの5シリーズを使った。
石橋さんの運転で後部座席にふんぞり返った。
普段は逆の立場に近い。
とても贅沢な思いを味わった。

レンタカーになるだけあり、
決して最高級のクルマでは無い。
その証拠がドアトリムに出ている。

これではメルセデスに劣る。
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ただ、この手のクルマはドライバーより、
後部座席の方が重要だ。発泡酒に重きを置く日本車(スバル)と、
本場のビールでは差が大きくここに出た。
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535Dの後席には、
しっかりしたドアハンドルがあり、
中途半端な作りでは無い。
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空調も実に快適で、
アウトバーンを時速200kmでラクラクと駆け抜けることが出来る。

ディーゼルが完全にアウトバーンで主導権を握っていた。

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このクルマはX-DRIVEだ。
ユーロ6を取ったディーゼルエンジンを搭載し、
極めて快適な高速移動を楽しめる。

ただし、このクルマも大人4人分のスーツケースを、
ラクラクと飲み込むわけでは無かった。

積載性に関して、
十分だとは言えない。

不整地における乗り心地も、
段差のある場所で、
バンプラバーに当たった衝撃が、
「ダン」と直接お尻に入る。

ヨーロッパにおける高速移動には優れていても、
スバルが得意とする米国市場では少しマイナスか。

かたや、
発泡酒の世界も決して悪いものでは無い。

居酒屋の「飲み放題」なんて、
日本人しか楽しめない。

安いコストで、クルマを持てる喜びを、
日本人として誇らしく思う。
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プレオ+と言われるとピンと来ないが、
これはまさしくニューエイジvivioだ。
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そのフルモデルチェンジとして受け入れられる逸品だ。
スマアシも当たり前に付いているし、
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アイドリングストップも丁寧だ。
決して贅沢な品質では無いが、
演出が上手くとてもバリューで素晴らしい。
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専用のオーディオも過不足無く備わり、

何が一番際立っているかというと、
奥の深い乗り心地だ。
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立ち上がりのトルクもしっかりしている。
エンジン音だって安っぽくない。
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何しろ、
こうして全く正反対のクルマを並べると、
思わず首を捻ってしまった。
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アイドリングストップできないSTIの方が、
軽自動車より遅れている。

プレオやステラより、
アイドルストップさせなきゃなならぬのは、
WRXやBOXER6だ。

ところで、
プレオ+のスイッチ類は、
良く考えて調律され操作感が良い。
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R2の頃に素晴らしいと思ったインテリアコーディネートが、
再び蘇った。
これはスバルの売るべき軽自動車だ。

でもこれこそ正に断層崖だ。
あるいは古傷の中央構造線と言っても良い。
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冒頭の「痕跡」に話を戻したい。

激しい地震の痕跡は、
断層と言う形で地表に現れる。

それは長い年月が経っても、
断層崖として地表に残る。

スバルが軽自動車を売ることは良いが、
発泡酒しか知らないと、
大切な場所でTPOをわきまえられなくなる。

シャンペンが何かを知り、
ビールと発泡酒を使い分ければ良いが、

誰にでも「飲み放題」を押しつけてはいけない。

レヴォーグやWRXで、
インプレッサという料理のために用意してあった酒を、
無理に押しつけていないか。

それはドアハンドルだけに留まらない。
もしレガシィでもそれを平気で押しつけるなら、
真のフラッグシップにはなれない。

軽自動車と変わらぬクオリティでありながら、
ちょっと素材や照明で知らぬ素振りだと、
本物を見極める人には尻尾が見える。

また大きさも大切で、
しっかりとした余裕を持たせて欲しい。

BMWの5シリーズで不満に思った事は、
大の大人が、
4人で海外へ行く時に、
楽に荷物を収容できないと言うことだ。

収容できないと大変なことになる。

中津スバルは50名までなら、
これまでも受け入れてきた。

ところが先日、
「中津スバルを見学したい」と申し込みされた人達は、
桁が違っていた。

彼らがやって来た。
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赤いバス5台に分譲し、
島田君の引率で現れた。
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自由に見てもらえば良いのだが、
話をしろと言われたので、
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日本中から集まった、
総勢220名を前にして、
どうしても聞いて欲しいことを先に伝えた。

まず中津スバルの基本は、
1.掃除の上に成り立っている。
2.敷地内に可能な限りアスファルトとコンクリートを使わない。
3.自然と向き合い勘を大切にして数値に頼りすぎない

以上の3つを大切にして活動すると説明した。
全ての施設も基本的にそれが柱だ。
社員の理解と協力、
そして努力に支えられ運営している。

受け入れてはみたものの、
初めての経験だった。
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ところで、
明確な信念を持たずに暮らす人を最近よく見ないか。

もしこのブログを見て、
不快感を持つ人が居たら、
興味本位でこの世界を覗かない方が良い。

怖い物見たさで踏み込むと、
相当な「温度差」を感じるだろう。
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今回来た人の中にも、
温度差を感じた人は必ず居たはずだ。
熱い心を持つ人と、
そうでは無い人の明確な温度差は、
目の力で伝わってくる。

価値観が違うので当たり前だ。
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ここに「来たくて来たくて」堪らなかった人もいれば、
仕方が無いから付いてきた人も居る。

ワクワクドキドキした人も居れば、
なんだこれは、と思った人も居てあたりまえだ。

でも来てくれた人は皆、
目に輝きを持っていた。
流石だね。
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この視察には、
前向きで生きているひとばかりが集まっていた。
そういう人達が大勢居ることに、
とても喜びを覚えた。

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そして最後に大切な基本を説明した。
それは、
1.中津スバルは会社の事業目的を「成長」に定めてない。
2.中津スバルは「成長」では無く「存続」を目的とする。

至って簡単だ。
その上で付け加えることがあるとすれば、
3.全ての社員が継続に執念を持つこと。

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お役に立てたかどうかは解らないが、
道路の向こうまで人並みが続く光景を、
楽しく拝見させて戴いた。

こんな余計なことも言った。

良いマーケティングは、
クルマ造りをダメにする。

優れたマーケティングも、
店造りをダメにする。

マーケティングの名手を前に、
的外れなことを言っただろうか。

いや、
結構「的を射た」と思っている。
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噂を聞いて、
岐阜放送のクルー達が取材に来てくれた。

良いニュースになっただろうか。

走り去る5台のバスを、
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旗を振りながら見送った。

いや壮観な眺めだった。

天下の船井総研、
大した連中だ。

恐れ入りました。

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by b-faction | 2014-10-20 18:49 | Comments(0)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


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