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コンプリート:シルバーの魔力とFORESTER 2.0R spec.B計画

何事もバランスが大切だ。
日本語に訳せば均衡、
つまり釣り合いが取れていることを指す。
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掃除を続ける理由の一つも、
バランスを取るためだ。

皆で磨いたシャッターは、
1月27日をもって、
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無事完了した。
アンバランスだったところが、
スッキリと奇麗になった。
シャッターレールに給油したら、
気持ち良く上下するようになった。

このところ急に寒さが緩み、
望桜荘の古桜も枝を広げている。
花芽を沢山蓄えたので、
4月が楽しみだ。

この樹を良く見ると、
実にアンバランスだ。
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こうなった理由は解らないが、
ベンチの上を枝が覆っているので、
実に気持ちの良い空間が出来上がる。

実はクルマも、
ある部分をアンバランスにすることで、
そのクルマらしからぬ、
物凄い愉しさを醸し出す事がある。

遂に詳しく語れるところまで辿り着いた。

今月もあっという間に1週間を残すだけになった。
毎朝の環境改善でシャッターの汚れを取り除いた。
意外に大変な作業になった。
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もう24年も使っている。
奇麗に維持したつもりでも、
磨かないと取れない汚れが目につき始めた。
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前より奇麗になったが、
上部に汚れが残りなかなか取れなかった。

シャッターの色は、
いわゆる「ネズミ色」だ。
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汚れが目立ちにくいが、
放っておけばみすぼらしくなってくる。

手の届く範囲だけでは済まなくなり、
更に上へと元の色を取り戻すために磨いた。
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洗剤だけで無く、
メラミンフォームを使うと汚れが落ちて斑が目立たなくった。
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毎朝一時間作業を続けて実感した。
「ネズミ色」は地味だが、
周りとバランスしてシャッターには相性が良い。

汚れの取れる様子を記録した。
一日毎に奇麗になった。
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それにしても同じネズミ色なのに、
上の2枚は日によって随分見え方が違う。

雨模の朝と快晴の朝で、
光が違うから、
空気の色まで変わったほどだ。

これは冬しか感じない独特の印象だ。

冷たい朝の空気に包まれた日差しが、
景色を染め上げる。

ふと感じたのは、
「ネズミ色」の美しさだ。
周りの色とコーディネートすると、
良い色調になる。

外に出たら、
雨上がりの防桜荘が美しかった。
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この柔らかな色彩も、
冬しか感じない独特のコンビネーションだ。

今では気持ちの良いこの空間も、
昔はうっそうとした竹藪に包まれていた。
だから最近まで大きなムカデも徘徊していた。
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使わない瓦からアルミサッシ等の廃材が、
アチコチに放置されていた。

奴らは隙間が大好きで、
小動物を捕獲しよう中から狙っている。

ムカデは本能的に大嫌いで、
アイツの毒々しいカラーコーディネートを見ると、
ギクリとする。
そういえばレヴォーグの「S concept」も、
似たような色調だ。
だから気に入らなかったのか。
ようやく気がついた。

陰には陰のイキモノが群がる。
陽転させるには掃除が何よりも効く。
環境改善をコツコツ続けたら、
今では陰のイキモノに出会わなくなった。

昨年完成させた玄関周りの敷石も、
清々しい雰囲気作りに役立った。
今ではすっかり落ち着いて、
それに向かって苔が自然に伸びていく。

その様子が下の画像に現れて、
「植物にも意思があるんだ」と語っている。
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時間は掛かるが、
優しい環境は
トーンオントーンの落ち着いた色調を産み出す。

そしてそれは人の心を和ませる。
お正月に向けてショールームをド派手に演出した。
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黄色いXVと、
デザートカーキのフォレスターは多くの人の眼を釘付けにした。

黄色は気分転換に良い。
目立つからモデルチェンジの効果も出し易い。
最近ではアウディのS1がイエローを訴求色にした。

現在のトレンドラインを突っ走るステキな色だ。

けれども、
残念ながら地方の顧客に全く刺さらなかった。

なぜか。
刺激的な都会とは根本的に、
空気の色が異なるからだ。

黄色は目立つが警戒色だ。
気分転換には良いが疲れる。

なぜか。

人類が本能的に嫌う色だと言われている。

確かに大嫌いなスズメ蜂には、
毒々しい黄色の紋様がある。

女郎蜘蛛もそうだ。
思い出すだけで鳥肌が立ち、
疲れる。

注文を戴く事が出来なかったので、
気分を一新した。

明らかにこれまでより地味だ。
何も面白味は無い。
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最近は外の中古車にもシルバーや黒が増えたので、
全体に地味らしい。

