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最終版:S204とパラダイムシフト

「想像だにしていなかった」
とは言い難い。

「ユニー」と言った方が馴染みが深いが、
この頃は「アピタ」という名前が主流になっていた。
それに加え隣の恵那市には、
ピアゴという名前のユニー系ショッピングセンターがある。

世は正にカオスだ。

ファミリーマートと言うよりも、
ファミマと言った方が馴染みが良い。
中津川市内の国道19号線沿いだけで4店舗はあるだろう。
どちらの会社も中津川では勢いが良く、
随分繁盛している。

逆に衰退していく同業者が目立つので、
今月になって発表された統合は意外だった。

ところが全国的な視野で見ると、
物事は深刻に進んでいたようだ。

中津川市にユニーが進出したのは昭和46年だった。

当時はまだ「ユニー西川屋」と言う屋号で、
まさにパラダイムの始まりだった。

一年ほどで「ほていや」と統合しM&Aの先鞭でもあった。
突然生まれた「生活倉庫アピタ」も隣のビルを買収して開設された。
当時、中津川で一番栄えていた「新町界隈」は、
その頃からパラダイムの激流に飲み込まれていった。

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ユニー中津川店は大規模なアピタにシフトアップし、
僅か数十メートル先に移動した。

人の流れが大きく変わると同時に、
跡地の問題で街を二分化する大問題に発展した。

これが以前にも綴った「図書館問題」だった。
いまだに更地のままでモラトリアムの真っ最中だ。

創業者の西川さんが亡くなられたニュースを聞き、
高齢なのに頑張っておられたのだなと、
感慨深かった。

そして逝去を待つかの如く、
統合が発表された。
ユニーという名まで消えてしまうのか。

改めて中津川市のショッピングモールを考察してみた。
それは俯瞰すると良く解る。
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中津川駅の反対側には開発の余地がまだある。
指で指した広大な工場地帯はここから上の方に広がり、
しかも公的な資金で導入路まで作られた。

不動産に詳しくないシロートでも解るくらいだから、
ここに有る企業も大手デベロッパーと水面下で調整している可能性がある。

アピタの場所も、
以前はオーミケンシの中津川工場だった。

市街地に大きな工場を持つ時代から、
工業団地を形成する時代にパラダイムシフトした。

跡地の有効利用と効果的な移転は、
何がきっかけで始まるのか予想は簡単だ。

常々このブログでも書くように、
24時間営業のコンビニは脆弱な基盤の上で栄華を極めている。

平成の合併で大きくなったとは言え、
もともと僅か6万人程度の中津川市に、
ローソン、セブンイレブン、ファミマ、サークルK、デイリーが、
深夜まで煌々と火を灯し24時間営業する様は異常だ。
人間は普通のイキモノなので夜行性では無い。
震災で原子力発電には懲りたはずなのに、
4年経つともう過去の事故に過ぎないのか。

大きくなることが勝利に繋がる時代から、
小さくても光る時代へパラダイムシフトが進んでいる。

平成になった頃なら、
「雪達磨の理論」は通用した。

最初に大きくするまでにはエネルギーを必要とするが、
一旦大きくなれば「手を添える」だけで勝手に大きくなる。

それが今では「でかくなると壁にぶつかるまで止まれない」という、
怖い時代を造り上げた。

自社株の価格維持で四苦八苦する経営者も多い。
壁にぶつかることが解っていても、
この場所にデベロッパーが群がるのかどうか、
そのスリル溢れるドラマを傍観しよう。
競争して勝ち続ければ、
当然生き続ける。

次のパラダイムに向かって、
企業を育て上げた人物の存在が、
如何に大きな意味を持つのかもわかった。

東京に向かう理由は3つあった。
まず先月以来話題にしている会議だ。
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あるメーカーのカタログから、
最新型のボディ構造を考察した。
軽自動車は鉄を使う量を可能な限り減らし、
樹脂化を進めている。
上の図のクルマは、
最新の車体設計だ。
フェンダーやラジエターロワフレームの樹脂化で軽くした。
ただし、
高張力鋼板や超高張力鋼板の使い方を見ると、
その内容は特に珍しいわけでは無い。

