ドライブエクスペリエとレヴォーグの19インチ化を考察する

ドクターカー「ニーマック」が入庫した。
f0076731_10351652.jpg
定期的な車両検査で、
常に確実な緊急出動できるよう備えている。
この表は毎日使う管理マニュアルだ。
f0076731_10542994.jpg
当社には、
展示商品や保存車を合わせると、
常に100台近くクルマが並ぶ。
良いコンディションを維持するために日々努力している。

商品管理と業務車両の管理は異なる。
それぞれに積み重ねてきた独自のやり方がある。

いずれにしても、
クルマに何よりも大切なことは定期点検だろう。

ドクターカーは間渕さんと手塩に掛けて造り上げた「作品」だ。
だからとても愛着がある。
f0076731_10593650.jpg
だから当社のクルマと同じように点検を重視する。
常時稼働する20台程の業務車両の中に、
ニーマックも加え社員全員に「見える化」した。
f0076731_11010070.jpg
ニーマックが24時間いつでも活躍できるように、
整備士が愛情込めて接している。

f0076731_10353556.jpg
急病や事故などで重篤な患者が出た時、
動く病院がある。
これは素晴らしい行政のあり方だ。

効果も着実に出ている。
心肺停止の状態から、
社会復帰した実例も既に数多く出ている。

お正月早々から出動されたそうだ。

元旦から80歳の男性が餅を喉に詰まらせた。
間渕ドクターが駆けつけた時には、
既に呼吸が停止していた。

幸いにもご老人の心臓は動いており、
気道を拡張して餅を取り除き、
一部を吸引して蘇生に成功した。

人の怪我や病気を治療することと、
クルマの整備には繋がりがある。

クルマには自然治癒力が無いから、
故障が起きてから修理するより、
何も無くても普段から点検を心掛け、
見えない瑕疵を取り除くことが大切だ。

それを自分に当てはめる。
まず泳ぐ事でタイムと体重を記録し自主点検に変える。

今年から「起床直後の冷水シャワー」も加えた。
体調が悪かったら冷水などかぶれない。
スポーツジムは格好のツールになる。
1週間に一度のレッスンは、
娘に「肩こりに効くよ」と誘われて始めた。
一人では恥ずかしいので、
娘に連れて行ってもらった。
それくらい女の人が多かったが、
最近は男性の参加者も増えてきた。

f0076731_20390338.jpg
この体幹トレーニングは、
クルマの運転にも効果があるので、
インストラクターの横井さんにお願いし、
姿勢を撮影してもらった。

体のバランスを頭の中の理想と、
客観的な理想に分ける。
f0076731_20391028.jpg
すると、
どこをどうすると理想になるのかカラダで理解出来る。
上が「正しいと思っていた」姿勢で、
したが「本当に正しい」姿勢だ。

自分の思っている右手の位置は低すぎた。
脚の高さも違っていた。
確かに右手を指示されたように伸ばすと、
さらにストレッチ効果が良く出た。
f0076731_20392327.jpg
些細なことでも、
カラダには良く効き自主点検に役立つ。
下は最も苦手なポーズだ。
f0076731_20393134.jpg
この姿勢で腿の筋肉だけを使い、
膝から下だけを曲げ伸ばす。

これをやると、
右足側だけ股関節が絶えられないほど痛む。
酷い痛みは関節に問題がある為だと思っていた。
ところが姿勢に問題があった。
カラダは左右対称では無いから、
自己点検に役立つ。
客観的な指示は大切だと解った。
腰から足先の位置が後ろに反りすぎていた。