岐阜広告の棚橋さんが遊びに来た。
彼は、
「それにしても、なんで女の人が寄りつかないような色ばかり揃えるんですか」と、
言いたい事を言って帰っていった。

でも確かにその通りだ。
いかにも「ちょい悪オヤジ」らしい、
彼の女性目線は一流だ。

マーケティングに鋭い才能を持つし、
絵心まである。
彼の話は良く聞いて参考にせねばなるまい。

でも同じショールームが、
明らかに様変わりした。
ネズミ色や自然な土の様なベージュと、
商談空間がマッチし、
居心地が良くなった。

カーペットの色も、
ここを作った平成3年以降一切変えていない。
展示場に塗ったネズミ色もそのままだ。
それらが溶け合い、
実にくつろげる世界に生まれ変わった。

オートサロンや、
恵比寿のショールームなら赤や黄色が相応しい。
青も加われば鉄壁のカラーコーディネートだ。

けれども中津川の空気の中では、
それらの色を並べるより、
柔らかなカラーコーディネートの方が疲れない。

今回はデザートカーキのXVと、
アイスシルバーのフォレスターを組み合わせた。

ショールームも望桜荘の前庭のような、
シックな世界に衣替えしたので、
是非ご来店の上じっくりと観察して欲しい。
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新たに入れ替えたフォレスターは、
デビューしたばかりのS-LIMITEDだ。
デザートカ-キも悪くは無いが、
やっぱりネズミ色が落ち着いて馴染める。
コイツも人気が沸騰していて、
X-BREAKを追い抜く勢いだ。
このクルマもすぐ売れてしまうだろう。
そうしたら次はタンジェリンオレンジパールだ。

またX-BREAKに入れ替えてみる。
オレンジはまた違う意味で、
食欲増進や「やる気」に繋がる色なので、
空間創世にどう役立つか比較してみたい。

今年のスバルはカラー戦略を進める。


比べてみるとやっぱりデザートカーキは、
XVによく似合う色だ。

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特にこの角度から見ると、
黒いバンパーのデザインと、
タイヤの踏ん張った姿が調和し、
自然なデザートカーキがイキイキとしてくる。
サンライズイエローよりショールームに映えないが、
明らかに自然で良い色だ。
XVの大きさも、
日本の市場に良くマッチしているので、
根強い人気が続いている。

ただ「大は小を兼ねる」という言葉があるように、
使い方に応じた器の大きさも存在する。
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今では全く使わなくなったが、
20代から30代に掛けて、
システム手帳を愛用していた。
先日東京に行った時、
高島屋で衝動買いしたのが左の手帳だ。
昔買った右の手帳は、
表面が溶け始めてきて、
本棚にべったりと痕を付け始めた。

住所録などを綴じ直したいので、
使いもしないのに新しく購入した。

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改めて中を見ると、
懐かしさで吸い込まれそうになる。

時々引っ張り出して色々調べたりするので、
捨てることも出来なかった。
これとカメラとパスポート、
それにカードと国際免許証があれば、
いつでも世界中に飛び出せるように整えていた。
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もう一つこの手帳を重宝した理由がある。
この電子手帳はシャープのヒット商品だ。
システム手帳にジャストフィットする仕掛けが便利だった。
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これのおかげで凄く管理が楽になり、
全ての情報を手の中に一元化していた。

けれど、携帯電話の躍進で、
いつの間にやら全く使わなくなった。
20年くらい電源も入れていない。
復活させたら面白いデータが出てきそうだ。

システム手帳を読み返したら、
20世紀で書き込みが途絶えている。(笑)

その頃はレガシィのエアコンも、
一部はディーラーOPだった。
そんな事もメモされている。
すっかり忘れていたが、
レガシィのエアコンは当時の価格で91.600円。
確かMiにエアコンレスがあったはずだ。

クルマだってそれほどの変化をしているから、
携帯電話が次々に伸びていくのも当たり前だろう。
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そう思ってよくよく比べると、
電子手帳とiPhone6プラスはほぼ同じ大きさだ。
こういう事が起きるから昔のモノを粗末に出来ない。
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これからはこの組み合わせになるわけだが、
システム手帳を持ち歩く事は無いだろう。

ただし使い易い大きさは、
これぐらいなんだと改めて実感した。

最新型のスマホはカメラ機能も良くなり、
これだけ有れば事が足りる。
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時系列に沿って携帯電話とカメラを並べてみた。
携帯電話の前にショルダーフォンも使っていたが、
残念な事にどこかにやってしまった。

折りたたみ式の白いガラケーから右端のiPhone3に乗り換えた。

それを更に大きなプラスにしたのだから、
ダウンサイジングも行くところまでいったのだろう。

カメラも、
一番良かったのは左端のコンタックスだ。
次に薄型のデジタルに買い換えて失望した。

まるで軽自動車のようだった。
すぐキャノンのパワーショットに乗り換えた。

これが耐久性もあるし、
写真も奇麗なのでそれ以来キャノンを使うようになった。

特にG11は名機だと思う。
これさえ有れば大概の事が足りたが、
そうも行かなくなった。
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持ち運びには大変だが、
フルサイズでしか取れない写真がある。

ダウンサイジングもどこかで結局行き詰まる。
カメラでも携帯電話でも言えることは、
クルマにも当てはまるだろう。
結局どこかで元に戻る気がする。
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レガシィもその下に良いクルマが出来たので、
中途半端な大きさから卒業した。
しっかりしたサイズが無いと得られない空間がある。
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上の旧型に比べ室内寸法にほとんど差が無いようだが、
新型は実に大きな変化を遂げた。
スペックでは無く、
ゆとりと美しい造形だ。