たとえ最新型の軽自動車でも、
現在のスバルが日々追い求める最新のシャシー設計に比べると、
20年以上の開きがある。

この頃スバルはマイナーチェンジで、
あっと驚くようなガラリと変わる走り味を見せる。

その源流はどこにあるのか。
これがその一つでは無いかと思える節に行き着いた。
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探ってみたのはレヴォーグのカットモデルだ。
盗まれない自信があるからここまで見せるのだろう。

軽自動車だと、
軟鋼と高張力、
そして超高張力と大まかな説明だった。

このカットモデルから想像するに、
スバルはそんな単純な考えでクルマ造りをしていない。

デビューはレガシィが後だが、
おそらくスバルファミリーで最も新しい車体骨格は、
レヴォーグ/WRXだろう。
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それを証明するかのように、

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この図には車体に使う鋼材の割合が明記されている。
けれど実際には単純な内容では無い。

そもそも高張力鋼板自体、
各メーカーで定義がバラバラだ。
上の配分表にも圧力値は記されているが、
料理のレシピのような訳にはいかない。

どこに何をどう使い、
どういう素材から作って混ぜるのかで、
クルマの味はガラリと変わる。

だから安全性能も含め、
他社が簡単に真似ができないのだろう。
クルマ造りにこそ優れたシェフが必要だ。

この辺りに注目すると、
次の図も見方が変わった。
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スバルには秘伝のレシピが間違いなくある。
そして新しい何かの扉を開いたのだ。

最近のクルマは、
この秘伝を駆使して作られる。

だから「たかがマイナーチェンジ」と侮れない、
劇的な良さが生まれるのだ。

レヴォーグ以来、
WRXからレガシィ、
そしてインプレッサにフォレスターと美味い味を食べ尽くしてきた。

すると先の軽自動車が美味しいのか、
それともそう感じないのか・・・。
一度味見してみたい。

自動車の世界も完全にパラダイムに入っている。
だからこそ力のある経営者の中でも、
鈴木修さんの偉大さが良く解る。

彼があの年齢になりながら、
企業のトップとして業界全体を引っ張る姿勢は凄い。

命がけで軽自動車を守っている。
だからこそ怖い。
ユニーと同じ事が起こった時に、
軽自動車の構図が激変する。
それを、
「想像だにしていなかった」
とは言い難い。

スバルが軽自動車の生産から撤退すると聞き、
全く違和感なく賛同した。

あれは直感だった。

あの時からパラダイムシフトが始まっていた。

それを話した時、
いろいろな人から反感を買った。

しかし今、
「あれは誤りだった」と本気で言う人がどれ位いるのだろうか。

「軽自動車生産撤退に賛成」と言うと、
一番驚いたのはこの男だった。
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今でも思い出すかのように、
「あの時社長は、そんなけしからん事は許せないと仰るかと思いましたが、
全く想定外の答えが返り驚きました」と言う。

スバルがもし今の不毛な戦いの中で消耗を繰り広げていたら、
良いクルマは生まれなかっただろう。

理解してもらえない人も多いが、
SUBARUを大切にしたいから、
自動車文化を語り続ける。
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東京に出る前にトレジアをテストした。
トヨタとのアライアンス車で、
関東自動車工業で作られている。

エンジンはダイハツ製だ。
設計にはスバルから大勢の技術者が参加した。
BRZ/86ほど成功したとは言えないかもしれないが、
乗ると納得出来る仕立ての良さだ。

本来の使命から外れる分野は、
アライアンスという手段で相互補完し、
本当に得意なモノに集中することは間違っていない。

一歩遅れて飲み込まれる前に、
際立ち輝き続けるために何をするのか。

そこに目を向けることが大切だ。
スバルは過去に凄いクルマを沢山作ったが、
中でも飛び抜けているのが「S204」だ。
今回の出張にはこの歴史に残るコンプリートカーを引っ張り出した。
中津スバルから恵比寿の本社まで、
308kmだった。
ふと連想した。

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「S」はこれまで7機種が誕生した。
STIが「レヴォーグ」で3シリーズを作るなら、
ゲンを担いで「末広がり」から始めるのも面白い。
「S308」が誕生したその日こそ、
「真のSTI」に再び生まれ変わるだろう。