正面から見た角度は良くても、
腰が後ろに引けていて股関節に無理が掛かった。
カラダの向きを少し修正しただけで、
脚の曲げ伸ばしは劇的に楽になった。

十字架のバランスも、
自分が正しいと思って取った姿勢と、
「本当に正しい」形が違った。
f0076731_20395633.jpg
違っていたのは掌の向きだ。

それを前に向けるだけで、
腕がピンと張りカラダ全体が締まった。
f0076731_20400322.jpg
深層筋を鍛えると、
運転をすることが更に楽しくなる。

山本さんの納車式が無事終わった。
エクシーガの説明を一通り終えた後、
それを使ってドライブエクスペリエ(DE)にも参加された。
f0076731_20354338.jpg
山本さんから、
「命の水をどうぞ」と美味しいお土産を戴いた。

f0076731_20360218.jpg
包みもラベルもユニークだ。
f0076731_11533955.jpg
中身は包み紙以上に凝ったラベルを纏っていた。
f0076731_11541202.jpg
市松模様は世界共通の美しいアイデンティティだ。
モータースポーツにも、
チェッカーフラッグとして欠かせない。
これを見ただけでワクワクした。
f0076731_11563080.jpg
そして面白いラベル。

米作りから拘る姿勢がヒシヒシと伝わってきた。
f0076731_11572029.jpg
これを読むだけで、
もう容易に想像できた。
凄い酒だ。

火入れして止めてはあるものの、
無濾過ならではの豊潤な味。

f0076731_11591328.jpg
むしろ火入れしてコントロールしないと、
アルコール度数が上がりすぎるのかもしれない。

相当高性能な酵母を使っている。
無濾過でも霞は微塵も無く、
むしろ熟成された黄金色の艶が見事だ。

これはスコッチのように、
大きい氷をどかんとグラスに入れ、
オンザロックでたしなむ酒だ。

純米酒でありながら、
ドライに感じる美味しい酒だった。


f0076731_20361500.jpg
社員にも美味しいお菓子を、
ありがとうございました。
f0076731_12023028.jpg
中には見事なアップルパイが入っていた。
丁寧に食べ方も記され、
f0076731_10122502.jpg
その通りにしたら、
香りがまず鼻を喜ばせ、
サクサクした食感が歯を喜ばせ、
爽やかな甘さに下ごしらえされた林檎が舌を喜ばせ、
表面の温かいパイ生地とは対照的な、
内部の甘くふやけて冷えたパイが喉を喜ばせた。
f0076731_12030311.jpg
山本さんは、
これから自分のエクシーガで、
ドライブスキルを高めた。
f0076731_20355299.jpg
今後はこういうDEのあり方も、
展開できそうな気がした。
気付かせて戴きありがとうございました。
念入りに準備を進め、
前夜に別のエクシーガで特性を確認し、
1時間で伝えるポイントを絞り込んだ。
きっと高速道路で感動してもらえたはずだ。
エクシーガに何度も乗ったが、
特性を知る事と助言する事は異なる。

気候も温暖になり、
先月からDEに参加される来訪者が増えた。
現在4台のレクチャーカーを用意しているが、
やはりMT車に人気が集中する。
f0076731_10311782.jpg
名古屋の川淵さんと、
クルマだけで無く飛行機の話題で盛り上がった。
スバリストとして、
6MTのフォレスターを試された。

甲斐の国から鈴木さんがいらっしゃった。
f0076731_10334284.jpg
SG9を操るスバリストだ。
愛機のTY85と最新のTY75を比べ、
その完成度にとても感心された。
「次はBプランにきます」と笑顔で帰られた。

BP5で東京から小林さんがいらっしゃった。
愛機は2.0GTspec.Bだ。
f0076731_10450938.jpg

照れながら記念写真に収まって戴いた。
彼もレヴォーグの6MTを心待ちにしている一人だ。

DEには中津スバル全体を見学し、
「体験」というお土産を購入して戴く役目もある。
f0076731_20370965.jpg
埼玉県の小暮さんはWRXに大変興味をお持ちだった。
最新のレクチャーカーでWRXを堪能され、
歴代のWRXに新たな思いを馳せられている。
f0076731_20373309.jpg
草加煎餅をお土産に頂戴した。
こんがり焼けた美味しいお煎餅だった。
ありがとうございました。
f0076731_20374327.jpg
名古屋市から佐藤さんが友人を誘って来店された。
蕎麦屋さんを経営されるS402のオーナーだ。
お友達もフォレスターの6MTで、
あらためてMTの楽しさを認識された。
f0076731_20380748.jpg
素敵なお土産を戴いた。
お蕎麦屋さんだけありお酒に詳しい。
珍しい岐阜県の「どぶろく」だ。

f0076731_20382093.jpg
「どぶろく」があるとは聞いていたが、
実際に見るのは初めてだ。
f0076731_10580447.jpg
まだ冷蔵庫で眠らせている。
何と組み合わせて戴くか、
今から楽しみで仕方が無い。