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フルモデルチェンジでしか出来ない仕込みが、
各所に施されている。

ここから見ても、
やはりナビの位置は気に入らない。
しかし、
使っているモノをキャリーオーバーするという声に、
過渡期の今は逆らえない。

マッキントッシュも無くなったので、
それを求める人には少し淋しい。

年末にフォレスターの慣らし運転を兼ね、
1000km程乗った。
今年に入りレヴォーグを700km近く走らせた。
次にパサートの総合性能を余すところなく味わった。
クラウンのHEVも比較に持ち出し、
50㎞ほど走り回った。

その後で最新のアウトバックに乗り換えたら、
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とても気持ちが良かった。
走り方まで変わってしまった。
改めて新型レガシィの目指した性能を実感した。
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レヴォーグから乗り換えると良く解るが、
こちらはツーリング性能だけで無く、
ステーションワゴンを極めている。

新型アウトバックは、
その素晴らしさに乗ればすぐ気がつく。
クルマの良さが解り易い所がヒットした理由だ。

これまで築いたスバルの良さを全て引き継いだ上で、
パサートの重厚感も併せ持っている。

それを更に比較するため、
レヴォーグを再度徹底的に試した。
高速道路を全力で30kmほど走行し、
帰りはノンビリとクルージングした。

やはり優れた高速性能に興奮が尽きない。

物凄い勢いで走っていても、
それが楽しくて仕方が無くなる。

常にアドレナリンを分泌させ続けるレヴォーグは、
そのクルマを支配して乗りこなす喜びに溢れる。
けれども、
ベタベタ甘えるような乗り方は似合わない。
クルージングも悪くないが、
飛ばす方が更に楽しい。

若くハツラツとしてスポーティなクルマだ。

もちろんアウトバックもスポーティーに扱える。
B4のテストでそれは実証済みだ。
けれども新型レガシィOUTBACKは、
クルマそのものがオトナなのだ。

これは多分SVX並みに、
大人のクルマに育ったのだろう。

とてもスポーティーに走れるけれど、
ベタベタ甘えることも許してくれる。

いわゆるクラウンのような、
クルマに甘えさせてくれる優しさも、
アウトバックから感じるのだ。

これまでのスバルには無い包容力だ。
それぞれのクルマに、
それぞれ開発した人達が居る。
その顔が見えてくる。

レガシィは前のモデルより、
味がとても良くなった。
価格もほぼ据え置きだから、
かえってお値打ちになったと言える。

先日、
高速道路で面白いクルマにであった。
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デロリアンだ。
コイツは凄い。
公道上で出会うのは初めてだろう。
バフンバフンと揺れていたが、
おそらく走行可能に違いない。
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ステンレス製のネズミ色のボディが格好良くて堪らない。
そうだ、コイツにはネズミ色しか無い。
ああ、いいなぁ。
ほしいなぁ。

あれ?
良く考えたら、
スバルにも良いのがあるじゃん。
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早速SVXを引っ張り出した。
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全部ネズミ色の個体は珍しい。
車体がほどよく経年劣化し、
天然のマットシルバーになっている。

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リフレッシュ前なので、
アチコチに疲れはあるが、
エンジンは快調そのもの。
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優しさが溢れたインテリアに、
今でも高い質感が漂う。
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ああネズミ色。
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何もかもがネズミ色。

スバルよ、
13万キロ以上走ってもこのクオリティを維持する事を、
これからのクルマ造りで期待して良いか?
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走行テストしていると、
正面に御嶽山が現れた。
噴火直後のネズミ色の世界だけは見たくないが、
自然界にネズミ色は多数存在する。
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デロリアンを滅多に見ないように、
SVXも天然には滅多に棲息していない。
でも工房には今日もSVXが整備の順番を待って並んでいる。
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その気になれば、
まだかなりの性能を誇示する。
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丁度下回りを見るチャンスだ。
このSVXは
トランスミッションのオーバーホールで入庫し、
合わせて丁寧に下回りも手入れした。
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目を凝らさないと解らないが、
SVXの作りは実に重厚だ。
中津スバルのオリジナルマフラーが目を惹く。
重厚な低音が気持ち良い、
高性能なマフラーだ。
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フロアの鉄板が、
何となく厚い気がする。
当時のレガシィと比べても
ごつさが違う気がする。
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この時代のクルマの中で、
これほど錆びにくいクルマも無い。
もちろん乗りっぱなしでは駄目だが、
このように奇麗に洗いシャシーの手入れを続けると、
25年近く経っても見事なモノだ。
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この頃はまだシャシーにアルミパーツを使っていないが、
金属の質感も高く、
サスの構成も手抜きが無い。
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結局ダンパーストロークに良さの源がある。
SVXのリヤサスペンションは、
ストラットの有効長が大きいので、
あの独特のへばりつくような乗り味が出る。
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デロリアンのサス構成を知らないが、
キャリアカーの上でバフンバフンと跳ねていたところを見ると、
かなりダンパーストロークが大きそうだった。

