東京まで会合に出かけ、24時間以内に戻ると公言し、任務は20時間で幕を閉じた。
4時間の短縮効果を新型フォレスターがもたらした。次のブログを期待して欲しい。
先日戴いたお土産の箱には、
美味しいお煎餅がビッシリと詰まっていた。
黒部さん、
ありがとうございました。
皆でいただき年末の忙しさを乗り切っている。

苦労して確保したBLE型レガシィB4をテストした。
雪が降り予定が狂ったが、
スタッドレスタイヤを着けて準備完了。
陽が落ち寒くなってから出かけた。

中津シェライフェで様子を調べ、
なまった部分を鍛えた。

六発六速手動変速の持つ味は、
爽やかで滑らかで甘い。
至福の時を過ごした。

これくらいの道が、
とにかくやたらに気持ち良い。

トルクがあるので扱い易く、
モーターのようにスムーズ。
そしてステキなサウンド。

雪道にも強い。
下り坂が楽しくて仕方がない。

少しアクセルを開け加速する、
これぐらいの領域は、
本当に美味しいスイーツを食べているようだ。

燃費も良く、
満足なテスト結果だった。
自身をもってお客様にお奨め出来る。
こういうクルマが少なくなった。
会社に帰って驚いた。
予定より早く届いた。
下手をすると年内には届かないと言われていたが、
順調に生産が進んだのか、
次のドライブエクスペリエの担当車両が待っていた。

出来たてのホヤホヤだ。
キーを捻りエンジンに火を入れた。
意外なほど静かだ。
道路に乗りだした途端、
すぐ気がついた。
ダンパーのタッチがとても良い。
見慣れたメーターの表示は10kmと、
まだ少し慣らしただけだが、
できあがりの良さに驚いた。
このクルマを六発六速の直後にテスト出来たのは、
とてもラッキーだった。
BLEの後にフォレスターを運転し、
「凄く良い」と感じたと言うことは、
それが想像以上に良くなった証明だろう。
これは滅多に経験できない貴重な比較体験だった。

流石にセダン系とはシフトレバーの位置が違うので、
時折握りに行って「空振り」する(笑)。
クラッチのフィーリングも良い。
2速に入れる時など、
最新のSTIよりフィーリングが良い。
これは「あっと驚くような結果」だった。

空調パネルも解り易く、
デュアルコントロールなので親切。

アイサイトでは無く、
普通のクルコンが付く。
SIーDRIVEも装備し、
ステアリングのクオリティがとても高い。

インパネの右側が良い感じだ。
懐が深くパワーウインドウも操作しやすい。
なにしろ、このクルマはスバルでアライアンスを除くと、
唯一まともなドアハンドルを持つ。

フラッシュを焚くと、
各スイッチとインナーハンドルの位置関係が良く解る。

シートヒーターも標準装備。
皮シートで無くても快適に冬のドライブが楽しめる。

MFDのデザインが変わった。

フォレスターのアイコンが美しい。
出荷時の燃費から、
走り始めるとグングン良くなる。
但し燃費には全く期待していない。
このクルマは本格的SUVである以上、
XVとは違った基礎設定で無ければならぬ。

時計も良くなった。
ちょっとした意匠変更が実に大切で、
こうした努力をきちんと評価したい。

朝が来て、
いよいよ本格的に走らせた。
シルバーを選んだのには理由がある。

フォレスターの側面は、
実に奇麗なプレスラインと、フェンダーとドアの繋がりが美しい。
特にヘッドライトからバンパーに向かって流れるように面が整っている。
これまで色々な色を見てきたが、
シルバーが一番似合うと感じた。

試乗車にシルバーを導入した記憶が無い。
思いも寄らない場所に、
浦島太郎が居た。
この木曽川水系には、
彼方此方に浦島太郎の伝説が残る。
フォレスターの助手席側が木曽川の下流だ。

川の中に島がある。
この日初めて知った。
乙姫岩と言うそうだ。

色々な言い伝えがあるものだ。
この時までこんな場所がある事を知らなかった。
ふと頭に浮かんだ。
フォレスターはカメだな。
東京は竜宮城だ。
浦島太郎とカメのコンビで、
ギロッポへ行ってくる。
どんな旅になるのか。
お楽しみに。