午前中から雲行きが怪しくなり、
3月とは思えぬ吹雪になった。
雪がやんだのを見計らい、
中津川を出発したら、
駒ヶ根で雪雲に追いついてしまった。

まるで嵐と競争するような羽目になった。
路面が一時真っ白になるほどだったが、
幸いにも安全に駆け抜け、
無事東京に着いた。
24万キロ走行したが、
手塩に掛けて整備を終え、
その性能は現役の状態に蘇った。
投じた予算は半端な金額では無いが、
一桁違う投資さえすれば、
このクルマは衰える事を知らない。
テストを兼ねて移動した道中も、
本来の走りで手足のように応えてくれた。

STIのコンプリートカーでも特別の意味を持つSは、
エンジン本体に手を入れたクルマだけに付けられる称号だ。

高速領域でも愉しいクルマだが、
普通の道路で思わぬ真価を発揮する。
それはアクセルのツキの良さだ。

減速時にエンジンの回転をあわせる時に、
心の中で思ったとおりの反応を示す。

いわゆる以心伝心だ。

ブレーキを踏みながら、
右足の小指辺りでアクセルペタルに触れるだけで、
数100回転刻みで自在にコントロールできる。

特にこの様な場所にバックでクルマを入れる時に差が出る。
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毎日自宅の車庫で、
バックしながら得られる喜びを知る人は、
僅か1500人ほどしかいない。
「S」の価値は他とはぜんぜん違うが、
中でもバランス取りされたエンジンを搭載する、
「203」と「204」と「206のカーボンルーフ」は際立っている。

アドリングに近い回転域でも、
とても柔軟にエンジンが反応するから、
運転がとにかく楽だ。

このあたりはカタログモデルが逆立ちしても及ばない領域だ。
STIも気の毒と言えば気の毒だ。

富士重工がこのエンジンを再現できないから、
STIは「S」を捨て、
「tS」しか作ることが出来なくなった。

このS204を、
中平さんに託すことにした。
中津川まで訪れ「このクルマを譲って欲しい」と言われた。
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その行動力には感心した。
元々出張にこのクルマで出かける予定だったので、
東京でクルマを渡した。

これほど真のSTIを待ち焦がれている顧客が居る。
「S」の誕生は明らかにパラダイムだった。
STIにとって「新しい扉」を開いたかのような躍動的な未来が見えた。

しかし、
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このクルマにもSTIの符丁が付き始めた頃から、
雲行きが怪しくなり、
革命的にSTIが伸びていくことは無くなった。

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タイプユーロは凄く面白い。
実用車として一台所有したいクルマだ。
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スポーツモードにしなくても、
エンジントルクが気持ち良く出て、
同じ1.5リットルでもインプレッサより乗りやすい。
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シャシーの限界も高い。
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CVTの変速制御はプレオRMそのものだ。
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でも直列4気筒を積んだクルマに、
例えコンセプトであってもSTIと付けた瞬間に、
パラダイムシフトは未完に終わった。

それを証明するかのように、
軸足が狂っていく。
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水平対向エンジンを積んだ素晴らしい7シーターだ。
アライアンス車も悪くは無かったが、
自前で造り込んだミニバンには、
やはり凄味がある。
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4代目レガシィをベースに開発されたから、
STIが触るのに都合が良かった。
けれども背の高いクルマとSTIに求める「像」はどうしても合致しない。
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とにかくエクシーガは良いクルマだ。
トレジアから乗り換えてすぐ同じコースを激走した。

下界で8℃でも、
この日の峠は氷点下だった。
そんなシチュエーションを、
このクルマはモノともせず、
スポーツカーのように駆け抜けた。
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低い重心と余裕のある4独サスで、
ヒラリヒラリとワインディングを駆け抜けた。

ロール感も少なく操縦性も良い。
それなのにゴツゴツしたところが一切無い素晴らしいミニバンだ。
スバルの良いところを余すところなく与えた、
素晴らしい多人数乗りだ。

しかし良いクルマと凄いクルマは違う。
良いクルマであるべき多人数乗りは、
SUBARUブランドで磨き続けるべきだ。

STIがこの素材を引っ張り出すと、
パラダイムどころでは無く、
単なる下請けになってしまった。

BRZに触れるべきでは無いと言う持論も変わらない。
SUBARUが一人で造れないクルマに、
STIが得意げに触ってもブランドを高める事には繋がらない。
全く別の発動機を積めば別だが、
そこまでの余裕は今は無い。