そうか!
OUTOBACKも豊かなダンパーストロークを持っている。
そこに甘い魅力を感じるのだ。

アメリカでは悪路走破性能をある程度持たないと、
リアルワールドで扱いにくい。

SVXは当時の野望をむき出し、
米国で成功させるために設計した秘密兵器だ。

その国際戦略車は初期設計が格段に違う。
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SVXのリヤサスを見て、
いまでも手放せない理由を見いだした。

まだまだ思いも寄らない楽しい発見が、
このクルマには沢山埋もれているようだ。

しかし、
残念ながらマニュアルは設定されていなかった。
それは当たり前だ。

似合わない。
造れば面白いだろうけど、
SVXにはオートマチックしか似合わない。
それは甘えさせてくれるクルマだから。
ネズミ色のSVXは女性オーナーに可愛がられていた。
その人が手放し何を手に入れたのか。

それはフォルクスワーゲンのゴルフだ。
スバルでは無いと答えを聞いた時、
残念に思った。

けれど納得した。
スバルにゴルフのようなクルマは無い。

けれどSUVを造らせたら、
ただ者じゃ無いモノを造り上げる。

SUVならオートマチックも似合うし、
マニュアルも楽しい。

搬送されていたデロリアンには、
5速マニュアルと3速オートマチックの設定があったはずだ。
あれはどちらだろうか。

バックトゥザフィーチャーで、
主人公は変速機を使って加速していた記憶がある。

大時計から垂れ下がった電線に向かってまっしぐらに走る。
スバルJUSTY1200のCMで盗用し、
問題になったシーンだ。

気持ちの良い加速だった。
やっぱりマニュアルは良いよなぁ。

何しろ加速したタイヤ接地面に炎が出るほどの鋭さだった。(笑)

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誤解を恐れずに言うと、
恐らく今最もマニュアルらしいマニュアルで、
一番気持ち良く走れるのは、
このクルマだ。

「ネズミ色」にして良かった。
久しぶりの冒険だったが、
これほど落ち着いた気持ちになるとは思わなかった。
とてもバランスが良い。
気に入った。
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フォレスターは、
このSJ型になり初めて独自のリヤフロアを持つようになった。
だからリヤのダンパーストロークも大きい。

以前のモデルより走りの質は相当高い。
背が高い割にフワフワしない。
ここが旧型と最も違う美点だ。

NVHも抜群で、
これはディーゼル搭載を意識して開発したからに違いない。
以前のフォレスターもディーゼルがステキだったけれど、
このシリーズから激変したことだろう。

大きさも丁度良くなり、
室内も広くて使い易い。
荷物を後席にもガンガン放り込める。

2週間以上MTに乗らないともう限界だ。
左手が淋しくて仕方ない。
御嶽山を見た事もきっかけになった。

とうとう我慢が出来なくなり、
山麓へフォレスターと出かけた。
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ネズミ色の荘厳な世界が現れた。
白川の氷柱群が物凄く成長しライトアップで美しく演出されていた。
ここの緩やかな曲線を描く舗装路は、
スバルとの相性が抜群に良い。

適切なダンピングで、
車体の挙動も穏やかだし、
スムースな操作に対して、
クルマが超絶に気持ち良く反応する。

レガシィ2.0Rに積まれていた自然吸気の4カム16バルブと、
エンジンの特性はかなり異なるが、
やはり水平対向のパワーユニットは果てしなくスポーティだ。

エンジンを回して乗る愉しさが確実に手に伝わり、
変速するのが楽しい。

飛び変速をせず、
たとえ使わなくても丁寧に1速ずつチェンジする。

それも大切なことだ。

ワイドレンジの6速なので、
どうしても飛び変速したくなる。

けれどこまめなシフトレバーを操作した方が、
もっと楽しく走れる。

クラッチペタルはソフトで、
締結時もスポンジーな仕様だが、
使用目的を考えたら当たり前だ。

その辺りはドラポジさえきちんと決めれば大丈夫だ。

そして積極的なSモードの利用も忘れてはいけない。

iモードでも充分走れるが、
クルージング以外でSの選択を徹底すると、
MTの素晴らしさが更に実感できるだろう。

白銀では無い。
ここは正にネズミ色の世界だ。
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圧雪路のナイトステージを思う存分攻める。
破綻させないよう十分注意すれば、
対向車の有無が見極めやすい深夜のほうが、
昼間より遙かに走りやすい。

FB20型水平対向エンジンと、
TY75型6速マニュアルの組み合わせは、
現在唯一無二だ。

これをもしS4に載せたとしても、
この愉しさが再現できるとは限らない。

逆にXTにこの仕様を用意しても、
これほど楽しくならない。
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BL5の2.0R spec.Bを愛するオーナーだけが、
その意味を理解出来るだろう。

振動騒音を低くする技術が発達し、
FB25型水平対向エンジンが、
以前のEZ30並みに感じるようになった。
それは先代モデルが最後にビッグマイナーをした時に体験した。

ただクルマ全体の骨格や、
サスペンションは異なるので、
BEからBLそしてBMに続く中で乗り味はかなり変わった。

なぜ2.0R spec.Bなのか。
それをじっくりお伝えしよう。

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このフォレスターで下り坂を走ると、
BLEのMT車「3.0R spec.B」を思い出す。
高いところに座っているが、
良く似た印象なのだ。

