振り返りシリーズその九
中津川を朝の6時に出発し、
快調に走行距離を積み重ねた。
夢中で走り続け、
越後と東北の境目辺りで、
道の駅にクルマを停めた。
カッコ良いGDBのレプリカに誘われて。
で、

思わず買って食べちゃった。
このイチゴ、
甘くて美味しくてボリュームがある。
結婚式の招待状が届いたので山形に向かった。
相棒は降ろしたてのフォレスターだ。

新たな仲間に加わった、
エアブレイクのパールホワイトは、
とても爽やかだ。
内装がアイボリーで感じが良い。
始めて走る道を、
エアブレイクは、
とてもキビキビと駆け抜けた。
まず中央自動車道→長野道→北陸自動車道と一気に走った。
そこから日本海東北自動車道へと繋がり、
高速道路は終わる。
約600キロ近くを一気に走り、
久し振りにフォレスターの実力を堪能した。
新型自然吸気エンジンを、
これほど長距離に渡り味わった事が無かったが、
走れば走るほどとてもバランスの良いエンジンだと解った。
これには本当に驚いた。
日本海東北道を降りると、
あとは日本海沿岸に沿って一般国道を北上するだけだ。
暫く走ると、
地元では有名らしい「笹川流れ」が現れた。
海沿いに続く最高のドライビングロードだった。
道の愉しさもさることながら、
ウミネコにも驚いた。
沿道の見える場所に営巣したくさん生息している。
その辺りの海水を100%を煮詰めて造る、
「塩の花」も珍しかった。
ミネラルタップリの美味しい塩だ。
キレイな海水が取れる場所しか、
この様な作り方は出来ないらしい。
ここで造れる理由は、
まず第一に、
この海辺に大きな川が一切流れ込んでいない。
次にこの辺りは花崗岩で出来ており、
雨水が浸透しキレイに浄化されて海に入る。
作っている所を写真撮影し、
まとめてお土産に購入した。
商品には店の名前ではなく、
「製造販売者 小林久」と書かれていた。
商品に責任を持っている雰囲気がにじみ出て、
実に好感が持てた。
自然が豊かで、
道も空いている。
ここはクルマ好きのドライバーにとって、
最高の場所じゃないのだろうか。
山形に突入した。
本当に気に入った。
親しみのある看板だ。
持って帰りたいほどだった。
ユニークな看板は地域の人たちの朗らかさの現れだろう。
イミテーションとホンモノを並べて撮ると、
やはり本物の美しさが際立っていた。
「あ」を「む」に替えると、
意味が解るはずだ。
そうこうするうちに、
目的地が現れた。
なんと!
お昼前には到着してしまった。
宿泊予定の「湯の浜温泉 いさごや」に、
チェックインぅるには早すぎた。

そこで来る途中で見つけた、
気になる場所に戻った。
ドライブの途中で、
面白そうな水族館を見つけたのだ。
そこは想像以上に凄かった。

これはローカルの底力だろう。
ここにあるから、
これだけ素晴らしい施設が維持できるのだ。
期待以上だった。

全国的に見ても、
これだけのクラゲを一堂に集めた場所は少ない。

ここでは、
良い悪いは別にして、
ウミネコの餌付けが行なわれており、
手を伸ばせば届くぐらいまで降りてくる。

ヒッチコックの「鳥」を思い出して、
少しビビったが、
楽しい経験が出来た。
新郎になる富樫さんから、
プレオのサスペンションをご注文いただき、
それを作ったのがきっかけだった。
山形から「普通に」中津川まで通って戴いている。
守さん、
ありがとうございます。
彼から招待状が届いたので、
クルマも新調して出かけることにした。
久し振りの庄内は、
相変わらず温かい人達で一杯だった。

挙式は四時から始まった。
人前結婚式という、
初めて体験するスタイルは、
とても素晴らしい内容だった。
続いて披露宴が始まると、
「大人の雰囲気」が随所に溢れたステキな演出が楽しめた。
パーティーはクオリティの高い演出で進められ、

友人のコリキをネタにした出し物も楽しかった。

ケーキはカットするのではなく、
パティシエと参加者が、
手をかけて形を作る。

これが何かわかるかな。
凄かった。
チョコレートフォンデュで戴くのだ。

見てるだけで涎が出そうだ。
これはとても盛り上がり、
チョコ好きにはたまらないセレモニーだった。
何から何まで美味しかった。
守さん、美子さん、本当にお世話になりました。
どうぞ末永くお幸せに。
温泉も素敵でした。
また行きたいと思います。
これからも宜しくお願いいたします。
2006年5月13日18時50分の記事を骨格補強