BRZは良いクルマだ。
これはSUBARUが毎年血と汗と涙を注いで、
繰り返し繰り返し磨き続けるべき良いクルマだ。

だからSTIが触れるような凄いクルマでは無い。

だが期待している。
S204で東京まで走り、
「消えかけても残る灯火」を感じた。

来たるパラダイムに備え、
彼らが爪を研ぐ姿が朧気ながら見えた。

今、SUBARUで凄いクルマを作るなら、
V系をベースにするしかあり得ない。
S204と別れを惜しみつつ、
ベースになったGDBには無い、
VABのポテンシャルを思い出した。

あのクルマなら素晴らしい「S」が作れるだろう。
SIシャシーの進歩は凄い。

先が見えたから余計に凄い。
何しろまだ最低5年は磨き続けられるだろう。
レガシィのフルモデルチェンジにはまだ歳月が掛かる。
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かわら版も間もなく200号を数える。
それを記念して特集号を作るため、
富士重工の本社を訪れた。

火曜日の恵比寿はとても静かだった。
まだまだショールームも浸透しきっていないのか、
訪れる人も少なかった。

こんなに広くなかったが、
密着感のある新宿はとても温かく居心地が良かった。
ふと昔の本拠地が懐かしく思い出された。
しかしお土産は充実した。
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このグローブなど見たことも無かったが、
凄く人気があるそうだ。
さすがに東京は垢抜けている。
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そして、
久しぶりに清田部長代理にお目に掛かった。
あらかじめ約束していたので、
すぐに「ようこそ」と迎え入れられ、
打ち合わせが始まった。

とても多忙なのに時間を作って戴き、
心より感謝申し上げます。
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とても疲れた様子が滲み出ていたが、
「招かれざる客」との面談にも関わらず、
楽しい話題で盛り上がった。
若干緊張気味ではあったが、
さすがに抜群のエンターティナーだ。
気持ちの切り替えは抜群だった。
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「これはブログに載りそうだな」と気付いた瞬間、
素晴らしい表情に切り替わった。
彼はビジネスマンの鑑だ。

それにしても、
前回訪問した際に、
細部まで取材され、
余程懲りたのだろう。

スカイテリアではなく、
対外的な交渉をする場所で打ち合わせた。

機密性の保持は、
最重点課題なのだろう。
今後の戦略をせめぎ合う、
最前線の場所だった。

清田さんと久しぶりに良い時間を過ごせた。
今度は是非、
中津川にゆっくり来て戴きたい。

恵比寿の本社では、
スバルスターズにマリオのことが知れ渡っていた。
弄るどころか、
一気に厳戒態勢が敷かれた。

彼の到着と共に照明まで落とされたので、
そのまま恵比寿の夜に突撃した。

いつも中津川まで足を伸ばしてくれるので、
たまには東京で飲もうと声を掛けた。
最近の傾向をブログで確認してくれていて、
彼の気遣いが嬉しかった。
「社長の体に良いものを食べましょう」
と言ってくれたのだ。

ところが焼酎では物足りず、
日本酒を注文した。
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思いのほか日本酒の美味しい店だった。
ぐいぐい杯が進み、
結局二人で一升飲んだ。
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体に良いものという割には、
マリオの頼むものは「思いっきり」体に悪い(笑)
だから凄く美味い。
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その人のカラダに悪いモノほど旨いんだ。
プリン体が最高級に含まれる、
あんきもの美味しさは異常な程だった。
よほど体が求めていたのだろう。
仲良く3きれずつ食べて、
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〆鯖とサーモンを食べた。
サーモンは好きな刺身ではないのだが、

マグロなど他の赤身や白身にめぼしいものがなく、
仕方なく頼んだ。

ところが超絶に美味かった。
脂の乗りも良いし香りが素晴らしい。
ろくなサーモンを食べてなかったのだと実感した。
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さばの〆具合も絶妙で、
量も多く素晴らしかった。
そしてイカの丸焼きが出てきた。
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このソースがたまらなく美味かった。

クリームが入っているらしく、
柔らかさと香ばしさが見事に溶け合う最高の味だった。
しかもプリン体も豊富だ。
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また烏賊の鮮度も良いし、
何しろ柔らかい。
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ここで酒を燗からおりがらみに切り替えた。
この味もとても良く、
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この店は只者ではないと気がついた。

そして一番自信がありそうな牡蠣の出番だ。
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実にクリーミーでこたえられない味だった。
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プリン体に耐性が強そうな、
この店のお兄ちゃんと意気投合した。
「また来るね」と挨拶して外へ出た。
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相当食べたので腹も出た。
当然、プリン体もかなりの量を溜め込んだ。