ただしこのフォレスターは、
BLEよりも大柄だから高い回転数を頻繁に使う必要がある。

BLEのMTより「シュン」と走る印象は少ないものの、
エンジンの回転数を2000rpm以上に保つと、
美味しいところを引き出せる。

FB20をTY75の6MTと組み合わせたら、
スポーツユニットらしくなった。

だんだん深い味の虜になって来た。
2.0i-Lという称号は、
このクルマに失礼だ。

2.0R spec.Bにしてしまえば、
リニアトロニックのターボ車より確実に面白いだろう。

クラッチはこのままで良い。
悪路走破や、
階段を登る事を考えると、
悪戯に変えない方が良い気がする。

エンジンもノーマルで充分。
何しろスイッチ一つで、
スポーツモードにチューン出来るのだから。

静かで快適だが、
何となく物足りなくなってきた。
以前の黒鰤から流れるボクサーサウンドを聴くと、
どうしても耳が肥えてしまう。
日本製と誇らしげに記されたスポーツマフラーが届いた。
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部品価格は税別で64.000円。
意外にリーズナブルだし、
今まで使ったことの無い商品を試したくなった。
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以前なら左右に2本のテールパイプを持っていたが、
SJ型からターボだけになり、
NAは片側1本になった。

もっと元気なエキゾーストノートが欲しいので、
初めて柿本を選択した。
理由は最後に説明する。
CLAS KRという商品だ。
さすがスポーツマフラーだけあり、
リヤビューの見栄えが良くなった。

ノーマルマフラーを取り外し、
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出口も青く焼かれ、
少しヤンチャなマフラーはすんなりと収まった。
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せっかく持ち上げたので、
普段目にすることが出来ない場所をご覧に入れたい。

とにかく新型フォレスターは良心的なクルマだ。
なぜか。
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プラットフォームを安易に流用せず、
フロア後半やトーボードを専用設計に改め、
フォレスターらしさがより味わえるように造り込まれたからだ。

更に奥を見よう。
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TY75型6速ミッションが、
如何にコンパクトか良く解る。
樹脂製の整流板に覆われて見えないが、
スッポリと床下に収まっている。

真面目なクルマ造りは、
裏から見ればすぐ解る。
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凝った作りのリヤサスは、
レヴォーグなどの設計と共通点も多い。
ところが、
ダンパーストロークが圧倒的に違う。
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これを見ると解るように、
豊かな地上高を最大限に活かし、
自由自在に動く素晴らしい足回りになっている。

最近のマイナーチェンジで言えることは、
スバル車全般のショックアブソーバの、
減衰力特性がとても良くなった、と言うことだ。

意識的に姿勢を下げたレヴォーグは、
違う価値を狙った車だ。
スタイリッシュで回頭性の良いアーバンスポーツ。
下に挙げたのは先日紹介した2.0GT-Sのシャシーだ。
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マフラーで隠れた部分の形は、
両車でかなりの差がある。
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XVとフォレスターも、
リアフロアパネルの形は異なる。
ただし嵩上げのやり方にそれほどの差は無い。

フォレスターは全世界共通だが、
XVでは恐らくこの部分が日本仕様と海外仕様で違うのだろう。
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マフラーを取ると良く解る。
矢印の部分にcollarが見える。

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ボディとクロスメンバーの間に仕込まれたこの部分は、
長い年月にわたりスバルが開発に力を入れた嵩上げ車高の肝だ。

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フロントにも同じような仕込みがある。
頑丈そうなロワアームだ。
左前輪を内側から見ても何も見えない。

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左へ回り込むと、
指を指した部分に嵩上げ部分が見える。

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余程詳しく見ないと解らない。
そして後方のもう一カ所にも、
に同じような仕込みがある。

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よくこのブログで「クロストレック化」と言う表現を使うが、
フォレスター用の嵩上げ手法を、
ソックリそのままXVに反映すれば、
同じように最低地上高220㎜の車が出来上がると言うことだ。

そしてこのダンパーチューニングを採用して、
もしTY75を組み合わせたら、
きっと面白いクルマが出来上がるだろう。

こう言う選択肢と、
オートサロンで見せたローダウン化を同時に進めると、
購入の幅が広がって今年の商品の狭間を埋められる。

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欧州ではどちらかというと姿勢の低い車が好まれるが、
最近の潮流はSUVに傾いている。

だから「なんてっちゃってSUV」が日本同様に増えてきた。
フォレスターのダンパーストロークを見ると、
これこそ本物のSUVだと胸を張りたくなる。

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豊かなストロークがある上で、
絶妙なダンパーチューニングをしたから、
これほど素晴らしい脚に仕上がっている。

ビルシュタインもローダウンも、
全く必要性を感じないノーマルサスだ。

逆に自由長を減らすことは悪意にも感じられる。
本来の走破力を維持しつつ、
ダンパーのピストン速度を高精度にコントロールするから、
クルマの走りは美味しい。

ここは非常にバランスが良い。

だから少しバランスを崩す。
他にも色々なマフラーメーカーがある。
STIからも出ているが14.000円程高い。
コンプリートカーのtSを作って様々な用品が増え、
とても面白いが、
バランスが良ければ面白いかというと決してそうでも無いんだ。

