インプレッサの祭典
2014年 11月 25日
前日には後藤さんと、
初代から2代目の全面変更も、
このS202に以前から高い評価を与えている。
見方によっては「このままだと飼い主が危険だ」と、
一旦距離を置いたのかもしれない。
きっと戻ってくると信じて待とうじゃ無いか。
今回集まった22Bの中で、
特に深い愛を感じたクルマだ。
どの22Bも素晴らしい状態に保たれている。
展示中に動かす必要が生じたので、
シートに座りクラッチを繋いだ。
その途端、
クルマから優しく囁く声が聞こえた。
谷さんの愛機は驚くほど素直だった。
一年に一度こうして集まり、
「22Bとは何か」を深く掘り下げ、
時々狂いそうになる軸足を鍛える。
究極のインプレッサでは無い。
そのクルマの誕生に貢献した男と、
いつしかそれが22Bオーナーズミーティングの目的になった
その歴史的事実を、
モータージャーナリストの立場で追い続ける男だ。
本来ならば「555」台作るところだが、
僅か400台しか造ることが出来なかった。
量産の限界を超えるクルマだった。
だがSTIは執念で、
勝ち取った勲章を誇らしく飾るために、
ロードゴーイングカーとして仕立てた。
これは本物中の本物だ。
逆にWRカーは、
公道を走行するためにはあまりにも問題が多く、
簡単にそれを維持管理することは出来ない。
プロドライブは使った後の払い下げを、
彼方此方に売りさばき、
旨い商売をしていた。
プロドライブのWRカーが凄いように思われるが、
実際はまるで違う。
WRカーを作っていたプロドライブの人間さえ、
22Bを欲しがった。
何しろ純正のメモリアルカーで、
しかも快適に走る事が出来て長寿命だ。
当時プロドライブのディレクターだった、
デビッド ラップワースは22Bを手に入れ得意満面だった。
取材に使われ、
コリン マクレーが乗り回すことを、
本気で心配することもあったようだ。
22Bはラリーレプリカではなく、
スバルの勲章だと思っている。
即ち、
3連覇までに獲得してきた数々のトロフィーを、
全て溶かして昇華させたようなモノだ。
それに対して、
WRカーは勲章を得るための道具であって、
それ以上の何物でも無い。
そこに軸足を置かないと、
おかしな物に取り憑かれる。
ミニコンサートの準備を始めた横に、
中津川は本当に良いところだ。
こうして楽しいパレードもあっという間に終わった。
次は恒例の大宴会だ。
恒例の正装で参加者は大いに盛り上がった。
イタリアの女性「ポンズ」の着用していた実物だ。
実に良くこのブログを読み、
喜ばせるための努力を惜しまない凄い奴だ。
憧れだった22Bでやって来た若者も居る。
インプレッサの歴史が又一つ明らかになった。
一次会は強制終了。
そのためにわざわざ藤田さんが三重県から駆けつけてくれた。
日本中のつまみも揃って正に酒池肉林だ。
大好物の〆張鶴まである。
ジャバジャバ呑んで、
大いに謳い語る。
相変わらず「ミカンの歌」もステキでした。
すると、
騒いでいる様子を聞きつけ、
またETが捕獲されに来た。
するといつの間にかマリオが長渕に憑依された。
横で盛り上げるモータースポーツカメラマン。
とても良く息が合っていた。
ふふふ、これこそ待っていました。
何されても解らないのだ。
落ちる寸前は、
誰もが今日の想い出に浸り、
意味のわからない笑みをこぼす。
説教までしたらしい。
まさにこう言う奴の事を言うのだろう。
夫婦で落ちた。
ふふふ、この後どうなったか絶対に書かない。
ゾンビに取り憑かれ別室で集会を開いていた。
悪く思わず「愛のムチ」と受け取ってくれ。
こうして夜は更け、
全員完全に燃え尽きた。
ふふふふふ・・・・・。
おわり
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翼パパ
at 2014-11-25 16:01
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今年も大変お世話になりました。
最後の写真ですが、満面の笑みですね(笑)
すがすがしい朝に飲むモーニングコーヒー、美味しかったです。『さあこれから愛機と共に年に一度のロングドライブだ!』と意気込んでおりました。
第8回は、いろいろな意味でのサプライズ満載のオフ会となりましたね。
嫁さんの忠告に従い、出発前日に神社でお参りしてから向かったというのもあってか、事故も起こさず、災難が無難で済んでよかったと思っています。
また、アクシデントが発生した場所も、入庫したスバルのお店も、ご縁で繋がっていたのには本当に驚きました。
最後の写真ですが、満面の笑みですね(笑)
すがすがしい朝に飲むモーニングコーヒー、美味しかったです。『さあこれから愛機と共に年に一度のロングドライブだ!』と意気込んでおりました。
第8回は、いろいろな意味でのサプライズ満載のオフ会となりましたね。
嫁さんの忠告に従い、出発前日に神社でお参りしてから向かったというのもあってか、事故も起こさず、災難が無難で済んでよかったと思っています。
また、アクシデントが発生した場所も、入庫したスバルのお店も、ご縁で繋がっていたのには本当に驚きました。
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b-faction at 2014-11-25 17:05
翼パパさん、お疲れ様でした。仰るとおり「お参り」など心のケジメとして大切ですね。お線香もケジメです。若い人は匂いを嫌うようですが落ち着きます。100歳までお付き合い戴くようよろしくお願いします。
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韮崎のaki
at 2014-11-29 11:27
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b-faction at 2014-11-29 18:14
韮崎のakiさん、こんにちは。そうですか、大きく載ってましたか。記者さんから新聞を送って戴けるそうなので楽しみにしてます。お心遣いありがとうございます。
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豊
at 2014-11-30 21:34
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記事には関係無いですが何故昔からスバル車が気になるのか 小学校低学年の頃に乗せてもらった事が有りました その車はレオーネでロールバーが入り無線を積みタイヤはゴツいブロックのデザートダイヤボディにはスバルのロゴとラインが入ってました2ドアじゃなくカッコ悪いと思ってましたが助手席に乗って走り出した瞬間に吹っ飛んだ覚えがありました脚が固くガタガタと乗り心地の悪い車だとも思いましたが河原に行き道なき道を走破するレオーネに更に吹っ飛んだ記憶もありました2代目?角目4灯のレオーネでロールバーにシビエの補助灯にサスショックにデザートダイヤ
当時でも異彩を放った車で日野自動車のメカニックでした
当時でも異彩を放った車で日野自動車のメカニックでした
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b-faction at 2014-12-01 10:42
豊さん、こんにちは。スバルってイキモノみたい。だから好きになるんですよ。
by b-faction
| 2014-11-25 21:54
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Comments(6)