このときはまだ絶好調だった。
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そしてカラオケで盛り上がった。
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どちらかが謳っているときに時間のお知らせがある。
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2度延長したことは覚えていたが、
あとは絶唱に絶唱を重ね、

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気付いたら真夜中だった。
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そして禁断の〆に手を出してしまった。

おじいさんが二人で営業しているラーメン屋だった。
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片方のおじいさんはまるでロボットのように動いていた。
深夜なので電池が切れかけていたのかもしれない。

目は開いているが、
聞いても答えがなかったり、
まったく違うことを答えたり本当に面白し店だった。

ホテルに帰り眠ったまでは良かったが、
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翌朝ヤバイことになった。
親指が信号を出していたからだ。

体調は抜群なのに、
左足の親指がざわついている。

大爆発の一歩手前だ。
恐る恐る着替えて電車に乗り、
次の目的地に向かった。
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何とか丸の内まで辿り着けた。
八重洲口にはまた新たなビルが出現し工事が進められていた。

東京はバブル期のように景気が良く、
新しい建物がアチコチで作られている。

これ以上悪化して、
発作が始まると困るので、
大量に水分を取り、
朝から何も食べずに過ごした。

だからこの弁当を見たときは、
震えるほどうれしかった。
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中を開くと、
相変わらず健康に配慮した作りが素晴らしい。
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野菜の煮物には、
プリン体の心配は無い。
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鮭と卵焼きのバランスが最高だ。
エビだけが要注意だが、
小さいのが一匹で大した量では無い。
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そして炊き込みご飯が旨かった。
量も味も抜群だし自然の素材が生きていた。
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体に優しいお弁当のおかげで、
左足の親指は一旦おとなしくなった。

くわばらくわばら。

しばらくの間、おとなしくすることにしよう。

急に毒気が抜けたのだろう。
話す内容もおとなしかったらしい。

隣りに居た参加者に、
「今日は随分おとなしかったですよ」と褒められてしまった(笑)

予定が全て滞り無く終わり、
久しぶりに新幹線に乗った。
月に二回ある関東出張に、
もう5年間ぐらいクルマだけを使っている。
そのほうが愉しいからだ。

その間に長い間工事中だった東京駅が、
全て綺麗に蘇った。
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外からはいつも見ていたが、
入ったのは竣工後初めてだ。

丸の内から八重洲に向かうコンコースで、
その変貌振りには目を見張った。

こんなに様子が変わると、
感心するというより、
JR東日本がかなりお役所仕事で怠慢だったと気がついた。
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やる気になれば稼げるし、
利用客も便利になるのに、
面倒だからやらなかっただけだったのではなかろうか。
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これで煽りを食うのは大丸だろう。
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もうあそこまでお土産や弁当を買いに行く必要がなくなった。
このチャーハンは見た習慣に食欲の固まりを絞り出してくれた。
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それにどう対抗して変身しているのか、
次に上京する日が楽しみだ。

恵比寿でも感じたが、
東京では「日本酒復権」も素晴らしい勢いで進んでいた。
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日本人らしく、
日本酒を美味しくたしなめる環境が整いつつある。

次は大丸百貨店を覗いてみよう。
絶対に面白い戦いが繰り広げられているに違いない。

新幹線の乗り場近くで、
お土産の壮絶な戦いが始まっていた。
ただし実力勝負より話題性だ。


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テレビに出たことが何よりも武器らしい。
それは当然だ。
テレビで食べて比較されたのなら、
美味しいに決まっている、
と普通の人なら思う。

もらった人も話題性があるから喜ぶ。
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しかしその反面で、
本当に美味しいモノが消えていた。
この土産売り場はリニューアルされ広くなった。
ところが安くて美味しいフロマージュを売る店を探しても、
遂に見つからなかった。