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なぜか。
こうしてバランスを崩していく。

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まず法的な基準に適応させた上で、
軽量コンパクトなモノを選ぶ。

バランスを崩す以上、
ある程度の冒険はやむを得ない。

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STIだと、
どうしても純正から大きくかけ離れるところまで、
アンバランスに振れない。

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それはクオリティだ。
高くても耐久性を確保して美しさも必要になる。

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自社ブランドでもマフラーを作ってきたので、
その辺りを承知した上で、
あえて軽い物を選んだ。

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1㎏以上の軽量化になった。
耐久性については、
10年以上使えば当然STIとは差が出るだろう。
純正ノーマルも耐久性は良さそうだが、
静かすぎて面白くない。
標準品のパイプを覗く。
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要するに黒鰤を降りてから、
サウンドが物足りなくて仕方なかったのだ。
ゲノムのマフラーも経年劣化したのか(笑)、
凄く良い音だった。

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マフラーほど解りやすいものは無く、
穴から中を覗くだけで、
消音器にこれほどの差がある。

付け終わってワクワクしながら、
会社の周りを一周した。

工房から出る時に、
喫煙コーナーでタバコを吸う杉本の姿を見た。

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これは丁度よい。
真っ先に感想を聞こう。
この音をどう思うかと尋ねると、
「ぼくはあまり好きではありません」と、
思いがけないことを言う。

う~~~ん、これは一体どうしたことか。

そういえば彼はGC8を降りて、
5代目レガシィに乗り換えた。

てっことは北原に聞いても同じ事を言うだろう。

彼らは静かな排気音が好きなのだ。

とにかく試さないことには答えが出せない。
そのまま中央自動車道に飛び乗った。

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良い音じゃ無いか。
外で聞くと喧しいのかな。
などと自問自答しながら料金所でチケットを取るために停車した。

通行券を機械から抜き取り、
アクセルを踏み込んだら、
いつもとは全く違う軽い感覚でクルマが前に出た。

これは良い、
これは面白い。

ランプウエィを駈けのぼる。

直線で巡航体制に入ったのでトリップメーターをリセットした。

つまらないマフラーなら次のインターで降りるつもりだったが、
どうもそんな必要は無いらしい。

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しばらくiモードのまま巡航したが、
高速道路ならこれで何の問題も無い。

ただし、
暫く走るとSに入れたくて堪らなくなった。

特に追い越し車線で前が詰まり、
暫く速度を落として走行した後で加速する場合だ。


前に居たトラックが長い上り坂で追い越しを終えた。

走行車線にトラックが戻り、
追い越し車線には車が一台も無かった。

右手の親指で軽くスイッチを探り、
ちょっと押すだけで、
ピッと言う音と共にエキゾーストノートが急変する。
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あまりに楽しいので200km近く走ってしまった。
コイツは気持ちが良い。
どっこまでも伸びやかに加速が続く。

これは黒鰤そのものだ。
コックピットで聞く音も、
何の違和感も無くステキだし、
不快なこもり音など一切無い。

そこでもう一度杉本を含む6人にから率直な意見を聞いた。

室内における音は全く問題が無いので、
まず4人にサービスフロントの前に立ってもらった。

精算を済ませてお客さまが帰る時と、
同じシチュエーションを再現したわけだ。

この頃、大宮は絶好調だ。
マフラーについてノリの良いレポートを書いてくれた。
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ガンガン買ってくださいと言わんばかりだ。

1.音質
アイドリング時の排気音は昔のボクサーサウンドに聞こえる。
NAエンジンらしい軽い音。
それが走りだした時、低音が効いている。
2.音量
思ったほど大きくない。
家族や同乗者にも理解が得られそう。
3.見た目
レーシーで出口は大きすぎず下品さは無い。

全体の所感
「走らせて車内での音や、
トルクの出方を体感してみたいです」

彼らしい的を射た詳細な内容だった。

しかし杉本がそれほど好きで無いという以上、
財務省の立場から明瞭な意見をもらわないと、
男性陣も今ひとつ踏み切れないだろう。

そこで当社の女性スタッフ二人に、
忌憚の無い意見をもらう事にした。

二人を別々に呼び、
工房から出たり入ったりして排気音を聞いてもらった。

1.全く遠慮しなくて良いので、
この音が好きか嫌いか正直に聞かせて欲しい。

2.もし夫が無断で付けたら、
どんな目に合わせるか(笑)

あけみさんは次のように語ってくれた。

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私はこの音をとても良いと思いました。
スバルらしい音ですけれど、
どちらかというとインプレッサWRXのイメージで、
とてもステキです。

おお、狙っていた効果を実に的確に表現してくれた。

ただし質問2は、
さらりとスルーされた。
だからあえて、それ以上聞かない事にした。

財務省の立場もあるので、
微妙な部分に触れたくないのだろう。

さて、次にみのりさんに聞いた。
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開口一番、
嫌いじゃありません、
と率直な答えが返ってきた。