体幹トレーニングに参加するようになって、
DEの必要性を感じるようになった。
だから自分の運転スタイルに、
客観性を持って戴く事を心掛け助言している。

東京から栗原さんがいらっしゃった。
f0076731_20402763.jpg
この機会に長い距離を走り、
スキルアップしたいと望まれた。
そこでまずAプランを体験して戴き、
特別に午前と午後の二回に分け、
Bプランを連続して受けてもらった。
天気も良く最高のDEになった。
f0076731_12265920.jpg
東京の美味しいお土産をありがとうございした。
f0076731_12271379.jpg
桜の香りが素敵な花園饅頭には、
f0076731_20403895.jpg

和菓子の美しさが凝縮していた。
f0076731_20404823.jpg
「桜きんつば」も美味しかった。
f0076731_12274167.jpg
皮の歯応えが良くて、
f0076731_20410236.jpg
上品な甘さだった。

f0076731_20411147.jpg
饅頭のこし餡と、
きんつばの粒餡が、
どちらも美味しさを際立たせていた。
ありがとうございました。

お客さまからのお土産は、
社員全員でありがたく食べる。

そこに「こだわり」を感じる。
お客さまが食べてみて美味しいモノを、
我々にも「味わわせよう」という気持ちが見えるからだ。

それぞれのクルマに、
特有の味があることを理解している方は、
「中津シェライフェ」で走ると良い。
その味を全て楽しめる。

は阿部商会がレヴォーグのデモカーを作った。

その概略を紹介する。
ビルシュタインB14 BSSサスキットを装着。
ねじ式車高調整式のサスは、
推奨値の30㎜ダウンにセットされていた。

BBSの19インチ軽量アルミホイールを装備。
タイヤはコンチスポーツコンタクト5だ。
そのサイズは225/40R19となっていた。
幅はそのままで扁平率とインチアップでバランスを維持している。
f0076731_13093548.jpg
何はともあれまず乗った。
DEに使うコースだから、
レヴォーグの全てを引き出せるはずだ。

DEを繰り返すと、
ある意味で神経が研ぎ澄まされてくる。
そういうメンタルな部分に加え体幹トレーニングで、
体の状態も良い。

そこにコンプリートカーを持ち込んできた。
評価するのに最高の条件が整っていた。

エクステリアはレヴォーグの良さを最高に引き出し、
素晴らしい仕上がりだ。
フレアの掛かったフェンダーと、
ホイールの収まりはツライチになり最高にスタイリッシュだ。

f0076731_20412349.jpg
ホイールアーチの隙間も理想的だ。
前後の車高のバランスも取れているので、
とにかく理屈抜きで素敵だ。
これだけで、
BSSキットと19インチのホイールに惚れてしまう人も多いはずだ。

駐車場でも車止めに当たることも無い。
この状態で5人乗車し、
走行テストの結果、
何も問題が無いことも確認済みだという。
f0076731_21574219.jpg
WRX/レヴォーグをまとめてV系と呼ぶ。
V系はインプレッサをベースにしているが、
その中身には最新の骨格技術がふんだんに導入され、
全く新しい車体骨格になった。
f0076731_13150441.jpg
高張力鋼板を何種類も使い分け、
更にそれ以上の素材まで使うことで、
車体強度の高さを誇っている。

レヴォーグの前半分はWRXと共通だが、
後ろは全く別の作り込みがなされた。

だからWRXの低い姿勢を餅ながら、
ツアラーとしてのユーティリティも兼ね備えた。

何しろスタイリッシュだから、
各種アフターパーツメーカーでも注目の的だ。

最新の解析技術で、
ボディ剛性を「これでもか」と言うくらい高めた。

単に高張力鋼板を用いただけで無く、
その硬さを絶妙に配分する事で、
安全性に加え質感まで高めた。

新型WRXは旧型のGVBに対して、
捻り剛性係数で40%と、
曲げ剛性係数で30%以上も、
ボディの剛性が強化された。
これは凄まじい改善だ。

スバルの持つ「秘伝」により、
WRXは間違いなく「次の扉」を開いたと確信している。

僅かに大きくなったが、
実戦における戦闘能力が向上した。
その証拠はこれから次々と現れるはずだ。
WRCだけがラリーでは無いから、
アメリカでスバルがどう戦うか見物だろう。