大量輸送もパラダイムシフトだ。
JRとNEXCOが業務提携した。

保護された公社的側面から脱するのに長い時間を必要としたが、
これからは単なる輸送事業や道路事業の枠を超え、
消費活動に関わる重要な役割を担うだろう。

これらを鑑みると、
自動車業界にも大きなパラダイムシフトが訪れて当然だ。

その時、
何を顧客は「SUBARU」に求めるのか。
その答えはそれほど難しいものでは無い。

安全で楽しく際立つ「良い」クルマをSUBARUが提供する。

STIが度肝を抜くような「凄い」クルマを提案する。
このリンクにある過去のブログから、
嗅ぎ取って欲しい。
軸足は振れてはいないはずだ。

まだ見ぬBRZに思いを馳せながら、
伝説を信じ「凄いクルマ」を願う人を諭していた。

当時はtSの黎明期だったが、
当初から本質的に「凄いクルマ」とは思えず、
「良いクルマ」の延長線上にある製品だった。

STIは「tS」のような中途半端な製品では無く、
「凄さ」に一点集中したクルマを作るべきだろう。

そのアンバランスさが、
スバル全体の魅力を更に高めると思っている。

Commented by アゲイン at 2015-03-12 22:45 x
レヴォーグ、大ヒット車ですが、
後席の足元が狭すぎる
ショールームのデモ車で5分座っただけで
膝が痛くなったほどです。
Commented by パルp at 2015-03-12 22:47 x
いつもブログたのしく読ませていただいております。
主婦の店のおかれた環境のようですかね?品揃えはいいと思いますが。スバルの軽生産撤退は仕方ないことでしょうが残念でした。最近の軽二強メーカーは販売攻勢に疲れたか、新しい軽自動車の価値を見いだそうとしているように思います。S204いいですね!私も車検きれて放置しているRXSS復活したくなりました。

Commented by b-faction at 2015-03-13 07:10
アゲインさん、ならばフォレスターを選びましょう。クルマの本質はショールームでは解りません。当社のDEにご参加下さい。良いクルマ揃ってます。
Commented by b-faction at 2015-03-13 07:12
パルpさん、
「主婦の店」懐かしい。
ボクは変わり者だから「軽生産撤退」と聞いた瞬間に腹の底から野望が沸き上がりましたね。ゾクゾクしました。あんな気持ちは滅多に起き無いですね。
Commented by 202 at 2015-03-13 11:09 x
はじめまして。S204良いですね。かくいう私はS202に乗っていまして、出来るだけ長く乗り続けたいと思うくらい気に入っているのですが…結婚して子供が生まれて、妻からATに買い替えて欲しいとのリクエストが…
しかし、愛着を振り払って住宅ローンで固く凍えた財布の紐を緩めるようなクルマってなかなか現れないものですね。自分の好みが世間の中央値から離れていることを思い知らされています。
余談ですが、スバルの軽自動車撤退は個人的には残念です。赤帽サンバーをテスタロッサにする遊び心が好きでした。
Commented at 2015-03-13 11:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by b-faction at 2015-03-13 14:11
202さん、こんにちは。子供さんの情操教育にSTIは不可欠だと説得してください。(笑)
サンバーはライトバンが今後どうなるか楽しみです。トラックは昔より良くなりましたよ。何しろ4ATですから。
Commented by みちる at 2015-03-13 19:02 x
穴場を探してしまう感覚、私もその傾向があるますので理解出来ます。食べ物のお店選びは、特に感覚を研ぎ澄まして選びます。その日の食事やオヤツが充実した楽しいものになるか否かの重要な選択なのですから(笑)、だから人生は楽しいのだと思います。
Commented by b-faction at 2015-03-13 20:26
川合さん、こんばんは。明日は楽しみにお待ちしております。いつでもDEにご参加下さい。
Commented by b-faction at 2015-03-13 20:31
みちるさん、こんばんは。このところ外れたことが無いので、気に入ったお店に入るのが楽しみです。ほとんど鮮魚のお店ばかりですけど。居酒屋は本当に楽しいですよね。
Commented by なかた at 2015-03-13 21:27 x
大丸はスゴイことになってますし、八重洲の地下街も随分オシャレになってます。月イチ程度で豊田に帰りますが、大丸で何かしら土産を買って帰ることが嫁サンから厳命されていて、センスを問われます。ただ今その新幹線車中です。(^^;
恵比寿は何度か飲みに誘われて行きましたが結構良い店がある印象です。気が向いたらお誘いください。東京でも飲めると嬉しいです。職場は京橋ですので。
Commented by こぐぷー at 2015-03-13 21:27 x
あの204は、一目見たときに大切にされていたのだと
思いました。次のオーナーさんに渡ったのは
嬉しい反面、早くカミさんを説得できなかった
のがなぁ・・というのもあります。
何にしろ出会いですから、また新しい出会いが
あればすぐに動こうと思います。
その時はお願いすると思いますので
よろしくお願いします。
Commented by 中平 at 2015-03-14 01:43 x
東京まで大切に届けて頂き、ありがとうございました。
凄く大切にされてきた個体だからこそ、ここから更に桁違いの金額を掛け、消えかけた火に新たな薪を投入し、元来持っていた性能を余すところなく発揮させてやる気になりました。
SシリーズはS402以降2台目ですが、ベースモデルに幾ら手を掛けても到達不可能な、素晴らしいバランスを持っています。特に限界領域でのコントロール性能は感動モノです。
最近のやたら表面を磨いてステッチの色を変えただけの、中途半端なマシンには食指が伸びません。
これらを超えるのはハードルが高いですが、STIには再びの感動を与える、手抜きなしの本物のスペシャルモデルをリリースして頂きたいと願います。キーワードは軽量です。
納得できるモデルなら、顧客は付いてくるでしょう。
Commented by b-faction at 2015-03-14 09:23
なかたさん、次は是非ご一緒しましょう。大丸と八重洲にも何年も足を踏み入れていません。反対側には毎月行ってますが。最近ギロッポ、恵比寿、有楽町など様々な場所で飲みました。次は神楽坂あたりを狙ってみましょう。
Commented by b-faction at 2015-03-14 09:25
こぐぷーさん、申し訳ありませんでした。必ず良い出会いがあります。慌てずしばらくお待ち下さいね。
Commented by b-faction at 2015-03-14 09:29
中平さん、東京まで行くタイミングに合いましたので。テストを兼ねて前回の出張に使う予定でしたが雪が心配で止めたところでした。定期テストを兼ねて楽しくドライブできました。また里帰りさせてやって下さい。
Commented by いまむ at 2015-03-14 21:00 x
フォレスター6MTに、だいぶ慣れてきました。ホントにとてもいい車です。600キロ走りました。先日、県外へ120キロほど遠くへ乗りましたが、インプレッサよりも運転していてもさらに疲れにくく、細かなところまで作り上げ、配慮された車だなあと感じました。エクシーガの事が出ていましたが、エクシーガにMT車の設定はないですよね。MT派としては7シーターのMT車があるといいなぁと思います。また、フォレスターの7シーター仕様もあれば、おもしろいのではと思います。
Commented by くにゃオール at 2015-03-14 23:52 x
繁忙期で多忙なところ申し訳ありませんがお邪魔します。