この音色は嫌いでは無いどころか、
軽快感があってとても好きです。
むしろ静かなだけのマフラーは嫌です。

と言う事だった。

そして彼女も2番目の質問をスルーした。


これで解ったと思うが、
もし財務省の管理が厳しい家庭なら、
数週間前から仕込む事が大事だ。

毎朝、財務省を褒めて、
手の甲に軽く口づけするくらいの配慮が必要だ。

そして金曜日の夜は花を買って、
早めに帰宅することだ。

たったそれだけで良い。
必ず金融緩和に繋がるだろう。

丁度一ヶ月で1678km走った。
これだけ乗れば手足のようになるが、
気に入らない部分も出てきた。

ここが唯一の不愉快な部分だ。
MTを意識せずに作っているとしか思えなかった。

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センターコンソールが大きすぎる。
リニアトロニックなら快適だが、
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ほらこの様に、
2速に入れる時に肘が当たって、
やりにくくて仕方が無かった。

取り外せないので始末が悪いし、
取ると電源供給にも問題が出る。
簡単に解決できたので参考にして欲しい。

ワインディングロードに来たら、
コンソールリッドを開ける。
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すると面白いほどジャストフィットだ。
クルージングの時は閉めておけば良い。
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瓢箪から駒では無いが、
もし蓋を取ればどうなるか試したら、
そのまま開けておけば良いことに気がついた。

アンバランスだが、
使い易いからこれで良い。

そもそも4代目レガシィで誕生した2.0GT spec.Bは、
極めてアンバランスなクルマだった。

Bとはアンバランスを意味する。

主流派のAに対して、
亜流派の「B」だ。

ホイールも軽さと価格を重視した。
鍛造ホイールなら言うことないが、
そこまでのモノがこのクルマに似合うのか。

NOだ。

階段昇ったり、
この夏はダートもぶっ飛ばすのに、

そんな高いモノは要らない。

そこでエンケイに目を向けた。
まず見本を取り寄せた。

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この形はとても好きだ。
黒鰤にもこのタイプを付けていた。
その上色が変わる。

深海魚のように青白いミストシルバーだ。
それがライトシルバーに変色する。

なんてアンバランスなんだ。
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重量を量ってみた。

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8.5kgを少し切る重さだった。

ノーマルタイヤを計測してないので比較できないが、
近くにあったインプレッサのホイールをハカリに乗せてみた。

上の18インチに対して、
こちらはごく普通の鋳造アルミホイールだ。
サイズも17インチだから、
一回り小さい。
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比べるにはとても良い。
こちらも社外品でよく売れていた物だ。

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1本当たり9kgある。
4本で2kg以上軽い。

そのままでは面白くないので、
更にアンバランスにする。
本当ならピアノブラックが良いが、
それは選べない。
けれど、
このホイールにはカーボンガンメタリックも用意され、
2色から選ぶことが出来る。

迷いに迷った挙げ句、
運転席側を「ネズミ色」にした。

そして次の2本が届いた。

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反対側にガンメタリックを入れて、
調和とアンバランスを楽しもう。
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光によって黒っぽく見えるのも魅力だ。
タイヤも決まった。

やはり相性の良いピレリしか無い。

今履いているウインタースポーツラジアルも良い。
黒鰤と相性の良かったチンチュラートの味も忘れられない。

ターボとエコタイヤがのアンバランスが、
スバルだから楽しくなる。

低重心とシンメトリカルが効くのだろう。

都合良くピレリからぴったりのタイヤがリリースされた。
スコーピオン・ヴェルデという、
チンチュラートP7のSUV版だ。
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オレンジのフォレスターが届いたので、
ショールームにあったS-Limitedを外に出した。

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S-Limitedはターボルックのスポーティなデザインを、
おとなしくNAで楽しむというコンセプトだ。

それと2.0R spec.Bを重ねると、
一段と魅力が際立つ。

ターボルックを欲しいと全く思わない。
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NAルックでネズミ色の地味なクルマが、
面白さでイージードライブのターボ車を凌ぐ。

このアンバランスさがステキで堪らない。

spec.Bは、
とてつもなく楽しい世界を、
覗くための相棒なんだ。

そこはMTを操らないと、
なかなか味わうことが出来無いんだ。

Commented by なっちー at 2015-01-23 16:31 x
デザートカーキにして正解でした。バンパー、タイヤの黒とのコンビネーションが吉、ダテに勲章もらってません。ドアハンドル周りが傷つきやすいのは、まぁご愛嬌ですね。
ワタクシもこの角度が一番好きですが、リアフォグはいらんよなあ。
Commented by b-faction at 2015-01-23 17:09
なっちーさん、リアフォグは中央自動車道で必需品なんですよ。それと霧も出てないのに点灯させている人に知らせるために使えますね。
Commented by naka at 2015-01-23 22:07 x
こんばんは。

是非、フォレスター2.0R SpecBを完成させてください!
完成した暁には是非拝見させていただきたい!