それと共通したボディ剛性を、
レヴォーグも有している。

前起きはそれくらいにして、
難波さんと走らせた80kmの結果を伝えたい。

f0076731_22001359.jpg
車体骨格が大幅に変わり、
標準装備のダンパーが精度を増すと、
アフターパーツは厳しい環境に置かれる。

以前から伝えているように、
ちょっとテンション掛けたり、
ダンパーを変えるくらいでは、
昔のように「凄いクルマ」にはならない。

そのように一皮剥けたのはBRZが最初だ。
正直なところBRZにビルシュタインを付けても、
GC8やGDBで感じた頃の、
良い味は出せない。

まず結論を言う。
これは安心して買って欲しい。
このセットが20万円なら安い。

すぐに高速道路に乗ったが、
タイヤノイズが少なくて食いつきも良い。
40扁平のタイヤは舵に応じてシャープな反応を示す。
もうランプウエイで楽しさが倍増した。

f0076731_15363348.jpg
16日の中津川は気温が20℃もあり、
なんだか気持ちが悪いほどヌルンとした天候だった。
高速道路をインテリジェントモードで気持ち良く走った。
f0076731_15365047.jpg
最新のビルシュタインは、
スムーズで乗り心地も良く、
路面のアンジュレーションをモノともしない。
f0076731_15370658.jpg
時速70㎞だとエンジンの回転数は1200回転ぐらいだ。
だから燃費も凄く良い。
高速道路から一般路に出て、
折れ曲がった下り坂を走った。
クルマ全体の剛性感が高いと、
上質なサスとタイヤとホイールが際立つ。

特に驚いたのは、
サスよりむしろコンチネンタルタイヤの優れた性能だった。
f0076731_20413107.jpg
サスペンション以上に良い味を出した。
コンチに乗ったのは久しぶりだが、
ビルシュタインのBSSキットには必須の組み合わせかもしれない。

下りの荒れたアスファルト路面で、
小さな穴を避けられずに通過した。
その時の絶妙な衝撃吸収は、
思わず唸らせるほどの素晴らしさだった。

タイヤに必要な柔軟性と剛性感を高いレベルで兼ね備えたタイヤだ。

何の変哲も無いタイヤだが、
ワインディングでの粘りと言い、
濡れた路面のグリップと言い、
全く文句の付けようが無かった。
f0076731_13250358.jpg
とにかく接地感がとても良い。
これはスバルの高性能車と相性がとても良い。

最近の国産タイヤには辟易としているので、
嬉しい発見だった。

やはり19インチともなれば、
ホイールもタイヤも良いモノにして、
しっかりお金を掛けないとダメだ。

僅か30分ほどで環境は激変する。
NBRも気候変化が激しいが、
中津川周辺も負けないほど厳しい。
一気に13℃の気温差になり、
サマータイヤに少しキツイ環境になった。

f0076731_15371649.jpg
まだ雪が残る路肩から、
溶けた水が路面を覆い、
更に小雨も降ってきた。
f0076731_15372455.jpg
このストレートから道路環境は理想的に整い、
まるでニュルブルクリンクのフラッグプラッツから、
アデナウフォレストへ誘われるような錯覚に陥る。

レヴォーグはFHIが覚悟を決めて姿勢を下げた車だ。
オーナーはそこを良く考える必要がある。

つまりこう言う事だ。
以前ならSTIのコンプリート(チューンドバイSTIなど)を購入するしか、
純正で洒落たフォルムを手に入れられなかった。
ところが今では吊しの状態(カタログ車)でダウンサスが買える。
だからスタイリッシュだし、
コーナリング性能も高い。

理由は簡単で、
WRXの性能を国際級のトップエンドに定めたからだ。
f0076731_14025874.jpg
その事でピンポイントの性能で、
あのM3をも上回る能力を手に入れた。
f0076731_13424047.jpg
だからカスタマイズも注意が必要だ。
f0076731_14031926.jpg
これはロール比較だ。
純粋なスポーツカーを目指したポルシェには及ばないが、
箱ボディのスM3やBRZと対比すると、
改めて目指したところがよく解る。

だからスイートスポットに「はまる」と凄い。
但し外れると全くダメだ。
BRZにも同じ事が言える事を、
これらのデータが証明している。

「カスタマイザーキラー」としての特質は、
ここから始まり、
弄れば弄るほど負のスパイラルに飲まれていく。

車高を下げた時に、
リヤの乗り心地をどう両立させるのか、
という課題もBP系から続いている。
2005年から2007年まで、
レガシィに「tuned byシリーズ」が生まれた。
これがtSの元祖だ。

「チューンドバイSTI 2005」が出た時、
とても驚いた。

まずクルマ全体の質感がとても高かった。
使われた素材も厳選されていて、
マフラーの音色も良かった。

そして何よりビックリしたのが、
ダンパーやシャシーチューニングだけで、
車の操縦性能がガラリと変わった。

適度にテンションを掛けたシャシーは、
リヤサスの動きからフリクションを取り払った。
固めて下げたサスにより、
コーナリングパワーが一段と高まり、
STIらしさを誇った。

今とは違う時代の作品だったので、
後席の乗り心地が悪かった。

要するにパッセンジャーの快適性を全く考えていなかった。

つまり市販品を付けた改造車並みに酷かった。

しかし2006でかなり印象が変化し、
2007になると凄く良い乗り心地だった。

驚くほどの進歩で、
乗り心地は良くなり、
操縦性もよりシャープで正確になった。
そして、
NVHなどクルマの質そのものまで向上した。

いわゆる蛻変というヤツだ。
FHIから辰己さんがSTIに移籍し、
クルマの仕込みが根本から変化した。
2007は「S402」の誕生に繋がり、
そこで大きく花開いた。
もうあのクルマになると、
後席の不満など全く無いどころか、
欧州のプレミアムスポーツセダンに肩を並べるほどだった。

さて、
19インチのタイヤホイールを装着したレヴォーグは、
それらのクルマを思い出すような、
とにかく面白いクルマになっていた。
f0076731_13253148.jpg
しかし何となく「作られ感」がある。

そこはかとなく「何か」が見え隠れする。
f0076731_14302866.jpg
そこでクルマに戻り、
次に後席の居住性を確認した。
f0076731_14313551.jpg
後席が狭いという人が居たけれど、
実際に乗って走らせるとそんな風には思えない。

f0076731_14314902.jpg
更に運転席シートを前に出すと、
足元はかなり広くなる。
f0076731_14320601.jpg
難波さんの姿勢はのけぞりすぎだ。
f0076731_14322673.jpg
これをもう少し前に倒すと、
後席の快適性は更に増す。
f0076731_14324113.jpg
空間は快適だが乗り心地は良くない。
予想した通り、
走り始めると後席の乗り心地はドライバーズシートと全く違う。

この乗り心地を体感して、
「tuned by STI 2005」を思い出した。

スバルの好きなドライバーなら、
運転していると恍惚感を覚えるだろう。
60km/h位まで、
ステアリングを握るモノにとって、
特に快適でも無いが苦痛でも無い。
だから操縦性に痺れるので不満が生じない。

ところが同乗者は、
別にステアリングを握っているわけでは無いので、
乗り心地の悪さをイーブンにさせる要素が何も無い。
ましてや後席は、
リヤサスの構造物から伝わる動きを、
お尻にもろに感じてしまう。

面白いことに時速70km位の速度になると、
乗り心地の悪さが感じられなくなる。
それがB14 BSSサスキットの面白いところだ。

高速移動時に大きな問題は無いので、
f0076731_20414770.jpg
普通の人が、
自分のために買うサスキットとして推奨できる。

このスタイリッシュなフォルムのために、
全て投げうっても良いと考える人なら尚更だろう。

そういうお客様を沢山知っているので、
彼らには朗報だろう。

但しこれでノルドシェライフェは走れない。
f0076731_16220970.jpg
ここから先を命がけで走るほど、
酔狂では無いからだ。

大きな荷重がかかる、
かなり角度が急なターンインで、
フロントのアウト側のグリップがスコンと抜ける。

理由は簡単だ。

低い姿勢を更に下げたことにより、
かなりフロントのジオメトリーに変化が出ている。
フロントに大きく荷重がかかった状態だと、
ターンする時の外側前輪は、
理想通りの接地性を満たせなくなる。

だから不自然なグリップの失い方が生じた。
決して気持ち良く走るとは言い難い。

低いフォルムをSTIが骨格から考えてセットすれば、
相当良いクルマになる。
だがポン付けのサスキットでは、
そのレベルまで至れない。
f0076731_14195842.jpg
ビルシュタインには、
もう一つB16と呼ばれるサスキットがある。
これは10段階の減衰力調整機能を加えた車高調整サスキットだ。
正直なところ、
減衰力の調整まで必要無いように思う。

レヴォーグを買う人は、
少しぐらい硬く感じる方が好みだろう。

ましてやダウンサスを付けようとする人は、
乗り味の変化など覚悟の上だ。
それを悪戯に減衰力でごまかそうとしても無理だ。
突き上げはサスのストロークを減らせば当然増えるから、
それも味の内だと思う。

B14 BSSサスキットは、
普通の使い方なら全く不満を感じないレベルに仕上がっていた。

良くないカスタマイズで均衡を壊すと、
我慢出来ないほど酷くなる。
B14はソフトクリームのように美味しかった。

ところで変速機について感じた事を伝えたい。
ダウンサスキットを装着し、
回頭性能も高めたクルマに乗ると、
改めてATでは物足りなさを感じた。
リニアトロニックは効率も良いし、
アクセルのツキも良い。
燃費も良い。
だから文句の付けようが無いミッションだ。

だがS#に切り替え出力特性をスポーティにすると、
玩具っぽさが顔を出す。
例えパドルシフトと言えども、
カスタマイズを施し尖ったクルマになると、
CVTを8段ステップモードはあくまでも演出に過ぎない。

だからお金をふんだんに注入した、
ホンモノのワークスコンプリートが欲しくなる。

別にDSGで無くてもかまわないので、
玩具のように感じるATよりMTが良い。

中津シェライフェを走ると、
ニュル4周分の距離に相当する。
やはり6MTじゃないとダメだな。
それに高性能で上品な直噴では無く、
完全バランス仕上げのEJ20を搭載したクルマじゃ無いと面白くない。
どうしてかって?
両手両足はもちろん、
カラダ全体をリズミカルに使ってクルマを操りたい。
すると、ちょっぴり汗をかく。
それぐらいが一番面白いからさ。


おわり

トラックバックURL : https://bfaction.exblog.jp/tb/23789382
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by 山本 at 2015-03-17 19:34 x
先日はありがとうございました。
帰路はまだ不慣れが勝ちドライビングを堪能するところまで至りませんでしたが、ようやく先日のDEを反芻する余裕がでてきました。
次回はぜひBコースをお願いしますね、もちろんエクシーガで!
美味い物も、また見つけておきます。
Commented by b-faction at 2015-03-17 19:52
山本さん、美味しかったです。ありがとうございました。「お守り」も是非貼って下さい。内緒ですよ。次回のBプラン、確かに承りました。
Commented by 山本 at 2015-03-17 20:28 x
シルバーには黒のお守りがバッチリですね 社長さすがです!

Commented by いまむ at 2015-03-18 13:58 x
こんにちは。フォレスター6MTもう少しで走行距離が1000キロになりました。だいぶ慣れてきましたが、なかなか我が家の入り口200m程のの狭い道での取り回しがヒヤヒヤしながら曲がっています。道幅が約2mのコンクリート製で壁もあったりクランクがあります。道の境目は田んぼの水路です。今日道の途中にあるクランクで左折していたところ後輪の左側タイヤがズルズルと脱輪してしまいました。さすがのフォレスター、すぐに脱出できましたが、ちょっと怖かったです。もう毎日3週間通り続けていますが、自分のイメージと実際のタイヤの位置がまだ間隔が違うのではないかと思っています。小回りがききすぎて曲がりすぎてしまうのかもしれません。周囲が田んぼに囲まれて道の境目が下も見えにくいので難しいところです。社長さんからのアドバイスありましたらよろしくお願い致します。
Commented by くにゃオール at 2015-03-18 21:24 x
あっという間に春のお彼岸ですね。

きれいな下塗りになりましたね、言いだしっぺが自分だから責任も感じつつあり、コメントして良かったのかな?と思っているところです。建物の塗装は自分でも分野違いですが、あの時は直感で鉄骨自体をさびにくくすればよいと思ったのでコメントした次第です。



Commented by b-faction at 2015-03-19 09:32
山本さん、ありがとうございます。
Commented by b-faction at 2015-03-19 09:34
いまむさん、ステアリングの持ち方が間違ってるんでしょうね。おそらくバックで車庫入れも苦手なはずです。
Commented by b-faction at 2015-03-19 09:36
くにゃオールさん、ありがとうございます。今朝、上塗りするつもりでしたが、雨が降りで進められなくなりました。2回下塗りして正解でした。かなり奇麗に仕上がってます。上塗りが楽しみです。 
Commented by こぐぷー at 2015-03-19 13:09 x
DEで指摘されたステアリングの持ち方は
とても参考になってます
まだまだですが、以前よりもさらにスムーズに
なったと思います。
今度は、Bコースでよろしくお願いします。
Commented by いまむ at 2015-03-19 13:28 x
ありがとうございます。バックでの車庫入れはうまくいくので、間隔や慣れもあるかと思います。車庫入れも参考にハンドルの切り返す練習を続けたいと思います。
Commented by b-faction at 2015-03-19 17:11
こぐぷーさん、お役に立てて嬉しいです。季節も良くなりましたからご来店をお待ちしております。
Commented by b-faction at 2015-03-19 17:12
いまむさん、頑張ってくださいね。
Commented by いまむ at 2015-03-19 18:41 x
ありがとうございます。もうひとつ質問すみませんが、1000キロ超えましたので、1ヶ月点検とオイル交換に行きます。オイルはスバル純正オイルとカストロールオイルどちらがお勧めですか?担当の方からはカストロールを勧められています。社長さんのアドバイスありましたらよろしくお願いします。
Commented by b-faction at 2015-03-19 19:30
いまむさん、カストロールを使ったことが無いので何とも言えません。中津スバルでは純正とレプレイヤードゼロを推奨し高出力車にはモチュールを使っています。
Commented by いまむ at 2015-03-19 20:16 x
スバル純正オイルでも大丈夫ですね。いろいろと教えていただきありがとうございます。エンジンの回転数も少しずつ上げています。とてもいい走りをしてくれるフォレスターに感謝しています。やっぱり6MTですね。
Commented by b-faction at 2015-03-19 21:00
いまむさん、鮮度維持が大切です。可愛がってあげてね。
Commented by hide@2.0R spec.b at 2015-03-22 17:32 x
「良くないカスタマイズで均衡を壊すと、
我慢出来ないほど酷くなる。」身にしみてます。btsキットとオフセット+48のホイールは轍がひどい道ではハンドルを取られる時があり、純正ホイールの時の気持ち良さがありません・・・。このホイールは前車フォレスターからの引き継ぎで、サスを変えるまではここまでひどいことはなかったのですが。負のスパイラルに入りかけてます。
Commented by b-faction at 2015-03-22 20:25
hide@2.0R spec.bさん、今晩は。
そうですか、入りかけてますか。
でも素直にそれを認めるところが良いですね。「良くないカスタマイズ」から普通に戻す時、合わせてリフレッシュすると良いですよ。涙が出るくらい気持ち良く元気になりますから。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by b-faction | 2015-03-21 17:01 | Trackback | Comments(18)

毎日の活動やスバルについてご紹介します


by b-faction
カレンダー