車にとって一番重要なのが車体(ボデー)そのものであることを再認識しました。
やはりパフォーマンスダンパーが効いている証拠でしょうか、応力をうまく減衰し剛性が衰えにくいから24万キロを走破しても維持できるのか、それが無くても車体自体の剛性と復元力が優れているかなんでしょうね。

しかも、大パワーで固めた足回りとハイグリップタイヤではボデーにかかる応力は相当なものだということは並みの24万キロではないということになりますからね。

エンジン、ミッション、足回りや艤装部品は交換できるし、ボルトオンパネルもそうですし、塗装は塗りなおすことにより性能が蘇ることはできる。でも車体の骨格部分は仮に交換しても出来ても性能が蘇ることはあっても100にはなりませんからここがいかに重要かですね。
それをこのS204は端的にあらわしているように思えます。

いつまでも若いまま、ですね。

ところで話はガラッと変えますがマリオ高野さん。
どんな方なのか調べてみたらボクと同い年で、誕生日は一週間も違わないことが分かりビックリしました。
Commented by b-faction at 2015-03-15 10:28
いまむ さん、おはようございます。エクシーガは「多人数で移動」が目的ですから「SPORT]とは少し違う次元かな。従ってマニュアルは必要無いと思います。フォレスターの7シーター仕様のコンセプトは来月になると実現します。お楽しみに。
Commented by b-faction at 2015-03-15 10:54
くにゃオールさん、特にパフォーマンスダンパーが耐久性に効果があるとは思いませんが、走りには効果がありますね。でもこれが付くだけで劇的に良くなるようでは基礎設計が古いと言わざるを得ません。
2代目は年度毎に磨かれ最終型の完成度はかなりのモノです。結局、最初の設計がいかに大切かと言うことですね。途中では磨き込めても基礎設計までは変えられません。
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by b-faction | 2015-03-16 13:02 | Comments(20)

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