出来ればそんな車談義を肴においしくお酒を呑みたいものです。

オートサロンでレヴォーグ2.0のMT車が参考出展されましたが、個人的には1.6にMTを載せ、絶対的なパワーは無くとも自分でエンジンを回して持てるパワーを引き出す方が車として楽しいのではないかと思っています。
そんな車、出ないですかねー
Commented by 山本 at 2015-01-23 23:57 x
ショールームの外にチラリと写るネズミ色のエクシーガに、思わずニヤけます。
春、はやく来てほしいな!
Commented by b-faction at 2015-01-24 13:11
naka さん、面白い企画を進めます。是非ご覧になって下さい。呑むのも良いですね。レヴォーグはほぼ1.6DIT専用に開発されたクルマですね。仰るとおりこれにTY75を載せてスバルとして売る出す。ディーゼルにするのも面白い。その上で「S」を造り340馬力を目指す。そのシナリオが一番相応しいのですがスバルにやる気が無いと全て陽の目を見ないですね。
Commented by b-faction at 2015-01-24 13:14
山本さん、こんにちは。昨日から凄く春らしくなってビックリしてます。願いが通じたのかもしれません。じっくり仕上げますね。
Commented by スバル好きの中学生 at 2015-01-24 22:12 x
こんばんは。
SJのMT、そんなにいい感じだったんですね!びっくりしました。実は、父の前の車がSHのA型スパークシルバー5MTという貴重車(笑)だったため、とても親近感を覚えます。
あまり機会がなく、乗ったことはないのですが、今度試乗してみたいなーと思いました。
ああ、SJの質感がうらやましい(笑)
Commented by b-faction at 2015-01-25 06:43
スバル好きの中学生さん、現行型の代わりぶりは昨年このhttp://bfaction.exblog.jp/21744193/で紹介しています。だから6MTもかなりの実力です。
Commented by HM at 2015-01-25 17:55 x
はじめまして。いつも社長様のブログを愛読させて頂いております。私は現在SG5のA型、XTのMT車に乗っており5ヶ月後に車検を迎えます。走行距離が18万kmを越え若干不安を抱えつつ乗っていますが愛着がある為できれば車検を通して乗り続けたいと思っていました。(その節は御社のリフレッシュをお願いしたいと考えております)しかし社長様のSJ、6MTのレビューを読ませて頂くうちにSJにとても魅力的を感じるようになりました。今現在、日毎に気持ちが変わる状況ですのでこちらのブログを参考にもう少し考えてみようと思います。Spec.B計画、楽しみにしております。長々と駄文失礼いたしました。
Commented by b-faction at 2015-01-25 19:12
HMさん、こんばんは。SG5のA型もなかなかの名車ですね。初めて乗った時、いきなり東名高速に持ち込みました。御殿場の先で長い下りのスラロームに入った時、その追従性の良さに痺れました。あの頃はGDB譲りのストラットでしたね。今のSJ5は、とにかく相性が良くて、乗るのが楽しくて楽しくて仕方がありません。参考にして下さい。Spec.B計画、まず排気音を少しスポーティにします。お金をあまり掛けずに楽しい提案をしますね。
Commented by HM at 2015-01-26 07:40 x
おはようございます。
ご返信ありがとうございました。「なかなかの名車」とは嬉しいお言葉ありがとうございます。私も追従性の良さに加えシフトフィールとギヤの繋がりの良さが気持ち良くて毎日の運転が楽しくて仕方がありません。以前乗っていたBGやBHのMTはこんな気持ち良さが無かった気がします。(個体差があるかもしれませんが)ただ1年程前から故障が頻発し乗り続けたい気持ちが少々揺らいでいます。
SJについて1つお伺いしたいのですが電制スロットルのレスポンスは如何でしょうか?発進時やシフトダウンでブリッピングする時などバイワイヤー式に比べ気持ち良さは劣りますでしょうか?
Commented by b-faction at 2015-01-26 11:00
HMさん、替え時ですね。SJのフィーリングは抜群です。不用意にブリッピングしない方が気持ち良いぐらいです。ぜひDEに参加される事をお薦めします。
Commented by HM at 2015-01-26 12:49 x
こんにちは。やはり車は消耗品ですからこのタイミングで乗り替えるべきなんでしょうね。見ず知らずの私の背中を押して下さり有難うございました。少し気持ちの整理がつきました。SJへ乗り替える方向で検討してみようと思います。
Commented by b-faction at 2015-01-26 13:07
HMさん、ブログ後半をお楽しみに。
Commented at 2015-01-26 23:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by b-faction at 2015-01-27 06:43
名古屋の鈴木さん、おはようございます。PEAは効果が高いのでガス欠寸前までそのままお使い下さい。ドライブエクスペリエの準備が整ったらかわら版と一緒にスケジュール表をお送りします。お楽しみに。
Commented by KENSO at 2015-03-18 23:41 x
はじめまして。ときどき楽しく拝見させていただいています。

それにしても”フォレスター spec.B”のタイトルが出ていて驚きました。
ボクのクルマは,レガシィ2.0 spec.Bを手本にしていじったクルマで,"SH5A FORESTER spec.B"を名乗ってますので。。。笑
Commented by b-faction at 2015-03-19 09:42
KENSOさん、初めまして。コメントありがとうございます。おかげでエンジンルームの画像をアップしてなかったことに気がつきました。
spec.Bを作るコツは純正の良さを更に引き出すことですね。楽しいクルマを作られたみたいで、相棒に注ぐ愛情が感じられます。
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by b-faction | 2015-01-27 14:24 | Comments(18)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction