STIで創り出したBRZのレーシングカーだ。
本年の参戦体制が発表された。

ドライバーもこれで完全に入れ替わる。
昨年、山野さんが一線を退くと、
今年は佐々木さんが山内さんと入れ替わった。
STIは国内の耐久レースで優勝を狙う。
中途半端にSTIがBRZに触る必要は無いという考えに変わり無いが、
積極的なレース活動を応援したい。
STIには先にやるべき事が山のようにある。
あくまでも、
スバルがガンガンBRZの開発を進めるべきだ。
そう思って会場を彷徨ったら、
久しぶりに佐藤さんに会えた。
久しぶりに元気な顔を拝見できた。
彼はPGMとして積極的にBRZを開発している。
楽しみに次の展開を待ちたい。
スバルブースの隣は、
今年もレクサスだ。
「緑地獄の土着民」を表敬訪問した。
矢口さんは相変わらずダンディで、ただならぬ存在感を示すオトコだ。
ヘッドフォンが空間に浮かび、海の底に居るような優れた演出。
こう言うタイプの男には、
美女が群がる。

「一目惚れ」はこういう時に言うべき言葉なのだろう。
もうこれ以上目を合わすことが出来ないくらいに、
緊張してしまった。
今回のオートサロンで、
唯一の聖女かもしれない。
トヨタは展示会場まで変更し、
高額なプレミアムブランドの位置付けと、
一般的なトヨタの役割を明確にしている。
その点でスバルブースは痛い。

壇上の女性に文句は無いが、
比較すると見えないモノが見えてくる。

スバルと言うより、
これはもう広告代理店の質に他ならない。
壇上にクルマを上げ、
オンナがこちらを見下ろしている。
クルマに元気の無い三菱だが、
広告代理店の質は高い。
ブリッツェンと同じくらい好きになったモデルは、

そもそも立ち位置から違う。
ブランド構築より、
目先の拡販戦略を続けてきた、
スバルの足元を見透かしたかのような演出だ。
奇妙なマーケティングの上に軸足を置き、
参加者より施主の喜ぶことをやる広告代理店なのだろう。
スバルブースの展示車より、
アチコチに散在するスバルを見るのも大切な目的だ。
BRZの誕生時には、
トヨタも86を立派なスポーツカーに育てた。

このリヤビューはとても良い。
センターマフラーは理にかなっているのに、
スバルは絶対にやらない。

バカだなぁと思う。
どんな不文律があるのか知らないが、
WRXもセンターデュアル出しの方が面白い。
あんな汚れやすい場所にあるリヤフォグを移動し、どかんと真ん中から出せば良い。
こんなに曲げる必要も無いし、マフラーを横向きに出来る
これまで激しい雨の中はもちろん、氷上や氷雪路をさんざん走り、BRZの走破力を実証してきた。
トヨタは86をラリーに投入し、4WD並みの操縦性をPRしている。
実戦で走る姿を見たことは無いが、
完成度は高い。

エンジンルームに様々な工夫があり、
とても参考になった。
テインのブースには、
鎌田選手の操るBRZが展示されていた。

ラリーで戦う姿に感動した。

凄いドライバーだ。
優勝おめでとうございます。
もう一つトヨタのブースで面白い提案を見た。

エンプラ全盛だが、
インテークマニホールドには金属が似合う。

夏に向かって、
BRZで愉しい提案をしたいと考えている。
オートサロンはクルマ文化の活性剤だ。
今日と明日の盛況が予想される。
幕張まで是非行って欲しい。